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博士前期課程

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 日本美術史特論A
江戸時代の画帖・連作
仲町 啓子
美術史学専攻 前期 2単位 美
術
史
学
・
博
前
日本美術史特論B
琳派研究
仲町 啓子
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
江戸時代における画帖や連作の実態を、具体的な作品に即して考察
し、受容と制作の問題を考える。具体的には佐藤一斎が父の70賀に
制作した《名流清奇》の解読を行う。
【授業の内容】
下記のテーマごとに、講義と各自のミニ発表と討論を行う。
第1週、イントロダクション(授業方法と授業計画の確認)
第2週、佐藤一斎研究
第3週、《名流清奇》1 市川米庵研究
第4週、《名流清奇》2 谷文晁・林幹々・谷舜英研究
第5週、《名流清奇》3 林述斎研究
第6週、《名流清奇》4 司馬江漢研究
第7週、《名流清奇》5 渡辺玄対研究
第8週、《名流清奇》6 董九如研究
第9週、《名流清奇》7 宋紫石研究
第10週、《名流清奇》8 北山寒巌研究
第11週、《名流清奇》9 喜多武清研究
第12週、《名流清奇》10 金子金陵研究
第13週、《名流清奇》11 橘千蔭研究
第14週、《名流清奇》12 広瀬臺山・中井董堂研究
第15週、まとめ
【事前・事後学修】
事前学習として『事実文編』(コピーを配布)の一斎資料を読む。
事後学習として、授業で発表後は、教員や他の院生のコメント・意
見を参考にして、さらにテーマを掘り下げる。
【テキスト・教材】
《名流清奇》の画像は配布する
【成績評価の方法・基準】
レポート60%、平常点(授業中での発言と発表)40%
-44-
【授業のテーマ・目標】
日本近世絵画史における「琳派」の位置付け・特色を考え、理解
を深める。
【授業の内容】
授業は下記のテーマごとに講義と討論を行う。なお展覧会の見学
は、順番が入れ替わることがある。
第1週、イントロダクション(授業方法と授業計画を確認)
第2週、本阿弥光悦研究
第3週、宗達研究(1)金銀泥絵
第4週、宗達研究(2)水墨画
第5週、宗達研究(3)松島図屏風と風神雷神図屏風
第6週、宗達研究(4)源氏物語図屏風と舞楽図屏風
第7週、宗達研究(5)伝記の問題点と工房論
第8週、光琳研究(1)前半生の画業と伝記
第9週、光琳研究(2)後半生の画業と伝記
第10週、乾山研究
第11週、18世紀の光琳継承
第12週、抱一研究(1)前半生の画業と伝記
第13週、抱一研究(2)後半生の画業と伝記
第14週、展覧会の見学
第15週、まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:仲町啓子『琳派に夢見る』(新潮社、1999年)を読む。
事後学修:授業後には、教師や他の院生のコメントなどを参考にし
て、テーマを再考する。
【テキスト・教材】
特になし
【成績評価の方法・基準】
レポート60%、平常点(授業への積極参加・発表・発言)40%
日本近代美術史特論A
日本近代美術について深く学ぶ
児島 薫
美術史学専攻 前期 2単位 【授業のテーマ・目標】
日本近代の作品をより深く知り、専門的な研究とはどのようなも
のかを学ぶ。
開催中の展覧会を活用し、実作品をよく見て調査する。また展覧
会カタログの論文や解説文を読むことによって実作品に根ざした研
究的な文章の書き方について学ぶ。
また日本近代美術の研究方法について考える。
【授業の内容】
1.ガイダンス
2.見学予定の展覧会についての概略
3.展覧会図録の論文を分担を決めて調べながら読む
4.調べた内容の発表
5.展覧会見学
6.各自選んだ作品のディスクリプションの発表、提出
7.各自で発表
8.各自の関心に近い内容の研究論文を分担して読む。
9.それぞれの論文の内容を発表する
10. 論文の内容の発表についてディスカッション
11. ジェンダー論など様々な方法論について考える
12. ジェンダー論的な視点からの分析について学ぶ
13. ジェンダー論的な視点から各自の見方をみなおす
14. 総合的なディスカッション
15. まとめ
*展覧会の開催時期によって順番を入れ替えることがある。
【事前・事後学修】
授業中の課題のための資料、論文などを読む(1時間)。
授業中にわからなかった人名、事項などについて、ノートなどをも
とに復習する(1時間)。
授業に関連する展覧会を自主見学する(随時)。
【テキスト・教材】
特に無いが、展覧会カタログを追加で指定図書にする場合がある。
【成績評価の方法・基準】
授業内課題の提出40%、授業に帯する積極的な態度20%、
期末レポート40%。
【参考書】
適宜指示する。
【注意事項】
「日本近代美術史特論B」と合わせて受講してほしい。展覧会の開
催状況によって展覧会見学の時期は前後したり見学の回数が増える
ことがある。
日本近代美術史特論B
日本近代美術について深く考える
児島 薫
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
日本近代の作品をより深く知り、専門的な研究とはどのようなも
のかを学ぶ。
開催中の展覧会を活用し、実作品をよく見て調査する。またアカ
デミックな研究論文を読みながら、日本の近代美術について知識を
深める。さらに美術作品を通して「日本」の「近代」とは何かを考
え、ナショナリズム、コロニアリズム、ジェンダー論などの問題に
ついて客観的に分析し、議論する力を身につける。
【授業の内容】
1.ガイダンス
2.各自の関心に応じて読む論文を決める
3.論文を読んでレジュメをつくる
4.論文を補う作品画像を用意する
5.専門用語について調べる
6.自分が読んだ論文についてパワーポイントで発表
7.各自の発表の続きをおこなう
8.発表とディスカッションの続き、レジュメの提出
9.発表が一巡したら、第二の課題に取り組む
10. 各自専門的論文を読みまとめる
11. パワーポイントを用意して発表する
12. 各自の発表の続きをおこなう
13 展覧会見学の予習
14 展覧会見学
15 まとめ
*展覧会の開催時期によって順番を入れ替えることがある。
【事前・事後学修】
授業中の課題のための資料、論文などを読む(1時間)。
授業中にわからなかった人名、事項などについて、ノートなどをも
