男女平等 [PDFファイル/273KB]

〔男女平等〕
1.男女平等の実現度
Q5
あなたは、次の(1)から(6)の分野で、現在、男女平等がどの程度実現されていると思いま
すか。
(1)家庭生活の中で
ある程度
平等にな
っている
平等になっ
ている
平成16年
(N=471)
12.7
32.5
ほとんど平
等になって
いない
わからない
27.0
無回答
16.3
5.1
6.4
3.9
今 回
(N=433)
女 性
(N=260)
あまり平等
になってい
ない
9.7
41.3
20.1
23.8
1.2
2.3
5.8
男 性
(N=173)
37.3
15.6
0%
25.4
28.5
47.4
10%
20%
30%
40%
12.1
16.8
50%
60%
70%
80%
0.8
1.7
6.4
90%
100%
(2)就職の機会や職場の中で
平成16年
4.0
(N=471)
27.0
今 回
5.1
(N=433)
27.7
女 性 3.1
(N=260)
男 性
(N=173)
33.8
33.0
26.2
0%
35.8
30.1
8.1
10%
15.7
20%
40%
50%
60%
70%
13.8
4.0
8.5
18.0
14.3
1.8
19.2
14.6
1.2
13.9
2.9
16.2
28.9
30%
11.0
80%
90%
100%
(3)学校教育の中で
平成16年
(N=471)
13.4
今 回
(N=433)
14.1
女 性
(N=260)
39.1
41.3
10.4
12.9
42.7
14.6
20.2
4.6
6.5
9.6
24.9
2.1
24.6
1.2
1.7
男 性
(N=173)
19.7
0%
10%
39.3
20%
30%
40%
25.4
10.4
50%
- 20 -
60%
70%
80%
90%
3.5
100%
(4)自治会等の中で
平等になっ
ている
平成16年
(N=471)
今 回
(N=433)
ある程度平等
になっている
4.7
29.9
5.8
28.6
女 性
3.5
(N=260)
男 性
(N=173)
あまり平等にな
っていない
36.7
15.0
35.3
10%
20%
22.0
30%
40%
50%
60%
無回答
8.9
7.9
24.5
12.7
30.4
9.2
わからない
11.9
27.0
24.2
0%
ほとんど平等に
なっていない
1.4
1.2
25.8
22.5
9.2
70%
80%
1.7
90%
100%
(5)法律や制度の上で
平成16年
(N=471)
9.3
今 回
(N=433)
8.5
31.2
30.5
女 性
4.6
(N=260)
男 性
(N=173)
29.3
27.5
26.9
14.5
0%
10%
20%
30%
50%
60%
7.9
19.2
11.9
19.7
40%
14.2
12.7
32.7
35.8
8.1
1.6
1.5
22.3
14.5
13.9
70%
80%
90%
1.7
100%
(6)社会通念・慣習・しきたりなどで
1.5
平成16年
(N=471)
14.9
今 回
2.5
(N=433)
女 性
1.5
(N=260)
18.7
25.9
39.3
12.3
男 性
4.0
(N=173)
0%
38.4
25.8
20%
36.4
30%
40%
50%
17.7
18.5
60%
70%
8.1
15.0
22.9
41.2
28.3
10%
11.3
80%
11.0
90%
1.6
1.5
1.7
100%
全体で見ると各設問で「わからない」と回答した人が、ほとんどの項目で前回より増え
ており、男女平等観の判断が難しくなっていることが伺える。また、設問「自治会等の中
で」において「わからない」の増加が著しかった。
すべての設問において、10年前、前回調査と比べ「平等」「ある程度平等」の割合に
大きな変化は見られなかった。「社会通念・慣習・しきたりなどで」においては依然とし
て60%以上の人が不平等感を感じており、この分野へ男女平等意識を浸透させることが
いかに難しいかを感じる。また、男女別で見ると、男性が平等に感じていても、女性はそ
う感じていない部分が多く、ここでも男性と女性の平等意識の大きなズレが生じている。
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2.男女平等に向けて必要なこと
Q6
男女平等の実現のために、今後どのようなことが必要だと思いますか。(複数回答)
49.0
差別的な社会通念やしきたりをなくすこと
42.0
就職、昇進、賃金など職業上の男女不平等をな
くすこと
男性が女性の社会的地位向上に関して理解を
もち協力すること
子どもの時から家庭や学校で男女の平等につい
て教えること
46.4
44.8
29.8
26.8
29.3
法律や制度の上での男女不平等をなくすこと
21.2
女性自身が経済力をもつこと
20.8
女性が自分たちのありかたに対して問題意識と
自覚をもつこと
国や地方自治体の男女共同参画行政を充実す
ること
20.6
17.8
8.1
12.2
18.9
今回(N=433)
4.2
3.2
その他
特に必要なことはない
平成 16 年(N=471)
3.9
1.7
0
10
就職、昇進、賃金など職業上の
男女不平等をなくすこと
39.5
差別的な社会通念やしきたりを
なくすこと
法律や制度の上での男女不平
等をなくすこと
19.2
19.6
女性が自分たちのありかたに対し
て問題意識と自覚をもつこと
国や地方自治体の男女共同参
画行政を充実すること
女性がもっと政治的・社会的活
動に参画すること
5.8
そ の 他
その 他
特に必要なことはない
0
就職、昇進、賃金など職業上の
9
男女不平等をなくすこと
法律や制度の上での男女不平等
8
をなくすこと
子どもの時から家庭や学校で男
7
女の平等について教えること
28.8
26.4
26.5
30.4
25.4
24.6
国や地方自治体の男女共同参
6
画行政を充実すること
31.2
今回(N=260)
H16年(N=276)
40
11.2
22.0
12.7
女性自身が経済力をもつこと
3
12.1
特に必要なことはない
2
そ の 他
60
55.5
33.2
20.9
21.9
5.2
4.3
1 1.64.6
0
33.2
35.3
43.3
43.9
41.7
40.5
31.2
27.3
25.4
女性が自分たちのありかたに対し
5
て問題意識と自覚をもつこと
女性がもっと政治的・社会的活動
4
に参画すること
(%)
20
60 (%)
50
男性が女性の社会的地位向上に
10
関して理解をもち協力すること
18.1
3.5
2.5
3.5
1.8
40
くすこと
12.7
11.9
30
53.5 差別的な社会通念やしきたりをな
11
48.1
48.2
44.6
42.0
男性が女性の社会的地位向上
に関して理解をもち協力すること
女性自身が経済力をもつこと
20
男性:前回との比較
女性:前回との比較
子どもの時から家庭や学校で男
女の平等について教えること
26.5
31.6
女性がもっと政治的・社会的活動に参画すること
そ の 他
48.3
36.7
今回(N=173)
H16年(N=187)
20
40
(%)
60
男女平等のために必要なこととして、男女とも「男性の理解・協力」「差別的社会通念を
なくす」「職業上の不平等をなくす」が上位 3 項目となり、前回と同じ結果となった。
男女別で見ると、女性では「職業上の男女不平等をなくす」が今回1位となり、職業上
における男女不平等を感じている女性が増えていると考えられる。
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