第1回 日向市総合教育会議 議事録 (PDF/425.28キロバイト)

第1回日向市総合教育会議
議事録
■日時:平成 27 年 5 月 26 日(火)10:00~11:30
■場所:日向市中央公民館
第4研修室
■出席委員:黒木市長、北村教育長、岡田委員長
安藤委員、黒木(知)委員、林委員
発言者・説明者
事務局
(奈須部長)
発言/説明内容
定刻になりましたので、これより、第1回日向市総合教育会議を開催いたしま
す。私は、本日の会議の進行を務めさせていただきます、総合政策部長の奈須で
ございます。どうぞよろしくお願いいたします。
開会に先立ちまして、本日の出席者をご紹介させていただきます。
お手元に、本日の出席者名簿及び配席表をお配りしておりますのでご覧くださ
い。
※出席者名簿にしたがい、読み上げる。
はじめに、黒木健二日向市長からあいさつをお願いします
黒木市長
教育委員の皆様におかれましては、お忙しい中にご出席いただきありがとうご
ざいます。
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正による、一番の大きな改
正が総合教育会議の設置が義務付けられたことかと思います。
本日は、第1回目の会議でございますが、色々とみなさんのご意見を伺いなが
ら教育の大綱を定めることが大きな目的でございますので、9月の大綱の策定に
向けて教育委員の皆さまと忌憚のない意見交換を行いながら、どこにも負けない
ような、そして日向市独自の大綱を策定したいと考えております。
私は、これまでの10数年間の市政の重点項目として雇用の創出、防災力の向
上、教育力を掲げ施策をすすめてまいりました。
やはり、教育というのは、一番重要なものでありますので「みんなで育む“ひ
ゅうがっ子”プロジェクト」を重点プロジェクトとして位置付け、皆さまと一緒
に一生懸命に取り組んでまいりました。
今回の法律の改正によりまして、少しシステムが変わりましたが、私自身はや
はり教育委員会という執行機関が、しっかりと教育行政を執行していくというこ
とは基本的に変わらないと受け止めております。
社会的な変化によって、いじめの問題、あるいは不登校の問題などを含めまし
て責任の所在といったことが法律改正の背景にあったのかなと受け止めており
ますので、こういったことを踏まえ、皆さま方と連携を深めながら推進していき
たいと考えております。よろしくお願い申し上げます。
また、今、地方創生という形で全国の市町村が知恵を出し合って競争しており
ますけれども、私どもも市役所一丸となって、地方創生に向けて準備をすすめて
いるところでもございます。
その一貫である移住・定住といった取り組みを進める上でも、やはり教育につ
いては地方創生の中で重要な位置をしめていると思いますので、そういった面か
らも、皆さまから十分な意見をお聞きしながら総合戦略に反映していきたいと考
えておりますので、忌憚のないご意見を賜りたいと思います。
本日は、皆さまと色々と意見交換を行いながら進行してまいりますので、お願
いを申し上げまして冒頭のご挨拶にかえさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
事務局
続きまして、岡田教育委員長からあいさつをお願いします
(奈須部長)
岡田教育委員長
みなさん、こんにちは。
今、市長からお話しのありましたとおり、4月から新しい教育委員会の改革と
いうことで第1回目の教育総合会議を迎えることになりました。
私ども教育委員の立場は、なんら変わっていないと思っております。
旧制度と同様に、市民のみなさんの代表として教育行政について、レイマン・
コントロールを行うのが私どもの仕事だと考えておりますので、今までどおり教
育委員の皆さんとやっていければと思っております。
従来、市長とは、年に1回程度、懇談会という形でいろいろとお伝えしており
ましたが、総合教育会議という、正式に国の制度としてこういった会議を持つと
いうことで、より一層市長部局と一体となって、子ども達にとって何ができるの
か、何が必要なのかということをこの会議で協議していきたいと思っておりま
す。
