平成28年9月21日 サイバーセキュリティ パートナーシップだより 日本を狙う不正プログラムについて ~マルウェア、ランサムウェア~ インターネットニュース等によると、本年8月以降、日本を狙ったマル ウェアやランサムウェアが確認されていますので、メールやサイトを利用 する際には、ご注意下さい。 日本人を狙うマルウェア「Aveo」 インターネットニュースによると、セキュリティ企業が、日本人を狙う マルウェア「Aveo」によるサイバー攻撃への注意を呼びかけたと報じ られました。 「AVeo」はExcelファイルのアイコンに偽装した自己解凍型の 実行ファイルで、ユーザがこれを実行すると偽の文書やトロイの木馬がダ ウンロードされるということです。 セキュリティ企業は偽の文書は日本語であることから、この攻撃が日本人 を狙ったものだとして注意を呼びかけています。 日本の病院を標的としたランサムウェアを添付したメールの確認について アメリカのセキュリティ企業は、パソコンのファイルを人質に取って身 代金を要求するランサムウェア「Locky」に感染させようとするメー ルが日米を中心に大量に送られているとして注意を呼びかけました。 また、狙われている企業は多岐にわたりますが、特に病院等のヘルスケ ア業界が突出しているとのことです。 ランサムウェアを使用する犯行グループは、感染数を増やす目的で継続 的に手口を変更しており、8月以降マイクロソフト社のWordファイル 「docm」を添付したメールが集中的に送付されているとのことであ り、注意が必要です。 サイバー空間の脅威に立ち向かうためには セキュリティ対策ソフトの導入から Publisher Yamaguchi police Cyber crime measures room
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