一般社団法人日本レースラフティング協会(JRF) レース規則 一般社団法人日本レースラフティング協会ではレースラフティング競技の国内での安全ならびに健全な普及を目的に レース規則を以下の通りに定める。修正などの改訂は協会理事会にて行い、改訂がされた場合は広く周知する。 【Ⅰ レース分類】 ① 全日本レースラフティング選手権大会 (国内代表チーム選考会) ・JRF ルールに則った協会主催で開催する代表チーム選考レース。 ・R4(4 人乗り)か R6(6 人乗り)は開催される世界選手権に準じて決定される。 ・実施される世界選手権の前年の開催が望ましいが、世界選手権の開催時期を考慮し、 時期・場所は JRF 理事会で決定する。 ・競技は 4 種目(スプリント/h2h/スラローム/ダウンリバー)の総合で競われることが必要である。 ・複数のチームが出場した場合には総合優勝のチームを日本代表チームと認定する。 ・出場が 1 チームのみであった場合は、そのチームの競技力が日本代表チームに相応しいと 協会が判断した場合、代表チームと認定する。 ② ジャパンカップ (JRF ルールに則った協会公認レース) ・JRF 公認のレースディレクターが運営に参加していること。 ・競技は 4 種目(スプリント/H2H/スラローム/ダウンリバー)の総合で競われることが望ましいが、 日程や河川状況に応じて大会主催者が競技種目を選択できる。 ③ それ以外のラフティングレース ・JRF ルールに準じて開催されることが望ましい。 ・競技種目や内容は大会主催者の判断で決定できる。 ・協会理事会で選手スタッフの安全と地域・関係団体への十分な配慮がなされており、 レースの開催がレースラフティングの国内普及につながると判断された場合は、 大会の開催にあたり広報や大会運営に関して積極的にサポートを行う。 【Ⅱ 参加資格(チームと選手)】 ① 満 18 歳以上の心身共に健康な男女 18 歳未満の選手は保護者の同意があり、大会主催者が安全に競技できると判断した場合は出場可能とする。 ② 大会の開催場所の河川において、自己責任(セルフレスキュー)でレースできる技術を有していること。 ③ 参加者は大会主催者が提示する参加誓約書に署名できる事。 ④ 大会主催者側が参加者に上記の資格が無いと判断した場合、該当チームの出場停止を命ずる事が出来る。 ⑤ カテゴリーは以下の4つとする。 A ユース(19歳以下) B ジュニア(23歳以下) C オープン(年齢制限なし) D マスターズ(40歳以上) ⑥ 登録した補欠メンバーは主催者側の許可を得る事で大会中にメンバーの変更が出来る。 R4レースでは補欠1名、R6レースでは2名の登録が可能。 但し、競技が開始してからその競技が終わるまでのメンパー変更は出来ない。 スラローム、スプリント等の競技における1本目、2本目でのメンパー変更も出来ない。 上記に反した場合、そのチームは失格となる。 ⑦ 各チームには1名のチームキャプテンがいる事。 【Ⅲ ラフトと設備】 ①ボートは急流用に開発された市販のインフレータブルボートであること。 ②協会が認めたメーカーならびにモデルであること。 ③新しいモデルのボートを使用する場合は、大会の 1 か月前には協会にその旨を伝え、ボートの審査を受けること。 ④使用するラフトボートは主催者側からの提供が無い場合には各チームの持込とする。 ⑤但し主催者が安全面で問題があると思われる改造を禁止する。 ⑥フットストラップの装着やロープを使用した予備パドルやスローロープの固定は主催者側が安全性を点検し、認められれぱ可 能とする。 ⑦参加者は全員、急流での使用に適したPFDを着用しなけれぱならない。 ⑧参加者は全員、急流での使用に適したヘルメットを着用しなけれぱならない。 ⑨参加者は全員、ラフティングおよびカヌー用に開発されたシングルブレードパドルを使用しなけれぱならない。 ⑩参加者は全員、足を保護するシューズもしくはリパーサンダル、ブーツを履いていなけれぱならない。 ⑪スローロープ、ナイフ、ホイッスル、フリップラインはチームで最低1つ携帯することが望ましい。 ⑫主催者側は大会前に参加者全員の装備点検を行い、上記を満たさないチームには大会への参加停止を 勧告することができる。 