北海道海外旅行促進事業実行委員会では、道内空港における国際航空路線の利用拡大に 向けた事業として、異文化交流や体験学習などの海外教育旅行を検討する際に必要となる 事項について現地調査を行う海外教育旅行取組支援事業を実施しています。 本年の調査先は、新千歳から直行定期便が就航し英語圏でもあるグアムであり、北海道 英藍高等学校、私立札幌新陽高等学校、北海道芦別高等学校、北海道弟子屈高等学校の4 校の教職員のご参加を頂き、8月3日から7日までの日程で実施しました。 グアムへは新千歳から週2便運航しているユナイテッド航空を利用し、4時間30分か けて到着しました。現地では、平和学習として利用される太平洋国立博物館の視察や、学 校交流プログラムのあるグアム大学等を訪問したほか、体験学習コースの確認や、修学旅 行で利用の多いホテルの視察も時間の許す限り実施しました。また、今回の調査事業の実 施に当たり、現地でのコーディネートなどに大変ご尽力を頂いたグアム政府観光局を表敬 訪問するとともに、現地の教職員の方との意見交換も実施しました。 参加された教職員の皆さんからは「高校生という多感な時期に、海外での様々な体験で 見聞を広めることの必要性を強く感じた。」 、「現地の教職員とのミーティングを通して、学 校交流の内容を具体的にイメージすることができ、その活動が生徒の成長に与える効果に 大きな可能性を感じた。 」、「ツーリズムホスピタリティの観点からも、自分達の町を見直す 良い機会になり得ると感じた。」 、「グアムは治安も良く、美しい海やフィールド学習、現地 の高校生との交流、平和教育もでき、教育旅行先としては最適。」という声も頂いています。 今回の現地調査を契機として、海外教育旅行が実現し、一人でも多くの学生の皆さんが、 海外交流や体験を通して自らの可能性を広げていくことを期待しています。 「グアム大学訪問時」 左から 1、私立札幌新陽高等学校 岩本先生 2、北海道英藍高等学校 青山先生 3、グアム大学担当者 4、北海道航空局航空課 山本主事 5、北海道芦別高等学校 白鳥先生 6、北海道弟子屈高等学校 上坂先生
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