LDモジュール駆動用 PC制御型ATC/APC/(ACC)制御基板 型名:LDX-200A 概略仕様書 2009年5月13日 ATC/APC/ACC回路の仕様と構成 概略仕様 シリアル通信 19200bps LD(ON/OFF) ①ATC温度設定範囲 7∼47℃ (14bit分解能) PCより温度設定 ②APC/ACC範囲 0∼100mW(14bit分解能) PCよりFB電圧設定 ③LDはマイナスドライブ専用 ④電源電圧 ±5V ⑤光パワー表示 CPUにて計算・表示 ⑥温度表示 CPUにて計算・表示(設定温度/絶対温度) ⑦IF電流リミッタ 約150mA(可変可能) ⑧その他の機能 ATCアラーム、APCアラーム PCより範囲設定 TXD RXD 古典的アナログ回路 LED出力1(赤) LED出力2(緑) ピーク電流設定可能 現状 冷却:1.3A 制限 加熱:1.0A 制限 TH電圧 (TTLレベル) 温度設定 冷却(2Amax) 14bitD/A ATC回路 加熱(2Amax) LDモジュール (バタフライ14P) +5V単電源駆動 IF/パワー設定 CPU (SH7124F) 14bitD/A ±5V駆動 APC/ACC 回路 アナログ 設定も可能 EEROM 12MHz 10bitA/D 10bitA/D 10bitA/D 10bitA/D 10bitA/D 10bitA/D −ドライブ専用 2種対応可能 PD Im電流検出 IFリミッタ 設定値保存 IF電流(0∼500mA) CW10∼20mW 0.05∼5mA PDバイアス(+4.2V) TH電圧(おおまかな絶対温度計測)B特性=3435∼3900K IF電流値 Im電流値 ATCフィードバック電圧監視(ATCアラーム用) APCフィードバック電圧監視(APCアラーム用) ペルチェ電流値(絶対値) +4.2V +2.5V 基準電源 基板サイズ:50mm×70mm 6層基板 ドライブ基板の外観とコネクタ接続 J3 ①+5V ②GND ③-5V J1(基板裏) ①TH ②LD-K ③PD-A ④PD-K(4.2V) ⑤TEC(+) ⑥TEC(-) ⑦GND ⑧GND S3B-EH(JST) J2 ①TXD(TTL) ②RXD(TTL) ③SW-CONT ④LED-DRV(G) ⑤LED-DRV(R ⑥GND SM06B-SRSS-TB(JST) 基板部品面 モード切替DIP-SW(ブートモード/シングルチップモード) 基板ハンダ面 S8B-EH(JST) 使用可能なLDモジュールの一例 LDモジュールの駆動はマイナスドライブ方式 を採用しています。駆動電流は0∼1Aまで拡張可能です。(標準:0∼200mA) TH(サーミスタ)はB定数3300K∼3900Kに対応可能です。推奨抵抗値=10KΩ 下記の構成以外のモジュールにも対応しています。 PCコントロール画面の一例(ステータス表示) Windows標準のハイパーターミナルを使用します。 ステータス画面の表示例を下記に示します。 ①温度設定:25℃に設定 ②Temp currはサーミスタの電圧を温度に変換して表示します。 ③パワー表示はマイコン内部で計算して表示します。 ④If電流はAPC/ACC回路から得られた電圧を電流換算して表示します。 ⑤Itecはペルチェ電流を絶対値で表示します。 ⑥パワーはIm set電圧を可変することにより設定できます。 メニュー画面(ステータス) Serial No. = LD010006 STATUS = LD:ON Im set = 1.738 V Temp set = 25.004 C Im curr = 1.727 V Temp curr= 24.644 C Power = 10.017 mW Itec = 118 mA If = 71.0 mA 基板の寸法 取付穴径はφ2.2です。 その他の特徴 ①IF電流は1A(max)まで対応可能です。 ②VF電圧は1∼3V程度まで対応可能です。 ③ペルチェ冷却/加熱電流は最大2A程度まで可能です。 ④温度設定分解能は、約0.005℃となっています。 ⑤LDのAPC制御とACC制御はジャンパーソケットの挿入で切り替え可能です。 ⑥基板は6層基板を使用して、小型化と放熱特性の向上を図っています。 ⑦設定値はEEPROMに保存しますので、経年変化に強い設計となっています。 ⑧アナログ設定も可能なように基板を構成しています。(VRの実装要) ⑨Im電流(PD電流)が小さくても安定したAPC動作が可能です。 ⑩IFリミッタ電流値は基板内の抵抗値を変更することにより可能となります。 ⑪サーミスタのB特性による補正機能を備えています。(EEPROM内の係数の設定) ⑫LED(赤/緑)の駆動回路を備えています。(オープンコレクタ) ⑬LDのON/OFFは外部スイッチとPCからの両方で可能です。
© Copyright 2024 Paperzz