〇日本赤十字社有功章社員章等贈与規則

〇日本赤十字社有功章社員章等贈与規則
(昭和54年3月7日本達甲第2号)
改正
昭和63年10月本達甲第2号 平成10年3月本達甲第3号
平成6年3月本達甲第3号
平成12年3月本達甲第1号
日本赤十字社有功章社員章等贈与規則(昭和43年本達甲第2号)の全部を次のとおり改正する。
日本赤十字社有功章社員章等贈与規則
第1条 次の各号の一に該当する社員に対しては、定款第17条第1項の規定に基づき特別社員の称号を
贈るとともに、個人である社員に対しては特別社員章を贈る。
(1) 毎年2,000円以上の社費を納め、その合計額が20,000円以上の金額に達した社員
(2) 社費として20,000円以上の金額を一時又は数次に納めた社員
(3) 日本赤十字社の業務について、社長が前各号に準ずる功労があると認めた社員又は特に本表彰に
価する功労があると認めた社員
第2条 定款第18条第1項の規定に基づき有功章を贈られるもののうち、次の各号の一に該当するもの
に対しては、銀色有功章を贈る。
(1) 社費として一時に200,000円以上500,000円未満の金額を納めた個人又は法人及び一時に200,000
円以上500,000円未満の金品(物品の場合は時価による。以下同じ。)を寄付した個人・法人又は団
体
(2) 社費の累計額が、又は社費と寄付金品との累計額が200,000円以上500,000円未満の金額に達した
個人又は法人及び寄付金品の累計額が200,000円以上500,000円未満の金額に達した個人・法人又は
団体
(3) 日本赤十字社の業務について、別表第1から別表第11までに定める各種功労の当該基準に該当す
る功労のあった個人・法人又は団体
(4) 日本赤十字社の業務について、社長が前号に準ずる功労があると認めたもの又は特に本表彰に価
する功労があると認めたもの
第3条 定款第18条第1項の規定に基づき有功章を贈られるもののうち、次の各号の一に該当するもの
に対しては金色有功章を贈る。
(1) 社費として一時に500,000円以上の金額を納めた個人又は法人及び一時に500,000円以上の金品を
寄付した個人・法人又は団体
(2) 社費の累計額が、又は社費と寄付金品との累計額が500,000円以上の金額に達した個人又は法人
及び寄付金品の累計額が500,000円以上の金額に達した個人・法人又は団体
(3) 日本赤十字社の業務について、別表第1から別表第11までに定める各種功労の当該基準に該当す
る功労のあった個人・法人又は団体
(4) 日本赤十字社の業務について、社長が前号に準ずる功労があると認めたもの又は特に本表彰に価
する功労があると認めたもの
2 前項第1号又は第2号に該当するもののうち、個人に対しては、金色有功章に添えて章記を贈る。
第4条 定款第17条第2項の規定により、名誉社員の称号を贈られた社員に対しては、名誉社員章を贈
り、金色有功章を贈る。
第5条 日本赤十字社の業務について、別表第1から別表第4まで及び別表第6から別表第11までに定
める各種功労の当該基準に該当する功労のあったものに対しては、感謝状を贈る。
2 社費又は寄付金品の納入額が別表第12に定める基準に達したものに対して、社費の場合は表彰状を
贈り、寄付金品の場合は感謝状を贈る。
3 前2項のほか社長が特に表彰に価する功労があると認めたものに対しては、その都度感謝状又は表
彰状を贈ることができる。
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
第6条 金色有功章を贈られた個人・法人又は団体であって、さらに別表第13に定める基準に該当する
功労のあったものに対しては、当該功労基準に到達の都度感謝状を贈る。
第7条 有功章等を紛失又は亡失したときは、社長に届け出て再交付を受けることができる。この場合
再交付を受けようとする者は実費を負担するものとする。
2 前項後段の規定にかかわらず、紛失又は亡失の原因が盗難・火災等の避けることのできない災厄に
よるものであって、その事実の明らかなものについては実費を負担しないことができる。
