株式会社 日本審査機構

制定:2012 年 1 月 30 日
文書番号
J-3-21
認証登録証・認定シンボル・認証ロゴについて
Rev.1
改訂:
年
月
日
株式会社 日本審査機構
1.認証登録証について ··············· 1
2.認定シンボル、認証ロゴとは ··········· 1
3.認定シンボル、認証ロゴの構成 ·········· 2
4.注意事項 ···················· 3
4.1
「認証」の表明に関する注意事項 ······ 3
4.2
認証登録証の取扱いに関する注意事項 ···· 3
4.3
JAB認定シンボルに関する注意事項 ···· 3
4.4
認定シンボル・認証ロゴの使用条件 ····· 4
5.管理 ······················ 4
6.第三者への画像データの提供 ··········· 4
7.違反に対する処置 ················ 5
この手引きは、認証後に JAO からお送りする「認証登録証」、
「認定シンボル」
、
「認証ロゴ」のお取り
扱い上の注意事項、その他認証に関する注意事項を解説しています。これらの注意事項の順守状況は、審
査毎に確認いたしますので、必ずお守り下さい。
1.認証登録証について
認証登録証は、初回審査または再認証審査の後、判定委員会において認
証が決定した組織様に認証登録証等受領確認書とともに送付いたします。
認証登録証等受領確認書は、受領後、代表者様が署名・捺印のうえ、返送
してください。
再認証の場合は、旧認証登録証と差し換えとなりますので、旧認証登録
証をご返送下さい。
2.認定シンボル・認証ロゴとは
「認定シンボル」
(JAB認定シンボル)とは、適合性評価機関として認定された認証機関(JAO)に
対して、その認定の地位を示すために JAB より交付されたシンボルです。JAO によって認証された組織
様は、JAO が JAB によって認定を受けた範囲内で、この認定シンボルを使用することができます。
「認証ロゴ」(JAO認証ロゴ)とは、JAOによって認証された組織様に対し、その認証の地位を示
すために交付するもので、認証登録証に記載した認証の範囲内で使用することができます。
認定シンボル・認証ロゴは、組織様がご利用できる画像データを、認証登録証とともに提供します。
3.認定シンボル・認証ロゴの構成
JAO認証ロゴ
QMS
ロゴ部分
マネジメントシステム略号
認証番号
構
成
・
表
示
例
EMS
m
sa
m
sa
形状
色
認定番号
認証番号
「JAB」
認定番号
デザイン部分
「JAB」
認定番号
XXJAO-EAXXX
m
sa
マネジメントシステム略号
認証番号
デザイン部分
e
pl
ロゴ部分
QMS・
EMS
併記
e
pl
XXJAO-QAXXX
ロゴ部分
マネジメントシステム略号
認証番号
JAB認定シンボル
e
pl
デザイン部分
「JAB」
認定番号
XXJAO-QAXXX
XXJAO-EAXXX
m
sa
m
sa
m
sa
e
pl
e
pl
e
pl
縦ー横比を保ち、ひずませないこと.
各要素が明瞭に認識されるように表示すること.
・ロゴ部分・マネジメントシステム略号部
分の基本色:青色(DIC 579)
、
・ロゴ部分・マネジメントシステム略号部
分の基本色:サブカラー:黒色、灰色、金
色、銀色
・認証番号:黒色
・デザイン部分の基本色:青色(印刷物:
マンセル 2.5PB 3.5/10、大日本インキ
KK DIC 579、PANTONE 300 又はそ
の近似色、ウェブサイト:マンセル値そ
の他の色指定コードを RGB へ変換した
近似色)
・デザイン部分のサブカラー:黒色、灰
色、金色、銀色
・
「JAB」
、認定番号:黒色
下部に必ず表記すること.
QMS:XXJAO-QAXXX
EMS:XXJAO-EAXXX
番号は認証登録証を参照.
