謝金支給手続マニュアル

謝金支給手続マニュアル
島
根
大
学
平成26年6月10日
平成27年4月1日一部改正
平成27年7月1日一部改正
平成27年7月15日一部改正
目
次
はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2P
1.謝金の支出手続き手順について
(1)フロー図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3P
(2)フロー図の説明
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4P
2.手続書類について
(1)すべての謝金に必要な書類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5P
(2)報酬を除く謝金の場合の手続書類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5P
(3)報酬(講演の講師等)の場合の手続書類
・・・・・・・・・・・・・・・・・5~6P
(4)本学の学生に謝金を支給する場合の必要書類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・6P
(5)謝金に旅費も含めて支給する場合の手続書類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・6P
3.留意事項について
(1)業務従事者への支払い方法についての留意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・7P
(2)業務従事者の謝金受領についての留意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・7P
(3)本学学生に対する支払いについての留意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・7P
(4)所得税についての留意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7P
(5)租税条約適用による免税についての留意事項
・・・・・・・・・・・・・・・・・7P
(6)支出金額及び支給額の変更についての留意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・8P
(7)謝金単価の設定についての留意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8P
(8)業務依頼者(教員等)が不在の場合の確認方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・8P
(9)業務従事時間数に1時間未満がある場合
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8P
(10)業務従事時間数と謝金単価により計算した金額に1円未満の端数が生じた場合 ・・8P
(11)在留資格を取得している外国人(本学の留学生を除く)に謝金を支給する場合 ・・9P
(12)外国人留学生への謝金について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9P
(13)外国で謝金を支払う場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9P
4.記入についての注意事項
(1)謝金支出依頼書(様式1) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10~11P
(2)出勤表(様式3) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12P
(3)ティーチング・アシスタント勤務実績報告書(様式4) ・・・・・・・・・・・13P
(4)リサーチ・アシスタント勤務実績報告書(様式5) ・・・・・・・・・・・・・14P
(5)実施報告書(様式2) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15P
(6)学生のみなさまへ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16~17P
(7)誓約書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18P
5.謝金支給手続に関係する法令、規則、学内通知等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・19P
