アンケート結果 - 一般社団法人 抗認知症薬の適量処方を実現する会

一般社団法人 抗認知症薬の適量処方を実現する会
第 1 回特別セミナー アンケート結果
2016 年3月
一般社団法人
一般社団法人
抗認知症薬の適量処方を実現する会
事務局
抗認知症薬の適量処方を実現する会
第一回特別セミナー
アンケート集計結果
上記についてのアンケート集計結果を報告いたします。
1.実施日
平成 28 年2月7日
2.調査方法
A4片面1枚の用紙へ、参加者が直接記入
3.応募/参加人数
204 人/178 人(出席率 87.25%)
職業など
申込者
アンケート回答数
医師
20 人
8人
看護師
50 人
35 人
患者家族
64 人
26 人
介護支援専門員
27 人
18 人
その他
37 人
12 人
報道関係
6人
合計
204 人(参加者 178 人)
99 人
回収率 55.61%
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第 1 回特別セミナー アンケート結果
①アンケート回収者の性別
男
34%
性別
参加人数
男
34 人
女
65 人
合計
99 人
年代
人数
20 代
3人
30 代
11 人
40 代
27 人
50 代
32 人
60 代
16 人
70 代
10 人
合計
99 人
女
66%
②アンケート回収者の年代
20代
3%
70代
10%
30代
11%
60代
16%
40代
27%
50代
33%
③アンケート回収者の職業
医師
8%
介護支
援専門
相談員
18%
その他
16%
患者
さん
ご家族
26%
看護師
32%
職業
人数
看護師
34 人
患者さんご家族
27 人
介護支援専門相談員
19 人
医師
8人
その他
17 人
合計
105 人
※複数回答
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第 1 回特別セミナー アンケート結果
その他記載
参加者職業など
人数
地域包括支援センター職員
1人
製薬会社
1人
(施設の)理事
1人
GH 管理者
1人
GH 勤務
1人
薬剤師
1人
葬儀社勤務
1人
理学療養士
1人
PSW(精神保健福祉士)
1人
介護ヘルパー兼一級建築士
1人
高齢者医療を扱う新聞社
1人
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第 1 回特別セミナー アンケート結果
④今回のセミナーをどうやって知りましたか。
その他
インターネット
記事から
13%
その他
18%
介護家族の会で
話題になって
1%
職場で
勧められて
6%
講演者のブログから
10%
会からのダイレクト
メール(チラシ)で
30%
友人知人から
の勧めで
12%
会の
ホームページで
10%
セミナーを知った手段
人数
会からのダイレクトメール(チラシ)で
29 人
友人知人からの勧めで
12 人
会のホームページで
10 人
講演者のブログから
10 人
職場で勧められて
6人
介護家族の会などで話題になって
1人
その他
17 人
その他インターネット記事から
13 人
合計
98 人
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4
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第 1 回特別セミナー アンケート結果
⑤セミナーに参加した理由は何ですか。
職場研修の一環として
2%
その他
2%
自分自身のことが
不安なので
2%
認知症の家族が
いるので
12%
抗認知症薬の増量に
よる副作用に関心が
あった
31%
仕事にいかすため
21%
認知症の在宅療養に
ついて学びたかった
30%
セミナー参加の理由
人数
抗認知症薬の増量による副作用に関心があった
65
認知症の在宅療養について学びたかった
63
仕事にいかすため
44
認知症の家族がいるので
25
職場研修の一環として
4
自分自身のことが不安なので
3
その他
4
※複数回答
■その他
•貴会の主旨の賛同したため。
•本当に必要な薬かどうか
•会に活動に賛同したため
•この会の主旨に感動しています。応援したくて参加しました。
•看護師の妻に勧められた。
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第 1 回特別セミナー アンケート結果
⑥治療や介護の場面で、抗認知症薬の増量による副作用を感じたことがありますか?
