初公開!! 夢丸の225先物投資法

夢丸の225先物投資法
初公開!!
夢丸の225先物投資法
投資システム販売業者が本音を語る、
自己売買の投資術!
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夢丸の225先物投資法
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もくじ
第1章:はじめに......................................................................................................4
投資システム販売業者は自分でも運用しているの?........................................4
夢丸は自分のトレードシステムを運用しているの? ...........................................6
なぜ、自分で販売したシステムを運用しないの? ...........................................10
第2章:夢丸の225投資術 ....................................................................................15
夢丸のシステム選定基準は? .........................................................................15
どのようにシステムを運用しているの?.........................................................18
第3章:夢丸の運用システム.................................................................................19
概要 ................................................................................................................19
前場用「買い」システム ...................................................................................20
前場用「売り」システム ....................................................................................24
後場用「買い」システム ...................................................................................27
後場用「売り」システム ....................................................................................29
夕場用「買い」システム ...................................................................................32
夕場用「売り」システム ....................................................................................34
夜間用「買い」システム ...................................................................................38
夜間用「売り」システム ....................................................................................40
夢丸ポートフォリオのまとめ ............................................................................43
第4章:夢丸の損益管理について.........................................................................46
ドローダウンによるリスクマネージメント ..........................................................46
ポートフォリオの組み替え................................................................................49
第5章:夢丸の資金管理について.........................................................................51
投資資金の配分について................................................................................51
第6章:さいごに~夢丸は本当に儲けているのか?~ .........................................56
私の投資手法..................................................................................................56
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第1章:はじめに
投資システム販売業者は自分でも運用しているの?
現在、世の中には数々のトレードシステムが販売されています。
そして、トレードシステムが販売されているということは、
それを開発している業者も数多く存在しているということになりますよ
ね。
貴方は、このように思ったことはありませんか?
「それほど、儲かるトレードシステムなら販売しないで自分で運用すれば
良いのに。」
確かにその通りですよね。
それほど素晴らしいトレードシステムなら、
自分で運用しても良いはずです。
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それでは、一体、トレードシステムの開発元は、
自社で開発したトレードシステムを
自分でも運用しているのでしょうか?
答えは・・・。
分かりません。
他社さんの話は分かりません。
これからお話しする話は、
あくまでも私、株式会社夢丸の伴の話になります。
その点をご注意して続きをお読みください。
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夢丸は自分のトレードシステムを運用しているの?
私自身は正直にお話をすると、
自社にて販売しているトレードシステムを
ほとんど運用していません。
弊社販売システムの、Dr.225シリーズは運用しています。
しかし、その他のシステムは運用していません。
もちろん、自信がない訳ではありません。
このようなお話をすると怒られるかも知れませんが、
運用出来ない訳があるのです。
これからその訳をお話しします。
例えば、貴方は次のページのシステムのうち、どちらを運用したいです
か?
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システム1
システム2
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当然、システム2を運用したいですよね?
私も、システム2を選択すると思います。
市販されているトレードシステムも
システム2のような損益曲線になっているものが多いです。
実は、システム2はシステム1のような
上げ下げの激しいシステムの集合体なのです。
このようなシステムでも、いくつか併用することによって、
システム2のような安定性のあるシステムを組めるのです。
図でご説明すると次ページのようになります。
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一見、上げ下げが激しいようなシステムでも、複数のシステムを併用す
ると、
のようなシステムになるのです。
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なぜ、自分で販売したシステムを運用しないの?