第8条 社員章、特別社員章、名誉社員章、有功章及び章記並びに表彰状、感謝状の形状及び記載文に
*
ついては、 社長が別に定める。
附 則(昭和63年10月本達甲第2号)抄
2 この規則施行日現在既に業務功労により銀色有功章を贈られている副地区本部長及び副地区長に対
する金色有功章贈与基準年数は、第7条別表第3にかかわらず、なお従前の例による。
附 則(平成12年3月本達甲第1号)抄
1 この規則は、平成13年4月1日から施行する。
【註】* 日本赤十字社有功章社員章等贈与規則第8条に規定する有功章等の形状及び記載文に関する
規則(平12・3・16本達丙第4号)
別表第1
斡旋功労実績(最近3カ年分含算)
加入を斡旋した
社員数
表彰方法
斡旋した社資額
(物品を含む)
100人以上
又は600,000円以上 感謝状を贈る。
200人以上
又は1,200,000円以上 感謝状を贈る。
500人以上
又は3,000,000円以上 銀色有功章を贈る。
1,000人以上
又は6,000,000円以上 金色有功章を贈る。
備考 1 本表により表彰する者の中には、日本赤十字社の役員又は職員である者は含まない。
2 「寄付物品」については、時価による評価額とする。
別表第2
役職
社長
副社長
監事
本社顧問
支部長
理事
代議員
副支部長
本社参与
監査委員
表彰・税制・選挙関係
在職年数
表彰方法
3
銀色有功章を贈る。
6
金色有功章を贈る。
4
銀色有功章を贈る。
8
金色有功章を贈る。
6
銀色有功章を贈る。
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日本赤十字社秋田県支部
地区本部長
地区長
分区長
12
金色有功章を贈る。
評議員
支部顧問
支部参与
8
銀色有功章を贈る。
16
金色有功章を贈る。
副地区本部長
副地区長
副分区長
参与
幹事
事務委員
3
感謝状を贈る。
地区本
部・地
6
感謝状を贈る。
区・分
収入委員
10
銀色有功章を贈る。
事務長
事務員
20
金色有功章を贈る。
区
備考 1 この功労基準在職年数は、優秀な成績でその期間を勤務した者に適用すべき最短の年数
であること。
2 現職就任前、別の職に在職した年数を現職の在職年数に換算する場合の算式は次のとお
りとする。
現職における表彰
×
基準在職年数
前職における在職年数
前職における表彰基準在職年数
別表第3
協賛委員 在職年数
表彰方法
5年以上
感謝状を贈る。
10年以上
感謝状を贈る。
15年以上
銀色有功章を贈る。
20年以上
金色有功章を贈る。
備考 本表により表彰する者は、上記基準をみたし、かつ特に功労顕著にして他の範となる者とす
る。
別表第4
奉仕団員等奉仕者 活動年数
表彰方法
5年以上
感謝状を贈る。
10年以上
感謝状を贈る。
15年以上
銀色有功章を贈る。
20年以上
金色有功章を贈る。
備考 1 本表にいう奉仕団員等奉仕者とは、赤十字奉仕団員、赤十字奉仕団指導講師、救急法指
導員、救急員、水上安全法指導員、救助員、家庭看護法教師等奉仕者をいう。
2 本表により表彰する者は、上記の基準をみたし、かつ特に功労顕著にして他の範となる
者とする。
別表第5
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
献血者 献血回数
表彰方法
70回以上
銀色有功章を贈る。
100回以上
金色有功章を贈る。
別表第6
献血推進者 活動年数
表彰方法
5年以上
感謝状を贈る。
10年以上
感謝状を贈る。
15年以上
銀色有功章を贈る。
20年以上
金色有功章を贈る。
備考 本表により表彰する者は、上記の基準をみたし、かつ特に功労顕著にして他の範となる者と
する。
別表第7
青少年赤十字指導者 在任年数
表彰方法
5年以上
感謝状を贈る。
10年以上
感謝状を贈る。
15年以上
銀色有功章を贈る。
20年以上
金色有功章を贈る。
備考 本表により表彰する者は、上記の基準をみたし、かつ特に功労顕著にして他の範となる者と
する。
別表第8
奉仕団 活動継続年数
表彰方法
*
5年以上
感謝状並びに白色旗用リボン( 社長が別に定める)を贈る。