これから協議に入りますけれども、是非活発なご意見、忌憚のないご意見をざ
っくばらんにすすめていって、子ども達のためになるような会議にしていきたい
と思いますので、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
事務局
ありがとうございました。
(奈須部長)
それでは、議事に入ります。まず、
(1)
「日向市総合教育会議の設置」につい
て、それから(2)
「教育、学術及び文化・体育の振興に関する総合的な施策の
大綱の策定」につきましては、事務的な案件ですので、私のほうですすめさせて
いただきます。(3)意見交換からは市長に進行役を務めてもらいたいと思いま
すのでよろしくお願いいたします。では、事務局から説明をお願いします。
事務局
(神崎課長)
総合政策課の神崎でございます。私の方から座りまして説明させていただきま
す。
まず、はじめに本総合教育会議の設置の根拠である「地方教育行政の組織及び
運営に関する法律の一部を改正する法律」の概要について、ご説明します。お手
元の資料1をご覧ください。
まず、改正の「趣旨」についてですが、教育の政治的中立性、継続性・安定性
を確保しつつ、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、
首長との連携の強化を図るとともに、地方に対する国の関与の見直しを図るた
め、地方教育行政制度の改革を行ったものであります。
次に「概要」でございますが、「1.教育行政の責任の明確化」であります。
具体的には、教育委員長と教育長を一本化した新たな責任者である新教育長を置
き、首長が議会の同意を得て、直接任命・罷免を行うというものであります。な
お、この新教育長には経過措置があり、本法律施行の際に現に在職する教育長は、
教育委員会の委員としての任期中に限り、これまでどおり教育長として在職する
こととされております。
次に、
「2.総合教育会議の設置、大綱の策定」でございます。
今回の法律の改正により、全ての地方公共団体に、首長と教育委員会が協議・
調整する場として本総合教育会議を設置することが義務付けられました。
あわせて、首長には、本会議において、教育委員会と協議し、教育基本法第1
7条に規定する国の教育振興基本計画を参酌して「教育、学術及び文化の振興に
関する総合的な施策の大綱」、いわゆる『大綱』の策定が義務付けられたところ
であります。
なお、本会議では、この大綱の策定、教育条件整備等重点的に講ずべき措置に
ついて協議・調整を行うこととされ、調整された事項については、首長及び教育
委員会はその結果を尊重しなければならないとされています。
次に、3の「国の地方公共団体への関与の見直し」であります。
いじめによる自殺の防止等、児童生徒等の生命又は身体への被害の拡大又は発
生を防止する緊急の必要がある場合は、文部科学大臣が教育委員会に対して指示
ができることが明確化されたところであります。
以上が、改正の主な概要でございまして、施行期日は本年4月1日でございま
す。
次に、総合教育会議の運営等について、ご説明いたします。お手元の資料2ペ
ージをご覧ください。
まず、1の「位置付け」でございますが、先程もご説明いたしましたが、法律
により、全ての地方公共団体に設置が義務付けられているものであります。また、
市長と教育委員会という対等な執行機関同士の協議・調整の場となっておりま
す。
次に、2の「会議の運営等」でございますが、
(1)の構成員は、市長と教育委員会であります。
(2)の会議の招集は、市長が招集しますが、教育委員会が「必要がある」と
判断される場合は、市長に会議の招集を求めることが可能となっております。
(3)の協議事項等でございます。先ほどの説明と重複しますが、
①教育、学術及び文化・体育の振興に関する総合的な施策の大綱の策定に関す
る協議
②教育を行うための諸条件の整備その他の地域の実情に応じた教育、学術及び
文化の振興を図るため重点的に講ずべき施策に関する協議
③児童、生徒等の生命又は身体に現に被害が生じ、又は被害が生ずるおそれが
あると見込まれる等の緊急の場合に講ずべき措置に関する協議
