AM社の取組み事例

 〔図1〕 バイタルレコードマネジメント AM社の取組み事例
《テーマ》 新会社法に続き金商法の施行を目前にして、従来からのBCP体制整備の取り組みの中で、
オフィス・リニューアルを契機に、個人情報等の最重要書類(バイタルレコード)に特化した
文書の洗い出し、再評価・分類を実施。それに基づき、安全管理措置等の体制整備。
「情報資産の見える化」 ⇒ 「保全対策 : レコードマネジメントシステムの構築」
背景 :外資系AM社 社員数約40名 本国からのBCP策定指示あるも、具体的な実施内容示されず苦慮。 【対策検討の要点】
【1】保有重要記録の認定作業支援
【2】重要記録の業務面における有効利用
及び事業継続のための確実な保全
文書の適正管理ルール構築、
情報資産の明確化
【3】 情報記録管理をベースとした総合的
な事業継続計画策定(BCP)支援
全社的BCPの策定と体制整備の検討ステップ
BCPコンセプト確認 <予備調査>
基本方針設定 推進組織体制の構築
基本計画(要件定義・調査レポート・リスク分析)
BCP計画書・手順書の文書化
BCP実効性の環境整備
外部コンサルの利用 (ワンビシの支援)
= 重要記録(Vital & Important Records)
のマネジメントシステムの構築支援 ・バックアップサイトの設置は完了。
(広域災害対応には不十分)
・事業継続を意識した場合、予め指定した
重要文書を持ち込み、速やかに事業再開
を図るため、重要文書の保全が優先事項
⇒紙ベースの業務比率が低くない実態
情報記録の管理体制(レコードマネジメント)
文書・ドキュメントの洗出し・分類
●バイタルレコードの遠隔地保管
●Vital ~ Non-Essential ●電子化の適正
●BCサイトの構築
削減整理 ルール見直し、再ファイル化 手順書、リスト化
●バックアップオフィスの確保
◆電子化対応新フロー設計
◆Vital & Archival Records 保全対策
検証テスト
< フェーズ1の対象範囲 >
訓練・トレーニング
BCP・vレコードマネジメント体制維持管理