実は先程の
このようなシステムであれば、自分でも運用はします。
ですが、長くは運用し続けることは出来ません。
それは、相場の世界には絶対というものはなく、
未来永劫使えるシステムは存在しないのです。
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つまりこういうことです。
システムが完成した時には全ての売買ルールが機能しています。
しかし、時間が経過するに従って、
そのうちの1つの売買ルールが機能しなくなってきます。
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そして、更に時間が経過すると、
2つめの売買ルールも機能しなくなってしまうのです。
そして最終的には、
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こうなってしまうと、
トレードシステムとしての機能は全く果たしていません。
本来は、
の時点で、機能しなくなった売買ルールを、
機能するものに取り換えなくてはいけないのです。
そうすることにより、トレードシステム全体として、
末永く機能するのです。
これがポートフォリオです。
私は、このように売買ルールを取換えながら運用していますので、
結果的には販売しているシステムと同じものを運用していると言えな
いのです。
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実は、昨年の2月頃に、弊社でこれまでにお話ししたような
月会費制のポートフォリオの提供サービスを開始したことがありました。
しかし、残念ながら、事業として継続出来る程の会員様が集まりません
でした。
やはり、ほとんどの方は、買い切り型のトレードシステムを
求めているような気がします。
この辺でポートフォリオについてしっかり学んでおいたほうが
今後の投資活動にとってプラスになるのは間違いありません。
少し前置きが長くなってしまいましたが、
次の章では、私が実際にどのようなトレードシステムを運用しているの
かをご紹介します。
さぞかし、複雑なシステムをと想像されるかも知れませんが、
あまりにも単純なので驚かれるかも知れません。
こちらの投資手法をトレードシステム化したものが、
http://www.yumemarubunko.com/fin/index
となります。
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第2章:夢丸の225投資術
夢丸のシステム選定基準は?
私が運用するシステムの基準は、次の通りです。
・売買ルールが単純明快であること
・1年以上のフォワードテスト(ウォークフォワードテスト)を経ているもの
の2点だけです。
売買ルールが単純明快である訳は、
ただ、単純に、私自身がいつもパソコンの前に居れる訳ではないからで
す。
弊社では、投資事業の他にもいくつかの事業を行っています。
私自身、北海道と東京の往復を繰り返しています。
飛行機での移動も非常に多いです。
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つまり、いつでもPCを開けるような環境ではないのです。
ですから、PCを使わなくてもシグナルが計算できるような、
本当に極めて単純な売買ルールでなくてはいけないのです。
具体的には、後ほどご説明しますが、
「○○が○○だったら、【買い】」
のような程度の、頭で計算できるよう単純なものです。
テクニカル指標は使っていません。
PCがないと計算できませんので。
「そんな単純な売買ルールでいいの?」
と聞こえてきそうですが、大丈夫なのです。
それは後ほど具体例を挙げて証明して見せます。
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次が、1年以上のフォワードテストです。
これはウォークフォワードテストも含んでいます。
しかし、実際は、フォワードテストも必要ないような
単純な売買ルールでトレードシステムを組んでいますので、
あまり重視はしていません。
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どのようにシステムを運用しているの?
これらの売買ルールを組み合わせてトレードシステムを組んでいます。
その概要は、
・使用している売買ルールは8つ。
・前場、後場、夕場、夜間ごとの寄り引け。
となっています。
売買ルールは8つと言いましても、
各場と夜間毎に「買い」ルールと「売り」ルールがあり、
もちろん、「買い」と「売り」が同時に建つことはありませんので、
実質1枚でも運用できる非常に効率の良いものとなっています。
それでは、次の章で実際に運用しているトレードシステムをご紹介いた
します。
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第3章:夢丸の運用システム
概要
先程も簡単に触れましたが、私が運用しているシステムは、
・前場
・後場
・夕場
・夜間持ち越し
ごとにそれぞれ、別の「買い」システム、「売り」システムを場毎の寄り引
けで運用しています。
合計8システムです。
何故、このように別々の売買ルールを走らせているかというと、
先程書きました、なるべく多くのシステムで
ポートフォリオを組んだ方がより安定性が増すということと、
実は225先物は時間帯によって動きの癖に特徴があるからです。
それでは、ここのシステムについてご説明します。
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前場用「買い」システム
実は、前場の時間帯というのは、非常に下げやすい時間帯なのです。
例えば、前場寄りで売り建て、前場引けで決済するだけで、
ある程度の、利益を上げることが出来るようになっています。
しかし、次ページをご覧ください。
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売りだけに頼ってしまうと、上昇相場が来ると、
