XTract ユーザーマニュアル Ver2.04 (日本語版)

USER MANUAL XTract 2.04
Issue 2.04.A - July 2015
USER MANUAL
Issue 2.04.A - July 2015
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Issue 2.04.A - July 2015
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Issue 2.04.A - July 2015
免責事項
本マニュアルは、オリジナルマニュアルXTract_userman_2_04.pdfの理解の補助用に作成されています。
本マニュアルの内容は、予告なく変更することがあります。
本マニュアルは、正確/最新/信頼できるように注意を払い作成しておりますが、株式会社フォトロンは本マニュア
ルの内容/品質については如何なる保証も行っておらず、間違い/エラーおよびそれらが原因となり発生した損失
や損害については一切責任を負いません。
著作権
本マニュアルは、XTract_userman_2_04.pdfの日本語翻訳版です。
本マニュアルの著作権は、株式会社フォトロンに帰属します。
商標
すべての製品およびブランド名は、EVS、または、各所有者の商標または登録商標です。
改良要求
本マニュアルの内容に間違いがあれば、株式会社フォトロンまでご連絡下さい。
より良いマニュアル作成のために、ご協力お願いします。
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Issue 2.04.A - July 2015
目次
目次
005
更新情報
006
1. 概要
007
2. インストール
008
3. ネットワークアーキテクチャ
009
4. オペレーション
010
4.1. 概要
4.2. クリップのバックアップ
4.3. クリップのリストア
4.4. Aboutウィンドウ
4.5. 警告とメッセージ
010
012
014
016
017
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更新情報
このマニュアルは、リリース2.4の新機能に関連する変更の対象とされていません。
ユーザーインターフェースの外観は、少し修正されました。
このため、一部の画像が更新されました。
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1. 概要
XTractアプリケーションは、1または複数台のEVSビデオサーバー (XT3、XS、XTnano、XSnano).からのクリップの
バックアップ/リストア専用のインターフェースソフトウェアです。
XTractは、オペレータが、リモコンから“to archive”とマークした全てのクリップのバックアップと転送を管理しま
す。
このマニュアルは、コンフィグインターフェース(簡単に使える)について、記載しています。
XTract は、バックグランドで動作しているXsquareアプリケーションのユーザインターフェースとして動作します。
XTract は、LinXプロトコルを使って、コマンドをXsquareに送ります。
このアプリケーションについての詳細は、Xsquareマニュアルを参照下さい。
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2. インストール
XTractアプリケーションは、Xsquareアプリケーションと同じコンピュータ上にインストールされなければなりませ
ん。
XTractで使用するXsquareアプリケーションは、XTract 専用で、他のアプリケーションから使用できません。
既にXtractコマンドを処理するように構成されています。
XTractセットアップは、Xsquareがインストールされていない、または、もし既にインストールされているXsquareバ
ージョンが古い場合のみ、Xsquare インストールを行います。
Xsquare は、使用時に、ラッピングを含むファイル転送に制限され、フォーマットトランスコードは行いません。
使用可能ラッパーは:
○ QuickTime Reference
○ QuickTime Movie
○ MXF OP1a
○ MXF EVS
○ Avid MXF OP-Atom
XTractは、同じコンピュータ上にインストールされている1つのXsquareアプリケーションとのみの通信可能ですが、
複数のEVSビデオサーバーから/へのファイルのバックアップ/リストアを管理します。
ただ1つのXsquareアプリケーションが使用されるため、LinX プロトコルを使用した、XTractとXsquareアプリケーシ
ョン間の通信に、ただ1つのXMLユニットがデフォルトとして設定されます。
XTractは、オペレータにリクエストされたバックアップとリストアジョブに対応するXMLジョブファイルを作成し、それ
をXMLユニットフォルダ内にドロップします。
Xsquareは、常にこのフォルダを監視して、XMLファイルとして記載された使用可能なジョブを実行します。
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3. ネットワークアーキテクチャ
XTractは、Xsquareアプリケーションと同じコンピュータ上にインストールされます。
XTractは、バックアップとリストア機能の管理に使用するインターフェースアプリケーションです。
アーカイブ/リストアされるファイルは、同じイーサネットネットワークに接続された1つまたは複数のEVSビデオサ
ーバーとストレージユニット上に置かれます。
以下の図のように、色々な通信とファイルの転送用に、2つのネットワークが使用されます。
物理的に、これらのネットワークは、パフォーマンスのために、1つで同じ、または、別々にできます:
○ PC LANネットワークは、EVSビデオサーバーの検出、識別、バックアップするクリップのリストの転送に使
用されます。
○ Gigabit Ethernet(GigE)ネットワークは、XTractとXsquareコンピュータと、EVSビデオサーバーとストレージ
ユニット間のクリップデータの転送に使用されます。
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4. オペレーション
4.1. 概要
序文
XTractソフトウェアインターフェースは、以下のように、1つのウィンドウで構成されています。
メインウィンドウ内の各タブ/項目は、各章に記載されている専用のウィンドウやタブを開きます。
XTractメインウィンドウは、以下のスクリーンショットでハイライト表示されているエリアを持っています:
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エリア説明
以下のテーブルでは、セカンダリウィンドウ/枠を開く各項目やタブについて、説明しています:
パート
名前
1.
