Boeing Airbus

「航空宇宙」シンポジウム」
パネルディスカッション
パネリスト
・伊藤一宏氏（一社）日本航空宇宙工業会技術部長）
・鈴木誠一氏（SOLAE副会長、株エステック社長
・鈴木秀治氏（静岡県航空宇宙コーディネーター）
ｺｰﾃﾞｨﾈｰﾀｰ
・榊達朗
1
生産機数
民間ｼﾞｪｯﾄ旅客機需給関係
2008年
1,124
2009年
1,178
2010年
1,106
2011年
1,188
2012年
1,319
2013年
1,410
2014年
1,529
年平均需要
42,180
1,839
新規需要
21,270
36,770
20.970
2013年
総需要
退役代替
15,500
残存
5,410
2033年
2
87.7
79.8
79.8
97.6
110
H26
SJAC 資料から
3
計器補機
2.5%
エンジン部品
機体部品
(GE.P&W.RR.IAE.他)
(767.777.787.)
34％
民間航空機
H25年度生産高
8,888億円
43％
装備品
6％
H29年度～
機体部品
（747.737.CRJ.EMB.他）
機体（ﾍﾘｺﾌﾟﾀｰ等）
14.5％
+
MRJ
4
旅客機受注・出荷機数推移
13,899機
Boeing 5,789機
Airbus 6,386機
RJ
1,724 機
受注残
機
数
リ
ー
マ
ン
シ
ョ
ッ
ク
9年分
確定受注
出荷
2008
2009
2010 2011
暦年
3,648機
1,529機
2012 2013 2014
5
リ
l
マ
ン
シ
ョ
ッ
ク
月産10機⇒12機
月産8.3機
6
生産機数経緯
1,529機
全体
機
Boeing
723
627
Airbus
数
その他
05
06
07
08
09 10
11 12
177
13 14
737 : 485機
747 : 19機
767.777.787.
219機
A320s: 490機
A330 : 108機
A350 : 1 機
A380 : 30機
20ｘｘ年
7
MRJの競合機種
機種
＠2015.1.末
座席数
確定受注
Option
受注残
85
125
70
125
90
384
80
53
88
521
453
269
E175
-E2
(421)
(100)
(353)
(100)
（169)
(100)
92
223
184
223
COMAC（中国）
ARJ-21
Bombardier(ｶﾅﾀﾞ）
ＣＲＪ-900
Embraer(ﾌﾞﾗｼﾞﾙ）
Ｅ１７５／- E２
三菱航空（日本）
MRJ-90
8
川下企業の動向
当面の開発機種とその分担はほぼ出尽くし
新規機種の開発は2020年以降、
機体 ⇒Boeing
エンジン ⇒Boeing, Airbus, RJと殆ど全機種
1.各社増産体制(工場新増設、機械設備更新増設、新規雇用）
2.各社ｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝの見直し ⇒ 組み立て重点指向
・Make or Buy (内作か購入か）見直し
内作⇒購入加工外注⇒一貫生産
・生産拠点の適正再配置
輸入部品⇒国産化
3.受注品目の生産性の向上に注力
・自動化指向
4.海外受注
9
「神戸航空機産業ｸﾗｽﾀ」
航空機産業参入ｸﾗｽﾀｰ勉強会を開催
参入に向け各種活動、川下企業への提案
Japan Aero Network
住友精密傘下で活動中
(静岡）商工会議所
が主導し、SAT研、
SOLAEが活動中
近経局事例集より10
静岡県下における航空機産業立地環境
1. 静岡県の「航空機産業育成に対する強力な支援政策」
2. 県下に有力川下企業は存在しないが、巨大な航空機産業圏に隣接している
3. 自動車産業、機械産業での豊富な実績経験を有し、航空機産業への移転が可能で
ある
4. 県下に発展可能な静岡空港があり.周辺地域の活性化策として活用できる
5. 先端技術成長産業として産官学の連携基盤がある
6.
11
民間航空機・部品のサプライ・チェーンルート
航空会社
After Market
JAL ANA
バリュー製品
航空機メーカー（完成機）
Boeing Airbus,
Bomb,Embr.
MHI
修理、補用部品,整備用機材
内装・機内ｻｰﾋﾞｽ品
海外装備品ﾒｰｶｰ等
装備品ﾒｰｶｰ等
国内機体メーカー
MHI, KHI, FHI,（IHI)
新明和, 日飛
外注工場
協力企業等
加工外注/組み立て
国内装備品メーカー
島津、住精、KYB
ﾅﾌﾞﾃｽｺ、三電、日電、東芝
外注工場
素材・構成小部品メーカー
参B
参
入
分
野
Ａ
参
入
分
野
Ｂ
新
規
参
入
中
小
企
業
参C
CFRP, ボルト、ナット、スイッチ、リレイ、電子部品等
12
13
航空機産業への参入の進め方（熟慮速攻）
・航空機産業の現状を把握し
その特徴（課題）を十分理解し
将来性を十分に勘案し
・自己企業の経営方針と得意分野を明確にし
その位置づけは
何が強みかそのレベルは（自画自賛はX)
航空機産業のニーズへの適応性
・参入分野の特定川下企業のニーズは
・計画的、戦略的参入を（事業計画の作成が必須）
厳しさはいずこも同じ
14

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