10年以上
感謝状並びに黄色旗用リボン( 社長が別に定める)を贈る。
15年以上
銀色有功章並びに緑色旗用リボン( 社長が別に定める)を贈る。
20年以上
金色有功章並びに赤色旗用リボン( 社長が別に定める)を贈る。
*
*
*
備考 本表により表彰するものは、上記の基準をみたし、かつ特に功労顕著にして他の範となるも
のとする。
別表第9
青少年赤十字加盟校 継続年数
表彰方法
*
5年以上
感謝状並びに白色旗用リボン( 社長が別に定める)を贈
る。
10年以上
感謝状並びに黄色旗用リボン( 社長が別に定める)を贈
る。
15年以上
銀色有功章並びに緑色旗用リボン( 社長が別に定める)を
贈る。
*
*
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
*
金色有功章並びに赤色旗用リボン( 社長が別に定める)を
20年以上
贈る。
備考 本表により表彰するものは、上記の基準をみたし、かつ特に功労顕著にして他の範となるも
のとする。
別表第10
献血団体 活動継続年数
表彰方法
5年以上
感謝状を贈る。
10年以上
感謝状を贈る。
15年以上
銀色有功章を贈る。
20年以上
金色有功章を贈る。
備考 本表により表彰するものは、上記の基準をみたし、かつ特に功労顕著にして他の範となるも
のとする。
別表第11
献血推進団体 活動継続年数
表彰方法
5年以上
感謝状を贈る。
10年以上
感謝状を贈る。
15年以上
銀色有功章を贈る。
20年以上
金色有功章を贈る。
備考 本表により表彰するものは、上記の基準をみたし、かつ特に功労顕著にして他の範となるも
のとする。
別表第12
区分
基準額
表彰方法
個人
社費又は寄
付金品
法人
100,000円以上
200,000円未満
表彰状又は感謝状を贈る
団体
別表第13
功労区分
功労基準
社資
(個人)
(法人・団体)
金色有功章受章後、社資として50万円(50万円に達す
るまでの分納額の合算を認める。)以上拠出の都度
名誉職、協賛委員
奉仕団員等奉仕者
青少年赤十字指導者
献血推進者、奉仕団
青少年赤十字加盟校
献血推進団体
献血団体
表彰・税制・選挙関係
表彰方法
感謝状を贈る。
金色有功章受章後、引き続き各活動に従事し、その
功労が顕著で他の範となるものと認められる場合、
当該従事年数が10年に達した都度
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日本赤十字社秋田県支部
金色有功章受章後、引き続き加入を斡旋した社員数
斡旋者
500人以上又は斡旋した社資額が300万円(最近3カ年
分合算を認める。)以上の斡旋功労実績の都度
【註】* 日本赤十字社有功章社員章等贈与規則第8条に規定する有功章等の形状及び記載文に関する
規則(平12・3・16本達丙第4号)
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
(表彰申請鑑)
○○第
平成
日本赤十字社秋田県支部長
号
年
月
日
宛
地区長・分区長名
(
種別
公印
)表彰について
標記の件につき、調書をそえて下記のとおり内申します。
記
種別
氏名
以下
[日付希望日
表彰・税制・選挙関係
平成
-7 / 20-
年
月
名
日]
日本赤十字社秋田県支部
様式第5号
社
員
表
彰
内
申
調
書
地区・分区名
前回までの
社 費 額
(注)・
・
表彰・税制・選挙関係
今回の
社費額
累計額
所定額到
達年月日
住
所
氏
名
(法人名)
男女
別
備
考
氏名は楷書で正確に書いて下さい。
表彰種別ごとに調書を作成し、内申して下さい。
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日本赤十字社秋田県支部
様式
(役職・協賛委員)
(
種
別
) 内
申
調
書
地区・分区名
№
職
名
在職期間
在職年数
氏
男女
社員
別
資格
名
住
所
表彰経歴
自
至
自
至
自
至
自
至
自
至
自
至
自
至
自
至
自
至
自
至
