パージ&トラップ付ガスクロマトグラフ-質量分析計 1式

下関市上下水道局告示第252号
平成28年10月31日
条件付一般競争入札を施行するので、地方自治法施行令(昭和22年政令第
16号)第167条の6の規定に基づき、下記により告示する。
下関市上下水道事業管理者
上下水道局長
1
潤一
件名
パージ&トラップ付ガスクロマトグラフー質量分析計
2
三木
1式
納入場所
別紙「仕様書」のとおり
3
納入期限及び仕様等
別紙「仕様書」のとおり
4
入札条件
本物品の入札に参加できる者は、次に掲げる要件のいずれにも該当する者
とする。
(1) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規
定に該当しないこと。
(2) 下関市物品・役務競争入札参加有資格者名簿で業種(中分類)の「薬品・
検査用品」又は、「電気・精密機器」に登録され、地域区分が「市内」「準
市内1」「準市内2」の何れかであること。
(3) この告示の日から本物品の入札の日までの間に、下関市競争入札参加有
資格者指名停止等措置要綱に基づく指名停止等の措置(以下「指名停止措
置」という。)を受けていないこと。
(4) 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立
て又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生手続き開始
の申立てがなされている者(民事再生法に基づく再生計画の認可決定を受
け、かつその取消しの決定を受けていない者を除く。)でないこと。
(5) 入札に参加しようとする者の間に資本関係又は人的関係がないこと。
5
申請方法
下関市上下水道局物品購入に係る条件付一般競争入札実施要領に定める入
札参加資格確認申請書(物品購入)
(様式第1号)を下関市上下水道局経営管
理課にファクシミリ(FAX 番号083-231-3338)を使用して申請
すること。
6
申請書提出期限
平成28年10月31日(月)午前9時から
平成28年11月
7
7日(月)午後5時まで
入札参加資格の決定
入札参加資格の審査結果は、平成28年11月8日(火)までにファクシ
ミリにより通知する。承認の通知を受けた者は、入札参加資格があるもの
とする。
8
質問の方法
ファクシミリ(FAX 番号083-231-3338)によること。
質問の期限は、平成28年11月9日(水)午後5時までとする。
質問の回答は、後日速やかに入札参加者全員に回答する。
9
契約条項を示す場所及び日時
(1) 契約条項を示す場所
下関市上下水道局経営管理課
(2) 日時
平成28年10月31日(月)午前9時から
平成28年11月
10
7日(月)午後5時まで
入札日時等
(1) 入札日時
平成28年11月11日(金)午前10時00分
(2) 入札場所
下関市上下水道局
11
入札室
入札保証金
下関市上下水道局会計規程による。ただし、納付が必要である者について
は、後日通知する。
12
契約保証金
下関市上下水道局会計規程による。ただし、下関市上下水道局会計規程第
193条の規定に該当する場合は免除とする。
13
入札書に記載する金額
落札に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の8に
相当する額を加算した金額をもって落札価格とするので、入札者は消費税及
び地方消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、契約
希望金額(消費税及び地方消費税相当額を含んだ金額)の108分の100
に相当する金額を記載すること。
14
その他
(1) 入札参加申請を行った者のうち、入札参加資格がないと認められた者は、
その通知を受けた日の翌日(休日の場合はその翌日)までに書面を下関市
上下水道局経営管理課に持参することにより、その理由について説明を求
めることができる。
(2) (1)に対する回答は、説明を求めた者に対し、速やかに回答する。
(3) 入札に参加する者に必要な資格の無い者のした入札及び下関市上下水道
局物品購入契約に係る入札心得等入札に関する条件に違反した入札は無効
とする。