そもそも副作用がある
ことを知らなかった
4%
よくある
22%
よく分からない
25%
ない
6%
ある
43%
副作用を感じたことがあるか
人数
よくある
22 人
ある
42 人
ない
6人
よく分からない
24 人
そもそも副作用があることを知らなかった
4人
合計
98 人
※よくある、ある、の回答合計で 64/98 件(65.31%)
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第 1 回特別セミナー アンケート結果
副作用を感じたことがあるか:自由記述欄
■医師
・とてもよくあります。当院初診患者の1~2割は認知症治療薬の減量を必要と感じ、実際に減量し
ADL の改善、介護者の満足増加が見られます。
・ドネペジル 10mg で失神した方が数人おりました。中止したところ起こりませんでした。思った以上に
心毒性があると思います。最近は 5mg から 3mg に減量し気分安定となる人も多い印象です。
・アルツハイマー型と診断され、ドネペジル 10mg+メマンチン 20mg という MAX 処方されている例が多い。
両方やめるだけで寝たきりから経口摂取可となった例があります。
■看護師
・アルツハイマーの方が、メマンチンが 10mg から 20mg に増量後食欲低下がみられ、徐々に体重が減少
(約半年で4kg 位)。Dr.に相談し 10mg に戻していただき、食欲は徐々に戻り、体重も少しずつ増えている。
・すぐにドネペジルなど処方されるが、効果が見えない。余計に悪くなる気がする。
・副作用は臓器症状のみに着目していて、それが副作用(怒りっぽい、興奮する)とは思わず接して
おりました。
・メマンチン内服での食欲不振。
・メマンチンを開始して攻撃的になった。内服を開始、増量して食事が摂れなくなった。
・今から思えば、あれが副作用だったのかな…?と。レビー小体型の患者さんに、セロクエル 25mg 9T/3×
リスパダール(1mg)12T/3×で処方したら(最初は少量から開始しましたが…)最後は大声を出す、体動活
発で、体幹抑制、つなぎ、両手ミトンしていました。最後は誤嚥性肺炎で亡くなりました。
・訪問看護をしていますが、その中でお客様ご家族より、認知症状が出てきていると話を伺い、ドネペジルを
往診主治医に出してもらいました。増量していただく中で易怒性、活動意欲低下、食欲低下が出現し、ご家族
より相談もあり、主治医へ相談。メマンチンへ変更していただきました。それから認知症型デイへ変更して表
情は良くなり、易怒性はおちつき、食欲はあまり戻りませんが、やや表情や意欲は改善しています。
・増量していかなければならない事にとても疑問を感じていたので、セミナーに参加しました。リバスチグミン
の増量で吐き気や気分不快の方はいました。Dr.は中止しました。
・一年位前に在宅で診ていた利用者様でした。独居の方でヘルパーサービスを利用しながら生活されていたの
ですが、徘徊と興奮が少し強くなったため、ドネペジルを 5mg に増量したところ更に症状が悪化してしま
い、最終的な施設に入れられました、
・増量し、人格が変わる、怒る、かみつき
→
ほったらかし。Dr.に依頼しても変わらず。
・昨年 9 月迄、グループホームへ訪問する訪問看護を 7 年行っていました。毎週 13 の施設を回り、ドネペジル
導入時、好転反応で強く症状が出ることがあると Dr.→施設スタッフへ伝えていました。その後経過でも改
善なく、スタッフさんから「飲む前や増量前に戻してほしい、あの頃の方がよかった」と訴えられる場面も
多く、Dr.へ伝えても減薬指示を頂くまでにすごく時間がかかりました。現場(施設)の声を届けることが
大切でした。
・内服後、食欲が低下した。皮膚トラブルが見られた。
・薬を止めたら暴力的で徘徊していた人が穏やかになった。
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第 1 回特別セミナー アンケート結果
・70 代認知症の方が双極性障害との診断で治療を受けていたケースで症状の悪化があった。又、その後ドネペジル
(5mg)で物を投げるようになった。ガランタミンで他人の車に傷をつけることがあり、中止をした。今は落ち着い
ている。
・副作用がはっきり確認できないが、たまたままちがえてドネペジル 10mg を朝 2 服用したらレビー小体型
(水が流れていると云う)の患者さんが怒りっぽくなっていた。そこで「ああ、薬が効いているんだな」という
ことが分かりました。
・過鎮静で表情の乏しい方や、足元がふらついて頻回の転倒をなさる方がいます。