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
(奉仕団員)
様式
(
種
別 )
内
申
調
書
地区・分区名
№
活動期間
活動
年数
氏
名
男女
社員
別
資格
住
所
*特に顕著な奉仕活動及び功労内容
表彰経歴
備考
自
至
自
至
自
至
*欄の記載について
表彰・税制・選挙関係
1.箇条書きとし具体的に表記のこと。
2.奉仕団役員の経歴がある場合はその役職名任期等を表記のこと。
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日本赤十字社秋田県支部
○特別社員等表彰の表札贈与要領
(平成7年4月1日日本赤十字社秋田県支部)
特別社員等表彰の表札贈与要領
(趣旨)
第1条 日本赤十字社有功章社員章等贈与規則(以下「規則」という)による表彰
基準に達した特別社員等には功労の程度に応じて感謝状などが贈られるが、その
際に支部からは表札を贈る。
(贈与の対象)
第2条 表札の贈与は「規則」による表彰に該当した特別社員・有功章社員に贈
る。但し、法人・団体・学校・献血関係功労は除く。
(種類)
第3条 表札の種類は次の区分による。
1.特別社員(合成樹脂)
2.有功章社員(陶製)
(贈与の方法)
第4条 地区・分区長からの申請による被表彰者並びに支部直扱いの被表彰者に贈
るものとする。
2 特別社員並びに有功章社員への表札贈与は各々一回限りとする。
(実施時期)
第5条 この表札贈与要領は平成7年4月1日以降の申請分から実施する。
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
○社員表札贈与要綱
1 目的
日本赤十字社秋田県支部へ、規定額の社費を納入された社員に対し、
社員であることを証し、あわせてその貢献に感謝の意を表すため秋田県
支部より表札の贈与を行うこととする。
2.
贈与対象
( 1) 毎 年 1 ,0 0 0 円 以 上 の 社 費 を 納 め 、合 計 額 が 1 0 ,0 0 0 円 に
達した個人で、表札を希望する社員。
( 2) 社 費 と し て 一 時 に 1 0 ,0 0 0 円 以 上 の 金 額 を 納 め た 個 人 で 、社
員表札を希望する社員。
3.
表札の形状等
( 1)
合成樹脂製
( 2)
形状は別図のとおりとする。
4. 贈 与 方 法
地 区 長 分 区 長 か ら 別 紙 様 式 に よ る 内 申 が あ っ た 時 は 、所 定 の 手 続 き に
より贈与するものとし、その伝達は各地区長分区長が行うものとする。
5. 実 施 時 期
この要綱は、平成15年4月1日から施行する。
社員
表彰・税制・選挙関係
日本赤十字社
+
図
赤十字マーク入り
縦
18.7cm
横
7.7cm
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日本赤十字社秋田県支部
○○○第
号
平成○○年○○月○○日
日本赤十字社秋田県支部長 宛
地区分区長
公印
社員表札贈与について
社員表札贈与にもとづき、別紙のとおり内申します。
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
別紙様式
社
員
表
札
内
申
調
書
地区・分区名
申請一
前回までの
今回の
連番号
社費累計額 A
社費額 B
表彰・税制・選挙関係
計 A+B
贈与基準額
到達年月日
住
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所
社員名
男女別
備
考
日本赤十字社秋田県支部
○褒章条例による紺綬褒章並びに褒状の申請手続に関する件
(昭和41年12月13日振興第262号 各支部長あて副社長通知)
このたび、総理府賞勲局より、口頭をもって紺綬褒章並びに褒状の申請手続につ
いては下記の事項につき厳に留意されたい旨の連絡があったので、今後手続の際は
万遺漏なきよう取扱われたく通知する。
なお、昭和34年3月3日付振興第23号各支部長あて副社長通知「褒章条例による
紺綬褒章並びに褒状の申請手続に関する件」はこれを廃止することとする。