どうしてもシステムが機能しなくなってしまいます。
そこで、そのリスクを回避するために、
「買い」のシステムも併用しなくてはいけません。
ちなみにこのシステムだけではなく、
「売り」と「買い」の併用はトレードシステムの絶対原則なので
忘れないようにしてください。
そして、このために運用している「買い」システムが、
次ページのようになります。
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このようになります。
あまり派手なパフォーマンスではないのですが、
あくまでも、「売り」システムを補完するためのものということ、
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直近も機能していると判断出来るため、
ポートフォリオに採用しています。
このシステムの売買ルールは、
前日の四本値を参考にするだけの単純なものです。
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前場用「売り」システム
反対に「売り」システムですが、
先程のように毎日売りまくれば、ある程度の利益は出るのですが、
若干、売買ルールを付け加えるだけで、
損益を安定させ、更に伸ばすことも出来ます。
さらに売買手数料の節約にもなります。
まずは先程の、毎日、前場寄りで売り建て、前場引けで決済するだけの
場合です。
以上のようになりますね。
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次に、前日のある値動きを参考にするだけで、
ここまで安定させることが可能となります。
損益も問題はありません。
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売買ルールは、前日の前場足を参考にしただけです。
そして、前場用の「買い」「売り」両システムを組み合わせると、
のようになります。
前場だけで、年平均 160 万円くらいの利益を上げています。
最適化は行っていません。
前日の四本値を眺めただけなのです。
実際にどのように売買しているかは後でご説明します。
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後場用「買い」システム
後場は、前場と違って値動きの特徴に顕著なものはありません。
毎日、後場寄りで買い建て、後場引けで決済をしたとすれば、
このようになり、
若干、買いが有利かなという印象を受ける程度です。
しかし、このシステムに前日の四本値を参考にする条件を加えるだけで
ことにより、次ページのようになります。
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損益の伸びが少なくなってきている気もしますが、
大きなドローを発生している訳ではありませんので、
現在もポートフォリオに加えています。
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後場用「売り」システム
後場用の「売り」システムも前日の四本値を参考にしています。
先程も書きましたが、
後場は、「買い」「売り」に大きな特徴は少ないので、
あまり一気に利益を伸ばせるようなシステムを
組むことは出来ませんでした。
もし、私の運用しているポートフォリオにアキレス腱があるとすれば、
このシステムです。
そして、後場システムの損益合計です。
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直近について様子見は必要と考えながらも、
後場だけでも年平均130万円以上の利益を上げていますので、
我慢をして運用しています。
ちなみに、前場、後場の合計損益は次の通りです。
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ここまで見ても、年間平均利益301万円で
それも明らかに単純明快なルールの下での成績ですので
満足しなくてはいけません。
しかし、夕場の開始により、利益機会は更に増えたのです。
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夕場用「買い」システム
まず、先にご説明しておかなくてはならないのが、
私自身、夕場での取引を始めたのはつい最近です。
理由はあまりにも夕場のサンプル数が少ないから。
しかし、今のところ、ポートフォリオの一部としては、
フォワードテストの結果、順調に機能しているので取引を行っています。
夕場用の「買い」システムは、
前日と、前々日の四本値の動きを見ています。
ここにも複雑な売買ルールはありません。
前日と前々日に株価が「ある動き」をすれば
「買い」というくらいのものです。
損益は、次ページの通りです。
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グラフだけを見ると伸び悩んでいるように見えますが、
グラフの左端が2007年9月となっており、
これまでのグラフと違い、
既に直近の成績となっていますので、
特に問題はありません。
次ページで、「売り」システムについてご説明します。
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夕場用「売り」システム
夕場用の「売り」システムも、
当然のことながら単純明快な売買ルールを採用しています。
前日の四本値を参考にするだけです。
損益は次の通りとなっています。
こちらも「買い」システムと同様で、
グラフの横軸の期間が短くなっていますので、
直近でも損益が上昇しているのが分かります。
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そして、夕場用システムの合計は次のとおりになります。
十分に今後も損益が伸びていきそうなのが感じ取れますね。
夕場取引は2007年に始まったばかりで、
サンプル数が決して十分とは言えません。
もちろん、この夕場システムだけを単体で運用するのは
リスクが大きいものとなります。
