第5章 後期計画(今後の取り組み) 目次用スペース -75- -76- 第5章 基本目標1 後期計画(今後の取り組み) 地域における子育て支援 1.地域における子育て支援サービスの拡充 (1)居宅・施設における子育てサービスの充実 ① 放課後児童健全育成事業(児童クラブ) <児童家庭課、学校教育課、(幼稚園)> 両親が共働きの家庭に対する対策である児童クラブについては、小学1年生の利用が多くな っているため、ニーズに対応する受け入れが行える環境整備を図ります。 地域に児童数の偏りがあるため、その地域に適した放課後対策を検討し推進します。 幼稚園児の児童クラブについては、幼稚園と児童クラブ及び家庭との連携強化を図ります。 ② 病児・病後児保育事業 <児童家庭課> 実施箇所を現在の1か所から2か所に増やすことを目指し、ニーズへの対応を図ります。病 児・病後児保育を実施している病院の紹介や内容などの情報提供の充実を図り、利用しやすい 環境づくりに努めます。 ③ 一時預かり事業 <児童家庭課> 実施箇所数は減少しましたが、ニーズへの対応を図るため、認可保育所(園)のほか、地域 密着型を実施し、実施箇所を現在の1か所から4か所へ増加できるように努めます。 ④ 特定保育事業 <児童家庭課> 平成 21 年度は5か所と減少しましたが、目標年度には8か所(平成 20 年度の実施箇所数) で実施することを目標とします。 ⑤ 幼稚園の預かり保育事業 <学校教育課、(幼稚園)> 高いニーズに対応するため、現在の2か所から実施箇所の増加を目指します。(前期計画で は4か所を掲げていたので、後期でも4か所を目指します。) 地域によって園児数に偏りがあるため、預かり保育事業だけではなく、認可保育所(園)と の連携や自治公民館等の地域資源の活用による地域に適した保育対策を協議・推進します。 -77- ⑥ ファミリーサポートセンター事業【新】 <児童家庭課> 平成 21 年度に開始したファミリーサポートセンター事業について、周知広報及び事業の充実 を図り、一時預かりや休日の預かりの推進を図ります。 ⑦ ショートステイ事業 <児童家庭課> 児童の保護者が疾病等により一時的に家庭で養育ができない場合等に、施設において児童の 宿泊を行うショートステイ事業の実施を検討します。 ⑧ 子育て応援デー【新】 <児童家庭課> 家庭で保育している子どもとその保護者が保育所で遊びや食事の体験等を行う子育て応援デ ーを公立保育所で実施するとともに、事業の充実を図ります。さらに子育ての悩みや不安等に ついて相談を受け、支援していきます。 (2)相談・情報提供の充実 ① 子育てに関する相談、情報提供の充実 <児童家庭課、健康推進課> 相談・情報提供の充実を図るため、児童家庭課の窓口、地域子育て支援センター、認可保育 所(園)、幼稚園、保健師、母子保健推進員、民生委員児童委員など、各所が連携・情報共有 し、必要な相談、情報を的確に提供できるように努めます。 児童家庭課のホームページの更新を定期的に行い、常に最新の情報が提供できるように努め す。また、掲載内容も子育て家庭が望む情報となるように努めます。 保育情報が気軽に手に入るよう、子育てガイドまたはパンフレットを作成し、子育て家庭に 配布するように努めます。 また、子育て情報のフリーペーパーを随時作成し、糸満市内のスーパーなど多くの人が訪れ るお店で自由に持って行けるよう設置協力を依頼するなど、糸満市役所や認可保育所(園)以 外の場所でも気軽に情報が入手できる方法を検討、実施します。 ② 地域子育て支援拠点事業 <児童家庭課> 家庭保育で子育てをする親への相談や情報提供を行うために、本事業をセンター型1か所、 ひろば型2か所、児童館型2か所へ拡充するよう努めます。 また、関係機関との連携を図り、内容の充実に努めます。育児相談については内容が複雑化 してきているため、専門家との連携を図り対応するように努めます。 地域子育て支援センターから自治公民館等に出張し交流の場を持つ「出前ひろば」の取り組 みも継続して実施するとともに、地域に対する「出前ひろば」についての広報等を強化し、子 育て支援に関心を持ち協力してもらえるように働きかけを行います。また子育て広場は、毎週 開催することを目標とします。 -78- (3)認可外保育施設への支援充実【新】 <児童家庭課> 認可外保育施設の支援や連携を図り保育の充実に努めるよう促すほか、県との調整を図り、 補助支援を充実できるように努めます。 2.保育サービスの充実 ① 待機児童対策の推進 <児童家庭課> 現在は待機児童が多くなっていますが、今後の児童数推計では平成 25 年以降で乳幼児数の減 少が見込まれています。