記
1 物品の寄付により申請をなす場合添付する評価調書は、権威あるものでなけれ
ばならないので、次の事項を厳守すること。
(1) 評価者は公正な第三者(個人又は法人若しくは団体)であって、当該物品に関
し、精通しているものであること。
(2) 評価者の異なる評価調書各1通計2通を添付すること。
2 寄付申込書謄本、領収書謄本、及び寄付取調表のそれぞれの但し書及び寄付目
的の項には「日本赤十字社○○○支部事業資金」と支部名を明記し、寄付取調
表、寄付申込書謄本、領収書謄本、履歴書(法人の場合は定款)戸籍謄本の順で編
綴し、書類を作成すること、その際寄付申込書謄本には必ず「寄付申込書」と頭
書すること。
3 なお、賞勲当局の見解によると、本社社費のような会費的性格の醵金は紺綬褒
章の対象とならないので、この場合はすべて寄付金扱いとすること。
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
○高額寄付者に対する厚生大臣感謝状の贈呈制度の発足について
(昭和59年9月28日振興第157号 各支部長あて副社長通知)
標記については、かねてより、全国支部事務局長会議等を通じて予告してきたと
ころでありますが、今般、厚生省社会局長より制度発足に関し、別紙のとおり通知
がありましたので、遺漏のないよう取扱われたくご了知願います。
おって、本制度発足に伴い、感謝状の贈呈対象となる候補者の推薦等具体的取扱
いについては、別途通知せしめる予定でありますので念のため申し添えます。
(別紙)
日本赤十字社又は共同募金会に対して寄付を行った者に対する厚生大臣感謝
状贈呈要綱
(昭和59年9月12日社庶第104号 厚生省社会局長通知)
1 目的
日本赤十字社又は共同募金会に多額の寄付を行い、当該事業の振興に多大な貢
献をした個人又は団体に対し、その功績をたたえ、感謝の意を表すため、厚生大
臣から感謝状の贈呈を行うこととする。
2 対象者の範囲
(1) 日本赤十字社に対して金品を寄付した個人又は団体、又は共同募金会に対し
て共同募金として寄付した個人又は団体であって、その寄付額が別表に掲げる
額に該当するもの。
(2) この要綱により感謝状を贈呈された個人又は団体が再び日本赤十字社又は共
同募金会に寄付を行い、感謝状贈呈の要件を満たす場合において、重ねて贈呈
の対象とすることは差し支えないものであること。
ただし、同一の個人又は団体に対する感謝状の贈呈は、同一年度内1回限り
とする。
3 対象者の選定
厚生大臣は、日本赤十字社社長又は中央共同募金会会長から別紙様式(1)及び
(2)(別紙様式省略)による推薦があったときは、所要の審査を行い、贈呈対象者
を選定するものとする。
4 感謝状の伝達
感謝状は、日本赤十字社社長又は中央共同募金会会長が、厚生大臣に代わって
伝達する。
ただし、これにより難い場合には、日本赤十字社都道府県支部支部長(代理者を
含む。)又は都道府県共同募金会会長(代理者を含む。)がこれを代行することがで
きる。
5 実施の時期
この要綱は、昭和59年4月1日以後の寄付に係るものについて適用する。
別表
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
寄付の額
個人
団体
1,000,000円以上 5,000,000円未満
3,000,000円以上 10,000,000円未満
(注1) 同一の個人又は団体から同一年度内に2回以上の寄付があった場合には
その合計額をもって寄付の額とする。
(注2) 日本赤十字社に対して物件の寄付があった場合には、その評価額をもっ
て寄付の額とみなす。
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
○
税制上の優遇措置
日本赤十字社への活動資金(社費、寄付金の両方)をご協力をいただいた場合、税制上の優遇措置を
受けることができます。
個人の場合と法人の場合は少し異なりますが、その概要は次のとおりです。
なお、源泉徴収されているサラリーマンの方でも、確定申告をすることで、所得税の還付と次年度の
