日整連 登録試験の推移 3級二輪 試験年月 受験者 合格者 合格率 27年3月 319人 237人 74.3% 26年3月 261人 221人 84.7% 25年3月 227人 165人 72.7% 24年3月 286人 215人 75.2% 23年3月 346人 254人 73.4% 22年3月 325人 228人 70.2% ※日整連調べ 第1章 基礎工学 5ページ 第2章 エンジン 45ページ 第3章 シャシ 99ページ 第4章 電気装置 140ページ 第5章 法令 170ページ -1- はじめに ①本書は、日本自動車整備振興会連合会(以下日整連)の登録試験について内容 をジャンル別に区分し、それぞれに解説を加えたものです。 ②過去の出題問題は、合計10回分を収録してあります。 実施時期 年 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 月 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 回数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ③各章の順序は、次のとおりとしました。電気装置には、バッテリの他、「エン ジン」及び「シャシ」からの内容も含んでいます。 ◎第1章 基礎工学 ◎第2章 エンジン ◎第3章 シャシ ◎第4章 電気装置 ◎第5章 法令 ④各章の項目の順序は、できるだけ日整連発行の教科書に合わせました。 ⑤「第1章 基礎工学」については、試験に合格する上で、計算問題に対する十 分な理解がどうしても必要なため、あえて計算問題を先にしました。 ⑥問題の中で、[27.3] などとあるのは、過去の試験の実施時期を示しています。 [27.3] であれば、平成27年3月に実施された登録試験の問題となります。 ⑦解説は「ポイント解説」と「一般解説」の2種類用意しました。「ポイント解説」 は、その問題文のどこが不適切なのか、簡単にわかるようにまとめてあります。 ただし、簡単に説明できない場合は省きました。 「一般解説」では、問題を解く上で必要な知識及び関連して知っておいた方が 良い内容をまとめてあります。また、必ずしも1つの問題に対して、1つの解 説というわけではありません。複数の問題に対して、1つの解説ということも あります。 -2- ⑧正解については、日整連が公表しています。従って、公表されている答えをそ のまま掲載しました。ただし、編集部でも正解の判断に迷う問題があります。 このような場合は、出題者側の意図に沿って判断する必要があるでしょう。設 問としてやや不適切なものがたとえあったとしても、出題者側は必ず「正解」 を用意しており、その正解を答えなくてはなりません。 ⑨解説の中で[ 3二3章 ]などとあるのは、日整連発行の教科書の出題箇所を 表しています。[ 3二3章 ]は、「3級二輪」の「第3章」の内容から出題さ れています。教科書名は、次のとおりです。なお、教科書は平成27年4月現在 のものを使用しました。この後、改定により内容が一部、異なることがあります。 ◎[ 基礎 ]…基礎自動車工学 ◎[ 基礎整備 ]…基礎自動車整備作業 ◎[ 3二 ]…3級二輪 ◎[ 3ガ ]…3級ガソリン ⑩合格基準(登録試験)は、全30問(各1点)に対し70%以上、すなわち21点 以上の成績となっています。 ⑪自動車用語は、ほとんど英語となっています。自動車用語を理解し憶える上で、 元の英語の意味がわかると、たいへん参考となります。そこで、本書では主な 自動車用語について、「用語」欄を設け、英語の一般的な意味を掲載しました。 ⑫法令問題は、平成27年4月時点の法令を基準としてあります。問題の出題後、 法令改正により問題文が不適切となっているものは、全て削除しました。 ⑬「ヘルプデスク」を開設しています。本書の中で不明な部分やわかりにくい部 分などにご利用ください。その場でご返答できない場合は、お調べして、改め てご返答します。 フリーダイヤル 0120-041-893 ◎開設時間 平日(月∼金)午前10時∼午後5時 ⑭内容には万全を期しておりますが、万が一、本書に誤字等がありましたら、上 記フリーダイヤルまでご一報下さるよう、よろしくお願いします。 平成27年8月 編集部 -3- 1.計算基礎 6 1.乗除の応用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 2.比例と方程式・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 3.単位の考え方・・・・・・・・・・・・・・・ 10 2.計算問題 1.総排気量・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.圧縮比・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.こう配・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.圧 力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 12 14 16 17 5.電気回路・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 6.