④その他会議に必要とされる事項となっております。
次に(4)
「会議の公開」でございますが、会議は原則公開とされております
が、個人の秘密を保つため必要があると認めるとき、又は会議の公正が著しく害
されるおそれがあると認めるとき、その他公益上必要があると認めるときは、非
公開とすることができます。
(5)議事録につきましては、会議の終了後、遅滞なく作成し、これを公表す
るようこととされております。
総合教育会議の運営等の説明は、以上でございます。
以上を踏まえまして、資料3ページのとおり、本市の総合教育会議に関する設置
要綱(案)を作成いたしております。
改正された法律に基づき、第5条にありますとおり、会議は、協議を行うに当
たって必要があると認めるときは、関係者又は学識経験を有する者の出席を求め
るなど、当該協議すべき事項に関して意見を聴くことができることとし、さらに
第9条にありますとおり会議の事務局は総合政策課に置くことといたしており
ます。
私からの説明は以上です。
事務局
ただいまの事務局からの説明につきまして、ご意見、あるいはご質問等はござい
(奈須部長)
ませんでしょうか。
事務局
それでは、この要綱(案)にもとづき進めさせていただきますのでよろしくお願
(奈須部長)
いします。
事務局
それでは、次に、
(2)
「教育、学術及び文化・体育の振興に関する総合的な施策
(奈須部長)
の大綱の策定」について、事務局から説明をお願いします。
事務局
総合政策課の麻田でございます。座って説明させていただきます。
(麻田)
資料4「教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱」についてで
ございます。
まず、1にあります「策定の根拠」についてでございますが、先程も説明にあ
りましたように、地方教育行政法の組織及び運営に関する法律の改正によりまし
て、その第一条の三第一項でございますが、「地方公共団体の長は、教育基本法
第十七条第一項に規定する基本的な方針、これは国の教育振興基本計画に定める
基本方針のことでございます。これを参酌し、その地域の実情に応じた、当該地
方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めるも
の」とされております。
続きまして、第二項におきまして、「地方公共団体の長は、大綱を定め、又は
これを変更しようとするときは、あらかじめ、次条第一項の総合教育会議におい
て協議するものとする。
」とされております。
その大綱の中身についてでございますが、これは2の「大綱の定義等」について
です。
まず、1つ目の「黒マル」ですが、「市の教育、学術及び文化の振興に関する
総合的な施策について、その目標や施策の根本となる方針」を定めるとなってお
ります。
次に、大綱については、国の教育振興基本計画における基本的な方針を参酌し
て定めることとなっております。
そして、大綱が対象とする期間につきましては、特にその定めはありませんが、
国の資料によりますと、首長の任期や国の教育振興基本計画期間に鑑み、4年~
5年の期間が想定されているところであります。
次に具体的にどのようなことを記載するかについてです。4つ目の「黒マル」
になります。大綱の主たる記載事項については、各地方公共団体の判断に委ねら
れているところではありますが、主として学校の耐震化や学校の統廃合、少人数
教育、総合的な放課後対策、保育の充実など首長の有する権限に係る事項につい
て、さらに人づくりそのものの施策としましては、キャリア教育など産業人財育
成に関する施策など幅広い分野がございますので、このような事項に係るものに
ついて目標や根本となる方針を協議をしていくものだと考えております。
3番目に、日向市総合計画、教育振興基本計画と大綱の関係図を記載しており
ます。これは、現在、市の最上位計画として「新しい日向市総合計画」がござい
ますし、教育委員会におかれましては、毎年「日向市教育基本方針」を見直して
おり、学校教育の分野に関しては「ひゅうが学校教育プラン」を作成しておりま
す。そして先程申し上げましたとおり、国の教育振興基本計画との関係を現した
