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ESE Event Scheduling Engine
医療業務アプリケーション開発者は、入院業務アプリケーション開発を行
う際にESEの機能を利用することにより、オーダ情報からイベント(医療現
場で実際に発生する実施に対応)を展開したり、展開されたイベントを再展
開したり、指定された期間を経過すると自動的にイベントを展開するなどの
処理の手間を軽減することが可能です。またイベントとイベントの間に実施
順序に関する依存関係を設定することも可能です。ESE により開発者はフ
ローシートを実現するためのデータ構造を意識することなく、エンドユーザ
が求めるアプリケーション・ビューに専念することが可能となります。
ESEが提供する機能
フローシートの作成
プロシージャの作成
プロシージャの削除
繰り返しプロシージャの展開
フローシートの検索
プロシージャの取得
プロシージャの検索
プロシージャの更新
実施担当者をキーにしたイベ
ントの検索
オーダのカテゴリをキーにし
たイベントの検索
繰り返しプロシージャ自動展
開機能
ESEでは1入院期間・患者で1つの「フローシート」を作
成・管理します。フローシートには一連の治療プロセスを
「プロシージャ」として管理、「プロシージャ」はクリニ
カル・パスなどに対応させることができます。「プロシー
ジャ」は複数の「オーダ」から構成可能です。また「オー
ダ」は「イベント」という実施単位に展開管理することが
可能です。これにより、「A薬剤を明朝から3日間、毎食後
投与」という1「オーダ」は合計9個の「イベント」に展開
され、各「イベント」を管理することが可能です。これによ
り、個々の「イベント」に対して、与薬実施を管理したり、
与薬時の実施状況(例:「痛み緩和」など)を「実施結
果」として管理することも可能です。通常この様なフロー
シート構造をアプ
リケーションプログラムで実装するためには、綿密なデータモデリングの検討・実
装・メンテナンスが不可欠でそのコストは少なくありません。開発者はESEが用意機
能をアプリケーション・プログラム・インターフェイス(API)を介して利用するこ
とで、データ構造を意識することなく、展開された「イベント」を表示したり、「イ
ベント」に対して「実施結果」を登録・編集するアプリケーションを作成し、洗練・
統合されたフローシートをエンドユーザに提供することが可能となります。
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