トルク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 7.動力伝達・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 3.工学一般 1.金属・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.熱処理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.焼結合金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.ねじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5.ベアリング・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 27 27 29 29 32 6.仕事量と仕事率・・・・・・・・・・・・・ 7.走行抵抗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8.測定器具・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9.ガソリン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10.エンジン・オイルと グリース・・・・・ 33 34 35 39 41 ◆解答………………………………………………………………………………………… 44 -5- 第 1章 基礎工学 第1章 基礎工学 ここで解説 単位の〔 km/h 〕⇒〔 m/s 〕の変換では,36km/h,54km/h,72km/h,90km/h が よく使われます。理由は,いたって単純です。変換後の〔 m/s 〕単位の数値が割 り切れて,小数点以下の数値が付かないためです。 実際に計算すると,次のとおりとなります。 ◎36km/h ⇒ 10m/s ◎54km/h ⇒ 15m/s ◎72km/h ⇒ 20m/s ◎90km/h ⇒ 25m/s 2.計算問題 ■1■ 総排気量 【1】シリンダ内径60mm,ピストンのストローク65mm の4サイクル4シリンダ・ エンジンの総排気量として,適切なものは次のうちどれか。ただし,円周率は3.14 とし,小数点以下は切り捨てるものとする。[27.3] 1.702cm3 2.734cm3 3.760cm3 4.795cm3 解説 ■ 排気量[ 基礎7章 ] ①排気量とは、ピストンが下死点から上死点に移動する間に排出される容積をい います。行程容積ともいいます。 ②シリンダの断面積とピストン行程の積で求めることができます。排気量 V は、 シリンダの断面積をπ r2( r は円柱の半径でシリンダ内径の2分の1)、ピス トン・ストロークを L とすると、次の式で表されます。 排気量 V =(π r2)× L =(3.14×30mm ×30mm)×65mm =(3.14×3cm ×3cm)×6.5cm =28.26cm2×6.5cm =183.69cm3 ③総排気量とは、各シリンダの排気量の合計をいいます。1シリンダ当たりの排 気量とシリンダ数の積で求めることができます。総排気量 VT は、排気量を V、 シリンダ数を n とすると、次の式で表されます。 VT = V × n =183.69cm3×4=734.76 - 12 - ④設問の指示に従い小数点以下を切り捨てると、 総排気量は734cm3となります。 ⑤この問題でポイントとなるのが、単位を mm か ら cm にすることです。容積は cm3 となってい るため、長さも cm に変換しなくてはなりません。 ⑥なお、この問題を解くにあたり、燃焼室容積の 数値は使用しません。 ⑦用語 :ストローク〔 stroke 〕1. 行程。2. 周期 的運動の1回の移動(量)。 排気量 類 題 【1】次に示す諸元のエンジンの総排気量として,適切なものは次のうちどれか。 ただし,円周率は3.14とする。[20.3] ピストン行程:60mm シリンダ内径:60mm シリンダ数 :4 燃焼室容積 :20cm3 1.452cm3 2.478cm3 3.678cm3 4.698cm3 【2】次に示す諸元のエンジンの総排気量として,適切なものは次のうちどれか。 ただし,円周率は3.14とし,小数点以下は切り捨てるものとする。[22.3] ピストン行程:58mm シリンダ内径:62mm シリンダ数 :2 燃焼室容積 :21cm3 1.329cm3 2.350cm3 3.371cm3 4.392cm3 - 13 - 第2章 エンジン 1.総 論 46 4.燃焼と圧力変化/ ノッキング‥‥‥‥48 5.排出ガス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 2.エンジン本体 1.シリンダ・ヘッド・・・・・・・・・・・ 2.シリンダ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.ピストン/ピストン・リング /ピストン・ピン・・・・・ 4.コンロッド・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53 53 55 56 59 5.