(4) 入札参加者が入札日までに入札条件を満たさなくなったときは、その者
のした入札は無効とする。
(5) 入札において、事故が起きたときや不正な行為があると認めたときは、
入札を中止し、又は延期する場合がある。
(6) 落札者が、契約までに入札条件を満たさなくなったとき、又は指名停止
措置を受けたときは落札決定を取り消し、契約を行わないものとする。
(7) 初度入札において落札候補者がいない場合は、再度入札を行う。再度入
札は、2回までとする。
(8) 応札する物品については、平成28年11月9日(水)までにカタログ
等の仕様のわかる資料を経営管理課に提出すること。
確認の結果は、平成28年11月10日(木)までに回答する。
仕様書
1 件名
パージ&トラップ付ガスクロマトグラフ-質量分析計
2 設置場所
下関市長府満珠町33番35号
下関市上下水道局水質管理センター
3 納入期限
1式
GC-MS 室
納期は契約の日から 90 日以内
4 概要
本仕様書に示す パージ&トラップ付ガスクロマトグラフ-質量分析計は
表1に示す測定項目を、
「水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大
臣が定める方法(平成 15 年 7 月 22 日厚生労働省告示第 261 号)(以下、「検
査方法告示」という。)」及び「水質基準に関する省令の制定及び水道法施
行規則の一部改正等並びに水道水質管理における留意事項について(平成
15 年 10 月 10 日付け健水発第 1010001 号厚生労働省健康局水道課長通知)
別添 4 水質管理目標設定項目の検査方法(以下、
「水質管理目標設定項目の
検査方法」という。)」に示す測定方法で測定することができ、再現性に優
れ、高い精度の分析が可能な装置 1 式とする。
表1
測定項目
測定方法
クロロ酢酸
検査方法告示 別表第 17
ジクロロ酢酸
溶媒抽出―誘導体化―ガスクロマトグラ
トリクロロ酢酸
フ―質量分析計による一斉分析法
ホルムアルデヒド
検査方法告示 別表第 19
溶媒抽出―誘導体化―ガスクロマトグラ
フ―質量分析法
ジェオスミン
検査方法告示 別表第 25
2-メチルイソボルネオール
パージ・トラップ―ガスクロマトグラフ
―質量分析法
-1-
フェノール
検査方法告示 別表第 29
2-クロロフェノール
固相抽出―誘導体化―ガスクロマトグラ
4-クロロフェノール
フ―質量分析法
2,4-ジクロロフェノール
2,6-ジクロロフェノール
2,4,6-トリクロロフェノール
フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)
水質管理目標設定項目の検査方法
目標9
溶媒抽出―ガスクロマトグラフ―質量分
析法
ジクロロアセトニトリル
水質管理目標設定項目の検査方法
抱水クロラール
目標 13 及び 14
別添方法3 溶媒抽出―ガスクロマトグ
ラフ―質量分析計による一斉分析法
EPN、アトラジン、アニロホス、アラクロール、イソキサチオン、イソフェンホス、イソプ
水質管理目標設定項目の検査方法
ロカルブ(MIPC)、イソプロチオラン(IPT)、イプロジオン、イプロベンホ
目標 15
ス(IBP)、エスプロカルブ、エディフェンホス(エジフェンホス、EDDP)、エト
別添方法5 固相抽出―ガスクロマトグ
フェンプロックス、エトリジアゾール(エクロメゾール)、エンドスルファン(ベン
ラフ―質量分析計による一斉分析法
ゾエピン)、カフェンストロール、キャプタン、クロルニトロフェン(CNP)、クロル
ピリホス、クロロタロニル(TPN)、クロロネブ、ジクロベニル(DBN)、ジクロ
ルボス(DDVP)、ジスルホトン(エチルチオメトン)、ジチオピル、シマジン
(CAT)、ジメタメトリン、ジメトエート、シメトリン、ジメピペレート、ダイア
ジノン、チオベンカルブ、テニルクロール、テルブカルブ(MBPMC)、トリクロル
ホン(DEP)、トリフルラリン、トルクロホスメチル、ナプロパミド、ビフェノック
ス、ピペロホス、ピリダフェンチオン、ピリブチカルブ、ピリプロキシフェ
ン、ピロキロン、フェニトロチオン(MEP)、フェノブカルブ(BPMC)、フェンチオ
ン(MPP)、フェントエート(PAP)、フサライド、ブタミホス、ブプロフェジ