とに復習する(1時間)。
授業に関連する展覧会を自主見学する(随時)。
【テキスト・教材】
授業中に適宜指示する。
【成績評価の方法・基準】
授業内課題の提出40%、授業に対する積極的な態度20%、
期末レポート40%。
【参考書】
適宜指示する。
【注意事項】
「日本近代美術史特論A」と合わせて受講してほしい。展覧会の開
催状況によって展覧会見学の時期は前後したり見学の回数が増える
ことがある。
美
術
史
学
・
博
前
-45-
東洋美術史特論A
中国美術史研究の諸問題
宮崎 法子
美術史学専攻 前期 2単位 美
術
史
学
・
博
前
東洋美術史特論B
中国絵画分析の深化
宮崎 法子
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
作品を見ること、作品とそれを取り巻く様々な情報を把握分析す
る力を養う。
美術史学の方法論を検討しつつ、中国絵画史の諸問題を具体的作
品に即して考察する。
【授業の内容】
まず、数回、中国美術コレクションの現状や中国絵画の特色と日本
との関係などについて、東アジア美術全体との関係を展望する視点
から講義を行う。後半は、受講者による発表形式をとる。
第1週 オリエンテーション
第2週 日本における中国画受容史
第3週 世界の中国画コレクション
第4週 中国文化の基礎知識
第5週 中国美術史研究の基礎知識と工具書
第6週 漢文資料の基礎知識と引用方法
第7週 漢文資料の読解
第8週 作品を読む 主題について
第9週 作品を読む 構図・筆墨法など
第10週 作品を読む 様式分析
第11週 周辺の情報 伝来と著録について
第12週 見学授業
第13週 受講学生による発表 2年次生 第14週 受講学生による発表 1年次生
第15週 総括
【事前・事後学修】
学部の中国美術史入門abの内容を復習しておくこと。
関連の展覧会を積極的に見学すること。
授業ごとに内容を各自まとめ、報告書として提出する。
【テキスト・教材】
授業中に参考資料は配付する
【成績評価の方法・基準】
授業内の発表30%。発表の際に指摘された点などを考慮し、まとめ
たレポート70%。
原則として東洋美術史特論Bを続けて受講すること。
【参考書】
授業中に指示する
-46-
【授業のテーマ・目標】
作品の様式分析や主題、題詩や印章など、絵画作品がもつ様々な
情報を把握し分析する能力を確実なものとする。
関連する展覧会や作品調査の機会を設け見学授業を行う予定。
【授業の内容】
具体的な作品に即して、画家、作品の主題、描写などの情報や周辺
資料に関する講義を行い、後半は、それに基づき受講者が考察した
成果を発表し、さらに発表時の討論やコメントを反映し修正し、再
度発表を行う。
第1週 東洋美術史特論Aの課題レポートについての講評と分析
第2週 画家の伝記について
第3週 主題について 山水
第4週 主題について 花
第5週 主題について 魚鳥
第6週 画家と作品の関係について
第7週 画家と作品に関する資料について
第8週 作品に関する漢文資料を読む 第9週 作品に関する著録を読む 第10週 見学授業
第11週 宋~元絵画をテーマとする履修者の発表 第12週 明~清絵画をテーマとする履修者の発表
第13週 宋~元絵画をテーマとする履修者の改訂内容の発表 第14週 明~清絵画をテーマとする履修者の改訂内容の発表
第15週 総括
【事前・事後学修】
自身の前期のレポートを読み直し、総括しておくこと。
見学授業以外でも、日常的に展覧会を見学すること。
授業や発表を聞いて、内容をまとめ報告書としてまとめ、それを提
出する。
【テキスト・教材】
授業内で配付する。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業への積極参加・授業内の発表)30%
授業内での発表の際に指摘された点を考慮しまとめた期末レポート
70%
【参考書】
授業中に指示する。
仏教美術史特論A
仏像の近代
武笠 朗
美術史学専攻 前期 2単位 【授業のテーマ・目標】
日本・東洋の仏教美術史及び彫刻史の諸問題を検討する。修士論文
研究に向けて、さまざまな方法論を理解し、作品へのアプローチの
仕方を知ることを到達目標とする。
【授業の内容】
「仏像が文化財になり美術になる」。近代において、それまで信仰
の対象に他ならなかった仏像が、文化財として、美術として評価さ
れていく。その過程について考えながら、研究史、評価史の意義を
理解する。興福寺阿修羅像、平等院鳳凰堂阿弥陀如来像などを取り
上げてそれを検討する。各自関連のテーマについて、研究史、評価
史の研究発表をする。
第1回 ガイダンス
第2回 近代の文化財行政と美術史研究の展開
第3回 廃仏毀釈と仏像
第4回 仏像が文化財になる
第5回 仏像が美術になる
第6回 興福寺阿修羅像の場合 1 現在の語られ方
第7回 興福寺阿修羅像の場合 2 見出され方
第8回 興福寺阿修羅像の場合 3 研究と評価の履歴
第9回 平等院鳳凰堂阿弥陀如来像の場合 1 現在の語られ方
第10回 平等院鳳凰堂阿弥陀如来像の場合 2 見出され方
第11回 平等院鳳凰堂阿弥陀如来像の場合 3 研究と評価の履歴
第12回 学生の研究発表 1 飛鳥奈良時代の作例
第13回 学生の研究発表 2 平安鎌倉時代の作例
第14回 学生の研究発表 3 その他の作例
第15回 まとめ
見学授業をすることがある。
【事前・事後学修】
事前学修 配付資料等で予習をすること。自分の研究対象の作品の
研究史について十分に把握しておくこと。
事後学修 授業内容を自分の研究対象に照らして考えてみること。
【テキスト・教材】
適宜資料や関連論文を配付する。
【成績評価の方法・基準】
授業への関わり方50%、研究発表50%を総合して成績を付ける。
【参考書】
授業中に指示する。
【注意事項】
特になし。
仏教美術史特論B
浄土の造形
武笠 朗
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
日本・東洋の仏教美術史及び彫刻史の諸問題を検討する。さまざま
な方法論を理解し、作品に対するアプローチの仕方を学ぶ。
本年度のテーマは「浄土の造形」。日本における浄土の造形を、阿
弥陀信仰とその造像を中心に考察する。
【授業の内容】
講義形式で、浄土の造形の概要、個別作例の検討を行ない、それを
踏まえて各自関連作例の研究発表を行なう。
第1週 ガイダンス
第2週 浄土の造形概説