下部に表記の認定番号を削除しないこ
と。
CM052
※ 色・表記内容に関する詳細は、JAO営業部までお問い合わせ下さい。
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4.注意事項
認証登録証、認定シンボル、認証ロゴは、組織様が構築したマネジメントシステムの認証の地位を示す
象徴です。したがって、授与された認証登録証、認定シンボル、認証ロゴは、第三者認証制度の信頼を損
なうような方法で使用しないようお願いします。
これらの認証登録証、認定シンボル、認証ロゴは認証有効期間内のみ使用することができます。
4.1
「認証」の表明に関する注意事項
認証された製品・プロセスまたはサービスで特定される活動の範囲に関してのみ、マネジメントシステ
ム規格に適合していることとして表明することができます。したがって、
①
品質マネジメントシステムの場合、製品を認証されている、あるいは、製品・プロセスまたはサ
ービス自体に問題がないことを認証されているものではありません。したがって、
「自社の製品・
プロセスまたはサービスには問題がない」のような表現もしくはそのように誤解されかねない表現
を避けてください。他者による表明及び使用は禁止いたします。
②
環境マネジメントシステムの場合、組織の環境負荷に問題がないということを認証されているも
のではありません。「自社の環境負荷には問題がない」のような表現もしくはそのように誤解され
かねない表現を避けてください。他者による表明及び使用は禁止いたします。
4.2
認証登録証に関する注意事項
(1)以下の場合には、認証登録証のコピーを作成することがきでます。この場合、コピーした認証登録
証の誤用や乱用を防止するため、コピーに現物の写しであることを保証した裏書(写しである旨、責
任者のご署名、押印、発行日)を行ってください。
・認証事業所内において、複数の掲示を必要とする場合
・商取引において他の組織から要望があった場合
※
原本を複数必要とする場合には、JAOより発行することができますので、営業
部にお問い合わせください。
(2)パンフレット、ホームページ等に表示する場合は、
「4.4 認定シンボル・認証ロゴの使用条件」
と同じ取扱いとしてください。
4.3
JAB認定シンボルに関する注意事項
(1)JAOが認定機関(JAB)より認定を受けた範囲内(JAB認定シンボルを併記した認証登録証
記載の製品・サービスの範囲)で、JAB認定シンボルを使うことができます。
(2)JAB認定シンボル単独では使用できません、必ず、JAO認証ロゴと併用表記(ウェブサイト上
は同一ページ内に表示)してください。
(3)JAB認定シンボルの下部には、JAOがJABより与えられた認定番号の表示が必要です(3.
認定シンボル・認証ロゴの構成
参照)。
(4)使用する場合、JABより直接認定されたとの誤解を受けないよう、注意してください。
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4.4
認定シンボル・認証ロゴの使用条件
(1)認定シンボルを印刷する際には、認証登録証発行時に添付する画像データをご利用ください。
(2)認証の範囲内(事業所・部署、活動の範囲)にのみ使用することができます。製品やプロセス・サ
ービスそのものが認証されていると明示・暗示するような使用は避けてください。
(3)認定シンボル、認証ロゴのデザインは変更(例えば、ロゴの上部周辺に文字等を表記すること等)
しないで下さい。
(4)JAO認証ロゴの下部に、認証組織を示す認証番号を必ず表記してください。
(5)画像データは、他の形態の電子データに加工・編集してウェブサイト・その他の電子媒体に載せ返
ることはできません。
※
認定シンボル、認証ロゴを使用するカタログ、名刺等のデザイン案を、事前に書面(F
AX可)で、営業部宛にご提出頂ければ、デザイン案の内容を確認し回答いたします。
4.4.1
カタログ・パンフレット
① 認証対象の製品/サービスのカタログ又は会社案内に使用できます。
②
認証対象外の製品/サービスを含めた総合カタログの場合、対象となる製品/サービスの範囲を
原則としてロゴ下部に明記し、識別できるようにしてください。
