琴浦町観光ビジョン 平成25年2月 琴浦町 観光ビジョン策定のねらい 観光振興の目的と観光整備の方向性の共有化 観光ビジョン策定のねらいは、10年後を見据えて、本町における観光振興の目的と 観光整備の方向性を町民の皆様、特に観光に関わる人で共有することにあります。 現状の観光振興において、道路環境の変化や地域間競争の激化により、素材が良いだ けでは観光の振興を図ることが困難となっています。 こういった現状を踏まえ、「食」のさらなる琴浦ブランド化を中心に、観光資源を研 磨し結びつけ、地域全体の魅力アップを図ることが急務となっております。 今年度、各関係機関からなる策定委員の皆様にご検討いただいた結果が本観光ビジョ ンです。今後は、このビジョンに沿って観光振興を図っていきますので、ご理解とご協 力をお願いいたします。 観光振興の目的 観光振興で地域経済の活性化 ~「食」を中心とした観光振興の充実~ ●ステップ1 観光で生計を立てられる人を増やす ●ステップ2 町の主要産業の一つにする ●ステップ3 観光で町全体を潤す 観光振興イメージ図 ■観光関連団体 琴浦町商工会 食のブランド化 琴浦ぐるめストリート 鳴り石の浜プロジェクト 観光地の重点整備 八橋振興会 一向平森林保全協会 21 世紀やまごく村 琴ノ浦まちおこしの会 観光ガイドの会 地域経済の活性化 白鳳の郷地域活性化協議会 河本家住宅保存会 ●夢街道ルネサンス沿線地区 ●琴浦アルプス 塩谷定好フォトプロジェクト 鳥取大学 鳥取県 予算投入 ●昼食 スイーツ 元気プロジェクト 国交省 他 収入の増加 連携強化 観光客の増加 ■琴浦町 ■広域観光 予算投入 連携強化 着地型観光メニューの創出 推進体制の整備 ■琴浦町観光協会 情報発信の強化 テーマ 「食」を中心に「歴史」 「自然」 「健康」で 観光資源を結ぶ「おもしろ琴浦づくり」 観光振興の方向性 (1)「食」のブランド化 ①昼食は「琴浦」のイメージ創出 ②広域観光地との連携強化 ③効果的なイベントの充実 (2)重点整備地区 ①立ち寄りポイントの整備充実 ②歴史資源の発掘と活用 ③拠点機能と周遊性の強化と二次交通の充実 ■夢街道ルネサンス沿線地区 (琴ノ浦歴史街道~津田侯殿様街道) ■琴浦アルプス山間地区 (船上山~大山滝~一向平) ↑鳴り石の浜 ←大山滝 (3)推進体制の整備と情報発信の強化 ①観光協会の体制強化 ②着地型観光メニューの研磨 ※着地型観光メニューとは地域でおすすめの観光資源を基にした 旅行商品のこと (例・・・旧中井旅館→大山乳業工場見学→光の鏝絵) ③旅行会社への宣伝強化 着地型観光メニュー(イメージ)→ ■琴浦町観光ビジョン 行動計画 観光振興の方向性 短期施策 中・長期施策 (1)「食」のブランド化 ■昼食は「琴浦」のイメージ創出 観光パンフ・ポスターの作成 ■「琴浦さん」とのタイアップによる ①昼食は「琴浦」の イメージ創出 「琴浦産」の情報発信 ■白いか等農畜海産物の有効活用 ■牛骨ラーメン、あごカツの ■琴浦グルメストリートによる 郷土食化推進 あごカツカレーB1グランプリ参加支援 ■琴浦グルメストリート店舗統一感の醸成支援 ②広域観光地との 連携強化 ③効果的な イベントの充実 ■有名観光地との相互連携 (砂丘、境港、大山、温泉地等) ■観光地間相互の宣伝手法確立 ■町外施設等にパンフ設置 ■既存イベント及び恋人の聖地と 「食」とのコラボ再構築 ■イメージキャラの作成 ■「琴浦ランチ」メニューイベントの 定着化 (2)重点整備地区 ①立ち寄りポイントの 整備充実 ②歴史資源の発掘と 活用 ■鳴り石の浜、光集落の環境整備 ■海岸周辺案内看板設置 ■鳴り石の浜(石塁)の歴史解明 ■塩谷定好フォトプロジェクトへの支援 ■斎尾廃寺跡の史跡価値の発信 ③拠点機能と周遊性の 強化と二次交通 の充実 ■ポート赤碕の観光拠点化の推進 (ノルディックウォークポールの設置) ■縦走登山者向け定額タクシー運行の商品化 ■夢街道ルネサンス沿線地区及び 琴浦アルプス山間地区の環境整備 ■船上山の歴史的価値の検証 ■斎尾廃寺跡保存活用計画の策定 ■ポート赤碕の観光拠点化の推進 (自転車等貸出) ■タクシードライバー観光研修 (3)推進体制の整備と情報発信の強化 ①観光協会の 体制強化 ②着地型観光 メニューの研磨 ③旅行会社への 宣伝強化 ■観光ガイドの確保及び養成 ■職員の雇用形態の見直し ■「食」「工場見学」「パワースポット」 「ウォーキング」の観光素材研磨 ■県外旅行会社へ営業廻り (ヒアリング、ニーズ把握を含む) ■県外観光プロモーターのさらなる活用 ■観光発信基地として外部設置 ■琴浦町を中心とした広域観光 メニューの創出 ■物語のあるモデルコース作り
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