ものであります。
右側上部にありますように、国の教育振興基本計画の基本方針を参酌すること
になっております。
国の基本方針は、平成25年に策定されておりまして、29年度までの計画が
定められているところでございます。左側の方でありますが、市の総合計画につ
きましては、平成28年度までとなっており、次期総合計画について、今年から
来年にかけまして策定する予定となっております。
また、総合計画の下に、分野別計画がありますが、例えば26年度に策定しま
した「日向市子ども・子育て支援事業計画」などがあり、日向市教育基本方針に
つきましても、総合計画の“未来を拓く人が育つまちづくり”に基づき策定して
いるものであります。
4の策定の時期でありますが、9月までに大綱を策定し、議会へ報告を行いた
いと考えております。
5に大綱の策定イメージをのせております。
日向市教育大綱、仮称でございますが、策定にあたりましては、総合計画の分
野別計画として、毎年策定しております『日向市教育基本方針』を参考に、首長
の政策権限に関する事項について、総合教育会議において意見交換を行いなが
ら、下の図のようにまとめる予定としており、次回の開催時には、事務局から具
体的な提案をさせていただきたいと考えております。
説明については以上です。
事務局(奈須部 ただ今の説明について、何かご質問はございますか。
長)
黒木市長
議会には報告だけで、議決は必要ないのですか。
事務局(麻田)
国の資料によりますと、大綱は首長の責任において定めるものであり、議会の議
決とすることはできませんと記されております。
事務局(奈須部
ほかにございませんか。
長)
では、事務局の説明のとおり、今後作業をすすめさせていただき、次回の会議
において大綱の素案を提示し、ご審議いただくこととなりますので、よろしくお
願いいたします。
それでは、3番の意見交換から市長に進行をお願いしたいと思います。
黒木市長
それでは、私のほうで進行役を務めさせていただきますのでよろしくお願いし
ます。先ほども申し上げましたが、みなさんの忌憚のないご意見をいただきたい
と思います。
大綱ということまでには、それぞれの考え方を聴取したいと思いますが、まず
は日向市の教育の在り方についての問題点やこういったことを伸ばすべきでは
ないかということを、テーマを限定せずにそれぞれの意見をいただきたいと思い
ます。
まずは、黒木知子委員いかがでしょうか。
黒木(知)委員
私は、小中一貫校の取り組みに幼稚園・保育園を含めての教育が出来たらいい
なと思います。
離婚されて一人で育てているお母さんが、ご自身もひとり親世帯で育っておら
れる。そういった家庭の支援をする必要があるのではないかと。学校教育ばかり
の充実だけではなく、働く一人親世帯の家庭へのサポート・教育も必要だと思い
ます。
黒木市長
はい。ありがとうございました。
続きまして安藤委員いかがでしょうか。
安藤委員
私の方から2点お話ししたいと思います。
1点目がキャリア教育であります。2年前にキャリア教育センターができてか
らいろんな取組をしていただいておりますが、「よのなか教室」ということでい
ろんな民間の有識者の方に教育現場に入っていただいて、お話をいただく機会が
あります。
キャリア教育というのは、地元の日向工業とか富島高校などへの産業教育とい
う面で注力していく必要があり、大学・大学院といった本当の高等教育は外に任
せるという姿勢でいいのかなと感じております。
2点目に、学校統廃合の問題、学区制の見直しをやる必要があります。離島な
どではありませんので、やはり一学年数人という状況は、異常な事態であります
ので、地域的な背景や文化的な背景はありますが、色々な面から検討して学校の
統廃合について検討していけたらなと思います。
黒木市長
林委員
ありがとうございます。それでは林委員いかがでしょうか。
私が考えておりましたのは、こども課と生涯学習課が放課後こども対策を検討
されておりますが、小学校3年生まででいいのかということ。現在の状況を考え
ますと、もう少し幅を広げた。6年生までを対象とした放課後対策を検討してい
ただきたいと考えております。
