★ 絞りを開ける・絞る/開放絞りとは 絞りは、撮影レンズの構成の中に組み込まれていて、絞りバネによる穴の大きさを変え、レンズを通る光 の量をコントロールします。 「絞りを開ける」とは、この光の通る穴の大きさをさらに大きく開くことです。「絞りを絞る」とは、逆に絞り羽 根の穴を小さくすることをいいます。たとえば絞りF11の状態から絞りF8とかF5.6にする、絞り値を数の 小さい方に変えることを「絞りを開ける」といいます。逆に絞りF5.6からF8とかF11の大きい数値にすると 「絞りを絞り込む」ことになります。 また、「開放絞り」というのは、絞りの穴の大きさをいっぱいに開いた状態のことです。「レンズ開放絞り値」 といい「レンズの明るさ」とも関係しています。 ★ 露出補正とは 極端に明るい色の被写体や暗い色の被写体など、その被写体の反射率が高い低いなどの被写体条件 によって、露出値を補正する必要があります。つまり、露出計が算出した露出値のままで撮影したのでは、 思い通りの仕上がりにならないことがあります。こんな場合は、撮影者が意図的に露出値を増減して、露 出量を補正する必要があります。 この絞りやシャッター速度を変えて露出を補正することを「露出補正」といい、撮影アクセサリーを使用した ときなどの露出不足を補う場合もあります。露出機能を持ったほとんどのデジタルカメラには、「+1」「-1」 などにセットして露出値を補正する機能が付いています。 ☆1 プラス補正 露出計が測定した露出値に対して、撮影者が任意に露出を増やすことを「プラス補正」といいます。 明るい色の被写体を自動露出でそのまま撮影すると、明るい色合いが実際より暗く再現されたり、また日 向と日陰の部分が同じ画面内にある写真では、日陰の部分が真っ黒くつぶれてしまったりということがあり ます。このような場合に、プラス補正を用います。 実際には、測定値が<シャッター1/125秒・絞りF8>に対して、「プラス1」補正を設定すると、影すると きのデータは<シャッター1/60秒・絞りF8>又は<シャッター1/125秒・絞りF5.6>になります。 ☆2 マイナス補正 プラス補正とは逆に、濾週tけいが測定した露出値に対して、撮影が任意に露出を減らすことを「マイナス 補正」といいます。露出計が示した露出に対して、露出補正をマイナスにセットするか、マニュアルモードで 絞り込むか、シャッター速度を早い方向へセットするとマイナス補正になります。 露出を上乗せするプラス補正に比べ、使用頻度は少ないのですが、暗い背景の中の小さな白い花の質感 描写や、濡れた石の質感や樹木の質感など、明るすぎずよりしっとりと再現するときなどに使用します。た だし、マイナス補正をきかせすぎると露出アンダーの写真になってしまいます。 ★ フレア/ゴースト/ハレーションとは 連巣全面に太陽光などが直接当たると、乱反射や迷光などにより写真全体が白っぽくなることがありま す、これを「フレア」といいます。また、太陽の直射光が画面にはいるような場合には、太陽光とは別に光の 点が写真の中に現れることがあります、これを「ゴースト」といいます。さらにスポットライトなど強い光が直 接フィルムに当たると、光がフィルムベース部分で反射して、強い光の部分だけでなくその周りも白くなって しまいます、これを「ハレーション」といいます。いずれにしても極度に強い光が、直接レンズに入らないよう にする注意が必要です。 ★ 順光線/斜光線/逆光線 写真撮影で、被写体が正面から受けている光線を「順光」、斜め前方からの光線を「斜光」、後方からの 光線を「逆光」といいます。写真は、明るい部分と陰の部分の明暗のコントラストがあって、はじめてものを 立体として描写することができます。人物や風景でも、順光線で撮影すると「もっぺり」した平面な感じの写 真になり、斜め角度からの斜光線では、光の当たっている部分と陰の部分がはっきりして立体感が現れま す。逆光線は、ものの形がシルエットになって、一層コントラストの強い写真になります。 ★ シンクロ撮影とは カメラのシャッターとストロボを同調させて撮影することを「シンクロ撮影」といいます。日中の自然光下で 陰になっている部分の光を補う目的で、ストロボ光を補助的に使う場合を「日中シンクロ」と呼んでいます。 また、夜間などで1/8秒といった比較的遅いシャッター速度でストロボを発光させて撮影する方法を「ス ローシンクロ」といいます。 ☆ 日中シンクロとは 主にポートレート撮影などで人物を逆光は反逆光状態で写すとき、暗くなっている陰の部分をストロボ光 で補います。人物の髪の毛や背景は逆光でキラキラ輝き、目にはストロボによるキャッチライトが入り、生 き生きしたポートレート撮影ができます。 ☆ スローシンクロ 夜景をバックに人物を撮影する場合、1/8秒といった遅いシャッター速度を使ってのストロボ撮影を「ス ローシンクロ」と呼んでいます。撮影モードをシャッター速度優先AEかマニュアルモードにしてスローシャッ ターにセットすると、夜景は長時間露光できれいに写り、人物もストロボ光でシャープに撮れます。ピク チャーモードの「夜景モード」は、自動的にこのような露出設定になるようプログラムされています。 タ にセットすると、夜景は長時間露光できれいに写り、人物もストロボ光でシャ プに撮れます。ピク チャーモードの「夜景モード」は、自動的にこのような露出設定になるようプログラムされています。 ★ 明度/彩度/色相とは 色の三属性とは、明度、彩度、色相の3つをいいます。有彩色はすべてこの3つの性質を持っています。 「明度」は、明るさの度合いをいいます。明度の高い色を明色、明度の低い色を暗色といい、同系の色でも 明度によってそれぞれ明るさが異なります。「彩度」は、色の鮮やかさをいいます。明度の高い色を清色、 低い色を濁色といい、同一の色相の中で最も彩度の高い色がその色の純色と呼ばれています。「色相」 は、赤、黄、緑などの色の区別のことで、基本色相は、赤、黄赤、黄、黄緑、緑、青緑、青、青紫、紫、赤紫 の10色相を指します。 ★ 近景から遠景まで全体をシャープに描写する。(パンフォーカス) 風景写真で、画面の近景から遠景まで全体がシャープに描写されていることを「パンフォーカス」といいま す。たとえば35ミリ一眼レフの場合、パンフォーカスにするには、広角レンズを使って絞りをF8よりも絞り、 焦点距離を3メートル程度にセットすると、披写界深度が深くなり手前から遠景までほぼピントが合った撮 影ができます。この方法はいちいちピントを合わせる必要がなく、スナップ撮影のときにも使われます。 シャッター速度は遅くなるので、三脚が必要になる場合もあります。 ★
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