しかし、ポートフォリオの一部として運用するのであれば、
全く問題はないでしょう。
次ページに前場、後場、夕場の合計を紹介します。
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ここまでのシステムを組み合わせるだけで
ここまで損益が安定してきました。
年間平均利益は327万となっています。
ラージ 1 枚あたりです。
この利益を更に伸ばすために、
夜間のシステムもご紹介します。
夜間持ち越しはリスクが大きいと思われている方も多いですが、
実際は、ポートフォリオの組み方ですとか、
資金管理を十分に行えば、リスクは小さくすることが可能です。
例えば、今回ご紹介したシステムは、
何回もご説明していますが、
前場、後場、夕場、夜間の4トレードに分割されています。
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夜間持ち越しがなぜリスクが大きいかと言いますと、
ロスカット(損切り)が出来ないからです。
しかし、今回のシステムの場合、ロスカット出来ないのは、
4 トレードのうち、1 トレードのみです。
単純なデイトレードとオーバーナイトの 2 トレードよりは
リスクが少ないのはご理解頂けると思います。
資金管理については、後ほど詳しくご説明します。
まずは、夜間用システムをご紹介します。
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夜間用「買い」システム
実は今回のシステムの中で、
最も自信があるのがこの夜間システムなのです。
夜間システムはどうしてもNY市場と連動してしまいますので、
「買い」が有利な相場となります。
しかし、単純に夕場引けで買い建て、翌日前場寄りで決済した場合は、
このように損益曲線の波が荒くなってしまいます。
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これを、あるポイントに目を付けるだけで、
ここまで、損益を安定させることが出来るのです。
前日の四本値のあるポイントに着眼しただけです。
こちらは「買い」システムですので、
2007年以降のDOWの下げで利益を伸ばすことが出来ていませんが、
こちらは「売り」システムを併用することで、
十分に対応出来ています。
次ページがその「売り」システムです。
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夜間用「売り」システム
夜間用の「売り」システムも、
着眼点は「買い」システムと同じで、
前日の四本値のあるポイントを見るだけです。
それだけで、
のように「買い」システムを補完する損益となります。
次ページで、先程の「買い」システムと損益を合計してみます。
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このように極めて単純な売買ルールでも、
損益が十分に安定しているのがご理解頂けると思います。
残念ながら、2007年はマイナス収支となっておりますが、
この年は、日中用の6システムが十分に機能していますので
全く問題ありません。
そして次ページが、前場、後場、夕場、夜間の損益、
つまりこのポートフォリオの損益を全て合計したものです。
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年間平均476万円もの利益を安定してあげているのです。
極めて単純な売買ルールでも、
きちんとポートフォリオを組むことにより、
ローリスクハイリターンのシステムを構築することが出来るのです。
次のページから夢丸ポートフォリオのまとめです。
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夢丸ポートフォリオのまとめ
ここまで、私の運用しているポートフォリオをご紹介しました。
これらのシステムを組み合わせることにより、
のような非常に安定した損益を保てるシステムが完成するのです。
年間平均利益は、476万円になります。
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ちなみにこのシステムの運用方法はいたって簡単です。
パソコンはもとより、電卓すら必要ありません。
前日の各場毎の四本値を眺めるだけで、
シグナルがすぐに分かりますので、
朝、昼、夕方に取引を行うだけです。
出張先では、手帳と携帯電話さえあれば取引可能です。
それくらい、単純明快なシステムなのです。
是非、そのようなトレードシステムの運用を意識して頂ければと思いま
す。
こちらの投資手法をトレードシステム化したものが、
http://www.yumemarubunko.com/fin/index
となります。
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しかし、システムトレードで大事なのはここからなのです。
システムトレードで失敗する方は
これから先にご説明することを怠っています。
運用するシステム選びはシステムトレードとしては、
50%くらいのウエイトしか占めていません。
残りの50%はトレードシステムの運用方法なのです。
次の章からは、あくまでも私の場合ですが、
損益管理と資金管理の方法についてご説明します。
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第4章:夢丸の損益管理について
ドローダウンによるリスクマネージメント
よく皆さんに頂くご質問に次のようなものがあります。
「ドローダウンがいくらくらいになれば、運用を中止するべきですか?」
「自分でトレードシステムを作りました。
最大ドローダウンが2000円ですが、運用しないほうが良いですか?」
確かに、システムの安定性を計るうえでは、
最大ドローダウンは大きな目安となります。
しかし、最大ドローダウンだけを見ていると、
判断を誤ってしまうことが多くなってしまいます。
例えば、次のページのシステムのうち、貴方であればどちらを運用しま
すか?