【Ⅳ レース形式】 ①ラフティング大会はスプリント/H2H/スラローム/ダウンリバーの4種目で構成されていることが望ましい。 ②選考レース(全日本選手権)は 4 種目全てでレースをしなければならない。 ③ジャパンカップやそれ以外大会では、状況に応じて変更を可能とする。 ④各種目の順序は次のようになるのが望ましい。 スプリント→H2H→スラローム→ダウンリバー ただし、条件(日程、天候、水量)に応じて変更は可能とする。 ⑤スタートラインとフィニッシュラインは、川を渡ってのラインまたは両岸になんらかの印を明確にマークする必要がある。 レースディレクターは、状況に応じてこれらを変更する権利を持っている。 A スプリント ・スプリントのスタート順は、くじ引きもしくは大会運営者が決めて良いものとする。 ・各チームのスタート時間の間隔は 3 分を超えてはならない。コースタイムは 1 分~3 分が望ましい。 ・スプリントでのトレーニングランは必須ではないものとする B H2H ・1チーム対 1 チームで行われるトーナメント方式のレース。スプリントの後に行われるのが望ましい。 ・H2H はコースのスカウティングが可能である川のセクションにて開催されるべきである。 ・選考レース(全日本選手権)においては、すべてのチームが H2H への参加資格があるものとする。 ・トーナメント表の対戦は、スプリントの結果タイムで決定するものとする。 ・参加チーム数が、正規枠数(2・4・8・16・32)の場合には、そのまま”通常形式のトーナメント”で行う。 ・参加チーム数がそれ以外の時(正規枠数に収まりきらない場合)は“予選”を行い、それに勝ったチームが “決勝トーナメント”に参加できるものとする。“予選”の方式は次の計算式に準ずるものとする。 (出場チーム数を超える)正規枠数-出場チーム数=決勝トーナメント出場チーム数(A) 出場チーム数-(A)=予選出場チーム数(B) (B)のチームをスプリント成績順に 2 つのグループに分ける。 上位グループを C、下位グループを D とする。 それぞれのグループの同順位同士で H2H を行い、勝者が決勝トーナメントに進出する。 決勝トーナメントの組み合わせはスプリントでの成績に準ずる。 ・”決勝トーナメントの一回戦と予選においては、スプリントのタイムが速いチームにレーン選択権が与えられる。 ・二回戦(ラウンド2)からは、その前のレースのタイムで、より速いタイムを出したチームが選択権を持つ。 同タイムの場合はスプリントの速いほうが選択権を持つ。 ・決勝に進んだ 2 チームが 1 位と 2 位。 ・準決勝で敗退した 2 チームで 3 位 4 位決定戦を行う。 ・準々決勝で敗退した4チームは、その時のレースタイムで順位決定(5~8 位)。 ・それ以下も同様(9~16 位、17~32 位) ・ 同ラウンドでの、各レース間隔は 3 分を超えてはならない。 ・ コースタイムは、1~2 分の間にすることが望ましい ・ スタートに遅れたチームは、そのラウンドに参加する権利を失う可能性がある ・ 選考レース(全日本選手権)においては H2H でのテストレースの実行は必須のものとする。 ・ 2 チームの各スタート位置は、できるだけ公平で平等な条件を整えることが、審査員の義務である。 ・ 選考レース(JRF 主催・全日本選手権)においては、参加チームの中から同レベルの 2 チームを選出し、 その 2 チームによるテストレースを行うことが望ましい。 その際には、左右のレーンをそれぞれのチームが最低 1 回は試すものとする。 但し、このテストレースへの参加は強要できるものではないものとする。 C スラローム ・スラロームはコースをスカウティングするためのアクセスが実行可能である川のセクションで開催されるべきである。 ・スラロームは 2 回のラン(試技)で構成。より速いランのタイムが、そのチームの最終タイムとなる。2 本 1 採用 ・ゲートの数は、最少で 8 ゲート。最多で 14 ゲートとする。その中で、アップゲートは最少で2ゲート最多で6ゲート設定。 可能であれば、左右のアップゲート数は均一に設定。 ・ゲートの最小幅は 2,5M。 ・ポールは水面から 0,5M~1M 離す。水面の波による上下、ゲート審判の見易さなどを考慮して決定 ・ダウンゲートのポールの色は、緑と白 ・アップゲートのポールの色は、赤と白 ・レースゲートの設定は、レース開始 2 時間前には設定を完了させる。 その後、場合によってはコースディレクター、ゲート審判員の協議により変更は可能とする。 ・選考レース(全日本選手権)においては、最終的なゲート設定はコースディレクターと審判員の総意により決定するものとする。 ・ゲートは番号順に、通過していくものとする。 ・次のゲートを通過もしくはペナルティのジャッジを受けるまでは、その前のゲートは「ペナルティ審査の対象」であるものとする。 ・すべてのチームメンバーが「ラフトに乗船している状態」で、選手の頭部が両ポールの間を通過するものとする。 ⇒「ラフトに乗船していない状態」とは、選手の身体の一部が水中に浸かっている状態。 ・ゲートの両ポール間のライン(仮想ライン)を、チームメンバーの頭部が一つでも通過した時点で、「ゲート進入」とみなし、 そのゲートは「ペナルティ審査の対象」となる。 その時点からの、後戻りは出来ない。もし、後戻りをした場合でも「進入方向の間違い」によるペナルティを受けることになる (50 秒のペナルティ) ・各ペナルティポイントは以下 ①ゲート接触 5 秒 ポールに身体、パドル、ラフトの一部が接触したら、ゲート接触とみなす。 一回接触した時点で 5 秒のペナルティ。その後は何回接触してもペナルティは加算されない。 但し、その後不通過をした場合には、接触ペナルティは加算されない。(不通過のペナルティ 50 秒のみ) ②ゲート不通過 50 秒 チームメンバーの一人でも不通過をすれば、50 秒のペナルティ ③間違った順番・方向へのゲート進入 50 秒のペナルティ ④意図的なポールへの干渉 50 秒のペナルティ 例えば、わざとポールにぶつかり、ポールの位置をずらすなど ⑤メンバーが欠如した状態フィニッシュ 50 秒のペナルティ ゴールした時点でメンバー全員がボート内にいなくてはならない ・ペナルティは、そのまま、そのチームの実際の降下タイム時間に加算される。 ・複数チームが同タイムのときには、遅いほうの採用タイムで順位を決定する。 ・スタート間隔は、1~4 分間とし、実際のコースタイムは 3~4 分間が望ましい。 ・スタート時間に遅れたチームは、レースへの参加資格を失う可能性があるものとする。 ・スタート順は、それまでの総合ポイントの低いチームから行うのが望ましい。 D ダウンリバー ・レース時間は、状況に応じて、20~60 分の間で行うものとする。 (川や瀬の状況、アクセス状況により決定) ・レースは川の状況に応じて、グループによるスタートを行うことも可能とする。 ・スタートラインは、すべてのチームのためにできる限り公平であることが望ましい。 各レーンの選択は、それまでの総合ポイントの高いチームから優先権が与えられる。 ポイントが同点のチームが複数いる場合は、スラロームのポイントが高いチームを優先する。 ・複数のグループで、レースを行うときには、ランクの高いグループから順にスタートする。 ・グループ間の間隔は、 最低 1 分以上でなければならない。 ・状況によっては、陸上からのランニングスタートも可能とする。 ・スタート地点の川幅に充分なスペースがあるときには、ランニングスタートも可能。 その場合には、スタートラインにポールなどをぶら下げ、各レーンを明確にする。 ・スタート時間に遅れたチームは、レースへの参加資格を失う可能性があるものとする ・ダウンリバーにおいては、各チームはレース前に必ずコース下見を行うのが望ましい。 【Ⅴ 競技について】 ①フリップ(転覆)自体は、いかなるペナルティも受けない。但し、フィニッシュラインを越えたときに、ボートはフリップリカバリーさ れ、すべてのチームメンバーはラフトに乗っていなければいけない。 ②フリップしたまま、もしくは、メンバーが一人でもラフト内に乗っていない状態でフィニッシュラインを超えた時には、 50 秒のペナルティが加算される。 ③身体の一部、及びパドルによる、「相手チーム」への意図的な接触、妨害行為は禁止。 ⇒「妨害」ごとに、10 秒のペナルティ ④「意図的な進路妨害」は一回の妨害ごとに 10 秒のペナルティ。 ⇒「意図的な進路妨害」とは、相手チームの進行を妨げるための「意図的な進路変更」を意味する。 ⑤チームメンバーが負傷のために続けることができないという場合には、そのチームは負傷者が安全/医療関係者に引き渡され た後に、一度だけそのままレースを継続することができる ⑥レース中における外部の支援は(チームメンバー以外の者)禁止。これを破ったチームは失格とする。 但し、危険な状況によるやむを得ない場合は除く。 ⑦各レース後は、各チームは運営者に要求された場合はラフトをスタート地点や運搬車両などに運んで運用担当者を支援しな ければならない。詳細はキャプテンミーティングで告知される。 ⑧キャプテンミーティングは、大会前日の夜に行われるのが望ましい。 ⑨大会プログラム/スケジュールは、その時点ですべてのチームキャプテンに提供される。 ⑩但し、前日が不可能であれば当日に開催。 ⑪キャプテンミーティングは、可能であれば外部と遮断された空間で行う。 ⑫タイム計測はスターターの「Go」の号令と同時にラフトを押さえていたスタート補助員が、ラフトを手離したと同時に開始するも のとする。光電管などの計測方法の場合はボートがスタートラインを通過した瞬間とする。 ⑬選考レース(JRF 主催・全日本選手権)においてのタイム計測は、光電管などによる計測が望ましい。 ⑭ラフトの一部が、ゴールライン(仮想ライン)を超えた瞬間とする。 その際には、メンバー全員がラフト内にいなければいけない。いない場合は 50 秒のペナルティ。 ⑮スタート時における不正には、50秒のペナルティが与えられる。その時は再スタートとなる。 二度の不正を行ったチームは、失格となる。 ⑯それまでの総合ポイントとタイムが同位のチームがある場合には、スタート時のレーン選択権はくじ引きやジャンケンなどによ って決める。可能であれば、それらのチームは同グループでレースを行う。 ⑰総合ポイントにて、同じポイントのチームがある場合には、スラロームの勝者を、総合でも勝者とする。 但し、スラロームがない場合には、ダウンリバーの成績で決める。 ⑱スラロームにおけるゲート審判、及びセクション審判は、なるべく選手から隔離された場所で行うようにする。 審判員は接近してきた選手に離れるように促す権利を持つ。従わない選手にはペナルティが課せられる可能性がある。 ⑲審判員は、判断のミスを訂正する権利、義務を持つ。 ⑳大会運営者は、すべての計測シートを速やかに回収し、その結果を審判員とともに、厳密に審査、確認しなければいけない。 ㉑スポーツマンシップに著しく反する行為を行った選手、チームには、ポイントは与えられず、順位も与えられない。 レース参加費の返還も行われないものとする。場合によっては協会主催のレースに今後の参加を認めないこととする。 ㉒各種目において失格となったチームはその種目のポイントは与えられない。レースイベント失格となったチームはその後のレ ース継続は認められない。 ㉓各種目において、ゴールしていないチームには、その種目のポイントは与えられない。 【Ⅵ スコアシステム】 ①チームは、その順位に応じて、各種目のポイントを獲得する。 ②各種目の最大獲得ポイントは以下の通り。 スプリント 100pt H2H 200pt スラローム 300pt ダウンリバー 400pt ③各チームに与えられるポイントは以下の通り。 1 位 100% 2 位 88% 3 位 79% 4 位 72% 5 位~18 位 19 位~32 位 前の順位よりそれぞれ3%ずつ減少 前の順位よりそれぞれ2%ずつ減少 ④各種目においてスタートまたゴール出来なかったチームは 0pt ⑤全体的な総合結果は、大会中に獲得した合計ポイントに応じて順位を確定 【Ⅶ セーフティ(安全面)】 ①大会運営委員会は、レースが開催される状況により、特定の衣類・装備の要件を指定することも可能。 ②大会の安全管理責任者は、レース前に各チームの装備をチェックする。 不備・修正を指定されたチームは、それを改善するまでレースに参加することはできない。 