Server Visibilityエリア
2.
BACKUPタブ
3.
RESTOREタブ
4.
Aboutアイコン
説明
サーバーリストタブ内に表示したいEVSサーバーのタイプを、フィルタ選択し
ます。
ネットワークストレージ上にバックアップするクリップを持つサーバーを選択
する、バックアップパラメータを設定する、BACKUP枠を表示します。
ネットワークストレージからバックアップ済みクリップがリストアされるサーバ
ーを選択する、RESTORE枠を表示します。
アプリケーションバージョンとサポートの情報を提供するAboutウィンドウを
開きます。
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4.2. クリップのバックアップ
BACKUPウィンドウの概要
BACKUP ウィンドウから、ステータス"to archive"を持ち、選択EVS サーバーに保存されているクリップをバックア
ップできます。
このウィンドウ内で、バックアップフォルダと、バックアップファイルのファイル形式を選択します。
アプリケーションを起動すると、デフォルトで、バックアップウィンドウが開きます:
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クリップのバックアップ方法
BACKUPウィンドウから、専用ストレージシステム上にクリップをバックアップするには、以下を行います:
1. Server Visibilityエリア内で、バックアップするクリップが保存されているEVSビデオサーバーのタイプを選択
します。
2. Select backup serversエリア内で、Refresh Listボタンをクリックして、選択タイプに対応するEVSサーバーのみ
を表示します。
3. サーバリストが更新されたら、バックアップを実行したい全てのサーバーを選択します。
サーバーオペレータにより、"to archive"とタグ付けされたすべてのクリップは、ストレージにバックアップ
されます。
4. Browse or type destination folderエリア内で、Browseボタンをクリックして、全てのファイルがバックアップされる
フォルダ(ネットワーク上のサーバー、ローカルマシン上のディスク/フォルダ)を選択します。
5. Choose file formatエリア内で、使用可能なフォーマットから、バックアップファイルのフォーマットを選択します。
Xtractシステム内では、Xsquareはファイルフォーマットトランスコードを行いません。
6. Start Backupボタンを押します。
注意
いつでも、Refresh Listボタンをクリックして、新たな検出処理を開始して、EVSサーバーのリストを更新
できます。
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4.3. クリップのリストア
RESTOREウィンドウの概要
RESTOREウィンドウから、以前にバックアップしたファイルをリストアするEVSサーバーを選択できます。
RESTOREタブを選択すると、RESTOREウィンドウが開きます:
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クリップのリストア方法
RESTOREウィンドウから、選択サーバー上にクリップをリストアするには、以下を行います:
1. Server Visibilityエリア内で、クリップをリストアしたいEVSビデオサーバーのタイプを選択します。
2. Select restore serversエリア内で、Refresh Listボタンをクリックして、選択タイプに対応するEVSサーバーのみ
を表示します。
3. サーバリストが更新されたら、クリップをリストアしたい全てのサーバーを選択します。
4. Select and Startボタンをクリックして、リストア処理を起動します。
デフォルトでは、リストアクリップは、宛先サーバー上のページ6に送られます。
注意
いつでも、Refresh Listボタンをクリックして、新たな検出処理を開始して、EVSサーバーのリストを更新
できます。
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4.4. Aboutウィンドウ
このウィンドウは、以下の項目を表示します:
○ XTractアプリケーションのバージョン(アプリケーション名の下)
○ デジタル形式のユーザマニュアルへのリンク
○ EVSテクニカルサポートメールと電話のリスト(この製品へのサポート用)
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4.5. 警告とメッセージ
以下の警告とメッセージが、BACKUPとRESTOREウィンドウ内に表示されます:
警告
説明
サーバー名が赤色で表示される
サーバーが検出されましたが、使用可能ではありません
(例: 接続が失われたため)。
メッセージ
"XML Unit not accessible"
説明
Xsquareアプリケーションが、開始、動作していません。
"Destination not reachable"
リモートストレージユニット上のバックアップフォルダにアクセスできません
(例: 接続が失われたため)。
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発行年月 2016年 7月 発 行
株式会社フォトロン
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105
神保町三井ビルディング21階
○C2016.PHOTRON LIMITED、All rights reserved. Printed in Japan.
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