クランクシャフト・・・・・・・・・・・ 6.カムシャフト・・・・・・・・・・・・・・・ 7.バルブ機構・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8.バルブ・タイミング・・・・・・・・・ 9.バルブ・タイミング (開閉角度)・・・・ 3.潤滑装置 61 62 63 66 69 71 1.潤滑装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71 4.冷却装置 78 1.ラジエータ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 78 2.サーモスタット・・・・・・・・・・・・・ 83 5.燃料装置 85 1.キャブレータ・・・・・・・・・・・・・・・ 85 6.吸排気装置 92 1.吸排気装置・・・・・・・・・・・・・・・・・ 92 7.電子制御装置 95 1.電子制御装置・・・・・・・・・・・・・・・ 95 ◆解答………………………………………………………………………………………… 98 - 45 - 第 2章 エンジン 1.4サイクル・エンジン・・・・・・・ 46 2.燃焼に必要な空気量・・・・・・・・・ 47 3.熱効率・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 1.総 論 ■1■ 4サイクル・エンジン 【1】4サイクル・エンジンで,動力が発生する行程として,適切なものは次のう ちどれか。[19.3] 2.圧縮 3.燃焼(膨張) 4.排気 【2】図に示すバルブ・タイミング・ダイヤグラムでオーバラップを表すものとし て,適切なものは次のうちどれか。[18.3] 1.A A 2.B C B 3.C 上死点 インテーク・ バルブ開 4.D エキゾースト・バルブ閉 圧 縮 気 インテーク・ バルブ閉 下死点 入 膨 張 ) 焼( 吸 燃 排 第 2章 エンジン 1.吸入 エキゾースト・ バルブ開 D 一般解説 ■ 4サイクル・エンジン[ 3二1章・以下同じ ] ①4サイクル・エンジンとは、ピストンの4ストロークの運動、すなわちクラン クシャフトが2回転する間に1サイクルの作用を完了するものです。 ②1ストロークとは、ピストンが上死点から下死点、または、下死点から上死点 へ運動する1行程をいいます。 ③1サイクルとは、燃焼に心要な1周期のことで、この間に吸入、圧縮、燃焼(膨 張)、排気が行われます。 ④実際に動力を発生するのは、燃焼行程のみです。 - 46 - 第3章 シャシ 1.動力伝達装置 100 1.クラッチ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100 2.油圧式操作機構・・・・・・・・・・・・ 103 3.クラッチの不良・・・・・・・・・・・・ 104 4.ドッグ式トランス ミッション‥‥ 105 5.チェーン駆動・・・・・・・・・・・・・・ 109 6.キック式始動装置・・・・・・・・・・ 110 2.アクスル及びサスペンション 1.フロント・サスペンション… 114 114 2.ショック・アブソーバ・・・・・・ 115 117 1.ハンドル回転軸部・・・・・・・・・・ 117 4.ホイール及びタイヤ 1.タイヤ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 118 2.タイヤの呼び・・・・・・・・・・・・・・ 121 118 3.ホイール・バランス・・・・・・・・ 122 5.ホイール・アライメント 124 1.ホイール・アライメント・・・・ 124 6.ブレーキ装置 128 1.ドラム・ブレーキの構造・・・・ 128 2.ドラム・ブレーキの 自己倍力作用・・・・ 129 3.ディスク式油圧ブレーキ・・・・ 131 4.ディスク式 油圧ブレーキの点検・・・・ 135 5.ブレーキ液・・・・・・・・・・・・・・・・ 137 ◆解答……………………………………………………………………………………… 139 - 99 - 第 3章 シャシ 3.ステアリング装置 1.動力伝達装置 ■1■ クラッチ 【1】プッシュ・ロッド式クラッチのクラッチ本体(操作機構を除く)の構成部品 として,適切なものは次のうちどれか。[27.3] 1.クラッチ・スリーブ・ハブ 2.クラッチ・レリーズ・ラック 3.クラッチ・レバー 4.クラッチ・シュー 【2】プッシュ・ロッド式クラッチに関する記述として,不適切なものは次のうち どれか。[21.3] 第 3章 シャシ 1.クラッチ・プレッシャ・プレートの摩擦面には,溝が切られている。 2.クラッチ・ハウジングに取り付けられているダンパは,急激なトルクが伝 えられた場合の衝撃を吸収,緩和している。 3.クラッチ・スリーブ・ハブは,外周にスプラインが切られ,クラッチ・ド リブン・プレートの内側の歯がはめこまれている。 4.クラッチ・ドライブ・プレートは,摩擦面に溝を切り密着時のオイル切れ を図っている。 【3】プッシュ・ロッド式クラッチに関する記述として,不適切なものは次のうち どれか。[18.3] 1.クラッチ・プレッシャ・プレートの摩擦面には,溝が切られている。 2.