6.謝金支給手続きに関する問い合わせ先 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19P
- 1 -
はじめに
現在,本学において教職員の皆様が教育研究等を目的に実施する事業に伴い,様々な形態
の謝金(例えば,特別講演・記念講演などの講師謝金,セミナー等における指導・助言謝金,
資料整理等補助的業務に対する謝金,リサーチ・アシスタントによる研究補助謝金,ティー
チング・アシスタントによる教育補助謝金等)を支給しておりますが,これらの謝金の支給
手続きについては,
「国立大学法人島根大学謝金支給要領」及びこれらに付随する別の定め等
をもとに行っています。
具体的に謝金支給手続きを行う際には,業務依頼者(教員等)及び部局の事務担当者と謝
金支給手続きを行う担当者(旅費・謝金担当)との間に,要領等をはじめその取扱いについ
て解釈に差があるなどの理由により,
「旅費・謝金担当」から要領等その取扱いについての説
明に労力・時間を費やしたり,謝金支給手続きに係る関係書類を整えるために時間を費やし
たりなど,謝金支給手続きがスムーズに進まない事案が散見されます。
平成26年6月,改めて謝金支給手続きに係る取扱いを取りまとめ「謝金支給手続マニュ
アル」を作成いたしました。
また,「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)(平成19
年2月15日文部科学大臣決定)」について,昨今の公的研究費不正使用の発生要因も考慮し,
平成26年2月18日付けで改正(以下「改正ガイドライン」という。)が行われたところで
あり,本学においても,この改正ガイドラインに対応した公的研究費等の不正使用防止に関
する基本方針を決定するなどの見直しを行い,体制整備を行ったところです。
この度,公的研究費等の不正使用防止に関する基本方針等を踏まえ見直しを行い改正を行
いました。
今後は,この「謝金支給手続マニュアル」を謝金支給に関わる方々に共有していただき,
スムーズな謝金支給手続きが行えるようご協力をお願いいたします。
なお,謝金支給手続きに関しご不明な点がございましたら,末尾に記載しております「旅
費・謝金担当」にご相談願います。
- 2 -
1
謝金の支出手続き手順について
(1) フロー図
本学の学生のみ
①作業等の仮依頼
②作業等の内諾,
誓約書の提出
業務従事者
業務依頼者
(教員等)
⑥作業等の依頼
⑧出勤表,成果物の提出,
作業等の完了報告
⑦作業等の実施
⑮出納担当から支払
⑨作業等の実施確認
⑪出勤表(様式3)等を
提出(TA・RA「勤
務実績報告書(様式
4・5)」)
(銀行等口座振込)
本学の学生のみ
出納担当
⑭経費精算書の作成・決裁
謝金担当
誓
約
書
の
提
出
⑬「謝金支出依頼書」,
「実施
③
「
謝
金
支
出
依
頼
書
」
(
様
式
1
)
の
作
成
・
提
出
⑤
承
認
の
連
絡
⑩
「
実
施
報
告
書
」
(
様
式
2
)
の
作
成
・
提
出
学部等総務(会計)担当
報告書」,
「出勤表」等の内
容を確認後提出
(銀行等口座振込)
④「謝金支出依頼書」の内容確認・
決裁,
「誓約書」の確認・保存
⑫ 勤務実態の確認
改正ガイドライン 第4節
実施上の留意事項
⑨非常勤雇用者の勤務状況確認等の雇用管理については、研究室任せにならないよう、事務部門が
採用時や定期的に、面談や勤務条件の説明、出勤簿・勤務内容の確認等を行うことが必要である。
- 3 -
(2)フロー図の説明
①
業務依頼者は,業務従事者に対し,次に示す事項等について説明し,作業等の仮依頼を行います。
○ 業務内容・実施場所・実施時間
○ 支払予定額
○ 謝金の性質及び還流の禁止等について説明文書に沿って説明を行い,不正を行わない旨の誓約
書の提出が必要なこと(本学の学生のみ)
○ 謝金による業務は,雇用として取り扱わないため,労災保険が適用されないこと
○ 講演等の報酬扱いとなる場合は,旅費にも所得税が課税されること
なお,業務依頼者は以下のことに留意して仮依頼を行ってください。
○ 学生等に従事させる場合は,授業等に支障のないよう配慮してください。
○ 勤務条件…1日の勤務時間については,国立大学法人島根大学職員就業規則(職員の勤務時間
は1日につき7時間45分)を参考に配慮して行ってください。
○ 業務等が長期間に渡る場合は,学部等総務(会計)担当(松江キャンパス)又は医学部総務課人
事係(出雲キャンパス)にご相談ください。
②
業務依頼者は①で業務従事者に説明したことについて業務従事者の内諾を得ます。業務従事者は内
諾後,不正を行わない旨の誓約書に署名・捺印し,業務依頼者に提出します。(本学の学生のみ。)
③
業務依頼者は,実施内容等を記載した謝金支出依頼書を作成し,②の誓約書と併せて学部等総務(会
計)担当へ提出します。
④
学部等総務(会計)担当は,謝金支出依頼書について,内容,支出予算及び謝金額の算出基礎等を確