・施設(特養)ではドネペジルがずっと継続処方されている要介護度 5 の方にリバスチグミン 18mg 毎日貼布が必要
なのか感じるが、医師処方で止められない。
・独居認知症(AD)患者にセレネース、フロセミド投与し尿失禁、転倒、大腿部があり入院させた。
(M 区で難しい
認知症はこの Dr.と言われ講演もよくしている神経内科医。訪問診療専門)
FLTD にドネペジル投与しさらに怒らせた。家出→交番のお世話にたびたびなった。交通事故には合わなか
った。さらに家でみられないため生保だったこともあり区が遠方の施設に強制連行した。他にもたくさんあ
って書ききれません。
■介護支援専門員
・ドネペジル 3mg のときは心身共に安定していたが、5mg に処方が変わり変調が出始めて服薬を止めた。
飲まない方がよほど安定方向におさまってきた。
・入院中ドネペジル 5mg、10mg と服用し、意識障害、食欲不振などで強引に退院、薬を止めて少し安定後、他病院
診療。
・不要と思われる処方により、感情表出が激しくなった。
・歩行不安定度、転倒リスク高まる。易怒性が高まる、語彙が減る。
・ドネペジル増量により易怒性出現
減量する。LPC(レビー・ピック・コンプレックス)にドネペジル 5mg 数年
処方。何の変化もなし。他の症状出現。
・認知症専門医外でも薬の量を増量され、患者様の状態が悪化することがある。
・一定の服用期間中の症状を関係者に確認せず増量。食欲不振や興奮など独居の場合はよく見られ、介護関係
者が介入、整理、調整する。
・ドネペジルを飲んでから怒りっぽくなったと家族が言っている人がいる。
・元、内科医の 80 代の男性が認知症に。妻が慌て医師と相談してドネペジル服用。どんどん生気がなくなり、
ケアマネの自分としては薬を止めるよう提案したが、妻は医師の意見の方を取り、どんどん増量(←単語不
鮮明のため文脈から類推)してしまった。服用を“止める”ことはできなくて、結局ホームに入れた。
・2012 年頃から認知症のデイサービスで働いていました。
「新しい薬ができたから!!」と、その頃から色々本
を読み始めました。
・事例が介護施設で見られ、ご家族・医師の間での選択が決め手となり、我々が手を出せません。
・薬を出したら出しっぱなしで悪化してゆく在宅患者が多すぎる。拠点病院を作っても検査待ちが増えただけ
で不安が増えただけ。
・ドネペジル 10mg で徘徊・行方不明の末、高速道路の上を歩いていたところを保護された例を、ドネペジル
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10mg が世に出て間もない頃に聞いたことがあります。
・穏やかであったのに薬が増量されたら間もなく怒る事が多くなった。これは薬の副作用と明らかに感じた。
・メマンチン 20mg 処方されて暴力暴言で妻が介護困難。相談ありA先生へ。ウィンタミン処方で落ち着いている。
・ケアマネですが担当している利用者が怒りっぽくなり主治医の精神科医に相談。ドネペジルを中止リスパ
ダールを処方され、落ち着きました。
■患者さんご家族
・メマンチン 20mg でめまい点転倒骨折。サインバルタ 20mg でも同様にめまい転倒、歯を折った。
10mg にしてもめまいあり。危ないので家族判断で中止。
・母親がレビー小体型認知症だが、医師がドネペジルを増量してから歩けなくなった。ドネペジルを減量ある
いは中止すれば歩けるようになるのが知りたい。
・父がドネペジル増量ごとに精神不安定(暴力、自殺企図)になっていた。また、施設で働く友人より、
ドネペジルを飲んいでる利用者は暴力的だから薬はやめてほしいんだと聞いていたので。
・量が増えていくと、もともと穏やかな性格なのに、怒りっぽくなる。リバスチグミン 9mg を続けていく
と3か月位で怒りっぽくなり、4.5mg にすると落ち着くがぼおっとなり、9mg を 1/5 カットして使うと
安定している。
・よだれを垂らしたり、覚醒しなかったり状態が悪くなった。Dr.に薬を勝手に増やさないように伝えたが、
薬を決めるのは医者の私だ!! と強く言われた。
(父はレビー小体型)そんな医者は施設を今も作り、多くの
お年寄りが騙されて薬によって苦しんでいます。
・レビーの母がドネペジル 1.5mg で錯乱し、怒りっぽくなりすぐに使用中止した。
・メマンチンによる興奮。
・ドネペジル 5mg の件は、やっとホームページに投稿しました。メマンチンの件もそのうちに。
・患者本人の体調悪化訴求するも増量、新しい薬併用となった。
・ドネペジル服用後から怒りっぽくなることが多い。
・鎮静剤の多様で動けない、話せない!