住民税の軽減措置を受けることができます。
住民税の軽減のみであれば、住所地の市区町村に対して住民税の申告を行えば住民税の軽減を受ける
ことができます。
○
個人の場合
措置の名称等
寄付の内容
関係根拠条文
適用期間
措置の内容等
特定寄付金
日本赤十字社に対してなさ
所得税法
通年
寄付金の金額(ただし、上限は寄
れた寄付金で、日本赤十字
第78条
付者の年間所得額の40%まで)か
社の事業に充当されるもの
ら2千円を差引いた額が、寄付者
の年間所得総額から控除される。
住 民 税 に か か 日本赤十字社各都道府県支
る税額控除
部にお寄せいただいた寄付
地方税法
寄付金の金額(ただし、上限は寄
第37条の2
付者の年間所得額の30%まで)か
金で、総務大臣の指定を受
ら5千円を差し引いた額の10%
けた事業が対象 (※1)
が税額控除される。(平成20年度
税制改正) ※2
相 続 税 の 非 課 相続または遺贈により財産 租 税 特 別 措 置
税
租税特別措置法第70条により寄
を取得した方から、日本赤
法
付した相続財産の価格は、相続人
十字社にお寄せいただいた
第70条
の納めるべき相続税の課税価格か
寄付金で、日本赤十字社の
ら除外される。
事業に充当されるもの
※住民税にかかる寄付金控除は、寄付者の居住地の日赤支部への寄付に限られる。但し、国内災害義援金に
ついては、寄付者の居住地にかかわらず税制上の優遇措置が受けられる。
○
法人の場合
措置の名称等
寄付の内容
関係根拠条文
適用期間
措置の内容等
指定寄付金
日本赤十字社に対してなさ
法人税法
毎年
法人の通常の損金算入限度額にか
れた寄付金で、財務大臣の
第37条
4~9月 かわらず、全額が事業年度の損金
指定を受けた事業が対象(※
額に算入される。(※2)
1)
特 定 公 益 増 進 日本赤十字社に対してなさ
法人の通常の寄付金損金算入限度
法 人 に 対 す る れた寄付金で、日本赤十字
寄付金
通年
社の事業に充当されるもの
額の倍額までの範囲内で寄付され
た全額が、損金の額に算入される。
※1:災害救護設備の整備、災害救護物資の備蓄、支部国際活動基金等の事業が指定されている。
各都道府県支部が作成した事業計画の範囲が対象となる。
※2:支部募集枠の関係で適用にならない場合がある。
法人の損金算入限度額の計算は次のとおり。
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
○ 「公職選挙法」に関わる留意事項について
平成21年2月 日本赤十字社秋田県支部
公職選挙法の規定に基づき、公職の候補者等が行う日本赤十字社への寄付や災害見舞い品等
における地区長等の名称の表示等について一定の制限措置が講じられております。
ついては、次の事項にご留意のうえ事業の円滑な遂行に支障のないようご配意願います。
1
公職の候補者等の定義について
「公職の候補者等」とは公職の候補者、公職の候補者となろうとする者及び現に公職にあ
る者をいいます。また、「公職」とは、衆議院議員、参議院議員並びに地方公共団体(一般
的には、都道府県、特別区、市町村等)の議会の議員及び長の職をいいます。
2
公職の候補者等が日赤に対して寄付をすることについて
それが社員の資格を取得するための行為と解される場合は、公職選挙法第199条の2に違
反しないが、それが慈善行為のものとして行われるものであれば、同法に違反するものと解
されております。
具体的な事例として、旧自治省の見解(平成2年6月における会議での自治省職員の口答
指導)では、「日赤社費は社員となるのに最低限必要の社費(年額500円)を超えた場合は寄
付金となり違法の恐れがある」とされております。
日赤としては、「内外の赤十字活動を維持する日赤社費が500円を超える場合はすべて公職
選挙法違反というのは、人道、博愛の精神に基づく事業の伸展を阻害するものと考える」と
して、強く反対しており、本件にかかわる趣旨を十分理解してもらうよう主務官庁である厚
生労働大臣に申し入れるとともに、現法律の改正をしてもらうよう総務省に要請していると
ころです。