プライマリ・ドリブン・ギヤをクラッチ・ハウジングに取り付けているダ ンパは,急激なトルクが伝えられた場合の衝撃を吸収,緩和している。 3.クラッチ・スリーブ・ハブは,外周にスプラインが切られ,クラッチ・ド リブン・プレートの内側の歯がはめこまれている。 4.クラッチ・ドライブ・プレートは,摩擦面に溝を切り密着時のオイル切れ を図っている。 - 100 - 第4章 電気装置 1.バッテリ 141 1.構 造・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 141 2.機能等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 144 2.始動装置 148 1.構 造・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 148 3.充電装置 152 1.オルタネータ・・・・・・・・・・・・・・ 152 4.点火装置 155 1.イグニション・コイル・・・・・・ 155 2.スパーク・プラグ・・・・・・・・・・ 156 3.CDI 点火装置・・・・・・・・・・・・・・・ 158 4.トランジスタ点火装置・・・・・・ 161 第 4章 電気装置 5.灯火装置 163 1.ヘッドランプ・・・・・・・・・・・・・・ 163 6.計 器 165 1.計 器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 165 ◆解答……………………………………………………………………………………… 169 - 140 - 1.バッテリ ■1■ 構 造 【1】鉛バッテリに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[24.3] 1.電槽は,合成樹脂で作られた容器で,6V 用は三つ,12V 用は六つの部屋 に分けられ,それぞれに極板群が収められ,コネクタによって並列に接続さ れている。 2.ブリーザ・パイプ(排気エルボ)は,バッテリ内部で発生するガスを放出 するために設けられている。 3.バッテリ(開放式)は,数枚の正極板(陽極板),負極板(陰極板),セパ レータなどを交互に組み合わせた極板群と,電解液及びこれらを収納する電 槽などから成っている。 4.電解液には,精製水又は蒸留水に硫酸を混合して,希硫酸としたものが用 いられている。 【2】鉛バッテリに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[22.3改 ] 1.バッテリは,数枚の正極板,負極板,セパレータを交互に組み合わせた極 板群と,電解液及びこれらを収める電槽などから成っている。 られている。 3.電槽は,合成樹脂で造られた容器で,6V 用は三つ,12V 用は六つの部屋 に分けられ,それぞれに極板群が収められ,コネクタによって並列に接続さ れている。 4.電解液には,精製水又は蒸留水に硫酸を混合して,希硫酸としたものが用 いられており,電解液の比重が1.220(液温20℃のとき)以下のときは補充 電する必要がある。 - 141 - 第 4章 電気装置 2.ブリーザ・パイプは,バッテリ内部で発生するガスを放出するために設け 【3】制御弁式バッテリ(密閉式)に関する記述として,不適切なものは次のうち どれか。[25.3] 1.補水が不要である。 2.開放式バッテリよりも自己放電が少ない。 3.バッテリ内部で発生したガスは排気エルボから放出する。 4.極板格子には,正極板・負極板共に主としてカルシウム錫鉛合金を使用し ている。 【4】制御弁式バッテリ(密閉式)に関する記述として,適切なものは次のうちど れか。[27.3] 1.バッテリ内部で発生したガスは排気エルボから放出する。 2.極板格子には,正極板・負極板共に主としてカルシウム錫鉛合金を使用し ている。 3.補水が必要である。 4.開放式バッテリよりも自己放電が多い。 【5】一般に完全充電された開放式バッテリ(普通式)の,液温20℃における電解 液の比重として,適切なものは次のうちどれか。[26.3] 1.1.180 第 4章 電気装置 2.1.220 3.1.280 4.1.480 【6】一般に完全充電された液温20℃の鉛バッテリの比重として,適切なものは次 のうちどれか。[20.3/18.3] 1.1.260 2.1.270 3.1.280 4.1.290 - 142 - 第5章 法 令 1.車両法 171 1.道路運送車両・・・・・・・・・・・・・・ 171 2.自動車の種別・・・・・・・・・・・・・・ 172 3.自動車検査証・・・・・・・・・・・・・・ 174 4.自動車分解整備事業の種類・・ 174 5.分解整備記録簿・・・・・・・・・・・・ 175 2.定期点検 176 1.定期点検・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 176 2.点検整備記録簿・・・・・・・・・・・・ 177 3.保安基準 178 1.安定性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 178 2.走行装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 178 3.近接排気騒音・・・・・・・・・・・・・・ 179 4.