認し,予算責任者の決裁を受けます。
(※「予算責任者」とは,学部長,研究科長,機構長等をいう。)
また,誓約書は確認後保存します。
⑤
学部等総務(会計)担当は,当該支出依頼について,業務依頼者へ承認の連絡をします。
⑥
業務依頼者は,業務従事者に対して作業等の依頼をします。
⑦
業務従事者は,作業実施の都度,出勤表に実施日,時間及び業務内容を記載して押印し,また成果
物があれば添付のうえ,業務依頼者の確認を受けます。
⑧
業務従事者は,依頼された作業等がすべて完了したら,出勤表や成果物を提出し,業務依頼者へ作
業等の完了報告を行います。
⑨
業務依頼者は,完了報告された内容を確認した後,出勤表に署名・捺印し,業務従事者へ返却し,
学部等総務(会計)担当へ提出するよう指示します。
➉
業務依頼者は,⑨の確認を基に実施報告書を作成し,学部等総務(会計)担当へ提出します。
⑪
業務従事者は,⑨で指示されたとおり,出勤表を学部等総務(会計)担当へ提出し,作業内容・勤務
実態の確認を受けます。
⑫
学部等総務(会計)担当は,業務従事者からの出勤表提出時に業務従事者に対して直接,勤務実態の
確認を行います。
⑬
学部等総務(会計)担当は,謝金支出依頼書,実施報告書,出勤表等関係書類を確認後,謝金担当へ
提出します。
⑭
謝金担当は,経費精算書を作成し,決裁後,出納担当へ送付します。
⑮
業務従事者に対して,本学指定日に謝金が支払われます。(銀行口座振込)
支払日 月2回 隔週金曜日
(連休日等のため,上記のとおりとならない月もあります。
)
※ティーチング・アシスタント及びリサーチ・アシスタント
支払日 毎月25日(25日が土日祝日にあたる場合は前営業日)
実施月の翌月25日に定期的に支払うことが必要ですので,必ず学部等総務(会計)担当が
示す締切日までに勤務実績報告書を提出してください。
- 4 -
2
手続書類について
手続に必要な書類は,謝金の種類により異なります。次のとおり取り揃えてください。
(1)すべての謝金に必要な書類
謝金の支出が必要な事案がある場合は,前記の手続きフロー図に従い,実施する前に謝金支出依頼書
(様式1)を作成し,学部等総務(会計)担当部署へ提出し,予算責任者の承認を得てください。
また,実施後は,速やかに実施報告書(様式2)を作成し,学部等総務(会計)担当へ提出してくださ
い。
なお,実施計画が数カ月に渡る場合は,数カ月分をまとめて実施報告するのではなく,1 か月単位で
実施報告をしてください。
(実施の翌月払を原則とします。)
様式1・・・謝金支出依頼書
様式2・・・実施報告書
(2)報酬を除く謝金の場合の手続書類
上記(1)の書類に加え,次のそれぞれの書類が必要です。
○ 資料整理,実験補助等の一般的な業務の場合
様式3・・・出勤表
○ ティーチング・アシスタントの場合
様式4・・・ティーチング・アシスタント勤務実績報告書
○ リサーチ・アシスタントの場合
様式5・・・リサーチ・アシスタント勤務実績報告書
これらの書類は,日々の勤務状況等を確認する書類です。業務依頼者が勤務状況を確認し,終了後に
提出する実施報告書を作成する上の証拠書類となります。
この書類は,勤務最終日(原則)に業務依頼者による確認,署名,押印の後,業務従事者から学部等
総務(会計)担当に提出し,担当者の確認を受けてください。
なお,提出方法等については,業務依頼者から業務従事者へ指示を行ってください。
(3)報酬(講演の講師等)の場合の手続書類
上記(1)の書類に加え,次の書類が必要です。
○ 業務が実施された事実が確認できる書類
例1)講演の講師,フォーラムの司会,パネリスト,演奏等
→ポスター,プログラムなど
(開催日時,場所等が明記してあるものを提出してください。)
- 5 -
例2)会議出席
→開催通知,出席者名簿,議事録,議事要旨など
(開催日時,場所等が明記してあり出席の事実が確認できるものを組み合わせて提出
してください。
)
例3)専門的知識の提供,指導・助言等
→実施要項,写真,出勤表,内容を詳細に記した報告書など
(実施日時,場所,対象者等が明記してあり,実施の事実が確認できるものを組み合
わせて提出してください。
)
例4)翻訳等で時間単価を適用しない場合
→成果物
○
単価が嘱託講師単価を超える場合は,その単価を決定した理由がわかる書類
(4)本学の学生に謝金を支給する場合の必要書類
本学の学生に謝金を支給する場合には,次の書類の提出が必要です。
○不正を行わない旨の誓約書(P18参照)
前記の手続きフロー図に従い,作業の仮依頼をする際,謝金の性質及び還流の禁止等について説明文
書「学生のみなさまへ」
(P16~17参照)に沿って説明を行い,内諾を得た後,誓約書に署名・捺印
してもらいます。
誓約書は,謝金支出依頼書と併せて学部等総務(会計)担当へ提出してください。
