アメリカ大豆輸出協会(USSEC)主催 第29回アメリカ大豆アウトルック・コンファレンス 平成25年12月9日(月) 13:30~17:30 (於)東京アメリカンクラブ B2F「マンハッタン」 コンファレンスの冒頭、西村允之日本代表より、昨年から品質のみならず、幅広い情報 提供、情報交換の場としており、2013年7月1日付でアメリカ大豆協会(ASA) からアメリカ大豆輸出協会(USSEC)に名称変更、また事務所も移転したので心機一 転、更なるサービスの向上に努めたいとご挨拶がありました。 2013年コンファレンスのテーマと講師は以下、概要を掲載します。 1. アメリカ大豆生産者(ハマー&カヴァザンジアン農場)の見解 全米大豆基金財団(USB)役員 Mrs. Nancy Kavazanjian 天候と品質、米国大豆の平均収量、収穫面積、生産量、需給等々について 2. 米国輸出の進展及び輸出能力 カンザス州立大学 IGP シニア農業エコノミスト Mr.Jay O’ Neil 3. 保全&大豆生産―持続可能な解決策 全米大豆基金財団(USB)役員 4. Mrs. Nancy Kavazanjian 世界の油糧種子、油、オイルミール市場の見通し Oil World ディレクター、編集者 Mr. Thomas Mielke Skype でドイツから会議に参加、プレゼンし、質疑応答した。 5. 2013 年産アメリカ大豆の品質 ミネソタ大学作物学・植物遺伝学部准教授 Dr. Seth Naeve 6. 産地による大豆ミールの品質の差 アメリカ大豆輸出協会 家畜栄養コンサルタント 前川勝文氏 2013年度の収穫面積・収量・総生産量 米国農務省農業統計局(USDA/NASS)の 2013 年 11 月8日付の生産報告によれば、 米国産大豆の総収穫面積は、昨年度から 0.6%減少の、3,060 万ヘクタールであった。 平均収量は、1ヘクタール当り 2.89 トンに増加した。収量増加に伴い、米国産大豆の 推定総生産量は 8,870 万トンとなり、2013 年産は、2012 年産より 7.4%増加すること が見込まれている。 2013年度産米国産大豆の品質 2013 年の米国産大豆の平均タンパク質含有率は 34.7%で、前年度より 0.4%上昇し、平 均油分含有率は 19.0%で、前年度より 0.5%上昇している。 -5-
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