自動車の排気管・・・・・・・・・・・・ 180 5.灯 火・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 181 6.警音器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 184 ◆解答……………………………………………………………………………………… 185 第 5章 法令 - 170 - 1.車両法 ■1■ 道路運送車両 「道路運送車両法」に照らし,次の文章の( )に当てはまるものとして, 【1】 適切なものは次のうちどれか。[20.3] 「道路運送車両」とは,( )をいう。 1.自動車,原動機付自転車及び軽車両 2.自動車及び軽車両 3.自動車及び原動機付自転車 4.原動機付自転車及び軽自動車 一般解説 ■ 自動車の定義 ①車両法第2条。 ②この法律で「道路運送車両」とは、自動車、原動機付自転車及び軽車両をいう。 ③この法律で「自動車」とは原動機により陸上を移動させることを目的として製 作した用具で、軌条又は架線を用いないもの、またはこれにより牽引して陸上 を移動させることを目的として製作した用具であって、原動機付自転車以外の ものをいう。 ④この法律で「原動機付自転車」とは、二輪車にあっては総排気量が0.125ℓ 以 下、二輪車以外のものにあっては総排気量が0.05ℓ 以下の原動機により陸上 を移動させることを目的として製作した用具で、軌条または架線を用いないも の、またはこれにより牽引して陸上を移動させることを目的として製作した用 具をいう 。 ⑤この法律で「軽車両」とは、人力又は畜力により陸上を移動させることを目的 として製作した用具で軌条もしくは架線を用いないもの、またはこれにより牽 - 171 - 第 5章 法令 引して陸上を移動させることを目的として製作した用具であって、馬車、人力 車、荷車及びリヤカー等をいう 。 用語索引 ●ア行 グレード……43 アーマチュア……151 ゲージ……168 アウタ……151 コア……151 アッパ……81 コンスタント……88 アンギュラ……32・117 コンタクト……117 アンダ……59 コンパウンド……158 アンチ……40 コンプレッション……59 アンバランス……61 コンロッド……60 イグニション……155 インジケータ……167 ●サ行 インナ……59 サイリスタ……160 ウエイト……61 CDI……160 API……43 シールド……110 エキサイタ……160 ジェット……89 エキゾースト……94 シックスス……109 SAE……43 シフト……109 エレメント……76 ジャーナル……29 エンドレス……110 シングル……43 オーバヒート……158 シンブル……37 オーバヘッド……64 スクリュ……89 オーバラップ……65 ステム……117 オクタン……40 ストレーナ……75 ストローク……13 ●カ行 スパーク……155 ガイド……29 スピンドル……37 カウンタ……109 スプライン……103 キーストン……59 スライド……109 キック……113 スラスト……32 キャッスル……31 スロッテット……31 クッション……115 セミ……164 クリアランス……65・104 セルフ……150 - 186 - セルフロッキング……31 プレミアム……40 センダ……168 ブローバイ……52 ブロック……119 ●タ行・ナ行 ヘア・スプリング……168 テーパ……59 ペレット……83 テレスコピック……115 ベロシティ……88 テンパレチャ……168 ベンチュリ……88 ドッグ……109 ボア……88 ドライブ……103 ポート……89 ドリブン……103 ボトム……115 トレーリング……130 ボルテージ……153 トレッド……119 トロコイド……76 ●マ行・ヤ行 ノッキング……40・49 マルチ……43 モールド……129 ●ハ行 ヨーク……151 バイメタル……168 パイロット……89 ●ラ行・ワ行 ハウジング……157 ライニング……129 バキューム……82 ラグ……119 バランス……61 ラジアル……32 パルサ……160 ラチェット……113 バレル……59 リーディング……130 ビスカス……94 リブ……119 ピッチ……31 リリーフ……75 フィフス……109 リンク……110 フェース……59 レース……151 フェード……129 レギュレータ……153 ブシュ……29 レシーバ……168 プッシュ……103 レンジ……158 プライマリ……103 ロアー……81 フリー……109 ワッシャ……31 プレーン……32 ワンウェイ……150 プレッシャ……82・96・167 - 187 - 最新情報、書籍情報はHPで。 KeyWord は… 自動車公論社 検索 http://www.jidousyakouronsya.com 自動車整備士 3級二輪 問題と解説 平成27-28年版 ■発行所 株式会社 自動車公論社 〒110-0005 東京都台東区上野3-1-8 TEL 03-3837-5730 FAX 03-3837-5740 ■定 価 2500円 送料200円(共に税込) ■発行日 平成27年8月19日
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