黒木市長
はい。ありがとうございます。
それでは、岡田委員長お願いします。
岡田委員長
はい。私からも2点お話ししたいと思っていますが、1点目はさきほど安藤委
員からもありました学校区の統廃合の問題です。
宮崎県内で五ヶ瀬町のような面白い取組もあります。単純に統廃合すればいい
というものではなく、それぞれの地域の拠点でありますので、そういったことを
踏まえながら学校区を見直すということで解決できるのではないかと思います。
また、各公民館もだいぶ老朽化してきておりますよね。
公民館と学校を一体的に整備する形で統廃合をすすめていかなければならな
いと考えております。
もう1点は、これもお金のかかる話ではありますが、ICTの問題ですね。
国も平成29年度までに、やらなければならないという中で、日向市では財光
寺小学校で試験的に実施しておりますが、それを今後どのようにすすめるかとい
う問題について、教育委員会の中で予算について話がありましたが、財光寺小学
校だけで、整備するのに1億6680万、ランニングコストで2000万円必要
になるということで、全国一斉にICT化がすすむなか、この予算をどう確保す
るべきかということを早急に考えないと、日向市の子どもが全国の中で置いてけ
ぼりになるということは重大な問題でありますので、この会議でも議論が必要か
と思います。
黒木市長
ありがとうございました。
それでは北村教育長お願いします。
北村教育長
はい。これからの社会を考えたときに、グローバル化の社会に対応する教育と
は何かを考える必要があります。一つには、先ほど岡田委員長が話されたICT
化への対応でありまして、グローバル化社会への一つの道具として使いこなせる
ようにやっていかないといけない。
ソフト面、ハード面では、ハード面を先に整備しないといけませんが、これは是
非やっていかないといけません。
それと言語ですね。英会話を現在やっていますが、国語とどう充実させていく
かが課題となっていきます。それから、今もやっていますが、グローバル化社会
では、自分の故郷教育といいますか、日向についての産業や歴史などを色々と学
んで力にしていくことが必要ではないかと思います。
もう一つは、人口減少への対応ですね。その一つが、学校の再編成であり避け
ては通れない問題であります。
そのなかで、小中一貫教育をどう充実させていくのかが課題となってくると思
います。人口減少社会へ対応するということには、教育を活性化することによっ
て人口減をとどめていく、増やしていく力もあるのではないかと思っていますの
で、そういった視点から学校づくりをしていく必要があるのではないかと思いま
す。
黒木市長
はい。ありがとうございました。
色々とみなさんから意見が出されました。一番は人口減少社会のなかでの統廃
合の問題や、小中一貫校の在り方やICT化、それからグローバル社会への対応。
さきほど、林さんがお話しされた放課後対策は、文科省の改正で、4年生の壁を
取り払うため、放課後児童クラブを6年生まで対象としなさいということが出さ
れました。
これは、空き教室などを利活用して整備していくことが必要ですが、ひとつの
問題として、有識者の話では、3年生と5~6年生では体の大きさが違ってきま
すので適正な指導者を配置する必要があるのかなと感じております。
それから、グローバル化についてですが、英会話の成果はどう感じていますか。
ヒアリングやスピーキングができるなど、どうでしょうか。
北村教育長
私の感覚では、ヒアリングはだいぶ上手になったかなと思います。ALTの英
語の指示に従って、子どもたちが動いています。彼らは聞いて動けるという状態
になっていると思います。
自分から発するというところが出来ているかという部分では、週1回では足り
ないという状況ではないかと思います。小学校も5~6年生は英語が必須となっ
てきますので、どんな指導者をつくるかというのが喫緊の課題だと思います。
先日、モミラニ小学校の交流事業に50名程度が応募いただき8名を選びまし
た。
子ども達が、英語が自然に話せるようになってきているなとは感じています
が、授業数や指導者の数について今後研究していかないといけないかなと感じて