ン、フルトラニル、プレチラクロール、プロシミドン、プロピコナゾール、プロ
ピザミド、ブロモブチド、ペンシクロン、ペンディメタリン、ベンフルラリ
ン(ベスロジン)、マラチオン(マラソン)、メタラキシル、メチダチオン(DMTP)、
メチルダイムロン、メフェナセット、メプロニル、モリネート
アセタミプリド、アメトリン、インダノファン、ウニコナゾール P、エトベンザニ
水質管理目標設定項目の検査方法
ド、オリサストロビン、カズサホス、キノクラミン(ACN)
、クミルロン、クロルタール 目標 15
ジメチル(TCTP)、クロルピリホスメチル、シアナジン、シアノホス(CYAP)
、
別添方法5の2 固相抽出―ガスクロマ
ジクロフェンチオン(ECP)、シハロホップブチル、ジフェノコナゾール、シプロ
トグラフ―質量分析計による一斉分析法
コナゾール、シプロジニル、シメコナゾール、ジメチルビンホス、シンメチリン、チ
-2-
アクロプリド、チアメトキサム、チフルザミド、テトラクロルビンホス(CVMP)、
テトラコナゾール、テブコナゾール、トリフルミゾール、パクロブトラゾール、
ピラクロホス、ピラゾキシフェン、ピリミノバックメチル、ピリミホスメチル、ブ
タクロール、フラメトピル、プロパニル(DCPA)、プロパホス、プロポキスル
(PHC)、ブロマシル、プロメトリン、ベンフレセート、ホサロン、ボスカリド、ホ
スチアゼート、メトミノストロビン、メトラクロール、メトリブジン
2,4-D(2,4-PA)、トリクロピル、ベンタゾン、メコプロップ(MCPP) 水質管理目標設定項目の検査方法
目標 15
別添方法6 固相抽出―誘導体化―ガス
クロマトグラフ―質量分析計による一斉
分析法
5.装置の構成及び仕様
(1)装置構成
パージ&トラップ付ガスクロマトグラフ-質量分析計
内訳
ア ガスクロマトグラフ質量分析計本体
イ パージ&トラップ装置本体
ウ 装置制御及びデータ処理用コンピューター
エ 付属品
1式
1台
1台
1式
1式
ア及びイの装置において、特殊な改造を必要とせず本仕様書の定める要件を
満たすこと。ここで言う特殊な改造とは、説明書に記述のない部品の取り付
け及び部品の取り外しを指す。
(2)仕様
ア ガスクロマトグラフ質量分析計本体
(ア)ガスクロマトグラフ部
① キャリアーガス制御部
定流量及び定圧力で制御できること。また、それらがソフトウェア
上で設定できること。圧力範囲は 0~100psi であり、0.001psi ス
テップで設定が可能であること。
② 試料導入部
導入方式がスプリット/スプリットレス方式であり、2つあること。
なお、1つは温度調整機能を有していること。
(イ)質量分析部
-3-
①
マスフィルタ
四重極型であること。
② 測定可能質量範囲
Scan 範囲は、1.6~1020 m/z 以上の質量範囲で測定ができること。
③ イオン化方式
電子衝撃イオン化(EI)方式
④ 真空排気系
多成分・多検体の連続自動定量分析に対応した能力があること。ま
た、ターボ分子ポンプについては、200L/sec 以上 400L/sec 以下の
ものであること。
⑤
フィラメント
フィラメントは、イオン源に少なくとも常時 2 個は、取付けること
が可能であり、PC からの操作で切り替え可能であること。
⑥ EI 感度
Scan モードにおいて OFN(オクタフルオロナフタレン)1pg で S/N
比が 1000:1 以上であること。
⑦ 真空度
質量分析部内部の真空度が確認できる機器が取り付けてあること、
又は機能を有すること。
(ウ)前処理機能付オートサンプラー部
① 液打ち用インジェクター
②
③
④
120 試料(2mL バイアル)以上の測定ができるものを搭載のこと。
シリンジ
シリンジは、注入用 10μL と前処理用 100μL 等の 2 種類のシリン
ジの自動切替機能を有し、連続での使用ができること。
サンドイッチ注入
試料と内部標準を混合することなく、一度に注入可能なサンドイッ
チ注入ができること。
バイアル撹拌機能
試料バイアルを 2000rpm で回転させて撹拌ができること。また、撹
拌時間は任意で設定できること。
⑤
試料前処理機能
溶媒添加、内部標準物質添加、加熱、希釈、誘導体化(試薬添加、