第3週 阿弥陀信仰とその造像
第4週 橘夫人厨子阿弥陀三尊像
第5週 興福寺の浄土の造形
第6週 光明皇后の阿弥陀信仰とその造像
第7週 仁和寺と清凉寺の阿弥陀三尊像
第8週 平等院鳳凰堂とその本尊
第9週 来迎の造形
第10週 運慶と快慶の阿弥陀像
第11週 善光寺式阿弥陀三尊像
第12週 鎌倉大仏
第13週 学生の研究発表1 平安前期まで
第14週 学生の研究発表2 平安後期以降
第15週 まとめ
授業時間内、あるいはその他の時間で、見学授業を行なうことがあ
る。
【事前・事後学修】
配付資料等により事前学修をしておくこと。事後学修としては、積
極的に関連文献を読むこと。
【テキスト・教材】
授業中適宜資料を配付する。
【成績評価の方法・基準】
授業への関わり方50%、研究発表50%を総合して評価する。
【参考書】
『日本美術全集』4、小学館、2014。
その他授業内に適宜参考文献を紹介する。
【注意事項】
特になし。
美
術
史
学
・
博
前
-47-
西洋美術史特論A
西洋美術におけるジャンル(歴史画・肖像画)
駒田 亜紀子
美術史学専攻 前期 2単位 美
術
史
学
・
博
前
西洋美術史特論B
西洋美術におけるジャンル(静物画・風景画)
駒田 亜紀子
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
近代以前の西洋美術におけるジャンルについて、具体的な作品の分
析・考察を通じて考える。
【授業の内容】
西洋美術史特論Aでは、近代以前の西洋美術における歴史画およ
び肖像画の位置づけ、特色、文化的背景などについて考え、理解を
深める。さらに、これを踏まえ、各学生の研究テーマに即した発表
を行う。
授業内容に関連する展覧会の学外見学を行う場合があるが展覧会
の会期によりシラバスに示した実施順序が変更される場合がある。
1.イントロダクション:西洋美術のジャンルについて
2.受講生の研究概要報告:受講生のこれまでの研究と授業のテーマ
との接点について考える
3.歴史画(物語画)の定義・特徴について
4.歴史画(1):古代神話主題(古代~中世)
5.歴史画(2):古代神話主題(中世~近世)
6.受講生発表(1)
7.校外見学授業(1)
8.歴史画(3):旧約聖書主題(中世~近世)
9.歴史画(4):新約聖書主題(中世)
10.歴史画(5):新約聖書主題(近世)
11.受講生発表(2)
12.校外見学授業(2)
13.肖像画(1):古代~中世
14.肖像画(2):近世
15.まとめ
【事前・事後学修】
授業のテーマに関連する配布資料を熟読し、疑問点を明確にする。
授業で扱った視座・方法論を自身の研究テーマにフィードバックさ
せる。
【テキスト・教材】
教科書は使用しない。購読文献等は、受講生の研究領域に合わせ
て、授業中に指示する。
【成績評価の方法・基準】
授業中の積極的な発言(30%)、発表(40%)、期末レポート(30
%)の割合で、評価する。
【参考書】
授業時に指示する。
【注意事項】
校外見学授業に関する一切の費用は受講生の自己負担である。
-48-
【授業のテーマ・目標】
近代以前の西洋美術におけるジャンルについて、具体的な作品の分
析・考察を通じて考える。
【授業の内容】
西洋美術史特論Bでは、近代以前の西洋美術における静物画およ
び風景画の位置づけ、特色、文化的背景などについて考え、理解を
深める。さらに、これを踏まえ、各学生の研究テーマに即した発表
を行う。
授業内容に関連する展覧会の学外見学を行う場合があるが展覧会
の会期によりシラバスに示した実施順序が変更される場合がある。
1.イントロダクション:西洋美術のジャンルについて
2.受講生の研究概要報告:受講生のこれまでの研究と授業のテーマ
との接点について考える
3.西洋美術における静物画の展開について
4.静物画(1):古代美術における静物画的表現
5.静物画(2):中世キリスト教美術における静物画的主題の萌芽
・展開
6.静物画(3):静物画の成立
7.静物画(4):静物画の展開
8.受講生発表(1)
9.校外見学授業(1)
10.風景画(1):古代美術における風景表現
11.風景画(2):中世美術における歴史画と風景表現
12.風景画(3):風景画の成立
13.受講生発表(2)
14.校外見学授業(2)
15.まとめ
【事前・事後学修】
授業のテーマに関連する配布資料を熟読し、疑問点を明確にする。
授業で扱った視座・方法論を自身の研究テーマにフィードバックさ
せる。
【テキスト・教材】
教科書は使用しない。購読文献等は、受講生の研究領域に合わせ
て、授業中に指示する。
【成績評価の方法・基準】
授業中の積極的な発言(30%)、発表(40%)、期末レポート(30
%)の割合で、評価する。
【参考書】
授業時に指示する。
【注意事項】
校外見学授業に関する一切の費用は受講生の自己負担である。
西洋近代美術史特論A
モダンアートと「異国」
六人部 昭典
美術史学専攻 前期 2単位 【授業のテーマ・目標】
19世紀から20世紀の美術について、「異国」という視点から考察
する。西洋近代は産業革命によって発展し、アジアやアフリカなど
の地域を植民地化した。これに伴って、ヨーロッパには多くの異国
の文物や人々が流入した。美術もこうした動きと無関係ではなく、
オリエンタリスムからジャポニスム、そしてプリミティヴィスムに
いたる展開を見せる。画家たちは、ヨーロッパが異国(植民地)に
向けた眼差しをどのように相対化し、美術の変革に結びつけたのだ
ろうか。また「エコール・ド・パリ」と呼ばれた画家たちは、異国
であるパリで、自らの芸術をどのように形成したのか。「異国」と
いう視点を通して、モダンアートの展開を再考察したい。
【授業の内容】
1)序(視点の提示など)
2)オリエンタリスムと「異国」への眼差し
3)ジャポネズリーとジャポニスム
4)見学授業
5)モネ
6)ホイッスラー
7)モロー
8)ゴーガン
9)ボナール
10)ファン・ゴッホ
11)見学授業
12)マティス
13)ルソー
14)シャガール
15)まとめ
*見学授業(学外)の日時・場所は授業時に指示する。
【事前・事後学修】
事前:取り上げる作品等の時代背景を把握する。
事後:授業で提示する画像を踏まえて、配布資料を熟読する。
【テキスト・教材】
テキストは用いない。
【成績評価の方法・基準】
レポート(見学・学期末):75%
授業への積極的な関与:25%
【参考書】
授業中に指示。
西洋近代美術史特論B