なお,ティーチング・アシスタント及びリサーチ・アシスタントなど,前期・後期,あるいは通年で
計画して依頼する場合は最初の依頼時1回の提出で構いません。
(5)謝金に旅費も含めて支給する場合の手続書類
外部の方に業務を依頼する場合,謝金に旅費を含めて支給することもできます。この場合は,謝金支
出依頼書に旅費を含めた金額を計上することになりますので,予め,本学旅費規程に従った旅費を計算
しておきます。この計算については,P19記載の問い合わせ先にお尋ねください。
特に,講演等の報酬扱いとなる場合は,旅費にも所得税が課税されますので,ご注意ください。
また,謝金支出依頼書を提出される際には,旅費計算書等旅費分の金額の内訳が分かるものを提出し
てください。
- 6 -
3
留意事項について
(1)業務従事者への支払い方法についての留意事項
支払先は,原則として,業務従事者(謝金受給者)本人名義の口座への振込となります。口座の登録
がない方については,振込申込書を提出してください。
(2)業務従事者の謝金受領についての留意事項
業務従事者が学生の場合を除き謝金の支給にあたっては,業務従事者本人及びその所属機関へ謝金受
領の可否を必ず確認してください。
所属機関(特に公的機関)によっては,就業規則等により謝金の受領を禁止している場合もあります
ので,必ず確認してください。
(3)本学学生に対する支払いについての留意事項
本学学生については,学生番号を使用して支払に係る処理を行っています。
大学院へ進学し,学生番号が新たになる場合は,再度振込申込書の提出が必要です。
また,本学へ振込申込書を提出後,支払口座の変更等がある場合は,速やかに変更の届け出が必要と
なります。
(4)所得税についての留意事項
謝金(報酬を除く)については,用務の期間・内容により,給与所得の源泉徴収税額表「月額表 乙」
又は「日額表 丙」を適用します。
講演等の謝金については,報酬として10.21%を源泉徴収します。併せて旅費も支給する必要があ
る場合は,これも所得税の課税対象となり,10.21%を源泉徴収されますのでご注意ください。
(5)租税条約適用による免税についての留意事項
非居住者(日本国内に住所又は1年以上の居所を有しない人)は,20.42%の源泉所得税がかかり
ます。日本と租税条約を締結している国(納税国であり,国籍ではない。)の場合,「租税条約に関する
届出書(様式8)
」を提出することにより日本国内では免税になります。
また,租税条約締結国によっては,特典条項に関する付表及び居住者証明を提出する必要があります。
(アメリカ,イギリス,フランス等)
この書類は,大学が非居住者に謝金を支払うまでに税務署へ提出する必要がありますので,外国から
の招へい者等に謝金の支払いを計画された場合は,速やかにP19記載の問い合わせ先までご連絡くだ
さい。
- 7 -
(6)支出金額及び支給額の変更についての留意事項
謝金支出(変更)依頼書(様式1)における支出金額及び支給額については,使用できる予算の範囲
内で,当該謝金に要する予定金額を記入してください。
実施状況により,この予定した金額を下回る場合は,変更依頼を作成する必要はありません。
しかし,この予定した金額を上回る場合については,謝金支出(変更)依頼書(様式1)を作成し,
改めて予算責任者の承認を得てください。
(7)謝金単価の設定についての留意事項
謝金支給要領の別表「謝金単価表」に従い,予算責任者が単価を決定します。
学生に対する謝金の場合,大学が行う教育や研究に関連した業務であり,一般的なアルバイトとは異
なるものです。これらを踏まえた単価設定となっています。
謝金単価表は各種業務に制限金額の範囲内で柔軟な対応ができるようなっていますが,これにあては
まらない業務については,P19記載の問い合わせ先へご相談ください。
【単価事例】
○ リサーチ・アシスタントによる研究補助
ティーチング・アシスタントによる教育補助
○ 学生による資料整理等補助的業務
○ 著名人による講演
博士後期課程学生 1時間 1,200円
修士課程学生
1時間 1,000円
大学院生
1時間 1,000円
学部学生
1時間
900円
別途P19記載の問い合わせ先へご相談ください。
○ 翻訳 ページ数や文字数で単価を決定する場合は,物価資料等の基準を参考にして設定します。
また,学生に補助的業務として依頼する場合は,出勤表を作成し,時間×学生単価で支払
うこともできます。事前にP19記載の問い合わせ先へご相談ください。
(8)業務依頼者(教員等)が不在の場合の確認方法
作業等の実施確認を行う際、業務依頼者(教員等)が不在の場合は代理者が確認することで良いこと
にしております。この場合は、出勤表実施者確認欄に実施者とともに代理者も確認した旨の署名・捺印
をする必要があります。
(9)業務従事時間数に1時間未満がある場合
業務従事時間数(実績時間数の合計)に1時間未満や分単位の時間数がある場合、合計金額の計算の