撹拌、静置)の前処理が自動でできること。
⑥ 自動測定
試料の誘導体化から分析までの自動測定メソッドを備えているこ
-4-
と。
イ パージ&トラップ装置部
(ア)オートサンプラー
① 検体数
連続分析 50 検体以上対応可能であること。
② 自動添加機能
内部標準物質を自動添加可能であること。また、検査方法告示に
示す添加割合で注入できること。
③ サンプル計量方式
サンプルの計量は、可変で正確なシリンジ方式であること。
④ 自動希釈機能
⑤ トランスファーラインは金属キャピラリー仕様であること。
(イ)パージ容器(トラップ管)容量
5~25mL の容量に対応していること。
(ウ)パージ容器(トラップ管)
ガラス製容器であり、精製水、標準物質添加試料及び検水を処理で
きるもの。また、トラップ管の加熱温度は、室温+5~350℃で対応可
能であり、トラップ管サイズは、1/8 インチであること。
(エ)パージガス
ヘリウム又は、窒素ガスが使用可能であること。
(オ)水分除去
水分除去システムが組み込まれていること。
(カ)機能
揮発性有機化合物及び臭気物質の測定において、ノンクライオであ
ること。また、PC でのコントロールが可能であり、多検体連続自動
分析ができること。
※ノンクライオであることとは、クライオフォーカスに使用する冷媒である
液体窒素を必要としないことを意味する。
ウ
装置制御及びデータ処理用コンピューター
(ア)ハードウェア
① CPU
Intel 社製 Xeon E3-1225(3.2GHz)相当以上の性能・機能を有する
こと。
② メモリ
-5-
4GB 以上であること。
③ HDD
500GB 以上であること。
④ 機能
自動分析・データ処理ソフト及び Microsoft Office Personal 2010
以上がインストールされており、すべてのソフトが問題なく動作
すること。
⑤ データバックアップ装置
測定データをバックアップするために必要なドライブ(CD‐R、CD
‐RW 等)が付いていること。
⑥
キーボード及びマウス
付属のこと。
⑦ ディスプレイ
17 インチ以上の液晶モニターであること。
⑧ プリンタ
レーザープリンタで A4 対応であること。
(イ)ソフトウェア
① 対応 OS
日本語 Microsoft Windows 7 以上であること。
② 自動分析・データ処理ソフト
自動分析・データ処理ソフトがインストールされており、以下の
機能を有すること。
・前記 OS 上で問題なく動作すること。
・日本語表示であること。
・装置本体及びパージ&トラップの機構が制御でき、標準溶液の
測定、検量線の作成及び試料の測定の一連の分析操作が自動で
できること。また、測定モードとして SIM モード及びスキャン
モードを有し、すべての測定条件の保存及び呼び出しができる
こと。
・シーケンステーブル実行中に何らかのエラーが生じた場合には
自動的に停止し、直前まで測定していたデータは保存されてい
ること。また、オペレータにより強制的に実行が中断された場
合やコンピューターがハングアップした場合も同様のこと。
・検量線は、内部標準法、絶対検量線法いずれの方法でも作成で
きること。また、6 点以上のプロットができること。
・オートチューニングにより質量分析計の自動調整ができること。
-6-
・オフライン解析が可能であること。
・分析結果報告書の作成や編集ができること。
エ 付属品(標準装備品を含む)
・ ガスクロマトグラフ消耗部品
・ 質量分析計消耗部品
・ パージ&トラップ消耗部品
・ パージ&トラップ用バイアルセット(キャップ等含む)
・ メンテナンス操作を動画、写真等で記憶した CD-ROM 等
・ メンテナンス用器具(工具)
・
・
・
・
分析用カラム
検収及び研修に使用する器具
検収及び研修に使用する試薬
プリンタ用トナー又はカートリッジ
1式
1式
1式
200 本
1式
1式
4本
1式
1式
2個
6 据付設置工事
設置工事期間(以下「期間」という。)は、契約の日から 90 日以内とする。
また、作業日は、土、日及び休日を除き、作業は、当方職員の立会いのも
とで行うこと。
なお、この期間は、発注者の都合で変更することができるものとする。た