日本近代美術の形成と西洋
六人部 昭典
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
日本の近代美術は、フランスなど西洋諸国の美術を受容する中で
形成された。受容は技術だけではなく、美術の制度や言葉、芸術観
の形成にも及ぶ。授業ではこれらの問題について、印象主義の受容
を中心に、主に言説の側面から考察したい。
【授業の内容】
1)序(視点の提示など)
2)学生発表(前期課程2年)
3)学生発表(前期課程1年)
4)学生発表(前期課程1年)
5)印象主義の受容(黒田清輝など)
6)見学授業
7)高村光太郎『印象主義の思想と藝術』
8)高村光太郎「緑色の太陽」
9)高村光太郎の詩と翻訳
10)『白樺』(西洋美術の紹介)
11)『白樺』(ファン・ゴッホ礼賛)
12)見学授業
13)「後期印象派」という語
14)近代文学(横光利一『旅愁』)
15)まとめ
*見学授業(学外)の日時・場所は授業時に指示する。
【事前・事後学修】
事前:取り上げる作品等の時代背景を把握する。
事後:授業で提示する画像を踏まえ、配布資料を熟読する。
【テキスト・教材】
テキストは用いない。
【成績評価の方法・基準】
レポート(見学・学期末):50%
授業への積極的な関与(発表を含む):50% 美
術
史
学
・
博
前
-49-
芸術学特論A
西洋芸術における1930年代研究
椎原 伸博
美術史学専攻 前期 2単位 美
術
史
学
・
博
前
芸術学特論B
都市の美学研究:ウィーン
椎原 伸博
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
西洋の芸術史にあって1930年代は、世界恐慌の社会不安という社会
状況にあって、モダニズムの進展によるインターナショナルな前衛
芸術が確立した時代であった。一方、第二次世界大戦を導いたファ
シズムの台頭は、政治と芸術を深く結びつけることになった。
本講義では、1930年代の、諸芸術(美術、音楽、演劇)と、美学・
芸術学のトピックを年代順に確認し、1930年代芸術を概観する。ま
た、途中2回の学生発表の時間を設定し、学生の理解度を深めるこ
とにする。
【授業の内容】
第1週 イントロダクション 世界恐慌と芸術
第2週 1930年 「建設のソ連邦」とプロパガンダ
第3週 1931年 パリ植民地博覧会 ベンヤミン「写真小史」
第4週 1932年 MOMA 近代建築:国際展
第5週 1933年 アテネ憲章と近代都市
第6週 1934年 ヒンデミット事件
第7週 学生発表:1回目
第8週 1935年 文化の擁護のためのパリ国際作家大会
第9週 1936年 MOMA キュビスムと抽象芸術展
第10週 1937年 退廃芸術展とパリ万博
第11週 1938年 リーフェンシュタール「オリンピア」
第12週 1939年 グリンバーグ「アヴァンギャルドとキッチュ」
第13週 学生発表:2回目
第14週 学外見学授業:東京の1930年代
第15週 まとめ
*なお、学外見学授業の日時・場所は授業中に指示する。
【事前・事後学修】
資料等は、manabaで配布するので、事前にダウンロードして予習に
勤めてください。また、テーマ発表では十分な準備を行い、発表に
臨んでください。発表後は、ディスカッション等の成果を参考にし
て事後学修を行い、理解を深めてください。
【テキスト・教材】
使用しない、資料等はmanabaにて配布する。
【成績評価の方法・基準】
発表(50%)、レポート(50%)
【参考書】
教科書は使用せず、参考書(文献)は授業中に指示する。
-50-
【授業のテーマ・目標】
「都市の美学」というテーマで、今年度はウィーンについて検討す
る。本講義は、ウィーンの都市形成の歴史を踏まえた上で、そこで
開花した様々な芸術活動を分析し、その都市が有する独特の美意識
について検討する。
【授業の内容】
第1週 イントロダクション
第2週 神聖ローマ帝国の辺境都市ウィーン
第3週 ハプスブルク家のウィーン バロック都市
第4週 ウィーン体制の都市文化 ビーダーマイヤー
第5週 ウィーンの都市改造① 環状道路と国立歌劇場
第6週 ウィーンの都市改造② ゼンパーによる都市計画
第7週 世紀末ウィーン① オットー・ワーグナー
第8週 世紀末ウィーン② ヨーゼフ・ホフマン
第9週 世紀末ウィーン③ シェーンベルク
第10週 モダニズムのウィーン① アドルフ・ロース
第11週 モダニズムのウィーン② ウィトゲンシュタインの建築
第12週 赤いウィーン
第13週 ヒットラーのウィーン
第14週 ポストモダン建築のウィーン
第15週 学外建築調査 東京のポストモダン建築
*学外建築調査授業の日時・場所は授業中に指示する。
【事前・事後学修】
事前に配布する資料はよく読んでおくこと。
また、課題による発表を課すので、そのための準備学習、そして発
表のまとめレポートを通じて、事後学習に努めるように。
【テキスト・教材】
適宜資料を配付する。
【成績評価の方法・基準】
レポート(50%)授業内発表(50%)
【参考書】
適宜指示する。
【注意事項】
配布資料は必ず、ファイリングしておくこと。
日本美術史演習A
美術史学の方法と実践
仲町 啓子
美術史学専攻 前期 2単位 【授業のテーマ・目標】
美術史研究に関する、より高度な専門的な知識及びその研究方法
を学ぶ。将来専門職について、自立した研究者として活躍できるよ
うになることを目指す。
【授業の内容】
受講者の修士論文作成に関連した問題の中から、この演習で取り
組む研究テーマを決め、研究計画を立てて、途中経過を順次発表す
る。発表後は教師や他の受講者の意見やコメントを踏まえて、引き
続きテーマを展開してゆく。必要に応じて、作品の実地調査を行
う。日程は受講者や先方研究機関等と相談の上決めるので、下記の
順番は入れ替わることがある。作品調査の方法全般(所蔵者との交
渉段階から、調書の取り方、撮影など)についても指導する。
第1週、イントロダクション(テーマ設定と授業計画の確認)
第2週、発表(1)研究テーマの決定・方法の確認
第3週、発表(2)これまでの成果と今後の方針を発表
第4週、発表(3)(2)を踏まえて、問題点の指摘と討論
第5週、作品調査―方法と実演(1)浮世絵
第6週、作品調査―方法と実演(2)近世絵画
第7週、美術史学会全国大会に参加
第8週、美術史学会全国大会にて、他大学の院生と交流
第9週、学会発表へのコメントと討論
第10週、史料操作(1)古文書の解読