このため、新たな保育施設整備の状況を適正に判断しながら、認可保 育所(園)の増設による定員の増、定員の弾力化により、保育の量の確保を図ります。 ② 延長保育事業 <児童家庭課> 保護者の就労等の理由により保育時間を延長して預かる本事業を、今後も継続して実施して いきます。 ③ 夜間保育事業【新】 <児童家庭課> 少数ながらニーズがあることから、今後検討していきます。 ④ 保育の質の向上(糸満市アクションプランの推進)【新】 <児童家庭課> 平成 20 年度に保育所保育指針が改定、告示化され、その内容として保育所の役割の明確化・ 保育内容の改善・保護者の支援・保育の質の向上が明記されました。 糸満市の全ての子育ち、子育て支援を充実させるために「保育の質の向上を図る糸満市アク ションプラン」を策定し、①健やかに子どもを生み育てるための支援体制の確立(保育士と保 健師等の情報交換の実施) ②研修の充実 会の合同開催、保幼小連絡会の開催 ③公開保育の実施 ⑤地域子育て支援計画 ④公立・法人立の所長・園長 ⑥保育アドバイザー制度を目標 として取り組んでいきます。 ⑤ 多機能型の複合的な保育【新】 <児童家庭課、学校教育課> 保護者や保育関係者等からも幼稚園機能、保育所機能が両方あった方が良いという声がある ため、幼稚園と認可保育所(園)の連携を図り、認定子ども園等の幼稚園・保育所機能を備え た保育についての検討や研究を行います。このため、認可保育所(園)、幼稚園、小学校との 連携、情報交換の場を設け、連携体制を強化します。 相談機能や交流、子育て支援機能などが充実した、地域型の子育て支援を目指すため、地域 に即した複合的な認可保育所(園)づくりについての検討や研究を行い、実施に向けて進めま す。(地域子育て支援センターや児童センターとの連携も視野に入れながら。) -79- ・ ・ 3.子育て・子育ち支援のネットワークづくり ① ・ 「子育て」を支えるネットワークの構築【新】 <児童家庭課> 保育機能と相談・交流などの機能を備えた多機能型の複合的認可保育所(園)づくりを推進 しながら、認可保育所(園)と地域子育て支援センター、児童センターとが連携し、地域の「子 育て」と「子育ち」のネットワークの構築を図ります。 将来的には子育て広場を地域のニーズに応じて実施し、地域の認可保育所(園)と地域子育 て支援センター、子育て広場のネットワークをつくり、糸満市の全ての親が安心して「子育て」 できるように、情報交換や各関係機関との連携を密にすることを目指します。 ② 「親育て」の取り組みの拡充【新】 <児童家庭課> 核家族化や保育形態の変化等により、子どもへの接し方や育児不安等で悩む親が増えていま す。糸満市では子育て支援の一環として「親育て」についても今後取り組みを行います。この ため、NPOなどによる子育て支援活動を立ち上げ、「親育て」の推進を図ります。 ③ ・ 「親育て」「子育ち」を支えるネットワークの構築【新】 <児童家庭課> 「子育ち」の支援については、児童センターがその中心的役割を担い、各地域の児童クラブ、 子ども会、自治会、PTA、婦人会、老人会などとの連絡調整や連携を図り、子どもの育ちの 支援、行事等の一体的な実施など、健全育成と地域のつながりの強化に努めます。 思春期の子どもについては、青少年センター及び併設しているがじゅまる児童センターが連 携し、不登校や引きこもりなどの子どもたちの居場所や活動の場、学習支援の場となるように 体制づくりに努めます。 ④ 推進体制の構築 <児童家庭課> 糸満市の「子育て」「子育ち」の状況を把握し研究・調査等を行い、そのニーズに合った支 援体制が構築できるように、関係機関と定期的に情報交換を行います。 また、保育士経験者等による「子育て応援隊(仮)」を組織し、保育や相談支援のほか、保 育士の相談や育成、各機関との連携を図る上でのオブザーバー的役割を担う「子育て」支援体 制づくりを推進します。 4.児童の健全育成の充実 ① 地域における放課後の居場所づくりの推進 <学校教育課> 放課後の居場所づくりとしては、放課後子ども教室の実施に向けて努めるほか、地域に児童 数の偏りがあるため、その地域に適した放課後対策を検討し推進します。 自治公民館、認可保育所(園)、幼稚園、小学校などの地域資源を活用し、また地域人材と の連携により、小学生の放課後の居場所づくり、遊び場の確保を検討します。 -80- ② 地域人材の確保 <生涯学習振興課> 老人会や婦人会、社会福祉協議会のボランティア等との連携、市のボランティアバンクの活 用などにより、地域人材の確保を進め、子どもの活動支援及び活動の充実を推進します。また、 地域人材についての一覧表を作成し、広く周知を行うように努めます。 ③ 子どもの活動の充実【新】 <生涯学習振興課> 姉妹都市との交流事業や異世代交流(リーダー研修)といった事業のほか、自主的な活動機 会の創出など、児童センターや青少年センター、認可保育所(園)、幼稚園、学校、社会福祉 協議会などの関係機関が連携し、また老人会などの地域人材と協力しながら取り組むように努 めます。 認可保育所(園)等においても異世代交流を継続的に実施するため、地域やミニデイサービ ス、社会福祉協議会との連携を密接にし、円滑に交流が行えるように推進します。また、高齢 者との交流については、保育の中で高齢者の出番を作るなど、日常からふれあえる機会の創出 に努めます。 ④ 糸満市子ども会育成連絡協議会の活動支援 <生涯学習振興課> 今後も糸満市子ども会育成連絡協議会の活動支援を継続するとともに、ジュニアリーダーの 育成及び会員の資質向上とリーダーの養成に努めます。また、未結成地域への子ども会普及活 動を進めます。 ⑤ 児童センターの充実 <児童家庭課> 児童センターでの取り組みの充実を図るため、地域人材の参加・活用を行います。具体的に は、地域の人たちとの交流や相談など、子育て支援に参加してもらう機会を設け、「地域の子 は地域で育てる」の実現を目指します。 また、児童厚生員の資質向上に努め、児童健全育成活動の充実を図ります。 親に向けての学習会や子育て情報の提供、地域の子育ての先輩たちとの交流会等も実施して いきます。 ⑥ 放課後子ども教室の実施【新】 <児童家庭課、生涯学習振興課、学校教育課> 放課後や週末に、児童センターや自治公民館、小学校などを活用し、地域の方々が指導者や ボランティアとして参加して、子どもたちがスポーツ・文化活動、地域住民との交流活動など を行う「放課後子ども教室」の実施について検討します。 ⑦ 青少年センターの充実 <生涯学習振興課> 青少年センターに集まってくる青少年のために、相談機能の充実に努めます。 青少年の居場所づくり、活動の場づくりを図るために、がじゅまる児童センターや地域等と 連携し、青少年活動を支援する取り組みの実施について検討します。 -81- さらに、平成 22 年4月施行の「子ども・若者育成支援推進法」の趣旨を踏まえ、虐待やいじ め、少年による重大事件の発生、ニートやひきこもり、不登校など、青少年の問題への支援体 制整備を念頭においた、青少年センターの運営機能のあり方について検討していきます。 ⑧ 公園、遊び場の整備充実 <都市計画課、学校教育課> 地域の公園について、遊具や衛生面、防犯面での整備を進め、安心して利用できる公園、遊 び場の整備充実に努めます。 自治公民館、認可保育所(園)、幼稚園、学校などの地域資源を活用し、また地域人材(老 人会、婦人会、青年会など)との連携により、小学生の放課後の居場所づくり、遊び場の確保 を検討します。 -82- 基本目標2 母性並びに乳幼児等の健康の確保及び増進 1.子どもや母親の健康の確保 (1)安全な妊娠・出産・出産後の安定した育児の支援 ① 親子健康手帳の交付、利用方法の周知徹底 <健康推進課> 糸満市内産科医院との連絡会を今後も継続し、妊娠がわかったら早期に親子健康手帳の交付 を受けるよう啓発を行います。 親子健康手帳の交付時には、今後も全数面談を行い、妊娠中の健康管理や手帳の活用方法について 説明し、安心・安全な妊娠・出産、出産後の安定した育児支援へつなげます。 ② 妊婦健康診査 <健康推進課> 公費負担(無料)で 14 回分の妊婦検診が受けられるようになっていることについて周知を行 い、受診率の向上を図ります。周知・広報においては、妊婦健診の重要性を啓発するポスター の作成等を検討します。 糸満市内産科医院との連絡会を今後も継続し、健診票の活用やハイリスク妊婦の支援につい て連携を図ります。 ③ B型肝炎母子感染予防事業 <健康推進課> 今後も継続して実施します。 ④ 妊産婦への保健指導の充実 <健康推進課> 親子健康手帳の交付時に、妊娠中の母体と胎児の健康管理を妊婦自身ができるように、体重 管理や栄養指導、母乳育児、禁煙についての指導を行います。若年妊産婦やハイリスク妊産婦 については、産科医療機関とも連携し支援していきます。また、妊婦健診票から把握された妊 婦について状況を確認するとともに、乳児健診の場でも母親の健康管理について保健指導をし ていきます。 ⑤ こんにちは赤ちゃん事業の推進 <健康推進課> 生後4か月までの乳児の全戸訪問を行い、子育て相談や情報提供等を行うとともに、母子の 心身の状況や養育環境等の把握及び助言を行うことで、乳児家庭の孤立化を防ぎ、乳児の健全 な育児支援を推進します。 ⑥ マタニティー教室(両親学校) <健康推進課> 平成 21 年度より再開した、お産の経過や妊娠中の食生活などについて学ぶ本事業について、 現在より回数を増やして実施していきます。 -83- ⑦ 新生児・産婦訪問指導 <健康推進課> 今後も本事業を継続します。 (2)子どもの健やかな発達と育児不安の軽減 ① 赤ちゃん教室(乳児相談) <児童家庭課、(地域子育て支援センター)・健康推進課> 孤立化しやすい親子が乳児期から相談や仲間づくりができる場としての教室開催を継続しま す。 利用者がわかりやすく継続しやすいように月1回の開催を実施していきます。 子育て関係機関との共催にし、その後の支援へもつなげていきます。 ② 乳幼児健康診査の充実 <健康推進課> 健診受診率の向上のため、未受診者の把握と受診勧奨を今後も継続して実施します。 健診の場において、児童家庭課等他課で行っている子育て支援情報の提供も行っていきます。 問診を待っている間、親子が楽しく過ごせるような空間や遊びの設定など、工夫を凝らすよ うに努めます。 乳幼児健診における発達障害の早期発見・対応の充実を図るため、保健師が研修を積み重ね、 発達に関する問診の取り方や質問項目等の見直しを行います。さらに、子どもの発達の見守り や育児についてアドバイスする場としても健診の充実を図ります。 また、必要な子に対しては、臨床心理士による発達相談や健診事後教室で発達の経過をみて いけるように体制整備を図ります。 ③ むし歯予防対策の充実 <健康推進課> 各認可保育所(園)で歯科検診や健康福祉まつり、デンタルフェア等の場所を活用し、むし 歯予防についての周知・啓発を行います。 また、3歳までにむし歯になる子が多いため、その間のむし歯予防となる2歳児歯科検診を 実施できるように努めます。 ④ 発達相談の充実 <健康推進課> 発達が気になる場合や育児等で困っている場合に、気軽に相談できる場として今後も継続し て実施します。 ⑤ わくわくキッズクラブ <健康推進課、児童家庭課> 保護者の育児不安の軽減や乳幼児の発達確認の場である本事業を、今後も継続して実施しま す。また、親子通園事業や認可保育所(園)等関係機関とも連携を図り、適切な支援へつなげ ていきます。 -84- ⑥ 離乳食実習 <健康推進課> 乳児健診の場での参加案内を行うなど、本事業への参加促進を行います。特に若年者の参加 促進を図ります。 離乳食が順調に進んでいない、または調理の仕方もわからない等で困っている保護者への対 応など、きめ細かな対応の検討を行います。また、大人の食事から取り分けし、手軽に作れる メニューの提供や郷土の食材を取り入れたメニューなど、事業の内容充実に努めます。 ⑦ 母子健康管理システム事業 <健康推進課> 今後も継続して実施します。 ⑧ 母子保健推進員活動 <健康推進課> 現在の母子保健推進員数で各地域への対応は十分ですが、徐々に増員し、より一層の活動の 充実を図ります。 ⑨ ブックスタート事業【新】 <生涯学習振興課、健康推進課> 赤ちゃんと保護者が、絵本を介してゆっくり心ふれあう時間を持つきっかけづくりとして、 乳児健診を活用したブックスタート事業の実施を検討していきます。 (3)病気や事故の予防 ① 予防接種 <健康推進課> 予防接種率は概ね低下傾向となっているため、啓発を行うほか、南部地区医師会や認可保育 所(園)、幼稚園、学校等と連携しながら受診率の向上に取り組んでいきます。 ② 乳幼児の事故発生の予防 <健康推進課> 今後も継続して実施します。 ③ かかりつけ医の定着促進 <健康推進課> 予防接種の個別接種を通して、かかりつけ医を持つように勧めていきます。 ④ 保育園児の健康診査(内科健診・歯科検診) <児童家庭課、(認可保育所(園))> 内科健診等を通して、病気に対する予防や健康な体づくりについて家庭への周知・啓発と同 時に、認可保育所(園)や健康推進課等と連携し、むし歯を減らすよう努めます。 -85- 2.食育の推進 ① 食育の推進 <学校教育課、(幼稚園)、児童家庭課、(認可保育所(園))、(地域子育て支援センター)、 健康推進課> 乳幼児期からの正しい食事の取り方や食習慣の定着を図るため、離乳食実習や健診の場での 栄養指導を継続していきます。また、妊娠中からの食育として、親子健康手帳交付時に妊婦へ の栄養指導を継続実施していきます。 食生活改善推進員が足りないため、推進員を育成し、地域での取り組みを広げていきます。 認可保育所(園)では、今後も親や地域、関係機関と連携しながら食育活動を推進します。 また、子育て応援デー等を実施し、地域の家庭保育をしている保護者に乳幼児期の食の進め方 を体験してもらう機会を設けます。 幼稚園では、食育だよりの発行や食に関する講演会の開催と同時に、家庭に対する食育の啓 蒙として「弁当参観日」の開催に努めます。 