■その他
・業務の中で先生方から副作用の為増量する必要がないのではないかよくご質問いただきます。個人的には増量す
る必要性はないのではないかと感じております。
・力の加減ができなくなる。
・増量して興奮した、動けなくなった。
・抗認知症薬を増やしたことで、異食や落ち着きがなくなり徘徊が増えたことがある。施設長の医師は本人を
遠くから見るだけで処方の変更などなく、様子を見て下さいとのことだった。
・メマンチン定量(20mg)でめまいを訴える患者さんがかなりおられるが、医師は「メマンチンでめまいは出ない」
と頑なにいう人が多く、減薬や中止にならないと。そして転倒し硬膜下血腫を起こす患者を多く見ています。
・文献や医薬メーカーから聞くことはあり関心はありますが身近な実例はあまりありません。
⑦セミナーに参加していかがでしたか
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セミナーに参加していかがでしたか
参考になった
83
よく分からなかった
0
あまり参考にならなかった
0
その他
0
セミナーに参加していかがでしたか
自由記述欄
■医師
・私は東京都の開業医ですが、ドネペジル 1~3mg を長期処方していますが、3 年間で一度もレセプトで切ら
れたことがありません。県によって差があると思いますが、医師に切られたレセプトのアンケートを頂けると
ありがたいです。全国規模の調査結果は聞いたことがありますが、個別の先生方の現状と対応を知ることで、私
のような開業医がドネペジル少量投与を安心して続けられます。
(セミナーありがとうございました)
・とても参考になりました。“食べて笑える”食事は 1 人で食べても美味しくないですね。
・長尾、白土両 Dr.を直接拝見できよかったと思います。
・全く同じことを考えています。
・すぐ役立つ。具体性があってよかったです。
■看護師
・明日から現場でできる事と実践に移したいと思います。
(訪問看護、グループホーム担当)実践にあたって
の要素がたくさんあり、刺激的でした。
・薬の量の増減により、どう変化が起きているかを家族や、かかわるスタッフもよく見て、その事実を医師と
話し合っていかなければならないと痛感しました。自分の手で食べることを楽しく、大切だなと思います。
・薬の副作用と意識してみていくために、もっと対象者をみて家族の声をきいていきたいと思う。
・長尾 Dr.に出会えて本当によかったと思います。これからの看護に生かしていきたいと思います。
・抗認知症薬についての効果について、あまり信じていないこと…それでも進行していくものだと…思ってい
る自分がありました。今後、もう少し着目し、家族にも指導できるようになればと思います。在宅ではすぐ
に専門医にかかれない方々も多く、在宅医の先生が、上手く診ていただけるのが望みです。
・地域で支えていく重要性を再確認した。
・薬の再確認と症状を考えながらの医師への提案が出来たらと思います。
・認知症のタイプがとても分かりやすかったです。内服薬は今までずっと医師が増量し続けていたので、薬を
疑う、副作用について考える機会になりました。
・薬を増やしているのに動けなくなったり、認知が悪化していたり、施設や在宅でいろいろなケースと関わっ
てきて、不思議や疑問に思っていたことがやっとはれた気がします。Dr.に相談はいつもドキドキしますが、
現状をお話しし、いろいろと調整してその方に合ったことができるよう、頑張ってお話し、相談して声を上
げていきたいと思いました。ありがとうございました。
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・映像は特に参考になった。
・認知症の薬をやめるという選択肢があることに気づいた。
・認知症のセミナーは多数あり随分参加しましたが、このようなセミナーがあることに大変興味がありました。
立ち上がった先生方は本当に素晴らしいと感じました。認知症にかかった方の家族で先生に満足されていな
い方が多いとは感じています。長尾先生のような方はなかなかいないのが現実ですね。
・往々にして、認知症の4大疾患をカテゴリーにしています。ピックだから、アルツハイマーだから…など。
