1.「国保中央会介護伝送ソフト」ヘルプデスクへのお問い合わせ方法

伝送に関する問い合わせについて、神奈川県の国保連としてお答えできる範囲は、本資料の「2
送信結果の確認」から「7
受給者別情報の提供」です。それ以外の伝送ソフトの操作に関するお
問い合わせは、原則国保中央会伝送ソフトヘルプデスクにお問い合わせ下さい。
なお、動作環境につきましては、次のとおりです。
動作環境
○動作OS:Windows 2000 Professional(SP4)、Windows XP Home Edition 及び Professional(SP2)
○通信回線:ISDN回線(INSネット64、INSネット64ライト)
1.「国保中央会介護伝送ソフト」ヘルプデスクへのお問い合わせ方法
サポート(S)を選択すると下の画面が表示
されますお問い合わせ先等が表示されま
す。また、マニュアル(M)、エラーコード
(E)等も御活用下さい。
↓
(1)お問い合わせ方法
①電話
ア)受付時間
10:00∼17:00(土・日・祝日を除きます)
イ)質問の際に必要な情報
◎お客様番号(Serial No)
◎環境情報
※ 毎月 1 日∼10日は、電話が繋がりにくくなっています。
②FAX
サポート画面の印刷を実行すると「国保中央会介護伝送ソフト問い合わせ票」が出力されま
すので、必要事項を御記入の上、FAX 送信をお願いいたします。
③E−Mail
次の内容を記載して下さい。
◎事業所名/事業所番号
◎御担当者名
◎お客様番号(Serial No)◎連絡先(TEL,FAX)
◎質問やトラブルの内容
◎環境情報
(2)お問い合わせの前に
①国保中央会のホームページ(http://www.kokuho.or.jp/kaigohelp/)
「介護伝送ソフト」
の「お知らせ」には、操作方法等の最新の情報が掲示されていますので、毎月必ず御確認下
さい。
②「よくある質問集」に解決方法がないか御確認をお願いいたします。
2.送信結果の確認
二重登録エラー、請求漏れ等を防ぐ
ために、送信結果の御確認を!!
(1) 送信結果の内容及び確認時間
伝送受付は、24時間受付けますが送信結果(到達・受付)の配信は、次の時間帯となります。
到達確認⇒8時10分から22時40分までの間、30分間隔で配信します。
確認内容は、添付ファイルが設定されていない、ファイル名が半角 8 桁を超えている
等のインターフェースの確認を行っています。
(「○」か「×」しかありません。
「×」
の場合は、早急にファイルを訂正して再伝送して下さい)
受付確認⇒8時20分から17時20分までの間、到達確認後の状態を30分間隔で配信します。
確認内容は、
「3
事前チェックについて(受付確認)
」を御覧下さい。
※送信結果の確認時間の補足
事業所からのデータ量等により処理時間を要する場合もあります。従って、時間どおり運用で
きるとは限りませんので、余裕をもって伝送を行って下さい。
(2)「状態」で『待ち』の状態が続いた場合
国保連にお問い合わせいただく前に、必ず次の確認を行って下さい。
①
②
又は、ツール(T)→受信(R)をクリックして送信結果を受信して下さい。
「(1)送信結果の確認時間」以外の時間に伝送を行って、到達確認及び受付確認を行っても
<状態>「待ち」が続き、<状態>「正常終了」・「添付確認」・「エラー」に変更されません。
③ 上記①及び②の確認を行わずに再伝送を行うと二重登録エラーとなる可能性がありますので、
1日以上「待ち」の状態が続いた場合は、国保連にお問い合わせ下さい。
(3)10日(受付最終日)の伝送における注意事項
①
受付最終日は、毎月10日の24時となっておりますので、10日の17時10分以降の伝
送も可能です。しかし、この場合、22時40分までの到達確認までしか行えず、受付確認は、
受付締切り後である翌日の8時20分以降となります。従って、受付「△・×」となってしま
っても再伝送等の対処ができませんので、早めの伝送処理を行って、10日までに受付確認を
必ず行って下さい。
②
10日(受付最終日)の17時以降に通信エラー等で伝送が出来なくなった場合は、10日
に伝送を行った証拠として、エラー画面等のハードコピーを印刷して、翌日早急に国保連に御
連絡下さい。
3.事前チェックについて(受付確認)
伝送請求での数あるメリットの1つにこの事前チェック機能があります。
