(1-1) GIFにおける研究開発の動向 ○Generation IV International Forum (GIF)について ●GIFのグループ構成の中で、当研究所の松 井は政策グループ(PG)のメンバーである。 ●GIFメンバー国の産業界の経営幹部で構成 される上級産業界顧問会議(SIAP : Senior Industrial Advisor Panel)はPGへ産業界 の立場で勧告する役目を担っている(PJ管 理、R&D・展開と商業化のプロセス、許認 可、安全基準等)。 GIFのグループ構成 1 (1-2) GIFにおける研究開発の動向 6炉型に関する研究開発に参加している国 2 (1-3) GIFにおける研究開発の動向 ○6炉型について 3 (1-4) GIFにおける研究開発の動向 ○各炉型のプロジェクトと進展状況 (1) SFR 現在4つのR&D分野(改良燃料、アクチニドサイクル国際実証、機器設計&BOP、安全&運転)で国際 協力を活動中(システム統合&評価についても検討中)であり、2020年代の原型炉の起動を目標 (2) VHTR 現在4つのR&D 分野(材料、水素製造、燃料・燃料サイクル、計算手法検証・ベンチマーク)で国 際協力を活動中であり、2010年までに実現可能性評価段階(予備設計及び安全解析)の終了、2015 年までに性能最適化段階(最終設計および安全解析)の終了、2020 年までに実証段階(建設及び予備 テスト)の終了の予定で進められている。 (3) GFR 現在2つのR&D 分野(概念設計&安全性、燃料、炉心材料&燃料サイクル)で国際協力を活動中であ り、2012 年まで実現可能性評価し、2020 年頃にALLEGRO 実験炉により性能評価を行い、2025 年 以降に実証する計画 (4) SCWR 現在3つのR&D 分野(伝熱流動&安全、材料&水化学、燃料検証試験)で国際協力を活動中であり、 2020 年代の原型炉の建設を可能にするために必要なR&D を2020 年頃までに完了することを目標 (5) LFR、MSR LFRとMSRシステムに対する国際協力の枠組みを決めるための覚書作成 4 (1-5) GIFにおける研究開発の動向 ○最近のGIFの活動について ●GIFとINPROが次世代原子力エネルギーシステムの研究開発について国際協力 ●福島第一原発事故に対するGIFの対応(事故の教訓を反映してGIFメンバーの協力の 継続とGen-IVの開発の促進を確認) ●高速炉の安全設計基準の策定 ●今後の10年間の計画のレビュー 5
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