また、くすりを服用してはいけないという縛りもありました。今回参加して、看護師という“専門職”に縛
られている自分に気づきました。
・症状が悪化したからといって、薬を増やすことが必ずしも有効でないこと、また家族の方がみている普段の
生活の様子が大切であることを感じました。
・抗認知症薬の適量処方についてよく理解できました。自分もこういった知識を深めていきたいと思う。
・楽しく聞くことができました。世のほとんどの人が話せない内容を直に聞くことができて嬉しく思います。
ありがとうございました。
・10 月~在宅への訪問を始めました。貴重なお話を受け、今後も“有り方”について考察しながら寄り添っ
ていきたいと思いました。
・抗認知症薬を服用している利用者さんの症状をよく観察し、副作用の出現はないか経過観察していきたい。
またご家族にも伝えたいと思います。
・抗認知症薬の副作用について、現状について知ることができた。認知症の方への関わり方について考える事
が出来た。
・患者さんのためにならない制度が一刻も早くなくなるよう頑張っていらっしゃるのが分かりました。応援し
たいと思っています。
・ドネペジルを服用 MAX にしている方々が本当に多くて、本当は穏やかな人なのに(副作用を)目にするにつれて
悲しくなります。本人にとって不本意だと思います。
・認知症が医原病であるかもしれない側面は感じていて個別性を重視した判断や関わりが重要であることを
改めて感じました。
・「こうあるべき」ではない、その方に合わせた支援をしようと思いました。
・ドネペジル 5mg 問題について詳しく知らなかったので、大変勉強になりました。
・手づかみでという方法は思いつかなかった。スプーンで押し込む食べ方より人間的だと思う。
・仕事(訪問看護)はもちろん、自分の家族(父:すい臓がん、母:認知症予備軍!?)のことも含めてとても
よい刺激を受けました。朗読もとてもよかったです(涙)
。今後ともよろしくお願いいたします。
・東京都目黒区で訪問看護事業所を運営しております NS です。認知症の方の在宅医療を支える上で適任(お
金もかからず今の制度でできる)は、訪問看護だと思います。ですが、歩ける認知症の方はほとんど訪問看
護に依頼はありません。診断がついてない方もたくさんいます。適切な処方を受けていないで介護が大変に
なったり施設入所になっているケースが多くあります。今日の講演を聞いて診断つかない方がもしかして認
知症の方にとって適切な医療が受けられるのではないかと思いました。これからも認知症の方とその家族が
自宅でずっと暮らせるよう微力ながら支援していきたいと思います。
■介護支援専門員
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第 1 回特別セミナー アンケート結果
・すばらしい内容でした。今後のご活躍をご祈念申し上げます。今後も参加させていただきます。
「認知症」
という呼び人をなくすべきです。スタッフの皆様、ご苦労様でした。
・長尾医師のおっしゃるとおり!
・より具体的な説明で分かりやすかったです。
・Dr.も、介護者、利用者と同じ目線でいてほしいです。生活を一緒に見てくれる Dr.は少ないです。残念ですが
現実です。ドネペジルに 1mg があることは知りませんでした。
・薬を飲んでどうか、又普段の様子について生活をみている人からのヒアリングが大切だと思いました、
又、それを主治医と共有することが大切かと。
・地域包括ケアで働いているが、認知症の相談がある。その時に今までは受診を勧めていたが、受診を勧める
こと=服用処方となることがはたしていいのか、疑問に思うこの頃です。
・担当の独居の認知症の方が今度 GH に入所します。自由に歩くことが好きだったのに、これからはできま
せん。本人にとって本当に良かったのか。家族は安心ですと満足ですが本人にとって好きなことができなく
なるのはつらいと気持ちが揺れています。
・大変参考になりました。会の発展をお祈りしております。
・3時間では短かった。
・とても有意義な内容で、全般的に自分の認識の改善になった。ありがたい講義でした。ありがとうございま
した。
・増量規定…これだったのか!!