この機能は、データ送信電文の添付ファイル形式、項目の桁数、事業所番号等の誤りに加えて、
国保連の審査の結果、エラー返戻となり「請求明細書・給付管理票返戻(保留)一覧表」によっ
て、通知している審査上のエラーのチェックを行う機能です。(ただし、保険者からの受給者情
報、県からの事業所情報とのチェックは行いません)
従って、この機能を御活用いただくことによって、返戻件数を減らす効果があります。
(1)<受付>が「×」の場合
受付「×」の場合は、外部エラー(ファイル形式誤り等)が発生しております。この場合、送
信した全てのデータが審査の対象データとして国保連のシステムに登録されず、当然支払もされ
ません。従って、必ず下枠の詳細情報を御確認の上、再度修正後のデータを送信して下さい。な
お、送信データの取消は不要です。
<到達・受付>の「×」の対処を行わない場合、翌月の支払い金額が0円となるばかりか、過
誤取下げやマイナスの給付管理票(修正)が提出された場合、国保連発行の納入通知書の金額を
支払わなくてはならない場合も生じますので、十分に御注意いただきますようお願いいたします。
(2)<受付>が「△」の場合
事前チェック情報
(事前チェックを実施した状況)
ファイル名
送信したファイルの名前
様式
請求:請求書、給付:給付管理票、再審査:再審査申立
明細件数
請求明細書、または給付管理票等の件数
レコード件数
データの行数
エラー情報
ファイル名
エラーデータが含まれるファイルの名前
様式
様式の種類
提供年月
サービス提供年月、または給付管理対象年月
サービス種類
サービス種類コード
(サービス種類コードを限定できない場合は「−」)
保険者番号
利用者の証記載保険者番号
被保険者番号
利用者の被保険者番号
項目名
エラーをなった項目の名前
値
項目に入力されていた値
エラー内容
一次チェックでエラーとなった返戻事由
①
エラー内容
受付「△」は、
「請求明細書・給付管理票返戻(保留)一覧表」によって、通知している審査
上のチェックに対して、エラーが発生している状態です。この場合、送信したデータは、審査
の対象として登録されます。
② 対処方法
受付「△」は、送信したデータの一部がエラーとなっている状況を事業所にお知らせしてい
るだけであり、何も対処しなければ、そのまま送信データは国保連のシステムに登録され、審
査の対象として登録されます。各事業所におきましては、エラー状況に応じて、次の対処を行
って下さい。
ア)エラー対処を行わない場合
エラー件数が少ない等、事業所の判断で、
「請求明細書・給付管理票返戻(保留)一覧表」
を待って、翌月以降に月遅れ請求を行う場合は、何も対処する必要はありません。
イ) エラー対処を行う場合
取消可能時間であれば、エラーデータが含まれるファイルの取消電文を伝送することによ
って、一旦取消し、エラーを訂正後、当該ファイルを再伝送することが可能です。
次の説明と画面操作方法を十分に御確認の上、対処を行って下さい。
【伝送データ取消→再伝送可能時間(重要)】
取消可能時間:伝送データは、毎日1回17時10分(10日については24時)に国保連のシ
ステムに審査対象として取り込まれ、取り込んだ後は伝送データの取消は行えません。従って、
取消可能時間は、概ね17時までとなります。しかし、17時前後に回線の混雑等が生じ
て、取消電文が間に合わなかったり、間に合っても結果が返信されなかったりする可能性があ
りますので、取消電文の送信は、遅くても15時から16時の間に済ませて下さい。
再伝送可能時間:再請求は、取消電文の結果が<状態>「取消完了」で<受付>「○」となるこ
とを必ず確認してから、正しく訂正したファイルを伝送して下さい。取消電文も既に国保連の
システムに審査対象として取り込まれている等の原因で失敗することも多く見受けられます。
取消が正常終了していない状態で再伝送しても重複エラーとなり全件が返戻となります。
【取消電文の作成方法(重要)】
取消したいファイル(伝送整理番号毎)を選択し、青く反転
している状態で右クリックをするとこの画面になります。
「送信データ取消」をクリックして下さい。
「送信待ち」をクリックすると送信待ちフォルダに、
このように「取消電文」ファイルが作成されますので、
送受信を実行して取消電文を送信して下さい。
取消電文を送信後、「送信結果」をクリックして下さい。30分間隔