4.4.2
①
製品、製品の容器・包装等
製品認証との誤解を招くため、使用できません。認定シンボル・認証ロゴ以外でも製品認証と誤
解させるような独自にデザインしたロゴの表示も避けてください。文書のみによる事実の記載はで
きますが、その場合も製品が認証されているとの誤解を招くおそれのある不正確な言及とならない
ようご注意ください。
②
例外的に、通常、製品輸送時の大箱(最終ユーザーの手に渡らないと考えられるような梱包類)
等には、注釈文を同時に表記する場合のみ、使用することができます。
(例文)
「この製品は、品質マネジメントシステムの国際規格である ISO 9001 の認証を取得した工
場で製造されています。
」等の表現
4.4.3
①
名刺
認証組織に所属する人は、名刺に表示ができます。この場合、下部に認証番号を必ず明記してく
ださい。
②
認証事業所以外で、例えば本社の営業等で使用する場合には、識別のために認証ロゴの下部に、
認証番号に加え、認証事業所または工場名等を表記し、認証対象範囲を明確にしてください。識別
が難しい場合には、認証ロゴを使用することができません。
③
認証事業所内にある認証対象外の部署の人が使用する場合は、②の方法では識別できないため、
認証番号に加え、審査認証対象の製品/サービス活動名または審査対象の部署名等を表記し、明確
に識別してください。
4.4.4
看板、ホームページ、広告媒体等
看板類、ホームページ、新聞、雑誌等の広告は、企業全体が認証されている場合、使用できます。
企業全体が取得していない場合は、企業全体が認証取得されているものと誤解を招くおそれのないよ
う、認証ロゴの下に認証番号に加え認証事業所名等を表記し、明確に識別してください。
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4.4.5その他
① 表示できるケース
・認証組織が使用するレターヘッド、カレンダー、FAX用紙、レポート用紙類
・認証組織が発行する、お得意様宛に使用する注文書、納品書、契約書等の印刷物類
・保証書、取扱説明書等
② 表示できないケース
計器類の校正業務ならびに試験業務で認証された認証組織が発行する、校正証明書、試験成績
書等の書面には、製品認証とみなされる恐れがあるため、使用することはできません。
5.管理
認証登録証及び認定シンボル・認証ロゴを使用または引用した際は、その記録(サンプル、コピーを含
む)を保管し、審査の際に提示してください。
6.第三者への画像データの提供
(1)説明書、宣伝用資料、封筒、レターヘッド、名刺等の印刷、ウェブサイト等の作成を下請負業者に
行わせる場合、JAOより提供された画像データの複製を提供することができます。
(2)当該下請負業者には本書を順守させ、認証組織が提供した画像データの複製を、画像データとして
使用させなければなりません。
(3)(1)の目的で下請負業者に画像データの複製を提供した場合、一覧を作成してその旨を記録し、
印刷物等の見本を添付してください。記録は、審査時の求めに応じて提示できるようにしてください。
(4)上記(1)以外には第三者に認定シンボルの画像データを提供することはできません。また、画像
データを提供した下請負業者にも、提供した画像データの複製を第三者に提供しないよう求めてくだ
さい。
7.順守状況の確認と違反への対応
以上の注意事項の順守状況は、サーベイランス審査、再認証審査において審査員が確認いたします。審
査員の求めに応じて、使用状況、使用の記録をご提示ください。
本書の注意事項をお守りいただいていない状態が発見された場合、JAOは、是正処置を要求いたしま
す。もし、要求にもかかわらず是正がなされなかった場合には、特別審査を実施したうえで、認証の一時
停止・取消等の処置をとることがあります。認証が一時停止または取消された場合は、審査認証を引用し
たすべての広告印刷物等への使用を中止し、認証登録証を返却していただきます。
本書についてのお問い合わせ先
株式会社
日本審査機構
営業部
TEL 0553-21-8255
FAX 0553-21-8256
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