おります。
黒木市長
アメリカのマサチューセッツ工科大学などの有名校では、一時期、日本人留学
生が減っていましたが、昨年あたりから増加傾向にあると伺っております。
グローバル化のなかで異文化と接する機会が増えるのは大切なことなので、モ
ミラニ小学校だけでなく、例えば「中国いぼう市」に派遣するのもいいんじゃな
いかと思っています。
専門学校は、英語はありますので中国語と韓国語があるといいのかなと思いま
す。
それと、美郷町では幼稚園を含めて一貫校を実施していると伺っていますがそ
れについてはどう感じますか。
北村教育長
学校の近くに幼稚園が設置されているので、幼小中という形になっています。
先ほど黒木委員が言われていましたが、幼稚園は親を育てるところでもあるんで
すね。
昨日、キャリア教育センターの会議があり、これからは高等教育機関も一体と
なって子どもたちを育てていこうという機運が高まっております。
県立、私立とか関係なく一緒になって、9年間の義務教育だけでなく、幼小中
高が一体となってすすめることが重要ではないかと思います。今年の秋ごろから
そういった事業に取り組んでいこうかなと考えております。
これはキャリア教育の成果だと感じております。
安藤委員
今、日向高校が定員割れしている一方で商業高校、工業高校の人気が高まって
おります。多様化してきたこともありますが、進学や就職などの選択肢の幅が広
いということで人気があると聞いています。
地域の会社経営の立場からいえば、高校でしっかりと学んでもらって、地元に
就職してもらえるのは大変ありがたいです。
戦後、大学進学率が高まってきていましたが、それでいいのかなということを
考えなおしてみる、ちょうどいい時期なのかなと感じております。
このタイミングで産業教育について考えるのは、将来的に必要なことではない
かと思います。
黒木市長
私もキャリア教育センターの水永さんからお話を聞く機会があり、高校という
のは県教育委員会の所管でありますので、傍観しているわけではないですが、距
離をおいていたところがありました。
しかしながら、例えば日向高校のフロンティア科は倍率が高いのに、普通科は
定員割れを起こしている。2次募集しても人が集まらない。
校区がなくなり、宮崎や延岡の高校へ優秀な子どもたちが進学している。いか
に魅力をつくるかという点では、普通科がいいのかなと感じています。
例えば、私立の高校で特色のある学科をつくって進学をするということもあり
ますので、私たちは産業界の方もはいった有識者会議をつくって先生たちだけで
なく、高校の魅力づくりをしていかなければならないと考えております。
それから、延岡市が土曜日の授業を始めましたがそれについてはどう感じていま
すか。ゆとりの教育で土曜日がなくなったのに、また復活したというのは学力向
上に視点を置いているのでしょうかね。
岡田委員長
親ごさんは、とまどっている方もいると聞いています。やはり週休2日制が浸
透していますので、親の休日や先生の休日の問題もありますから、難しいのかな
と思います。
北村教育長
先生は、夏休みにまとめ取りをすることになっています。例えば、官公庁は、
お盆が休みではありませんが、そこで6日間の休みを取り、残りは夏休み、冬休
みで調整すれば可能ということになります。
しかしながら、何をするのか、親の感覚、先生方の多忙感をどう払しょくして
いくのか。それと土日が休みになっているので、スポーツや文化の行事を入れ込
んでいます。延岡市だけでなく、県全体をみて、いろんなことを調整していくこ
とがありますので県全体で考えていく必要があるのかなと感じています。
ゆとり教育は家庭に子どもを返しましょうということでしたが、学力が低下し
たために少しずつ授業が増えています。
日向市では、夏休みを短くして時間を増やしています。今まで31日まで休み
だったのを25日までにして確保しています。
それを無くして土曜日にするのか、夏休みにするのかいろんな手法があると思い
ます。
黒木市長
さきほど、ICTの問題が挙げられましたが、29年度までというのは国が財政
的に支援するのですか。地方単独でやりなさいということでしょうか。