で結果を配信していますので、送信直後は、状態「待ち」が続きますが、
約30分経過して取消処理が正常に完了すると、このように取消したい
ファイルの下に、
「上記電文取消」、
「取消完了」、
「○」と表示されます。
これで、伝送データ取消の操作は完了です。
【取消電文での注意】
①取消しを行いたいデータを下図のように、ゴミ箱へ移動させても、取消電文を行ったことには
なりませんのでご注意下さい
②取消電文を行った際の〔状態〕には、「取消完了」と「取消失敗」の2種類があります。
〔取消完了〕
依頼されたデータを取消すことができました。
請求データの誤りを修正し、再度送信してください。
〔取消失敗〕
依頼されたデータを取消すことができませんでした。
取消対象のデータが存在しないか、既にそのデータの処理が
行われてしまっていることが考えられます。
※
以上のとおり伝送データ取消→再伝送には、時間がかかり、事業所でのデータ修正作業の時間
も加えると更に時間がかかります。従って、事前チェックを十分に活用して、返戻を減らし、確
実な請求を行うには、伝送請求処理を、午前中の早い時間帯に始めていただくことが大切です。
《その他》伝送データ取消→再伝送は、受付「△」の場合に限らず、受付「○」でも、請求内容に
誤り等があった場合、同じ方法で行うことができますので、御活用下さい。
伝送運用例
9:00
9:10
9:20
17:10
17:20 22:40
8:10
8:20
【例1】9:00伝送
到達確認時間
9:10∼
受付確認時間
9:20∼
取消し可能時間 9:20∼
・ 9時に送られた伝送データは、通常9時10分に到達確認・20分に受付確認が出来ます。
取消電文は、伝送データ取込みの17時10分まで可能です。以降は取消しができません。
9:00
17:10
17:20
22:40
8:10
8:20
【例2】17:00伝送
到達確認時間
17:10∼
受付確認時間
17:20
取消し可能時間 ×
・ 17時10分に伝送データを取り込みますので、取消しは出来ません。
ただし到達確認・受付確認は、表示時間において出来ます。
・ 余裕をもって到達確認・受付確認が出来る、午前中の伝送をお勧めします。
8:10
17:10 18:10
22:40
8:10
8:20
【例3】18:00伝送
到達確認時間
受付確認時間
18:10∼
翌日 8:20∼
取消し可能時間 翌日 8:20
∼17:10まで
・ 受付最終日(10日)は、17時10分以降の伝送は22時40分まで到達確認が出来ますが、
受付確認は、受付が終了している翌日8時20分以降となりますので、取消し再請求が出来ません。
4.請求データ等のFDへの格納方法
請求媒体が伝送である事業所がパソコンの故障等で伝送が出来なくなった場合等は、請求データ
等をFDに格納して提出することも可能です。
5.「エラー(20678)応答がありません。」に対する対処
このエラーには、主に次の2つの誤りがありますので、御確認下さい。
(1) パソコンに接続されている ISDN 回線番号ではない回線番号を届出した場合
ご使用しているパソコンの ISDN 回線番号を間違えて、届出した可能性があります。御確認下
さい。
(2) パソコンに接続されている回線が ISDN 回線ではなく、別の回線で接続されている場合
伝送を行うための電話回線は、ISDN 回線のみです。
パソコンに接続されている回線が、ISDN 回線でない場合は、伝送請求が行えませんので御確
認下さい。
6
ウィルスソフトによる不具合
パソコンにウィルス対策として、ウィルスソフトを設定されている事業所が多いと思いますが、
このウィルスソフトが審査結果を削除してしまったり、送信データを書き換えてしまったり、到達
確認・受付確認の受信が出来なかったり(「待ち」の状態が続いてしまう)等の不具合を発生させ
ていることが数多く報告されています。
市販のウィルスソフトには、色々な種類のソフトが開発、作成されております。その全てに対し
て国保中央会伝送ソフトを適合させることは、開発上不可能なことです。
国保連の介護システムは、ウィルスに感染出来ない仕組みになっていますので、国保連のシステ
ムとアクセスしている最中は、ウィルスに感染するようなことはありません。
従って、
伝送データの送信及び審査結果の受信の際は、ウィルスソフトの起動を停止(終了)さ
せて下さい!!