第11週、史料操作(2)手紙の解読
第12週、発表(4)成果を報告、疑問点の提示
第13週、発表(5)論文の中間発表
第14週、展覧会の見学
第15週、作品の実地調査
【事前・事後学修】
事前:学部の基礎演習で配布された資料を読み返す
事後:発表後には、教師や他の院生のコメントや感想などを考慮し
つつ、テーマを再考する
【テキスト・教材】
特になし
テーマごとに示す
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業時の発表と発言)80% レポート20%
日本美術史演習B
作品研究の方法と実践
仲町 啓子
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
美術史研究に関する、より高度な専門的知識及びその研究方法を
学ぶ。将来専門職に就いて、自立した研究者として活躍できるよう
になることを目指す。
【授業の内容】
受講者は修士論文作成に関連した問題の中から、この演習で取り
組むべき研究テーマを決める。日本美術史演習Aの受講を踏まえ、
継続的かつ発展的なテーマを選ぶことが肝要である。研究計画を立
てて、途中経過(成果)を順次発表する。発表後、教師や他の受講
者の意見やコメント等を踏まえて、引き続きそのテーマを発展させ
る。必要に応じて作品の実地調査や他の研究機関での資料調査等を
行う。日程は、受講者や先方研究機関との相談の上で決める。その
ため下記の順番は入れ替わることがある。
第1週、イントロダクション(研究計画と研究方法の確認)
第2週、発表(1)テーマと研究方法の確認
第3週、発表(2)これまでの成果を報告
第4週、発表(3)(2)を踏まえて、問題点を指摘、討論
第5週、作品調査の計画
第6週、作品の実地調査の準備(先方への連絡他)
第7週、作品の実地調査(1)浮世絵
第8週、作品の実地調査(2)近世絵画
第9週、京都方面への研究旅行(京博ほか)
第10週、京都方面への研究旅行(大和文華館ほか)
第11週、研修旅行の反省と問題点(討論)
第12週、発表(4)現在の問題点と今後の計画
第13週、発表(5)論文のまとめ方指導
第14週、展覧会の見学
第15週、まとめ
【事前・事後学修】
事前:各自の研究計画をまとめておくこと
事後:発表後には、教師や他の院生のコメントや感想を考慮しつつ
、テーマを再考する
【テキスト・教材】
特になし
【成績評価の方法・基準】
レポート40%、平常点(授業への積極参加のよる発言・発表)60%
美
術
史
学
・
博
前
-51-
日本近代美術史演習A
修士論文の作成と発表
児島 薫
美術史学専攻 前期 2単位 美
術
史
学
・
博
前
日本近代美術史演習B
修士論文の作成、発表、まとめ
児島 薫
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
実作品にできるだけ接し、また生の資料に触れる。作品・文献に
関する情を積極的に収集し、精査する力を養っていきたい。
またパワーポイントやレジュメの制作など発表する技術、修士論
文を書くために必要な文章力を身につけていきたい。
【授業の内容】
1.研究テーマについて考える
2.テーマに即した文献リストを作る
3.文献リストのなかで重要な文献を選び入手する
4.特に今後の研究の手がかりとなる研究論文を読み、まとめる
5.まとめた内容の報告、小レポート作成
6.さらに文献を集めて報告
7.作品調査の予習
8.作品調査の方法を考える
9.作品調査の記録の仕方を考える
10. 作品についての記述について学ぶ
11. 展覧会見学と調査
12. レジュメの作り方
13. パワーポイントのチェック
14, 発表の練習
15. まとめ
*展覧会の開催時期によって順番を入れ替えることがある。
【事前・事後学修】
事前学修:自分の課題のための資料、論文などを読み、わからない
ことを調べる(1時間)。
事後学修:指導を受けた内容を踏まえて、進行中の論文、レポート
などを書き直す(1時間)。
【テキスト・教材】
その都度指示する。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業への積極的参加50%・提出課題50%)。
【参考書】
そのつど指示する。
【注意事項】
自分から積極的に展覧会情報を探して見に行くこと。また積極的に
外部の図書館も利用して調査をすること。
-52-
【授業のテーマ・目標】
「日本美術史演習A」を受講した学生を対象に、各自の研究対象に
応じて、さらに専門的な研究方法について学ぶ。
各自の研究対象に関連する作品や資料の調査をおこない、既存の
作家像、作品像にとらわれずに自分の目で見て考える力をつける。
研究テーマをより明確にし、修士論文としてまとめていく。
【授業の内容】
1.研究テーマについて再確認
2.夏休みまでの進捗状況と研究計画の発表
3.自分が明らかにしたいことを確認
4.そのためにどのような調査が必要かを考える
5.そのための方法を考える
6.研究計画の再チェック
7.先行研究の分析・研究の背景
8.先行研究を文章でまとめる
9.先行研究を分析し批判的に考える
10. 再び自分のテーマについて考える
11. 実証のためにさらに必要な調査を考える
12. そのためにさらに必要な調査方法を検討
13. 各自の成果の発表
14. 成果の発表とディスカッション
15. 展覧会見学とまとめ
*展覧会の開催時期よって順番が前後することがある。
【事前・事後学修】
事前学修:自分の課題のための資料、論文などを読み、わからない
ことを調べる(1時間)。
事後学修:指導を受けた内容を踏まえて、進行中の論文、レポート
などを書き直す(1時間)。
【テキスト・教材】
適宜指示する。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業への積極参加50%・提出課題50%)
【参考書】
そのつど指示する。
【注意事項】
自分から積極的に展覧会情報を調べて見に行くこと。また積極的に
外部の図書館も利用して調査をすること。
東洋美術史演習A
研究方法の確立
宮崎 法子
美術史学専攻 前期 2単位 【授業のテーマ・目標】
自らの美術史研究の方法を確立し、作品について様々な角度から
分析考察する力を養うとともに、論文執筆のための具体的な問題に
ついて検討する。
それらを通じて、将来自立した研究者となるための基礎を作るこ
とを目標とする。