学校における栄養教諭・学校栄養職員を活用した食に関する指導の推進を図ります。 ② 食育に関する連携の強化【新】 <児童家庭課、健康推進課> 食育の一層の充実を図るため、児童家庭課、健康推進課、学校栄養士さらに地産地消の視点 から農政課との連絡会を持ち、糸満市としての一貫した食育の取り組みの推進を図っていきま す。 -86- 基本目標3 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備 1.次代の親の育成 ① 子育ての楽しさと意義の育成 <秘書企画課、児童家庭課> 子育ての楽しさや男女が協力して育児することについて、チラシの配布及び講演会を活用し た啓発活動の促進を図ります。また、地域子育て支援センター等で父親の育児支援の活動充実 に努めます。 ② 思春期保健対策の充実 <健康推進課、学校教育課> 喫煙、飲酒、薬物使用防止、性教育といった思春期保健分野について、今後も継続して啓発・ 周知を行っていきます。 児童家庭課、健康推進課、学校養護教諭の連絡会を持ち、思春期保健対策に係る調整及び推 進を図ります。 2.子どもの生きる力の育成に向けた学校教育環境等の整備 (1)確かな学力の向上 ① 学力向上対策事業 <学校教育課、(幼稚園)、生涯学習振興課、学力向上推進協議会、PTA> 基礎、基本の定着に向けた「わかる授業」「参加する授業」の充実を図るほか、各学校にお いて「授業改善プラン」を作成し、実践と評価から次年度に活かす取り組みを行います。 問題解決学習、調べ学習、学び学習、少人数学習、ティームティーチング、習熟度の程度に応じ た学習の導入などにより、確かな学力の定着に向けた取り組みを行います。 また、学習ボランティア等を活用するなど、個々の児童生徒に対応できるように工夫します。 各学校においては、全国学力・学習状況調査及び県学力到達度調査の結果を活用した、具体 的な学力向上対策に取り組みます。 地域、家庭、学校が連携して基礎学力の向上に向けて取り組みます。 ② 読書活動の推進、図書館の充実と利用促進 <中央図書館、生涯学習振興課、学校教育課、(小中学校)、(幼稚園)、関係市民団体> ブックスタート事業の実施に伴う推薦絵本リストの情報提供のほか、関係機関、読み聞かせ ボランティア等との連携・協力を図りながら事業の支援に努めます。 子どもの読書活動を推進するために、子どもの学習機会及び図書の充実や学習室の整備等を 図り、子どもにとって身近で親しみやすい、魅力ある図書館活動を目指します。 -87- (2)豊かな心の育成 ① 道徳教育の推進 <学校教育課、生涯学習振興課> 学校における道徳教育を通して、命の大切さや思いやりの心、善悪の判断や規範意識など「豊 かな心」を、教育活動全体を通して育成します。 ② 学校における体験活動等の推進 <学校教育課> 人権教育や平和教育、国際理解教育、福祉教育、栽培活動や飼育活動、ボランティア活動な ど、各種の体験や学習の場を提供し、子どもたちの心の育成に努めます。また、生徒会活動や 係、当番活動及び職場体験など、「キャリア教育学習プログラム」を活かした指導により、自 己の将来や生き方を考える指導の充実を図ります。 ③ 相談、スクールカウンセラーの充実 <学校教育課> スクールカウンセラーについては、今後も継続実施し、さらに対象校以外の学校へも派遣で きるよう、県へ要請を行います。 (3)健やかな体の育成 ① スポーツ環境の充実、クラブ活動の推進 <社会体育課、学校教育課、総務課(教)、沖縄県スポーツ少年団本部> 学校教育においては、体育、スポーツ活動の充実、新体力テスト、泳力調査の実施などを行 います。 地域においては、スポーツ少年団指導者について、地域の認定指導員の確保を進め、長期的 に携わる専門指導者の育成に努めていきます。 ② 健康教育の推進 <学校教育課、健康推進課> 健康観察、健康診断、生活実態調査等の結果に基づき、給食時間や学級活動、教科等におい て、生活習慣病予防などを踏まえ、望ましい食生活の形成に係る指導を行います。 地域人材を活かした健康教育(健康・食・安全に関する指導)の充実を図るほか、保健室を 効果的に活用した健康安全指導の取り組みを推進します。 (4)信頼される学校づくり ① 地域に根ざした学校づくりの推進 <総務課(教)、生涯学習振興課、学校教育課、自治会> 学校評議員会を開催し、学校評価を通して地域住民の意見が教育現場に反映されるように努 めます。また、地域教育懇談会等での意見交換や住民の声を聞く場を設け、より住民の意見が 反映されるように推進します。 -88- ② PTA活動の活性化(学校、家庭、関係機関ネットワーク) <学校教育課、(学校)、生涯学習振興課、PTA> 今後も各単位PTAが様々な事業を展開し、地域と学校が連携した学校経営を推進していき ます。 ③ 安全管理の充実 <学校教育課> 地域の実情を踏まえた学校安全計画に基づき、点検活動の日常化、防犯や応急処置等の訓練 による子どもの安全対応能力の向上を図ります。 (5)幼児教育の充実 ① 幼児教育の充実【新】 <学校教育課> 「学びの芽・学びの素地」の育成や集団生活に必要な態度の育成、人間関係や社会性を育む 取り組み、運動や健康づくりについて充実を図ります。 「保育改善プラン」に基づいた実践・評価を行い、次年度の教育の質の向上につなげる取り 組みを行います。また、家庭との連携を密にします。 アンケート調査の自由回答欄では、幼稚園での複数年保育に対するニーズが比較的高くなっ ています。また、幼稚園を午後も行ってほしい、給食を実施してほしいという声もあります。 このような意向も考慮し、幼児教育の充実を図るため、複数年保育、教育時間の延長、給食の 導入、1学級 30 人定員、幼稚園専任指導主事の配置について、教育委員会及び幼稚園現場等と の調整を図り、実施に努めます。 ② 認可保育所(園)・幼稚園・小学校の合同研修、合同行事等の連携強化 <学校教育課、(小学校)、(幼稚園)、児童家庭課、(認可保育所(園))> 認可保育所(園)と幼稚園、小学校との連携・情報交換の場を設け、連携体制をつくります。 認可保育所(園)、幼稚園、学校のお互いの保育参観の実施や合同研修の実施など、これま で以上の交流を行い、幼保の共通理解及び学校とのつながりを持つ機会を増やし、就学前教育 の充実に努めます。 ③ 幼児教育振興アクションプログラムの策定 <学校教育課> 糸満市の幼児教育の理念・方針を掲げる「幼児教育振興アクションプログラム」を策定し、 将来の幼稚園や幼児教育について計画的に示し、これを推進します。 3.家庭や地域の教育力の向上 ① 家庭や地域の教育力の向上 <生涯学習振興課> ファミリー読書の日の設定(毎月第3日曜日)、ファミリー読書まつりへの参加、糸満市の 出前講座や生涯学習ボランティアの積極的な活用、地域行事の実施、学事奨励会の実施と地域 主導による地域教育懇談会の実施等により、家庭や地域の教育力の向上を図ります。 -89- 4.子どもを取り巻く有害環境対策の推進 ① 有害環境対策の推進 <生涯学習振興課、糸満市青少年育成市民会議、防犯協会> 書店やコンビニエンスストア、ビデオ店等では、性や暴力に関する過激な情報を内容とする 雑誌、ビデオ、パソコンソフト等が販売されています。また、インターネット等のメディア上 においてもこのような有害情報が氾濫しています。 子どもたちが有害環境に触れるのを予防するための活動として、有害な雑誌等の販売自粛の 呼びかけなどに努めます。 -90- 基本目標4 子育てを支援する生活環境の整備 1.良質な住宅・居住環境の確保 ① 子育て世帯の入居支援の充実 <建設課> 市営住宅における多子世帯優先入居及び子育て支援のための緊急入居に対応できる体制の構 築に努めます。 ② シックハウス対策の推進 <建設課> 平成 25 年度までに作成する公営住宅等長寿命化計画において、シックハウス対策についても 再度検討します。 2.安全な道路交通環境・安心して外出できる環境の整備 ① 安全な道路・交通環境の整備充実 <建設課、市民生活課> 歩道の整備や段差の解消等について、早期に対応できるように努めます。特に通学路の安全 確保を率先して進めます。また、今後とも、設置希望地区への保安灯設置支援を行い、道路の 安全の確保に努めます。 ② 子育て家庭に配慮したバリアフリーの推進 <建設課> 沖縄県の「沖縄県福祉のまちづくり条例」に基づいたバリアフリーの推進を図るとともに、 公共施設等において子どもサイズの便座、ベビーベッドやトイレ個室内のベビーチェア、授乳 室の設置など、子育て家庭が安心して利用できる施設、トイレの整備を検討していきます。 3.環境美化の推進 ① クリーン運動の展開 <生活環境課> 自治会の自主的な清掃活動を支援するための方策の検討・研究に努めます(美化活動への表 彰制度、資源ごみ収益の地域還元方法 など)。 学校におけるクリーン運動の啓発も推進します。 ② 地域における環境保全 <学校教育課、生活環境課、糸豊清掃施設組合> NPOや市民団体、学校教育と連携した環境教育プログラムの開発に努めます。 -91- 基本目標5 職業生活と家庭生活の両立の推進 1.多様な働き方の実現及び見直し等 ① 地域・事業所向け「働き方の見直し」の普及啓発 <秘書企画課> フレックスタイム制や時差出勤制度等といった多様な働き方の実現や、男性を含めた働き方 の見直し、職場第一主義的考え方の改善など、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)の 実現に向けた啓発と広報を事業所等に対して行います。 