■介護家族
・私は一般の参加です。私の母が薬の副作用で大変なことになりました。私の思っていた事、願っていること
を長尾先生、白土先生がお話ししてくださいました。これからもよろしくおねがいいたします。応援します。
・白土先生、長尾先生、それぞれの想いの伝わるとてもよいセミナーでした。次回も期待しております。
・長尾先生の「認知症の人はありがとうと言われたい」と思っているという指摘に衝撃を受けた。そんな事は
全く思わなかった。ものすごく反省している。
・認知症は、在宅でみるのが認知症の薬だと思っていました。再確認できました。
・抗認知症薬の適量というものを見極めるのがいかに大事であるか。アルツハイマー型の 91 歳の母親と同居して
おり、楽しくサポートしています。私自身が一緒に行動することで母は安心してお寺参りと買い物を毎日の目標
としております。明るく笑うようになったのは、私自身が変わったからです。 今日は大変ありがとうございま
した。乱筆ですいません。
・パッチの減量について今実行していることが間違っていないという事。
・すべて勉強になりました。ありがとうございました。
・ドネペジルに 5mg の壁があることを知らなかった。
・在宅について考えるようにしようと思う。
(現在 GH の母)
・食べて笑えることの大切さ。
・よく踏み込んだお話をしてくださったと、ありがたいと思います。微力ですが正しい方向に進むようにお手
伝いしていきたいと思います。長尾先生のお話を、以前福岡セミナーでお聞きして「移動すること」の大切
さを知りました。母が亡くなる前に車いすを押して外の庭に連れていくのが精いっぱいでしたが、先生のお
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話をきいていたから実行できました。ありがたかったと思います。
・夫は若年性アルツハイマーで 60 歳前から発症しています。68 歳になって、イライラが多くなったことを医
者に相談したら、長年服用しているので副作用かも?
と言われ、半年たち、イライラ感はなくなりました
が、これでよいのか不安でしたが「薬がなくてもいい」と安心しました。
・カスタマイズはどんな仕事でも必要だと思います。生きる上で自分で考えることは大切だ。
・認知症の親と暮らし、認知症の人のケアプランを立てる仕事もしています。今日は参加して本当に良かった
と思います。国の方針をかえていくお手伝いをさせていただきます。
・職場での Dr.とのかかわり、父の介護しながら過去に出会った Dr.は家族のいいなりか、無視する方ばかりで
した。長尾先生、白土先生のような先生方のお話を聞くことができ、又、仕事、介護を頑張っていこうと思
いました。ありがとうございました。
・認知症治療薬が、少量投与が認められていないことを知った。
■その他
・副作用の内容、症状(具体例)についての知識がなかったので勉強になりました。
・認知症の薬を扱う会社の社員として実際の医療現場で認知症薬の増量規定が相応しくないことがよく分か
りました。会社からの情報を鵜呑みにするのではなく認知症患者さんにとって相応しいことは何なのか考え、
日々の業務に生かしていきたいと思います。
・また頑張れそうです。
・心あるセミナーでした、私は福祉の仕事をしているので、とてもためになりました。認知症の就労…魅力的
でした。
・製薬会社のデータを正確にみる勉強の必要性を感じました。
・専門的な事はよく分からずとも認知症(医学会)の裏社会?を知ることができました。薬は正しく使わない
と怖いですね。今日は長尾医師のお話を直で伺うことができてとても嬉しかったです。今後も著者やブログ
を通して正しい知恵息を得るべく勉強させていただきます。お忙しい中、ありがとうございました。
・今回聞いたことを反芻して職場で活かせるようにしていきたい。
・医学部での教育から見直すべきだと思いました。若い医師ほどマニュアル通りの医療しか提案できず融通が
きかず困りますので。
・環境(ハード:街、家&ソフト:人、社会)が大切で、改めてあると思いました。
私は設計屋として役立っていきますよ!
・当事者がいないところで決まった仕組みをただ受身で待っていてはいけないと思います。一市民として医療、
介護の仕組みはどうあるべきか考えていきたいと思います。
・薬を増量することによる副作用について、うちの母もこれかもと思い当たる部分などが発見できた。
担当医に聞いてよいものか考える。ただ、セミナー参加することで別視点で考えられるようになりよかった。
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