【授業の内容】
第1週 各自の関心や修士論文作成に関連する研究テーマの決定
第2週 テーマに沿った研究計画を立てる
第3週 作品の題跋の収集と分析
第4週 作品の題跋の考察
第5週 作品の伝来に関する資料収集と分析 第6週 作品調査
第7週 調査結果のまとめ 第8週 関連資料の読解
第9週 関連資料の分析
第10週 受講者Aグループによる研究の第一次報告 第11週 受講者Bグループによる研究の第一次報告
第12週 問題点の再確認
第13週 受講者Aグループによる研究成果の発表
第14週 受講者Bグループによる研究成果の発表
第15週 総括
【事前・事後学修】
大学院では、各自の学修が基本になるため、日常的に関連資料や作
品の収集を行い、分析し解釈する作業を行う。演習は、その報告と
方法にかんする指導の場である。各回、各自の問題点を整理把握し
的確に示すことができるようにすること。
【テキスト・教材】
必要に応じて、授業中に指示、配布する。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業への積極参加・課題への取り組み)30%
各自の問題意識に基づき、授業中に発表したものをもとに、助言や
コメントなどを反映させまとめた期末レポート 70%
【参考書】
授業中に指示する。
東洋美術史演習B
研究の深化
宮崎 法子
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
東洋美術史演習Aに引き続き、自らの研究方法の確立と、分析考察
の能力の一層の向上を図る。論文執筆のための諸問題についても検
討する。
それらを通じて、将来自立した研究者となるための基礎を確立する
ことを目標とする。
【授業の内容】
第1週 東洋美術史演習Aの課題レポートについての総評
第2週 関連資料Aの講読と分析 第3週 関連資料Bの講読と分析 第4週 関連資料Cの講読と分析
第5週 関連資料A~cの解釈についてまとめ
第6週 関連作品の分析 概要
第7週 関連作品に分析 詳細
第8週 関連作品と文献の総合的考察
第9週 作品実地調査 第10週 調査結果の分析
第11週 受講者による中間報告
第12週 受講者Aグループによる研究成果の発表
第13週 受講者Bグループによる研究成果の発表
第14週 問題点の再確認 第15週 総括
【事前・事後学修】
東洋美術史演習Aの成果を確認し、提出したレポートの内容を自
身で見直しておくこと。
基本的に学生各自が資料や作品収集を行い、その読解や分析作業
を進めた上で、演習に参加することになる。各自がそのなかで問題
点や課題を確認発見し、それを持ち寄り、報告することが求められ
る。
【テキスト・教材】
授業中に指示し、必要があれば配布する。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業への積極参加、授業中の成果発表)30% 成果発表を
深化させたレポート 70%
【参考書】
授業中に指示する。
美
術
史
学
・
博
前
-53-
仏教美術史演習A
研究方法基礎編
武笠 朗
美術史学専攻 前期 2単位 美
術
史
学
・
博
前
仏教美術史演習B
研究方法応用編
武笠 朗
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
日本・東洋の仏教美術史及び彫刻史を研究する際の具体的な研究方
法、調査方法を知り、各自の研究テーマに即した具体的な問題を検
討する。研究テーマに対するアプローチの仕方を複数見出すことを
目標とする。
【授業の内容】
研究の具体的方法として、評価史・研究史の意義とその方法、古記
録・古文書の読み方などを身につける。基礎編。また各自の研究
テーマ(修士論文研究に向けての)を設定し、研究過程で生じた具
体的な問題を検討し、それを総合して研究の中間発表を行なう。
第1週 ガイダンス
第2週 研究テーマの検討1 対象作品の選択
第3週 研究テーマの検討2 アプローチの仕方
第4週 研究テーマの検討3 分析事項の整理
第5週 評価史・研究史の意義とその方法1 見出され方
第6週 評価史・研究史の意義とその方法2 文化財的な評価
第7週 評価史・研究史の意義とその方法3 美術史的な評価
第8週 研究テーマに関する具体的問題の検討1 文献の指導
第9週 古記録・古文書の読み方1 資財帳など
第10週 古記録・古文書の読み方2 公卿日記・古文書
第11週 造像銘記の研究
第12週 研究テーマに関する具体的問題の検討2 作品研究の実際
第13週 学生の研究発表1 造像銘記について
第14週 学生の研究発表2 研究テーマ
第15週 まとめ
展覧会等の見学を行なう場合がある。
【事前・事後学修】
事前学修 それぞれのテーマについて、自分の研究課題に即して十
分に予習しておくこと(学修時間 週2時間)。
事後学修 授業の内容を自分の研究課題に反映させること(学修時
間 週2時間)。
【テキスト・教材】
授業時に資料を配付する。
【成績評価の方法・基準】
授業への参加の仕方30%、課題への取り組み方20%、研究発表50%
を総合して評価する。
【参考書】
授業中に適宜参考文献を示す。
【注意事項】
特になし。
-54-
【授業のテーマ・目標】
日本・東洋の仏教美術史及び彫刻史を研究する際の具体的な研究方
法、調査方法を知り、各自の研究テーマに即した具体的な問題を検
討する。研究テーマに対するアプローチの仕方を定めることを目標
とする。
【授業の内容】
研究の具体的方法として、関連諸学との関わり、経典等仏教文献の
読み方、作品の実地調査・見学の仕方、作品の調書の書き方などを
身につける。応用編。また各自の研究テーマについて、研究過程で
生じた具体的な問題を検討し、それを総合して研究発表を行なう。
第1週 ガイダンス
第2週 関連諸学と美術史
第3週 仏教系諸学と美術史
第4週 経典の講読 『法華経』
第5週 経典の講読 『金光明最勝王経』
第6週 『往生要集』の講読
第7週 作品テーマに関する具体的問題の検討1 分析事項の
絞込み
第8週 作品の見学の仕方
第9週 作品の調査の仕方
第10週 作品の調書の書き方
第11週 作品の写真の取り方
第12週 作品テーマに関する具体的問題の検討2 分析結果の検討
第13週 学生の研究発表1 経典関係
第14週 学生の研究発表2 研究テーマ
第15週 まとめ
見学授業をすることがある。
【事前・事後学修】
事前学修 講読の場合は予習を、発表の場合はその準備を、調査の
