たばこ小売販売業の許可を受けた皆様へ 東北財務局理財部理財課 たばこ小売販売業の許可を受けた皆様におかれては、たばこ事業法等の趣旨をご理 解いただき、下記の事項について十分にご留意のうえ営業をしていただきますようお願 いします。 下記事項について、また、下記事項以外についても、ご不明な点がありましたら、ご遠 慮なくお尋ねください。 1.廃業、休業、承継や住所変更等は必ず届出をしてください。 たばこ事業法(以下法という)により、財務局長の許可を受けた製造たばこ小売販売業者(以 下『小売販売業』という。 )は、次のような変更が生じた場合、財務局長に届出することが義務 付けられています。 (届出義務違反は、許可の取消し、又は1月以内の営業停止の要件に該当し ます。 ) 【届出を要する主な事項】 ①営業を廃止したとき →小売販売業廃止届出書の提出が必要となります(法第 30 条第 2 項) 。 ②営業所以外の場所に出張して行う小売販売(以下『出張販売』という。 )を取り止めたとき →出張販売取りやめ届出書提出が必要となります(法第 30 条第 2 項) 。 ③病気や店舗改築等により、営業を引き続き一月を超えて休止するとき →小売販売業休止届出書の提出が必要となります(法第 29 条) 。 ④相続(個人名義の場合) 、合併又は分割(法人名義の場合)により承継したとき →小売販売業承継届出書の提出が必要となります(法第 27 条第 3 項) 。 ⑤商号、名称又は氏名及び住所(法人代表者の氏名及び住所を含む。 )を変更したとき →小売販売業商号等変更届出書の提出が必要となります(法第 30 条第 1 項) 。 (注)この他にも届出が必要な場合があります。 2.営業所の移転、出張販売には許可が必要です。 小売販売業者が、次のような行為を行う場合は、あらかじめ財務局長の許可を受けなければ なりません。 ①営業所の移転を行おうとする場合 ※ 同地における建て替えであっても、基本的に移転申請が必要となります。 ご注意下さい。 ②営業所の一時移転もしくは仮移転を行おうとする場合 ※ 一時移転とは公共事業等止むを得ない理由により、一定期間、現在営業を行っている 場所とは異なる場所で営業活動を行うことを言います。 仮移転とは店舗建て替え等の自己都合により、現在営業を行っている場所とは異なる 場所で営業活動を行い、仮移転期間終了後には許可を受けた元の場所に戻って、営業活 動を再開することを言います。 ③出張販売を行おうとする場合 ※ 出張販売先で、自動販売機により販売活動を行う場合以外は、小売販売業許可名義人 が自ら販売活動を行う必要があります。 3.許可条件を遵守し、未成年者喫煙防止に努めてください。 小売販売業者は、許可証又は許可通知書に記載された許可条件を遵守しなければなりません。 ) (許可条件違反は、許可の取消し、又は1月以内の営業停止の要件に該当します。 また、平成 20 年7月以降、自動販売機による販売には成人識別装置を装備し、これを常時 作動させた上で販売することが義務付けられておりますが、社会的な要請である未成年者喫煙 防止のため、対面販売の場合の年齢確認などにも積極的に取り組むよう、お願い致します。 なお、自動販売機につきましては、申請時設置予定位置に対する実際の設置位置を確認する ため、設置写真の提出をお願いしていますが、このほか、①自動販売機設置予定としていたも のの、設置を取止めた場合、②当初設置位置から移動させる場合については、必ず当局まで事 前にご連絡ください。 4.以下に揚げるような場合、たばこ事業法第 31 条の規定により、1ヶ月以内の営業停止または 許可取消の対象となりますので十分注意してください。( 例示であり、全てを記載しているわ けではありません。) (1) たばこ事業法の規定に基づき処罰された場合。 (2) 許可条件に違反したとき。 ( 上記3参照 ) (3) 無許可で移転、出張販売をした場合。 (4) 定価外販売を行った場合。 (5) 承継、休止、商号等変更等の必要な届出をしない場合。 (6) 破産者となったとき。 (7) 正当な理由がないのに、許可後1ヶ月以内に営業を開始しない場合。 (8) 正当な理由なく1ヶ月以上販売を休止している場合。 (9) 不正な手段で許可を受けた場合。 (10)未成年者喫煙禁止法違反により処罰された場合。 問合わせ先 東北財務局理財部理財課たばこ担当 TEL 022-263-1111(内線 3035.3053)
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