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システムA
最大ドローダウン2000円
システムB
最大ドローダウン1000円
※集計期間は共に2001年から2009年
ここに示されている数値だけで判断すると、
システムBの方が良いような気がします。
しかし、次の条件を付け加えるとどうでしょう?
システムA
最大ドローダウン2000円
損益+40,000円
システムB
最大ドローダウン1000円
損益+10,000円
※集計期間は共に2001年から2009年
この場合、システムAは40,000円の利益をあげるための
最大ドローダウンというリスクは、2000円。
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最大ドローダウン/損益(%)で最大ドローダウンリスク率を計算してみ
ると、5%となります。
システムBの場合ですと、10,000円の利益をあげるための
最大ドローダウンというリスクは、1000円になりますから、
同様の計算で、最大ドローダウンリスク率は 10%となります。
つまり、一見、システムAの方が最大ドローダウンは大きいのですが、
そのリスクの見返りであるリターンも大きいので、
システムとしては安定しているのです。
(システムBもドローダウンリスク率は10%なので十分に立派なシステム
です。)
先程の、ご質問を思い出してください。
「ドローダウンがいくらくらいになれば、運用を中止するべきですか?」
ご質問としてはごもっともですが、
私はシステム運用の継続については、
最大ドローダウンではなく、ドローダウンリスク率を用いています。
つまり、そのシステムを運用するリスクが高まれば、
運用を中止するのです。
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ポートフォリオの組み替え
それでは実際に、ポートフォリオの組み替えは
どのように行えば良いでしょう?
先程の私のポートフォリオの、現在ドローダウンリスク率を以下に挙げま
す。
※現在ドローダウンリスク率とは 現在のドローダウンを損益で割って
導きだした数値です。
(例:通算損益が10,000円、現在のドローダウンが500円であれば、
500÷10000×100=5%となります。
前場【買い】
前場【売り】
後場【買い】
後場【売り】
夕場【買い】
夕場【売り】
夜間【買い】
夜間【売り】
6.4%
2.9%
5.2%
33.0%
9.0%
10.7%
5.7%
17.7%
システム全体
0.6%
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夢丸の225先物投資法
この数値が、20%を超えたときに、
そのシステムをポートフォリオから外して、
新しいシステムを加えます。
(但し、夕場は、歴史が浅く通算損益が少ないので50%としています。)
つまり、前ページの表から検証すると、
後場【売り】はポートフォリオから外して、新しいシステムを
加えなくてはいけないのです。
※実はこのシステムが単体では、今、最もドローダウンが大きく
1150円となっております。
しかし、ポートフォリオ全体では1月末時点で290円のドローです。
全体の損益を保ちながら、調子の悪いシステムを外せるのもポートフ
ォリオのメリットの一つです。
一言で言うと、8つのシステムでポートフォリオを組んでいれば、
1つや2つのシステムが機能不全を起こしても、
全く問題ないということです。
それでは、次の章で最後のキーポイント、
資金管理についてご説明します。
更にローリスクハイリターンを目指すための重要ポイントですので、
必ずお読みください!
- 50 –
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第5章:夢丸の資金管理について
投資資金の配分について
最後に、もっとも大事な資金管理についてご説明します。
例えば、先程私がご紹介しました、私のトレードシステムですが、
8つのシステムのポートフォリオといいましても、
実際は4つの時間帯の取引に分散し、
更にそれを「買い」「売り」と区別していますので、
実際は1枚建てる予算があれば運用可能です。
それでは、もし2枚以上建てる予算があったとすれば、
どうすれば良いのでしょうか?
ただ、単純にそれぞれの取引を2倍量にすれば良いのでしょうか?