場合は事前の作品研究を求める(学修時間 週2時間)。
事後学修 授業内容を自分の研究課題に反映させることが重要(学
修時間 週2時間)。 【テキスト・教材】
授業時に資料を配付する。
【成績評価の方法・基準】
授業への参加の仕方30%、課題への取り組み方20%、研究発表50%
を総合して評価する。
【参考書】
授業内に適宜参考文献を示す。
【注意事項】
特になし。
西洋美術史演習A
美術史研究の方法論(基礎)
駒田 亜紀子
美術史学専攻 前期 2単位 【授業のテーマ・目標】
西洋美術史研究において必要な基礎的方法論と研究対象に適した
調査・研究方法を実践的に学ぶ。各受講生の研究テーマおよび研究
計画に沿って、必要な資料収集・調査、資料・史料の解析・読解の
方法等を、段階的に修得する。
授業内容に関連する展覧会の見学を行う場合があるが、その会期
によりシラバスに示した実施順序が変更される場合がある。
【授業の内容】
1.研究テーマを決定し、問題設定の視座を明確にする。
2.各自のテーマと問題設定の視座に沿った研究計画を作成する。
3.受講生の発表(1)研究計画:博士前期課程2年の学生は、7月に
実施する修士論文中間発表に向けて、修士論文の具体的な章立てを
示す。
4.研究資料の収集(1):作品目録(美術館・博物館等の所蔵品目
録、個人コレクションの目録、その他)、作品来歴に関わる資料に
ついて
5.研究資料の収集(2):先行研究について
6.研究方法・視座の検討(1):先行研究の方法論・視座の分析
7.研究方法・視座の検討(2):先行研究を踏まえた問題視座の展
開
8.校外見学授業(1)
9.受講生の発表(2):修士論文の議論展開の骨格を示す。
10.作品コーパス(研究テーマに関わる作品群)の措定①:作家別
コーパス
11.作品コーパスの措定②:作品の主題・図像内容別コーパス
12.校外見学授業(2)
13.受講生の発表(3):修士論文中間発表の準備発表
14.受講生の発表(4):修士論文中間発表の準備発表
15.まとめ
【事前・事後学修】
授業のテーマに関連する配布資料を熟読し、疑問点を明確にする。
授業で扱った視座・方法論を自身の研究テーマにフィードバックさ
せる。
【テキスト・教材】
教科書は使用しない。購読文献等は、受講生の研究領域に合わせ
て、授業中に指示する。
【成績評価の方法・基準】
授業中の積極的な発言(30%)、発表(40%)、期末レポート(30
%)の割合で、評価する。
【参考書】
授業時に指示する。
【注意事項】
校外見学授業に関する一切の費用は受講生の自己負担である。
西洋美術史演習B
美術史研究の方法論(応用)
駒田 亜紀子
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
西洋美術史演習Aに続き、西洋美術史研究において必要な基礎的
方法論と研究対象に適した調査・研究方法を実践的に修得し、将来
の研究者としての研究基盤・スタンスの確立をめざす。
授業内容に関連する展覧会の見学を行う場合があるが、その会期
によりシラバスに示した実施順序が変更される場合がある。
【授業の内容】
1.演習Aの成果を踏まえて修士論文の問題視座や議論の骨格を再検
討し、研究計画を調整する。
2.文献資料の収集・活用(1):作品主題や図像内容を解明するた
めの典拠や註釈等の収集
3.文献資料の収集・活用(2):作品主題や図像内容を解明するた
めの典拠や註釈等の分析①
4.文献資料の収集・活用(3):作品主題や図像内容を解明するた
めの典拠や註釈等の分析②
5.文献資料の収集・活用(4):作家・批評家による同時代の文献
資料の収集
6.文献資料の収集・活用(5):作家・批評家による同時代の文献
資料の分析①
7.文献資料の収集・活用(6):作家・批評家による同時代の文献
資料の分析②
8.校外見学授業(1)
9.比較作品の収集・分析(1):作品主題について
10.比較作品の収集・分析(2):図像プログラムについて
11.比較作品の収集・分析(3):作品受容について
12.受講生の研究発表(1)
13.受講生の研究発表(2)
14.校外見学授業(2)
15.まとめ
【事前・事後学修】
授業のテーマに関連する配布資料を熟読し、疑問点を明確にする。
授業で扱った視座・方法論を自身の研究テーマにフィードバックさ
せる。
【テキスト・教材】
教科書は使用しない。購読文献等は、受講生の研究領域に合わせ
て、授業中に指示する。
【成績評価の方法・基準】
授業中の積極的な発言(30%)、発表(40%)、期末レポート(30
%)の割合で、評価する。
【参考書】
授業時に指示する。
【注意事項】
校外見学授業に関する一切の費用は受講生の自己負担である。
美
術
史
学
・
博
前
-55-
西洋近代美術史演習A
西洋近代美術史のテーマと考察の方法(基礎)
六人部 昭典
美術史学専攻 前期 2単位 美
術
史
学
・
博
前
西洋近代美術史演習B
西洋近代美術史のテーマと考察の方法(展開)
六人部 昭典
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
この演習では、学生各自の発表を通して、各々のテーマの方向を
確認し、考察を深める。また発表内容についての討議を通して、理
解の視野を広げるとともに方法を明確にする。
【授業の内容】
第1週 概要
第2週 各自のテーマの確認(博士前期課程2年)
第3週 各自のテーマの確認(博士前期課程1年)
第4週 西洋近代美術史のアプローチ(1):文献
第5週 西洋近代美術史のアプローチ(2):読解
第6週 西洋近代美術史のアプローチ(3):考察
第7週 西洋近代美術史のアプローチ(4):論理
第8週 見学授業(19世紀)
第9週 学生発表(博士前期課程2年)
第10週 テーマの明確化(博士前期課程2年)
第11週 方法の明確化(博士前期課程2年)
第12週 見学授業(20世紀)
第13週 学生発表(博士前期課程1年)
第14週 テーマと方法の明確化(博士前期課程1年)
第15週 まとめ
*見学授業(学外)の日時・場所は授業時に指示する。
【事前・事後学修】
発表は資料を含め、入念に準備を行う。また、討議の中で提起され
た意見や助言を確認、消化すること。
【テキスト・教材】
テキストは用いない。
【成績評価の方法・基準】
発表:50%、平常点(授業への積極参加):50%
【参考書】
授業時に指示。
-56-
【授業のテーマ・目標】
