インマルサットBGAN 災害時対応システム 携帯電話は災害時に大きな威力を発揮しますが、基地局、中継局が被害を受け、復旧するまで時間を要した 場合、個人の生命や財産のみならず企業の存続さえ危機に陥るおそれがあります。復旧後も安否確認などの電 話が極端に増え、電話局側で回線数を制御してしまうので極めてつながりにくくなります。 インマルサット・ビーギャンは人工衛星に直接アクセスしますので、災害時にも安定した通信インフラを確 保できます。インターネット回線(別途ノートパソコンが必要)と電話回線の両方が使用出来ますが、それぞ れ独立した回線なので仮にどちらか一方が輻輳(容量オーバー)しても電話またはEメールのどちらかの通信 手段を確保することが出来ます。衛星回線は地上のブロードバンド回線に比べると細い回線ではありますが、 現状、国内外の衛星では最大の回線数を持っていて、災害時には最も威力を発揮する衛星システムです。 ポイント1 ・・・ 2次バッテリー−の自動管理 大地震は明日来るかもしれませんが5年後、10年後かもしれません。さてこのシステムを導入しても、い ざという時に動作しなければ導入した意味がありません。 阪神淡路大震災クラスの災害が発生した場合、停電で電力供給が再開するまで、数日∼数週間を要すること となるでしょう。電源の供給が再開されるまでは、固定電話、携帯電話は使用出来ません。 このシステムを導入するにあたって、一番重要な点は災害時に備えて通信機材にいかに電力を供給するかに つきます。いざ使用しようと機材をとりだしても、機器の内蔵バッテリーは数ヶ月で自然放電してしまいます ので再充電しないと稼働しません。そこで外部補助電源を常に満充電に保つシステムを考えました。 通常は電源コンセントからAC充電器で2次電池(メインテナンスフリーの蓄電池)を常時充電し続けます。 満充電になると切れ、自然放電で電圧が下がると再充電させる回路を経由させます。この回路により、バッテ リーの寿命を延ばし、かつ常時満充電を保ちます。 衛星電話(インマルサットBGAN)やノートパソコンの内蔵電池が空になっていても、数時間∼数日分はこ の2次電池で充電・稼働できるので災害後の初期動作をスムーズに行うことが出来ます。 ポイント2 ・・・ ソーラーパネルによる電力供給 電源供給が復旧するまでの間は、折りたたみ式超軽量60W ソーラーパネルを利用して充電を行います。 わずか1.2kg(強化ガラス使用の一般タイプだと10kg前後)なので、太陽の当たる場所に容易に移動 させて長期間充電が可能になります。実は米軍がイラクやアフガンでも採用しているアメリカ製です。 被災した企業はダメージを受けても、地方や海外では通常業務が行われ、競争は一瞬たりとも待ってくれま せん。インマルサットBGANでNET接続すれば、被害を受けていない地方や海外のサーバーにも容易にア クセスできます。経済的被害を最小限にとどめるための備えは絶対に必要です。 定期的に弊社技術者が点検とトレーニング指導に伺います。電池の交換やソフトの更新なども行います。 コストは基本システム一式レンタルで、5年契約で保守料含め月額25,200円(消費税込)より。 基本システム: インマルサットBGAN、電話機、LANケーブル、60Wソーラー、ソーラー・コント ローラー、シールドバッテリー、再充電コントローラー付AC充電器、小型インバーター、収納ケース インマルサットBGAN 災害時対応システム インマルサット BGAN衛星 ソーラーパネル60W 折りたたみ式1.2kg LANケーブル インマルサット BGAN端末 電話機 (ハンドセット) DC15.4 1.2A DC出力 ソーラー用 コントローラー AC100V ノート PC DC出力 補助用 2次バッテリー DC出力 AC100V DC出力 満充電でOFF 電圧低下でON 再充電 コントローラー インバータ DC出力 AC充電器 AC100V
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