だし、期間を変更する場合は、事前に双方協議の上、新たに期間を決定す
るものとする。
7 電気設備
電気設備は、既存の電気設備を使用すること。ただし、性能上又は設置上
で必要となる十分な電気容量が得られない等の場合は、必要な電気工事を
すること。
8 ガス配管
ガス配管は、既存の配管を使用すること。ただし、機器納入までにリーク
チェック等を行い、必要があれば、調圧器及び部品を交換すること。また、
本契約内において、ガス精製装置の取付けも実施すること。
9 検収条件
(1)試験項目
表2及び表3のとおり
-7-
(2)試験方法
検査方法告示及び水質管理目標設定項目の検査方法とする。
また、水質管理目標設定項目のうち農薬類の検査方法で、固相抽出-ガ
スクロマトグラフ-質量分析法で測定する農薬 23 項目については一斉分
析で行い、固相抽出-誘導体化-ガスクロマトグラフ-質量分析法で測
定する農薬 3 項目についても一斉分析で行うこととする。
なお、検収に使用する試薬等は上記5(2)エに示すとおり受注者が用
意するものとする。
(3)測定範囲及び検量線条件
表2に示す測定項目について、測定範囲内で最低濃度を含む 5 点以上の
検量線を作成し、相関係数が 0.995 以上であること。すべての検量線は
一次関数とし、検量線に重み付け等は行わないこと。
(4)測定精度
表2に示す測定項目について、
(3)で作成した検量線を使用して、最低
濃度試料5検体の測定を行い、変動係数が 20%以内であること。誤差率
の平均は 20%以内であること。
表2
測定項目
最低濃度
測定範囲
0.001mg/L
0.001~0.10mg/L
0.001mg/L
0.001~0.10mg/L
0.000001mg/L
0.000001~0.00010mg/L
0.0001mg/L
0.0001~0.010mg/L
クロロ酢酸
ジクロロ酢酸
トリクロロ酢酸
ホルムアルデヒド
ジェオスミン
2-メチルイソボルネオール
フェノール
2-クロロフェノール
4-クロロフェノール
2,4-ジクロロフェノール
2,6-ジクロロフェノール
2,4,6-トリクロロフェノール
(5)ピークの同定
表3に示す測定項目について、それぞれ指定する濃度の試料を測定し、
ピークを同定すること。
-8-
表3
測定項目
測定濃度
フタル酸ジ(2―エチルヘキシル)
、0.050mg/L
0
、0.010mg/L
ジクロロアセトニトリル
0
抱水クロラール
2,4-D (2,4-PA)
トリクロピル
0
、0.00010mg/L
0
、0.00005mg/L
0
、0.00020mg/L
ベンタゾン
インダノファン
エトフェンプロックス
カフェンストロール
キノクラミン(ACN)
クロロタロニル(TPN)
ジチオピル
ジメタメトリン
トリフルラリン
ピロキロン
フェニトロチオン(MEP)
フェニトロチオンオキソン
フェノブカルブ(BPMC)
フサライド
ブタクロール
ブプロフェジン
プレチラクロール
ペンディメタリン
ベンフルラリン(ベスロジン)
メタラキシル
メフェナセット
シハロホップブチル
ブロモブチド
ペンシクロン
(6)報告書
(3)~(5)の結果について、測定結果、試験操作の記録及びクロマ
トグラム等のすべてのデータを取りまとめた報告書を作成し、提出する
-9-
こと。
なお、報告書の提出期限については機器の納入期限と同様とする。
10 研修
局職員に対し、以下の事項について実地に研修・指導を行うこと。
(1)前処理操作、分析操作、自動分析・データ処理ソフトの操作及びデー
タ解析方法
(2)検量線、メソッド、シーケンステーブルの作成方法
(3)標準列及び実試料を用いての、実際の 10(1)~(2)の操作
(4)保守方法
(5)トラブル対応方法
11 サポート体制
納入装置1式、自動分析・データ処理ソフトの操作、メンテナンスに関し
て、トータルサポートが可能であること。機器不具合の解消について、責
任を持って迅速に対応できること。機器故障の際は、数日のうちに対応可
能であること。すべての装置に関し、機器導入から1年間は無償で保証し、
1 年後に機器の点検を実施すること。
12 その他
本仕様書に定めがない事項及び本仕様書に疑義が生じた場合は、発注者と
協議し、その指示に従うこと。
- 10 -