この演習では、学生各自の発表と討議を通して、各々のテーマと
方法を明確にする。修士論文のテーマの確認(博士前期課程1年)
と、修士論文のテーマの完成(博士前期課程2年)へ至るプロセス
である。
【授業の内容】
第1週 概要 第2週 各自のテーマと方法の確認(博士前期課程2年)
第3週 各自のテーマと方法の確認(博士前期課程1年)
第4週 西洋近代美術史のアプローチ:文献(展開)
第6週 西洋近代美術史のアプローチ:読解(展開)
第7週 西洋近代美術史のアプローチ:考察(展開)
第8週 西洋近代美術史のアプローチ:論理(展開)
第9週 学生発表(博士前期課程2年)
第10週 テーマと方法(博士前期課程2年)
第11週 見学授業(20世紀)
第12週 学生発表(博士前期課程1年)
第13週 テーマと方法(博士前期課程1年)
第14週 修士論文のテーマと考察
第15週 まとめ
*見学授業(学外)の日時・場所は授業時に指示する。
【事前・事後学修】
発表については入念に準備し、討議の中で提起された意見や助言
を確認、消化すること。
【テキスト・教材】
テキストは用いない。
【成績評価の方法・基準】
発表:50%、平常点(授業への積極参加):50%
【参考書】
授業時に指示。
芸術学演習A
修士論文にそなえて
椎原 伸博
美術史学専攻 前期 2単位 【授業のテーマ・目標】
学生各自の研究計画に基づき、その成果の発表を行う。それに対
し、発表者以外の学生および教員とのディスカッションを重ねるこ
とで、修士論文の内容を深めることを到達目標とする。
【授業の内容】
第1週 イントロダクション
第2週 各自のテーマの確認
第3週 文献検索のイントロダクション
第4週 芸術学のアプローチについて(1)フォーマリズム
第5週 芸術学のアプローチについて(2)様式論
第6週 美学のアプローチについて(1)現象学派の美学
第7週 美学のアプローチについて(2)分析美学
第8週 学外見学実授業(1)森美術館等
第9週 学生発表:1回目
第10週 研究テーマの確認
第11週 研究方法の確認
第12週 学外見学授業(2)新国立劇場等
第13週 学生発表:2回目
第14週 外国語論文検索について
第15週 まとめ
*なお、学外見学授業の日時・場所は授業中に指示する。
【事前・事後学修】
修士論文作成のための準備であることを自覚して、ディスカッショ
ン前には現在の研究状況について教員に明確に説明できるように準
備しておくこと。また、ディスカッション後は必ず、事後学修とし
てのまとめを行い、ファイル化しておくこと。
【テキスト・教材】
使用しない
【成績評価の方法・基準】
発表(50%)、レポート(50%)
【参考書】
教科書は使用せず、参考書(文献)は授業中に指示する。
【注意事項】
修士論文を完成させるという強い意志をもってのぞんでください。
芸術学演習B
修士論文をめざして
椎原 伸博
美術史学専攻 後期 2単位 【授業のテーマ・目標】
学生各自の研究計画に基づき、その成果の発表を行う。それに対
し、発表者以外の学生および教員とのディスカッションを重ねるこ
とで、修士論文の内容を深めることを目的とする。
【授業の内容】
第1週 イントロダクション
第2週 各自のテーマの確認
第3週 文献検索のイントロダクション
第4週 表象文化論のアプローチについて(1)記号論
第5週 表象文化論のアプローチについて(2)心理学
第6週 美術史方法論のアプローチについて(1)イコノロジー
第7週 美術史方法論のアプローチについて(2)ジェンダー論
第8週 学外見学実授業(1)国立西洋美術館等
第9週 学生発表:1回目
第10週 研究テーマの確認
第11週 研究方法の確認
第12週 学外見学授業(2)国立劇場等
第13週 学生発表:2回目
第14週 外国語論文検索について
第15週 まとめ
*なお、学外見学授業の日時・場所は授業中に指示する。
【事前・事後学修】
修士論文作成のための準備であることを自覚して、ディスカッショ
ン前には現在の研究状況について教員に明確に説明できるように準
備しておくこと。また、ディスカッション後は必ず、事後学修とし
てのまとめを行い、ファイル化しておくこと。
【テキスト・教材】
教科書は使用せず、参考書(文献)は授業中に指示。
【成績評価の方法・基準】
発表(50%)、レポート(50%)
【参考書】
適宜紹介します。
【注意事項】
修士論文を完成させるという強い意志をもってのぞんでください。
美
術
史
学
・
博
前
-57-
総合演習
美術史学の実践的な研究方法の吟味
大学院担当専任教員全員
美術史学専攻 集前 2単位 美
術
史
学
・
博
前
【授業のテーマ・目標】
修士論文作成に向けて、博士前期課程2年目以上の院生は、各自の
修論の途中経過をパワーポイントによって口頭発表し、それに対す
る美術史学専攻の全専任教員より質問やコメントを受ける。それに
よって発表者は自らの研究状況を確認するとともに、新たな問題点
を見出し、研究内容をさらに深化発展させ、より充実した修論作成
へ向けて努める。
【授業の内容】
これは、通常の授業とは異なり、集中講義形式となる。
1、修了予定者は、4月より主副の両指導教員と適宜アポイント をとって面談を重ね、発表の構想を練り、各自の研究成果を まとめ、わかりやすく発表するために、パワーポイントや配
付資料の準備をする。(授業時間の①~⑧に相当する) 2、主副の指導教員の立ち会いの下、予備発表を重ね、研究方法 や研究内容を吟味する(⑨~⑪)
3、美術史学専攻の全専任教員及び全院生の前で、本発表を行う。
(⑫・⑬・⑭)発表時間は25分、質疑応答を含めて、各自の 持ち時間は40分である。その他全体的な講評も行う。7月上
中旬を予定しているが、詳しい日程については追って公表す る。なお、この会は、美術史学専攻の全院生にとっても、 学術研究情報の交換の場として、方法論の構築や共有に資
するものとなる。
4、指導教員とともに反省会を行い、問題点を再吟味する。(⑮)
【事前・事後学修】
事前:パワーポイントと配付資料の準備
事後:発表後には、学科すべての教員のコメント・意見・感想をふ
まえて、各自のテーマを再考し、深める。
【テキスト・教材】
適宜指導する
【成績評価の方法・基準】
発表内容(パワーポイントや配付資料の内容も含めて)70%、質疑
応答や討論での発言30%。
-58-
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