市民のひろば

家庭が変われば日本が変わる
身近な話題などお知らせください!
市男女共同参画講演会
情報をお待ちしています
市では 3 月 21 日、三橋公民館で男女共同参画講演
会を開催しました。昨年好評だった、無料情報誌編集
長の天野周一さんを講師に迎え、「亭主力の時代。夫婦
円満の極意、戦わずして負ける」と題して講演。天野
さんは、ユーモアたっぷりに家庭円満のひけつを伝授
し、「家庭が明るくなると社会も明るくなる」と呼び掛
けました。天野さんの巧みな話術で会場は終始笑いに
包まれ、聴衆は楽しく家庭円満のひけつを学びました。
質問コーナーでも会場は大盛り上がり
親しんだ学びやから巣立つ
市内小中学校で卒業式
市民と共に観光まちづくりを考える
「壁づくり」プロジェクト報告会
卒業生全員で「旅立ちの日に」を合唱
隅町から辻町の路地を散策コースのモデルに景観整
備を進める「壁づくり」プロジェクトの報告会が 3 月
11 日、恵美須町の西方寺で行われました。九州産業大
学の飯高由希夫教授が、柳川の景観に合わないブロッ
ク塀が多いことなどを指摘。同プロジェクトで実際に
行った、木の板を使ってブロック塀を隠した民家の様
子が報告され、歴史を感じる散策コースにするにはど
うすればよいか意見が交わされました。
吉政公の生涯を描く
市民劇団「くもで座」春季公演
報告会には地元の人たちも参加
水も人も
川柳
キラリ
柳川市民劇団「くもで座」は、今年、田中吉政公の
没後 400 年を記念した特別企画として、「太極分れて
陰陽あり~水に浮かぶ城下町・柳川の礎をつくった名
将、田中吉政」を 3 月 20 日と 21 日に水の郷で上演
しました。今回の公演は、吉政の生涯で特に重要な「
関ヶ原の戦い」で幕を開け、柳川城主となり、有明海
沿岸の慶長本土居や久留米から柳川までの道路、通称
田中道の整備など現在の柳川の基礎を築いた吉政の生
涯を演じました。
柳川城から城下町の整備を指示する吉政公
今年は災害もなく豊作
鶴岡定子
浦
哲之
吉開綾子
田島寿代
野片義博
池末シツ子
佐藤良子
(佃町)
(徳益)
(茂庵町)
(栄)
(筑紫町)
(蒲船津)
(隅町)
(明野)
(蒲生)
古賀治美(南浜武)
横山
保
(矢留本町)
今月の入選作品・課題「開く」
朝日さす窓開け今日も生きている
川渕
学
い。ましてや光りや空気そして水の存在など当然のものとして
阿津坂典代
(佃町)
(今古賀)
(豊原)
(吉原)
梅崎省二
江口和子
(鷹ノ尾)
(七ツ家)
古賀麗子
(有明町)
梅嵜由美子
藤井芳裕
(旭町)
田中位緒枝
野村美智子
(田脇)
原田アツ子
(佃町)
流青
梅﨑三和子
11 広報やながわ 2010.4.1
5
池田美幸
77
朝日を浴びるこの地球が自転していることなど思いもしな
1
振り返ることもない。しかし、自然に対し少しだけ謙虚になれ
5
ば朝日から始まる今日を生き、そして明日を迎えることがどれ
15
だけ有難いことか。これも年を重ねたからだろう。
流青
レコードの針が刻んでいる昭和
4
玄関をいっぱい開き孫を待つ
合否通知息子正座で封開く
いっぱいに眼開いて見る世間
蔵開き何と穏やか江戸の雛
届く文開けば春がこぼれ出る
そっと開けさっと閉めてた通信簿
閉じ込めた心開いてくれた友
おさな子の笑みが心を開かせる
ありったけ泣いて本心打ち明ける
拳から天道虫を開く春
粕汁の接待うれし蔵開き
山開き木立隅々春の風
幕末の歴史開いた蒸気船
開けゴマ諫早の海春を待つ
私にも心開いて語る嫁
花開く音に振り向く窓の外
引きこもる心を開くドア探す
年重ね心の間口広く開け
手を開き普賢眺めて深呼吸
佗助の蕾開いて目白呼ぶ
川 柳 を 募 集 し て い ま す。 選 句 者 は 梅 崎 流 青 さ ん。 月 の 課 題
は「刻む」 です。入選作品は 月 日号に掲載します。
川柳と明記し、自作、未発表の作品(1人3句以
●応募方法
内)に、住所、氏名、電話番号を書いて、ハガキかファクスま
た は 直 接、 柳 川 庁 舎 企 画 課 広 報 広 聴 係(☎ ・ 8 4 2 5、 FAX
・5520 )へ、 月 日(※必着)までにお送りください。
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市内では、3 月 12 日に中学校で、18 日には小学校
で卒業式が行われました。今年の卒業生は、小学校で
691 人、中学校で 782 人です。
三橋中学校では、各クラスの担任が 205 人の卒業生
一人一人の名前を読み上げ、クラスの代表が卒業証書を
受け取りました。卒業生を代表して 3 年 6 組の山田哲
巳くんが「先生や地域の人への感謝の気持ちを忘れず羽
ばたいていきます」と答辞。式の後は、友だちや先生と
記念写真を撮るなど、別れを惜しみました。
今古賀三島神社で粥占い
かゆ
粥に生えたカビを吟味する地元の人たち
今古賀の三島神社で 3 月 21 日、粥 に生えたカビの
具合で、その年のコメの出来具合や災害を占う伝統行
事「粥占い」が行われました。旧正月の 1 月 15 日に、
地元の人が炊いた粥を容器に入れて、神社の中に保管。
この日にふたを開けて、カビの生え具合を詳しく調べ
ました。
赤や黒のカビがほとんどなく青いカビが多く広がっ
ていたので、
「今年は豊作。災害もないだろう」との結
論が出ました。
広報やながわ 2010.4.1
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