岡田委員長
教育委員会で研修にいったときに、全国の市町村で大きな差があり、首長の考
え方で差がでていると伺っています。
日向市も、今から実施するといっても28年度予算からの実施になると思いま
すが、29年度に整備ができるのか、その予算はどう確保するのか。その時に、
これから日向中の整備など、ハード面に費用がかかる。そこで、先ほどの話です
が、統廃合の問題がでてくる。
学校をキレイにするだけが教育ではなく、やはりICTなどのソフト面の充実
をどう図るのか子どもたちのことを考えて、やれることは何なのか優先順位を考
えて市長部局と教育委員会が協議してオープンにしないと遅れていくと思いま
す。
黒木市長
財光寺小学校でモデル的に実施していましたが、あれでどのくらいの予算です
か。
事務局(松葉)
予算的には、モデル事業だったので300万円程度となっています。
岡田委員長
これから、整備していくには去年8月の算定で、1億6千686万円、ランニン
グコストは2000万円程度となっています。
北村教育長
国の文科省の地方交付税で措置しているという言い方をされていますが、わか
りにくい。そのためにも早めにやっていただきたい。
財光寺小学校に宮崎大学と一緒に研究をやりましょうということで、民間からも
だいぶ協力をいただきました。事業はもう終了したのですか。
事務局
25~26年の研究事業が終了し、財光寺小学校は継続して使用することになっ
(松葉)
ていますが、他の小学校をどうするかが問題です。
北村教育長
財光寺小学校がモデル指定になっていますが、実施してよかったのは、どういう
ものが必要かという話の中で、なんでもかんでも、最先端のものではなく、子ど
も達にはこれがあれば十分だということが分かったという成果があげられたこ
とです。それであれば、少ない予算でも各校に整備できるのではないかと。子ど
もたちに必要なものはこれだというものがありますので、まずはそれを整備して
いくことが必要ではないかと思います。
そして、その段階をすぎたら、学校に1台ではなく、各教室に配置してすぐに
使える環境にしないといけない。それが、1億6千万円程度でできるのではない
かということです。
黒木市長
そこは、教育委員会でスケジュールを考えて、ICTをやるにはソフト、ハー
ドでこういったものが必要になるという計画をたてないと財光寺だけで不均等
になりますね。
安藤委員
一口にICTといっても、デジタル教科書や校務ICT、デジタル黒板などいろ
んなものがあるわけで、それぞれに予算がかかりますので、何を優先してどこか
ら予算をつけるのかを日向市全体でどうするかという議論がないとせっかくの
投資が無駄になるのかなと思います。
岡田委員長
この問題は、県全体で考えないといけません。ソフトひとつとっても、市町村
ごとにバラバラだと先生は転勤がありますので、困るわけです。
県には、お金は出さなくてもいいので、共通のソフトについて推奨するなど、
方向性を出すべきではないかと。
そういったところを市長会あたりで要望してもらうといいかなと思います。
黒木市長
それと、党派を超えて、不登校の問題について教育をどうするかを議論されてい
ますが、課題も多いですよね。その問題についてはどう感じていますか
林委員
夜間中学の問題がのっていましたが、現在は識字や外国人だけでなく、不登校の
子どもが通っているということが書かれていました。その辺りも都市部では問題
になっているとうかがっています。
黒木市長
今後、その動きは大きくなっていくでしょうね。
北村教育長
フリースクールという言葉で言ったりしていますが、子どもたちにどのような教
育がなされるのか。日向市でもひまわりラウンジで不登校の子どもたちがきて勉
強をしております。そういうところもあれば、個人的なフリースクールもありま
すのでそこをどうとらえていけばいいのか。
教育というのは家庭でもできるというものになっていくのか判断がつきかね
ます。
黒木市長
ありがとうございました。今後もいろいろと議論されていくと思います。
本日は、色々な議論がありました。宮崎県市町村連携推進会議等においてIC
Tのソフト開発の共同化など議題であげます。