際,その部分については時間単価を案分して計算します。
(10)業務従事時間数と謝金単価により計算した金額に1円未満の端数が生じた場合
1円未満の端数が生じた場合は切り上げます。
- 8 -
(11)在留資格を取得している外国人(本学の留学生を除く)に謝金を支給する場合
在留資格を取得している外国人(本学の外国人留学生を除く)に謝金を支給する場合,入国管理局の
手続きが必要ですのでご確認願います。
(12)外国人留学生への謝金について
外国人留学生が島根大学での教育・研究を補助する活動に従事し謝金の支給を受ける場合,入国管理
局への資格外活動の許可申請は不要ですが,従事時間については以下の制限があります。
( 正 規 生 )学部学生・大学院生
(非正規生)科目等履修生・研究生等
28時間以内/週
※ただし,正規生・非正規生ともに長期休業中は8時間以内/日
(13)外国で謝金を支払う場合
外国で謝金を支払うためには,通常の手続きに加えて,支払い通貨の種類,謝金単価の根拠,支払い方
法など事前に多くの準備が必要になります。事前準備が不足すると後の支払いに支障が出る場合がありま
すので,謝金の支払いを計画される際は,速やかにP19記載の問い合わせ先にご相談ください。
- 9 -
4
記入についての注意事項
【謝金支出依頼書(様式 1)
】
別紙様式第1号
部
局
等
決
裁
欄
平成
年
月
日
起案者
本依頼書のとおり実施(変更)し,実施
後は支出してよろしいか,伺います。
謝
金 支
出
( 変 更
) 依
頼 書
平成
年
月
日
部 局 等(
)
実 施 者 名(
㊞)
実施者コード (
)
※物品請求システムのユーザーID を記入
連 絡 先 ( 内線
)
次ページを参照願います。
事業の内容
「○○○○の実験補助」,「○○○講演会講師」等
具体的に記載してください。
実施場所
実施年月日
支 出 先
及 び
支出金額
平成
氏
名
住
所
年
月
日
~
平成
学生番号
年
月
職
日
名
支給額
円
本学学生のみ記載
氏
名
住
所
氏
名
住
所
氏
名
住
所
次ページを参照願います。
支 出 経 費
※経費につい
ては物品請求
システムの購
入依頼画面を
参考に記入
謝金受領の
確
認
(業務従事
者が学外者
の 場 合 )
備
考
職
名
支給額
学生番号
職
円
名
支給額
学生番号
職
円
名
支給額
合
円
計
円
□大学運営資金
□寄附金
□受託研究費等
□科学研究費(課題番号
(
)
物品請求システム項目名
コード
財源区
分
)
□その他
名称
所管
目的
プロジェクト
謝 金の 算出
基
礎
学生番号
「国立大学法人島根大学謝金支給要領」の別表謝
※該当の予算のみ
金単価表を基に算出根拠を明記してください。
次ページを参照願います。
業務従事者本人が謝金を受領することについての確認方法
□文書で確認
□電話で確認
□メールで確認
□その他〔
業務従事者の所属機関が謝金の受領を認めていることについての確認方法
□文書で確認
□電話で確認
□メールで確認
□その他〔
〕
〕
旅費の支給の有無を記入してください。
(注1)学生番号は本学学生のみ記入すること。
また,その他連絡事項などありましたら,記入してください。
- 10 -
実施者コード
物品請求システムにログインする際のユーザーID を記入してください。
支出経費
「購入依頼入力」-「購入依頼入力明細登録」の画面を参考に,
「財源」
「所管」
「目的」
「プロジェクト」
(※プロジェクトは該当の予算のみ)を記入してください。
謝金受領の確認(業務従事者が学外者の場合)
業務従事者が学外者の場合,業務従事者本人及びその所属機関へ謝金受領の可否を必ず確認してくださ
い。そして,その確認方法について該当にチェックしてください。
- 11 -
【出勤表(様式3)
】
別紙様式第3号
出
平成
日
年
曜
勤
月分
実
表
従事者名
績 時 間
実績時間数
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
すべて手書きで記入してください。
:
~
:
:
訂正する場合は,訂正箇所に二重線を引
:
~
:
:
き,従事者欄と同じ印を押印してくださ
:
~
:
:
い。砂消しや修正液は使用不可です。
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
業
務 内 容
従事者印
従事時間が6時間を超える場合は45
分,8時間を超える場合は1時間の休憩
をとってください。
なお,休憩時間は実績時間に加えること
はできません。
:
~
:
:
・業務従事者は,作業実施の都度,出勤表に実施日,時間及び業務内容を記載して押印し,
:
~
:
:
成果物があれば添付のうえ,業務依頼者の確認を受けます。
:
~
:
:
