The 168th Programming Deliberation Committee 第168回番組審議会 議事録 開催日 2013年4月24日(水) 出席者 湯川れい子委員長、山田吉彦副委員長、亀渕昭信委員、 吉成伸幸委員、佐藤信夫委員 議題:「SOUL SEARCHIN’ RADIO」 毎週火曜日(20:00 ∼ 22:00) 会社からの説明 敢えて言うならば、もう少し余裕をもったトークであれば良 かったのではないか。初回放送のためか少々気負いすぎてい ソウル・ミュージックの過去・現在・未来をわかりやすく、 る感はあった。シビアな見方をしても問題はなかった。一人の ソウル(心) をこめて紹介する番組です。 リスナーとして楽しく聴くけた。 また、来日ソウル・アーティストへの積極的なインタビューや、 生ゲストもお迎えし放送します。 委員C) アーティストにスポットを当てたコーナーや、 ライブ情報なども 番組全体のコンセプトが明確で、選曲も非常に良かった。 紹介。 構成がしっかりしており、音楽の流れも非常に聴きやすいもの 番組へのリクエスト、意見、希望なども広く募集し、番組に反映 であった。番組を放送している時間帯も内容に合った良い時 しています。 間帯である。番組途中に入ってくる時報は自分にとってチェッ 番組ホームページやブログも好評を博しています。 クポイントとなって良い。 委員からの意見・感想と会社の回答 委員D) まず番組全体として評価できるものであった。生放送である 委員A) がよく落ち着いており、滑舌が良く、 トーク内容が自然であり 番組の冒頭で当日放送する内容を紹介している点はリスナー クリアであり聴きやすい。敢えて言うならば、テーマのない選 にとってわかりやすい。DJの語り口も自然体で、聴きやすい。 曲の時間帯に中だるみを感じたが、2時間という流れの中では 番組の構成にも工夫がみられる。通好みのアーティストから誰 ある種のメリハリとなってバランスよく聴くことができた。 もが知っているアーティストまで、ジャンルも幅広くとらえて 特集コーナーはしっかりとした構成であり感心した。 いるので評価できる。リスナーターゲットは40代以上と思わ 関連アーティストのライブを殆ど観ていることも凄いことだが、 れるが、若い世代でも楽しく聴くことができる番組であった。 それを含んだ知識の豊富さは評価できる。音楽のライブラ リーも豊富で今後が楽しみだ。ただ、アーティストを紹介する 委員B) 場合にひとつ突っ込みの足りなさを感じる。一般的な情報に加 番組の印象としては盛り沢山で、リスナーとして聴いていて勉 え自分で取材し、感じたことを表現できれば更に良い番組とな 強になる。番組内容も濃いもので、情報も参考になる。 るだろう。 委員E) いわゆる旧態依然とした「音楽番組」になっているように感じ た。DJがライブに行った、アーティストに会ったその時の逸 話があれば、そこにInterFMらしい特徴を出すことができた のではないだろうか。そのためには歌い手のキャラクターを〝 もっと引き出す″ことが必要ではないか。 今回DJがビルボードライブへ行き、ライブを観て、楽屋でア ーティストに会った。その時の模様を紹介できれば良かった。 アーティストの“人間としてのキャラクター”や歌い手の表情、 エピソードを加えるだけでもっと違うものになっていたはず だ。取材の際の「目の付け所」を変えればもっとDJ吉岡正晴 の力量が増すと思う。 会社側の回答― 4月に大きな改編を行い、DJが無駄な喋りをしない、できる 限り音楽が流れている編成方針に変えた。リスナーがいつチ ャンネルを合わせても常に良い音楽が流れている放送局にす ることを目標としている。今回審議いただいた番組もその方向 性を目指しており、各委員からいただいたご意見をDJ及び番 組スタッフに伝え、より良い番組制作を行えるようにしたい。 以上
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