以上のことから、公職の候補者及び同居のご家族の500円を超えた社費取扱いについては、
難しいのが現状です。
なお、公職選挙法は選挙区外への寄付を制限していませんが、日赤は、各都道府県に支部
が設置されており、また、各市区町村においても担当窓口が設置されていることから、基本
的には日本赤十字社のどの支部・連絡所に寄付をしても、選挙区内にある者に対する寄付と
なります。
したがって、公職の候補者等が日赤の他支部、他地区へ寄付することも制限されています。
3 災害の義援金等の扱いについて
災害等の義援金については、一旦、日赤が窓口となり義援金を受けますが、それをそのま
ま、災害が発生した都道府県の主宰する義援金配分委員会に移され、当該委員会が義援金の
配分を決定することになります。
このように、日赤が義援金配分委員会の行う義援金の募集の受付のみを行っていることが
表彰・税制・選挙関係
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日本赤十字社秋田県支部
明白な場合においては、配分委員会が設置されている選挙区の公職の候補者等を除き、日赤
への寄付が可能です。
例えば、秋田県内を選挙区とする公職の候補者等が宮城県支部や岩手県支部が募集した「宮
城岩手内陸地震」の義援金を日赤秋田県支部を通じ寄付することは特に問題ありません。
4 支部長、地区分区長が公職の候補者等である場合の名称の表示について
(1)
社資募集に当っての加入または拠出依頼状等に支部長・地区長及び分区長の氏名を記載
することは、差し支えありません。
(2)
支部長、地区長などが、公職の選挙区内において社員及び社業功労者等の表彰を行う場
合、表彰状に支部長等の氏名を記載することは差し支えありませんが、「記念品を贈り」
や「金一封を添えて」等金品を贈ることについての文言は寄付の目録とみなされるので、
記載できません。なお、表彰状にその文言を記載しないで記念品を贈ることは差し支えあ
りませんが、この記念品等には支部長等の氏名は記載せず「○○市地区」または「○○市
地区長」等としてください。
(3)
災害見舞品等の表示について、被災者に見舞品を贈る場合または奉仕団員等に記念品、
その他を贈る場合、その品物あるいは包装に支部名または地区・分区名を表示することは
差し支えありませんが、「支部長」等の氏名を表示することは禁止の対象となります。
(4)
花輪・供花等について、地区長等が公職の選挙区内において花輪・供花・香典または祝
儀を供与する場合、地区長等の氏名を表示することは禁止の対象となります。ただし、本
人自ら出席する葬式や通夜における香典や本人自ら出席する結婚披露宴における祝儀の場
合は、通常の一般社交の範囲内であれば差し支えありません。
(5)
香典返しによる寄付金のお礼状に支部長等の氏名を表示することは、不特定多数の方へ
送付されることと氏名普及宜伝ということで事前運動につながるため、禁止されています。
(6)
祝電・弔電には支部長等の氏名を表示して差し支えありません。
(7)
あいさつ状等について年賀状・寒中見舞状・暑中見舞状その他これらに類するあいさつ
状に地区長等の氏名を表示することは禁止されております。施設の新築落成式等行事の案
内状に地区長等の氏名を表示することは差し支えありません。
5 公職の候補者等の家族からの寄付について
候補者の家族からの寄付金等については、その寄付が家族自らの意志で行われるもので、
家族の候補者への投票の見返りに行われるものでなければ受けても差し支えないこととされ
ています。
但し、公職選挙法では、「公職の候補者等を寄付の名義人とする当該選挙区内にある者に
対する寄付については、当該公職の候補者等以外の者は、いかなる名義をもってするを問わ
ず、これをしてはならない」という規定があり、無記名、匿名・口伝えの種別を問わず、そ
れが公職の候補者等からのものであることが明白であると認められる場合は、公職の候補者
以外の寄付は制限されることになり、家族もその対象となり得ますので、慎重な対応が必要
です。
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