・その月の依頼された作業等がすべて完了したら,出勤表や成果物を業務依頼者へ提出し,
:
~
:
:
作業の完了報告を行い,業務依頼者から確認の署名・押印をもらい,速やかに学部等総務(会
:
~
:
:
計)担当へ提出し,作業内容・勤務実態の確認を受けます。
:
~
:
:
合
計
:
時間給
円
合
計
円
従事者(本人署名欄)
住
所
上記のとおり相違のないことを確認しました。
学生番号
実施者(教員等)
氏 名
㊞
㊞
従事者に勤務実態を確認しました。
学部等総務(会計)担当者
所 属
氏 名
㊞
(注1)従事者自身が実績時間数等を記入し,押印してください。
(注2)実施者が不在のときは,実際に確認した教員等と連名で署名,捺印してください。
(注3)学生等に事業を実施させる場合は,その本分に支障のないよう配慮してください。
(注4)学生番号は本学学生のみ記入してください。
※ 本学の規程に違反,又は不適切な行為があった場合は,国立大学法人島根大学職員懲戒規程等に基づく処
分の対象となります。
業務依頼者は,完了報告された内容を確認した後,出勤表に署名・捺印し,
業務従事者へ返却し,学部等総務(会計)担当へ提出するよう指示します。
- 12 -
【ティーチング・アシスタント勤務実績報告書(様式4)】
別紙様式第4号
ティーチング・アシスタント勤務実績報告書
平成
日
年
曜
月分
実
従事者名
績 時 間
実績時間数
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
すべて手書きで記入してください。
:
~
:
:
訂正する場合は,訂正箇所に二重線を引
:
~
:
:
き,従事者欄と同じ印を押印してくださ
:
~
:
:
い。砂消しや修正液は使用不可です。
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
授
業 科 目
従事時間が6時間を超える場合は45
分,8時間を超える場合は1時間の休憩
をとってください。
なお,休憩時間は実績時間に加えること
はできません。
・業務従事者は,作業実施の都度,ティーチング・アシスタント勤務実績報告書に実施日,時間及び
:
~
:
:
授業科目を記載し,成果物があれば添付のうえ,業務依頼者(授業担当教員)の確認を受けます。
:
~
:
:
・その月の依頼された作業等がすべて完了したら,ティーチング・アシスタント勤務実績報告書や成
:
~
:
:
果物を業務依頼者(授業担当教員)へ提出し,作業の完了報告を行い,業務依頼者(授業担当教員)
:
~
:
:
から確認の署名・押印をもらい,速やかに学部等総務(会計)担当へ提出し,作業内容・勤務実態の
:
~
:
:
確認を受けます。
:
~
:
:
合
計
:
時間給
円
合
計
円
従事者(本人署名欄)
所
属
専攻
上記のとおり,勤務実績を報告します。
講座
平成
年
月
日
年次
学生番号
授業担当教員氏名
氏 名
㊞
㊞
従事者に勤務実態を確認しました。
学部等総務(会計)担当者
所 属
氏 名
㊞
(注1)従事者自身が実績時間数等を記入し,押印してください。
(注2)学生等に事業を実施させる場合は,その本分に支障のないよう配慮してください。
※ 本学の規程に違反,又は不適切な行為があった場合は,国立大学法人島根大学職員懲戒規程等に基づく処
分の対象となります。
業務依頼者(授業担当教員)は,完了報告された内容を確認した後,ティーチング・アシスタント勤務
実績報告書に署名・捺印し,業務従事者へ返却し,学部等総務(会計)担当へ提出するよう指示します。
- 13 -
【リサーチ・アシスタント勤務実績報告書(様式5)
】
別紙様式第5号
リサーチ・アシスタント勤務実績報告書
平成
日
年
曜
実
月分
従事者名
績 時 間
実績時間数
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
日
曜
実
績 時 間
:
~
:
実績時間数
:
:
~
:
:
従事時間が6時間を超える場合は45
:
~
:
:
訂正する場合は,訂正箇所に二重線を引
:
~
:
:
分,8時間を超える場合は1時間の休憩
:
~
:
:
をとってください。
:
~
:
:
き,従事者欄と同じ印を押印してくださ
:
~
:
:
い。砂消しや修正液は使用不可です。
:
~
:
:
なお,休憩時間は実績時間に加えること
:
~
:
:
はできません。
:
~
:
:
すべて手書きで記入してください。
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
:
~
:
:
・業務従事者は,作業実施の都度,リサーチ・アシスタント勤務実績報告書に実施日,時間を記載し,
:
~
:
:
:
~
:
:
成果物があれば添付のうえ,業務依頼者(受入教員)の確認を受けます。
:
~
:
:
:
~
:
:
