図師小 写真ニュース 481号 2016年 8月 8日 物語のような『本当の話』 犬を見る目が変わりました! サマースクール 7月29日(金) 『「 動物と人間」本当の話』 動物研究家でノンフィクションライターの 實吉 達郎先生 を講師にお招きしたサマースクールを開 催しました。實吉先生の一昨年のテーマは『昆虫の飼い方教室 』、昨年は『本当は怖い と人間 本当の話』 妖怪の話 』、そして今年は『動物 今年も先生の多彩な知識を生かした楽しいお話を聞かせていただくことができました。 お話いただいた内容のごくごく概略をここに紹介します。 ○私の弟とクンとロア…雑種のクンの忠実な態度。ご飯を「待て」と言われて、遊びに行ってしまった弟を3・4時間も 待っていた話。 ○ルスランとリュドミーラ…2頭のオオカミが飼われていた。妹のオオカミが狂犬にかまれて命を落と す。兄のオオカミが森へと帰っていく話。 ○犬と小児マヒの女の子とヘビ…小児マヒの女の子の首をヘビがおそってき た。犬(コリー)がそれに気付き、女の子を噛み放り投げた。それを見た女の子の母は乱暴な犬を杖でなぐる。母はヘビ を見ていなかった。女の子は母を止める。そのとき、立てなかったはずの女の子は、初めて立つことができた。 物語のようで「本当の話」 知らぬ間に犬やオオカミの習性も教わることができました。先生の「動物の鳴き声」は、 まるで森の中にいるかのよう。子供たちの犬を見る目が変わりました。もしかして、散歩しているのはオオカミかも…。 マイクがなくても良く通る声で役者のようにお話しする實吉先生。今年も知的好奇心をくすぐるお話をありがとうござ いました。
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