2.仕事と子育ての両立の推進 ① 男女共同参画育児の推進 <秘書企画課> 事業所に対する育児休業制度の定着促進を図ります。 男女共同参画講座を開催し、意識の高揚を図るほか、男女の固定的性別役割分担意識是正の ための広報・啓発、男女共同参画事例の収集・公表・表彰等の取り組みに努めます。 ② ワークライフバランスの啓発・広報 <秘書企画課> 厚生労働省が開設しているホームページである「男のワークライフバランス応援サイト」や、 同サイトから入手できる「父親のワークライフバランス」について企業等に周知を図るなど、 父親の働き方、及び育児参加に関する啓発を行います。 -92- 基本目標6 子どもの安全確保 1.子どもの交通安全を確保するための活動の促進 ① 交通安全教育の推進 <学校教育課、児童家庭課、(認可保育所(園))、市民生活課、糸満警察署、交通安全協会> 今後とも、糸満警察署、交通安全協会との連携を強化しながら学校での交通安全教室の実施 を推進するとともに、地域での交通安全教育も推進します。 ② チャイルドシートの使用促進 <市民生活課、糸満警察署> チャイルドシートの使用による安全性の向上等を広報し、利用促進を図ります。また、今後 もチャイルドシートの貸与を行います。 2.子どもを犯罪等の被害から守るための活動の促進 (1)防犯のための見守り体制の充実 ① 糸満市青少年育成市民会議 <糸満市青少年育成市民会議、生涯学習振興課> 教育委員会、市長部局、各種団体が連携し青少年育成に取り組みます。 ② 地域防犯パトロールの充実 <市民生活課、防犯協会> 今後とも関係機関と連携し、安全安心なまちづくりに努めます。 ③ 夜間街頭指導 <糸満市青少年育成市民会議、PTA、糸満地区補導員協議会、市民生活課、学校教育課、 生涯学習振興課、自治会、糸満警察署、防犯協会> 各学校のPTAを中心とした本活動を継続して実施します。 ④ 100 人警備ゆいまーる隊パトロール <糸満市青少年育成市民会議、生涯学習振興課、市民生活課、防犯協会、糸満地区補導員協議会、 糸満警察署> 今後とも関係機関と連携し、市民への啓発啓蒙に努め、100 人警備ゆいまーる隊パトロール を実施します。 ⑤ 通学路における見守り活動 <学校教育課、生涯学習振興課> 子どもの通学、帰宅時間において、PTAや地域の協力による通学路での見守り活動を行い ます。 -93- (2)防犯対策の推進 ① 地域安全マップの作成 <学校教育課、糸満警察署> 未作成校の解消と各学校の毎年継続作成を推進します。 ② 「子ども 110 番の家」の周知促進 <学校教育課、市民生活課、糸満警察署、防犯協会> 今後も「子ども 110 番の家」の存在、役割、位置について周知を図るほか、学校作成の安全 マップ等に「子ども 110 番の家」の場所を示すように促していきます。 ③ 安全教育の推進 <学校教育課、生涯学習振興課、市民生活課、糸満警察署、防犯協会> 防災教育及び防犯教育に対しては、子どもたち自らが安全を確保する知識、方法を習得する 必要があるため、学校での避難訓練や不審者対策等といった安全教育の推進を図ります。また、 地域のコミュニケーションによっても犯罪は未然に防げるものであるため、地域のつながりづ くりについても進めます。 -94- 基本目標7 保護を要する児童への対応など、きめ細かな取り組みの推進 1.児童虐待防止対策の充実 ① 乳幼児健康診査等での早期発見と援助 <健康推進課> 今後も虐待予防に対する、健診スタッフ間の意識を高めるとともに、育児不安のある保護者 への健診での相談体制を整備します。 ② 養育支援家庭訪問事業 <健康推進課> こんにちは赤ちゃん事業等から支援が必要な家庭を早期に把握し、個別の状況に応じた支援 計画に基づき育児や家事を援助するなどの育児支援を図っていきます。 ③ 要保護児童等地域対策協議会の推進 <児童家庭課、健康推進課、学校教育課> 児童虐待への対応のほか、いじめ、非行児童やその保護者、特定妊婦(ハイリスク等で支援 が必要な妊婦)について、早期発見や適切な保護・支援を図るため、児童家庭課を中心に家庭 児童相談員及び関係機関が連携し、要保護児童等に対する支援システムを構築します。 2.ひとり親家庭の自立支援の促進 ① ひとり親家庭等に対する相談支援の充実 <児童家庭課> ひとり親家庭の様々な問題について、よりきめ細やかな対応ができるよう、相談の充実に努 めます。 ② 母子及び父子家庭等医療費助成事業 <児童家庭課> 本事業を継続して実施します。 ③ 母子家庭への就労支援の充実 <児童家庭課> 母子家庭への就労に関する情報提供を行うほか、就労支援と経済的自立を促進する「母子家 庭自立支援教育訓練給付金事業」を行います。 また、高等技能を修得する際の修業期間中の生活費の負担軽減を図る「高等技能訓練促進費 等事業」を新しく実施します。 -95- 3.障がい児への支援策の充実 ① 障がい児を持つ家庭への相談、情報提供の充実 <児童家庭課、社会福祉課、学校教育課> 障害に関する各種相談は、糸満市が相談支援事業所として委託している「陽だまり」が中心 となって行っています。今後は「陽だまり」の周知、広報に努めるほか、相談支援の充実のた めに、障がい児に関する情報の共有や質的向上に努めます。 就学相談会を開催し、保護者へ関係学校等を紹介し、就学に関する指導助言を行います。 ② 保幼小の移行支援の充実【新】 <児童家庭課、社会福祉課、学校教育課> 母子保健、認可保育所(園)、幼稚園、学校で、障がいのある子や気になる子の情報連絡が 伝わっていない現状にあるため、糸満市で統一した「保育所児童保育要録」と「移行支援シー ト」を作成し、併せて子どもの育ちの様子を幼稚園、小学校へとつなげるなど、円滑な移行を 支援する体制づくりを進めます。 ③ 児童デイサービスの周知、日中一時支援事業の充実 <社会福祉課> 障害者自立支援法の障害福祉サービスの周知広報を図るとともに、障害福祉サービス事業所 との連携を図り、適正なサービス提供を推進します。また、「日中一時支援事業」を充実させ、 障がい児の一時預かりの場の提供に努めます。 ④ 親子通園事業の充実 <児童家庭課、社会福祉課、健康推進課> 平成 21 年度より実施されている親子通園事業の拡充を図るとともに、健診後の事後教室と併 せて発達障がい児の支援ができるよう、健康推進課との連携を強化します。 親子通園事業にはアドバイザーの支援が必要であるため、臨床心理士等との連携や配置につ いて検討します。 また、親子通園を終了した親同士によるサークル活動の立ち上げを支援し、障がい児を持つ 親のつどいの場づくりを進めます。 障害者手帳の申請等必要とされる障害福祉サービスに関しては、社会福祉課と連携を図りま す。 ⑤ 障がい児や障がい児を持つ親が集える場の確保【新】 <児童家庭課、社会福祉課> 障がい児を持つ親が集い、同じ悩みを持つ親同士の相談・交流、情報交換が行えるつどいの 場の確保に努めます。また、地域のつながりを大切にしたつどいの場づくりを目指すため、陽 だまりや西崎特別支援学校と連携を図るほか、親子通園事業利用者や親子サークルも含めて情 報交換・交流などができるように進めます。 -96- ⑥ 障がい児保育の充実、児童クラブでの障がい児の受け入れ促進 <児童家庭課、社会福祉課> 認可保育所(園)においては、ニーズに応じて障がい児の受け入れを行います。また、障が い児保育の充実を図るため、専門家からの助言及び指導体制の強化を図るとともに、ケース会 議を設け、障がい児への対応を図ります。さらに、保育士等の研修を充実させ支援の資質向上 を図っていきます。児童クラブについても児童の受け入れを継続し、日中一時預かりとの住み 分けや対応の充実を図ります。 ⑦ 幼稚園、小中学校での障がい児の支援体制の強化 <学校教育課、(幼稚園)、社会福祉課、健康推進課> 特別支援を必要とする幼児を受け入れるに際して、適正就学指導を行うほか、家庭・認可保 育所(園)・糸満市の健康推進課・幼稚園・糸満市教育委員会との連携を図り、障がい児等を 円滑に受け入れられるように情報の共有・体制の整備を行います。また、沖縄県、西崎特別支 援学校、糸満市内小中学校と連携し、教職員の研修や交流教育等を推進し、特別支援教育の充 実を図ります。 特別支援ヘルパーの配置や特別支援教育指導コーディネーターとの研修会を継続して実施で きるように努めます。 糸満市特別支援教育指導コーディネーターを学校へ派遣し、教育委員会と学校との連携を図 ります。 学校においては、特別支援指導計画・支援計画を作成し、特別支援教育の充実に努めます。 ⑧ 連続した支援体制づくり <児童家庭課> 子どものライフステージに合わせて、関係機関による支援会議を開催するなど支援体制づく りを目指します。 4.保護を要する児童・生徒へのサポート ① 糸満市問題行動・不登校サポート連絡会の推進 <学校教育課> 全体会を年間2回開催し連携を図ります。また、各学校で開催されるケース会議と連携を図 ります。適応指導教室、自立支援教室との連携、教育相談員との連携を強化し支援します。誰 がどのように継続的に関わるかケース会議で確認し、サポート体制づくりを目指します。 -97-
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