・その月の依頼された作業等がすべて完了したら,リサーチ・アシスタント勤務実績報告書や成果物
:
~
:
:
:
~
:
:
を業務依頼者(受入教員)へ提出し,作業の完了報告を行い,業務依頼者(受入教員)から確認の
:
~
:
:
:
~
:
:
署名・押印をもらい,速やかに学部等総務(会計)担当へ提出し,作業内容・勤務実態の確認を受け
:
~
:
:
:
~
:
:
ます。
:
~
:
:
:
~
:
:
合
計
:
時間給
円
合 計
円
従事者(本人署名欄)
所
属
大学
上記のとおり,勤務実績を報告します。
研究科
平成
年
月
日
専攻
学生番号
受入教員氏名
氏 名
㊞
㊞
従事者に勤務実態を確認しました。
学部等総務(会計)担当者
所 属
氏 名
㊞
(注1)従事者自身が実績時間数等を記入し,押印してください。
(注2)学生等に事業を実施させる場合は,その本分に支障のないよう配慮してください。
(注3)学生番号は本学学生のみ記入してください。
※ 本学の規程に違反,又は不適切な行為があった場合は,国立大学法人島根大学職員懲戒規程等に基づく処
分の対象となります。
業務依頼者(受入教員)は,完了報告された内容を確認した後,リサーチ・アシスタント勤務実績報
告書に署名・捺印し,業務従事者へ返却し,学部等総務(会計)担当へ提出するよう指示します。
- 14 -
【実施報告書(様式2)
】
別紙様式第2号
平成
(
年
月
予算責任者 ) 殿
部 局 等 名(
)
実 施 者 名(
印)
○
連 絡 先(内線
実
施 報 告 書
下記のとおり事業を実施しましたので,報告します。
記
1
日
事業等の内容
2 実 施 場 所
3 実施年月日
4 従
事
平成
年
月
日~平成
年
月
日
者
業務依頼者は,業務従事者から完了報告された内容の確認を基に実施報告書を作成し,
学部等総務(会計)担当へ提出します。
- 15 -
)
本学の学生に作業の仮依頼をする際は,謝金の性質及び還流の禁止等に
学生のみなさま へ
ついてこの説明書に沿って説明を行い,P18の誓約書に署名・捺印し
てもらいます。
誓約書は,謝金支出依頼書と併せて学部等総務(会計)担当へ提出し
てください。
島根大学では、これまで公的研究費等不正防止計画推進室が策定した「不正防止計画」に沿って、競争的
資金や補助金などの公的研究費等に対する不正防止対策に取り組んできました。
しかしながら、依然として研究費の不正使用が後を絶たず、社会問題として大きく取り上げられています。
文部科学省では、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」を改正し、各大
学により一層厳しい研究費の管理を求めています。
本学では、この度の改正ガイドラインの改正に対応するため公的研究費等の不正使用防止に関する基本
方針を策定するなど体制整備を行い、ホームページに公表しています。
公的研究費等の不正使用防止への対応にて確認できます。
http://www.shimane-u.ac.jp/research/illegal_prevent/huseishiyou/index.html
本学ホームページのトップページ→研究・産学連携→島根大学における公正な研究遂行のための取り組み
について→公的研究費等の不正使用防止への対応
学生のみなさんが、本学が行う教育・研究・管理運営に関わる事業を行う場合、例えば、次のようなケースが
あります。
○教員等が学会に出席する際に、学生のみなさんが帯同する場合には、大学から旅行依頼を受け、「旅費」
が支給されます。
○ティーチング・アシスタントとして授業の補助を行った場合、或いはリサーチ・アシスタントとして研究補助
を行った場合には、時間数に応じて「謝金」が支給されます。
○教員等が行う実験の補助、或いは資料整理などを行なった場合には業務の実績時間数に応じて「謝金」
が支給されます。
今後、学生のみなさんが、本学が行う教育・研究・管理運営に関わる事業を行う場合、本学から「謝金」を支
給するときは、予め下記のとおり「誓約書」を提出していただきます。
本学の教員等から本学が行う教育・研究・管理運営に関わる事業を行う際に業務を依頼され、「謝金」が
支給される場合は、「誓約書」を記入していただき、業務を依頼した教員等に提出してください。
誓
約
書
私は、業務を遂行するに当たって、下記の事項を遵守することを誓約します。
記
(1)社会規範、法令、学内規則その他の執行ルールを遵守すること
(2)不正を行なわないこと
(3)規則等に違反して、不正を行なった場合は、本学学則及び大学院学則等に基づく法的な責任を負担
すること
(4)業務依頼者等から不正使用の働きかけがあった場合には、「公的研究費等不正使用通報・相談窓
口」に通報すること
国立大学法人島根大学長
殿
平成 年 月
所
属:
学生番号:
氏
名:
(自署)
※ 裏面も確認してください →
- 16 -