岡田委員長
先ほどの問題にもなりますが、母親、父親が非常識な人が多くなっていると聞
いていますので、親になる教育をすることも必要ではないかと。
黒木市長
たしかに、虐待の問題もありますので、子どもの教育もですが、親の教育も重
要だと思います。
それでは最後に、大綱についてどんな分野を網羅すべきかそれぞれの意見をう
かがって今後の参考にしていきたいと思います。
林委員どうでしょうか。
林委員
放課後対策はのせていただきたいと思います
安藤委員
キャリア教育とICT、統廃合の問題をのせていただきたいと思います。
黒木(知)「委員
保育園、幼稚園の充実ですね。保育園の先生から幼稚園との交流をしたいとの
要望がありましたので是非お願いしたいと思います。
岡田委員長
私も統廃合の問題と、教育行政への予算の配分についてお願いします。
北村教育長
大綱の期間は、5年間ほどですかね。日向市では、小中一貫教育がありますの
でそこに「幼」まで入れるかという視点とキャリア教育の視点。これは、今後1
0年~20年の方針として入れる部分と4~5年の間にこういったところをやっ
ていくという重点部分を大綱に入れられれば評価もしやすいのかなと考えてい
ます。
黒木市長
はい、ありがとうございました。それでは、事務局のほうで一つの案という形
で提案することになりますが、私個人では、既に教育基本方針がありますのでそ
れを土台にするのがいいのかなと考えています。それに不足するものを追加する
のがいいのかなと思っていますが、そのあたりは皆さんとお話ししながら策定し
てまいりたいと思います。
その他、みなさんから改善すべき点や課題などありましたらどうぞ。
安藤委員
先ほどの補足ですが、統廃合の問題ですが、たたき台といいますか素案を作っ
ていただけたらと思います。現実的に、一学年一学級をつくるにはこんな校区に
なるといった素案、モデルを作っていただいて、それから先は地域との長い協議
が必要になるかと思いますので、それを創っていただいて議論を進めた方がいい
かと思います。
黒木市長
そういった話をききますと、適正規模の校区の変更というのができないのかな
と感じております。
岡田委員長
各区の人口がどうなるかデータはありますか。
黒木市長
県のシミュレーションに基づけば、2060年の本市の人口は、43,000
人と推計しています。これは、創生会議よりも高いですが、政策的にそれでいい
のかというのはあります。定住・移住施策などを行い、もっと上げたいとは思っ
ています。
岡田委員長
日向市として例えば財光寺地区が何人になるかというようなデータはないの
ですか
事務局(麻田)
地区別にはまだ作っていません。
岡田委員長
そういった地区別データがあると、これから学校がどうなっていくのか予想が
できます。
都市計画では、どんなふうにまちづくりをするかというと、真ん中に学校をつ
くり、まちを4分割してまちづくりを進めます。日向市が学校を統廃合するとき
に、どこに配置するのがいいのか、適正な配置ができると思いますのでそういっ
たデータあると助かります。
北村教育長
学校教育に特化するところがありますが、スポーツ・文化についても協議して
いく必要がありますが、そうなると施設などハード面の論議になりますが、図書
館、体育館、野球場などもあります。また、美術館が東郷にありますが、郷土資
料館について、廃校などを利用して、黒潮文化と森林文化を統合した耳川流域の
文化財資料館を整備することが文化として必要になるのかなと感じています。
大綱のなかには、文化面も含めていただきたいと考えております。
黒木市長
私も文化面は大変重要であると考えております。
それでは、これで閉会したいと思います。
次回は、案を示しながら、またご意見をいただきたいと思います。
ありがとうございました。
事務局
(奈須部長)
皆さま、活発にご議論いただきましてありがとうございました。
本日の総合教育会議はこれで終了いたしますが、次回以降も本日と同様に、活発
なご議論をお願いしたいと思います。
なお、次回の会議の日程につきましては、決定次第、お知らせしますので、ど
うぞよろしくお願いいたします。
本日は誠にありがとうございました。