7
受給者別情報の提供
伝送請求のメリットの1つとして、受給者別情報を取得し印刷することができます。
○ 「受給者別審査決定情報」
○
「支援事業所向け給付管理票登録情報」
○
「サービス事業所向け給付管理票登録情報」
(1)受給者別情報印刷システムの設定方法
上記の3つの情報は、伝送登録をしている事業所に、審査月の28日から翌月の3日までにデ
ータのみが送信されます。従って、各事業所において、印刷処理を行うためには、
「(2)セット
アップ方法」の手順に従って、事前にパソコンに印刷システムを設定する必要があります。
この印刷システムは、本会ホームページ(http://www.kanagawa-kokuho.or.jp)
「介護保険」
→「事業者のみなさまへ」→「ダウンロード(各種フォーマット等)」からマニュアルを含んだ
印刷プログラム(「jyukyuusya.exe」
)をダウンロードしていただければ簡単に設定することがで
きます。
(本会窓口においても御持参いただいたFDに格納しています)
(2)セットアップ方法
セットアップは、ホームページ又は、本会で格納したFDにある「jyukyuusya.exe」をデスクト
ップ上に解凍するだけです。
①FORM9A1.xlt
・・・印刷用テンプレートです。
②FORM9B1.xlt
・・・印刷用テンプレートです。
③FORM9B2.xlt
・・・印刷用テンプレートです。
④汎用印刷処理.xls ・・・印刷用プログラムです。
⑤受給者別情報印刷マニュアル.doc
・・・本マニュアルです。
⑥受給者別情報 帳票イメージ.xls
・・・帳票印刷イメージです。
(3)受給者別情報の取得方法
①国保中央会伝送通信
ソフトの連絡文書から
受給者別情報ファイル
の添付ファイルをデス
クトップ(又は任意のフ
ォルダ)に保存します。
②デスクトップ上の「汎用印刷処理.xls」をダブルクリッ
クします。
③Microsoft Excel2000 が起動し左の画面が表示されますので、
「マクロを有効にする」ボタンをクリックします
④「テンプレート選択画面」が表示されま
すので、デスクトップ上の「テンプレート」
(※1参照)を選択して「開く」ボタンを
クリックします。
※1
テンプレート
受給者別審査決定情報を印刷する場合⇒「FORM9A1.xlt」を選択して下さい。
サービス事業所向け給付管理票登録情報を印刷する場合⇒「FORM9B1.xlt」を選択して下さい。
支援事業所向け給付管理票登録情報を印刷する場合⇒「FORM9B2.xlt」を選択して下さい。
⑤「CSVファイル選択画面」が表示されます
ので、①にて保存した「受給者別情報ファイル
(※2参照)」を選択して「開く」ボタンをク
リックしますと印刷処理が開始されます。
※ 2
受給者別情報ファイルの2項目目の「
」内によって情報を選択して下さい。
受給者別審査決定情報を印刷する場合⇒「9A1」を選択して下さい。
サービス事業所向け給付管理票登録情報を印刷する場合⇒「9B1」を選択して下さい。
支援事業所向け給付管理票登録情報を印刷する場合⇒「9B2」を選択して下さい。
午前9:00に伝送を行い、受付が△のケース
時間
事業所
伝送送信画面
取消電文可能時間
9:00
9:00に伝送送信
9:10
9:40
到達確認を行うため、9:10
∼9:40に伝送受信を行う
「受付」を確認して
から取消電文を行
う
9:40
10:10
受付確認を行うため、9:40
∼10:10に伝送受信を行う
13:00
13:00に取消電文伝送送信
13:10
13:40
取消電文確認を行うため、
13:10∼13:40に伝送受信
を行う
再度送信するファイルは、「送信データ取消」完了後に、
エラーとならなかったデータも含めて全件送信します。
14:00
エラー修正後、再度伝送送信
14:10
14:40
到達確認を行うため、14:10
∼14:40に伝送受信を行う
14:40
15:10
受付確認を行うため、14:40
∼15:10に伝送受信を行う
17:10
17:10以降は取消
しができません
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