日
㊞
公的研究費等の不正使用とは、
関係法令等に違反した個人経理、他の用途への使用又は交付決定の内容やこれに付した条件に違反した
使用、虚偽による架空請求・架空取引及び不適切と判断されるすべの行為をいいます。
例えば、次のような行為を不正使用といいます。
✭「業者への預け金」 とは、架空の取引により大学に代金を支払わせ業者に預け金として管理させること。
✭「カラ謝金」 とは、実態を伴わない作業の謝金(給与)を大学に支払わせること。
✭「カラ出張」 とは、実態を伴わない出張の旅費を大学に支払わせること。
本学では、公的研究費等の不正使用を防止するため、通報・相談窓口を設けています。
公的研究費等不正使用通報・相談窓口
公的研究費等の不正使用に関する通報(本人からの申し出を含む。)及び不正使用に該当するか
どうかの確認等の相談の受付窓口として、公的研究費等不正使用通報・相談窓口を設置しました。
通報の方法は、下記の事項を記載した封書の送付、電子メール又はファクシミリの送信及び面談
により行ってください。
・連絡先(所属部局又は所属学部・学科等)
・通報者の氏名
・不正使用を行ったとする構成員等の氏名
・不正使用の内容
・不正使用とする根拠
・その他必要な事項
《 公的研究費等不正使用通報・相談窓口 》
島根大学財務部財務課
島根大学監査室
電話:0852-32-6020(又は6021) FAX:0852-32-6039
電話:0852-32-6026 FAX:0852-32-6608)
住所 〒690-8504 島根県松江市西川津町1060
E-MAIL kenkyuhusei@office.shimane-u.ac.jp
学生のみなさんが規則等に違反し、不正を行った場合は、本学学則及び大学院学則に基づく懲戒処分の対象
となります。
○国立大学法人島根大学学則(抜粋)
(懲戒)
第48条 本学の規則に違反し、又は学生の本分に反する者は、所定の手続きを経て、学長が懲戒する。
2 懲戒は、退学、停学及び訓告とする。
○国立大学法人島根大学大学院学則(抜粋)
(懲戒)
第41条 本学の規則に違反し、又は学生の本分に反する者は、所定の手続きを経て、学長が懲戒する。
2 懲戒は、退学、停学及び訓告とする。
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学生が署名・捺印した誓約書は,謝金支出依頼書と併せて
学部等総務(会計)担当へ提出してください。
誓
約
書
私は,業務を遂行するに当たって,下記の事項を遵守することを誓約します。
記
(1)社会規範,法令,学内規則その他の執行ルールを遵守すること
(2)不正を行わないこと
(3)規則等に違反して,不正を行った場合は,本学学則及び大学院学則等に基づ
く法的な責任を負担すること
(4)業務依頼者等から不正使用の働きかけがあった場合には,「公的研究費等不
正使用通報・相談窓口」に通報すること
国立大学法人島根大学長
殿
平成
年
所
属 :
学生番号 :
氏
名 :
( 自 署 )
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月
日
㊞
5.謝金支給手続に関係する法令、規則、学内通知等
(1) 関係する法令等
・国立大学法人島根大学謝金支給要領
・国立大学法人島根大学契約職員給与規程
・国立大学法人島根大学ティーチング・アシスタント実施要領
・国立大学法人島根大学リサーチ・アシスタント実施要領
・国立大学法人島根大学旅費規程
・国立大学法人島根大学旅費支給要領
・国立大学法人島根大学職員就業規則
・所得税法等関係法令
(2) 関係する学内通知等
・報酬・料金及び謝金の源泉徴収について(通知)
【平成18年1月25日付け経理課長名→教職員】
・謝金支給者(従事者)に対する勤務状況確認等の管理体制の整備について(通知)
【平成22年2月1日付け企画・財務担当副学長名→予算責任者】
・謝金支給者に対する勤務状況確認等の管理体制の整備について(依頼)
【平成22年2月1日付け財務部長名→各部長、各事務長】
・研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)
【
(平成19年2月15日文部科学大臣決定)(平成26年2月18日改正)
】
・本学の学生に謝金を支給する場合の学生への説明文書及び誓約書
・嘱託講師等業務委託料(時間単価)表
・国立大学法人島根大学における公的研究費等に関する不正防止計画の運用について
【平成27年7月1日統括管理責任者決定】
6.謝金支給手続きに関する問い合わせ先
松江キャンパス:財務部経理・調達課
旅費・謝金担当
内線2241,2242
出雲キャンパス:医学部会計課
旅費・謝金担当
内線2038,2039
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