スタート時間までに改善出来なかったチームは、失格となる可能性もある。 ③大会の安全管理責任者は、大会続行が危険・困難と判断した場合には、直ちに大会を中止する権利を持っている。 大会の安全管理責任者の確認なしに、レースが再開されてはいけない。 ④大会の安全性に関しては、安全管理責任者が最終決定権を持つ。すべてのチーム/競技者はその決定に従う必要がある。 チーム・選手に対しボートを停止したり、状況を支援するためにラフトが必要な場合は、速やかにその指示にしたがわなけれ ばいけないものとする。 そのような緊急事態時のシグナル・サイン等は、前もってキャプテンミーティングなどで告知する。なお、その緊急事態時のシ グナル・サインを意図的に無視したチームには、ペナルティが与えられ、大会失格となる可能性がある。 ⑤選手を含む大会関係者は、あくまでも自分自身の責任で大会に参加するものとする。競技中に発生した不慮の事故に関して は大会運営者はその責任を負うことはないものとする。 ⑥選手を含む大会関係者は常に安全に配慮して行動する義務を持つ。事故や怪我の危険性を最小限に抑えることを心がける。 ⑦参加選手に求められる最低水準スキル ・スローバックの使用 ・急流区間でのスイミング能力 ・転覆したラフトのフリップリカバリー ⑧レースディレクターと安全管理責任者は、それが安全性の向上のために必要と認められれば上記ルールを変更する権利を持 っている。 【Ⅷ 大会運営者および関係者の職務】 ・イベントディレクター(1 名) 大会運営にかかわるすべてを統括する。地元関係機関との調整などの責任を負う。 ・レースディレクター(1 名) JRF レース規則に従って競技を実行する。 ・コースデザイナー(1 名または複数可) ・審判長(1 名) 特にスラローム競技でのゲートセットに関して責任を持つ。 審判における最高責任者。 ・チーフアシスト(複数可) 審判長を補佐する立場。スラロームにおけるセクション(区間審判)なども行う ・一般ジャッジ(複数可) ゲート審判、スタート補助など、レースにおいて様々な審判を行う ・安全管理責任者(1名) 大会に関わる全ての選手・スタッフならびに観客について大会が安全に運行できるよう努める。 ・チーフスターター 選手ならびに観客の誘導や案内を行い、円滑な進行に努める。スタート時のペナルティも確認。 ・タイム計測担当者 すべての競技に関するタイムの計測ならびに集計作業に関する責任を持つ。 ・広報担当者 大会に関する広報を行い、レースラフティングの普及に努める。 ①ゲート審判に、それまでの経験が少ないときにはレース前に審判講習会を行うようにする。 ②選考レース(全日本選手権)やジャパンカップにおいては、審判長を必ず置くこととする・ ③選考レース(全日本選手権)においては、レース前に大会の審判スタッフでルールの確認を必ず行うものとする。 ④審判講習会(ワークショップ)を頻繁に開催。将来的には日本レースラフティング協会の「公認審判員」という資格を作っていく。 協会としては、「公認審判員資格制度」を確立し、その資格の認定・更新などを管理していくことを目指すものとする。 【Ⅸ ゼッケン】 ・すべての競技者は大会主催者が用意するゼッケンを着用しなければならない。 ・大会中に貸与されるゼッケンの管理は出場選手が行い、紛失に伴う弁済の責任は選手自身が負う。 ・競技中にゼッケンを身に着けていない場合は 10 秒のペナルティを受ける。 【Ⅹ 抗議】 ・抗議はレースの結果発表から15分以内にチームキャプテンによって大会主催者へ行わなけれぱならない。 ・いかなる場合でもゲート審判などに直接抗議する事は認められない。 ・抗議する際には供託金として5000円を大会主催者へ預け、書類に必要事項を記入し提出する。 供託金は抗議が認められた場合にのみチームに返還される。 ・レース中に何らかの妨害を受けたチームで再レースを望むチームは、競技終了後5分以内に大会関係者にその旨を伝える。 作成日:2014年1月27日 作成者:一般社団法人日本レースラフティング協会
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