答えは「NO」です。
確かに、単純に2倍量でも良いのですが、
それでは、リターンも2倍になりますが、リスクも2倍になります。
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夢丸の225先物投資法
せっかくであれば、リターンだけ2倍にして、
リスクはそのままにしたいですよね?
これからそのご説明をします。
ここで必要になって来るのが、
先程の、最大ドローダウンリスク率です。
各システムの最大ドローダウンリスク率を挙げてみました。
※先程の表は、現在ドローダウンリスク率ですのでお間違いのないよう
にしてください。
前場【買い】
前場【売り】
後場【買い】
後場【売り】
夕場【買い】
夕場【売り】
夜間【買い】
夜間【売り】
25.8%
8.3%
10.9%
42.2%
35.3%
50.6%
29.2%
41.0%
システム全体
5.9%
ここで、リスクの低いものを選んで、
そのシステムだけ2枚建てることにします。
逆に言うとリスクの高いものは2枚建ててはいけないということです。
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ここでは、リスク率が20%切っているものを2枚建てることにします。
つまり、
前場【買い】
前場【売り】
後場【買い】
後場【売り】
夕場【買い】
夕場【売り】
夜間【買い】
夜間【売り】
1枚
2枚
2枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
ということです。
それでは、まずは、私のポートフォリオを全て1枚ずつ運用した場合です。
(2001年からの結果です。)
損益43,060円
最大ドローダウン2,550円 リスク率
5.9%
となります。
次ページが、全ての取引で2枚ずつ建てた場合です。
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損益86,120円
最大ドローダウン5,100円
リスク率
5.9%
当然のことながら、全てが2倍になっただけです。
そして、全ページの表のようにシステムによって建玉数を
変化させた場合です。
損益61,830円
最大ドローダウン3,010円
リスク率
4.8%
となります。
これは損益を43%アップさせながら、
最大ドローダウンは18%のアップで済んでいるのです。
ちなみに3枚建てる予算があるのであれば、
前場【買い】
前場【売り】
後場【買い】
後場【売り】
夕場【買い】
夕場【売り】
夜間【買い】
夜間【売り】
1枚
3枚
2枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
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このような配分が理想でしょう。
理由は、前場【売り】システムだけが、
リスク率が10%を切っているからです。
この結果は、
損益71,810円
最大ドローダウン3,180円 リスク率
4.4%
となり、1枚の時と比べると、
損益が66%もアップしているにも関わらず、
最大ドローダウンは、24%のアップで済んでいるからです。
如何に資金管理が大切かがご理解頂けたかと思います。
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夢丸の225先物投資法
第6章:さいごに~夢丸は本当に儲けているのか?~
私の投資手法
ここまでいろいろと好き勝手に書かせて頂きました。
最後に私の1日の投資ライフサイクルを書かせて頂きます。
あくまでも、現在のポートフォリオに沿った話です。
まず、夜に225先物株価をチェックして手帳に書き込みます。
何故、手帳かというと出張が多いため、持ち歩けるようにです。
そして、この時点で、翌日の前場、後場、夕場までの
シグナルは計算出来ますので、
それを手帳に書き記しておきます。
当日は、朝、昼、夕方に取引を行うだけです。
今回のポートフォリオを編み出すことが出来たのは、
普段から移動が多い私が、
どうすれば、確実に利益を上げることが出来るかを苦心した末です。
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夢丸の225先物投資法
その結果、逆にこのような素晴らしいポートフォリオが
完成した訳です。
それでも、飛行機などの移動が入ると、
売買出来ない場合もあります。
ですが、全体的に見るとそれがポートフォリオに大きな
悪影響を及ぼしているわけではありません。
人にはそれぞれの環境に合わせた投資法が必要です。
その環境の中で必ず、素晴らしいトレードシステムが
生まれてくるものです。
私は、このポートフォリオは一生ものだと考えています。
(ポートフォリオの組み替えは必要です。)
貴方も、是非、一生を共に出来るくらいの
トレードシステムに出会ってください。
又、こちらの投資手法をトレードシステム化したものが、
http://www.yumemarubunko.com/fin/index
となります。
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是非、貴方様のお役にたてて頂きたく考えております。
最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。
株式会社夢丸
伴 智樹
最高の投資ライフを!
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