ラナイ島 Island of Lāna‘i ニックネーム プライベート・アイランド、魅惑の島、もとは パイナップル・アイランド 首都 ラナイ・シティー(ハワイ語で「征服の日」の意) 人口 3,200人 面積 364平方キロメートル リゾート地 マネレ・ベイ、ラナイ・シティー 観光局サイト http://www.gohawaii.com/jp/lanai 花/植物 カウナオア 山 ラナイハレ アリイ(首長) カウルラアウ 色 アラニ(オレンジ) ‘O Lāna‘i a Kaululā‘au, hiehie iā Lāna‘ihale 「ラナイ、カウルラアウの領地、ラナイハレの峰が際立つ島」 ラナイ島にはカメハメハ一世が気に入って LĀNA‘I いた釣り場が今も変わらずあります。 この島にハワイアンが住みはじめたのは 16世紀になってからで、それまでこの島は 霊が住む島とされていたようです。後に世界 最大のパイナップル・プランテーションが ある島として名を馳せ、フィリピン、中国、 日本からの労働者が移住しました。 今日、島のメイン・リゾートであるコエレ・ ロッジとマネレ・ベイで働くのは、 この島に定住した移民労働者の子孫たちで あり、今もプランテーション時代の歴史と 文化が色濃く残っています。 ラナイ島プウ・ぺヘ 文化・史跡 Cultural & Historical Sites カウノル 古代に漁村だったこの地の名残りは、島の南側に位置する風の強い断崖絶壁の景色のなかに見られます。 カメハメハ大王が釣りを楽しむ夏の静養所だった場所で、現在国立史跡として登録されています。 ここにはハルル・ヘイアウという神殿と、戦士が60フィート下の波に飛び込む度胸試しの場所だった カレイナアカヘキリ崖(通称カヘキリ・リープ)があります。 ケアヒアカヴェロ(神々の庭園) 伝説によると、ケアヒアカヴェロ(「カヴェロの火」という意)の不毛な大地の景観は、二人のカフナ(僧侶)による、 ある競争が原因でできあがったと言われています。もっとも長く火を燃やし続けることができるのは誰かを、 カヴェロと彼のライバルであるモロカイ島のカフナが競いました。火を絶やさないためにカヴェロはこの地の植物 という植物をすべて燃やし尽くしてしまったと伝えられます。今に残る風に吹きさらしの月面のような景観が、 伝説を思い起こさせます。 次の歌はラナイ島について書かれた歌です。 LEI KŌ‘ELE A SONG FOR LĀNA‘I コエレのレイ Kō‘ele’s Adornment Kō‘ele i ka la‘i o ka ua li‘ili‘i Ua ‘ike maka au i kou nani ‘O kou mau maka onaona i ka uka ‘iu‘iu ‘O kou leo i ka makani a ke aloha 霧雨のなかの穏やかなコエレ Lei kauna‘oa o Lāna‘i I ka wehi o ka ‘āina nei Hanohano wale nō ‘oe Lei ana i ka ua noe Lei Kō‘ele i ka ua Hoapili o Maunalei Huapala o Keōmuku Ke aloha o Koloiki ラナイのカウナオア・レイ Aloha ku‘u home ‘o Lāna‘i ki‘eki‘e ‘Olu‘olu wale nō ka wai o ke ola ‘Ike au i ka nani o ke Akua mana loa Noho ana i ka poli o nā ‘ōiwi 愛する我が家はラナイの山のなか 作詞・作曲:デニス・カマカヒ ラナイ島の歌 その美しい姿が見える 優しいその瞳は 遠く山の上に あなたの声は愛の風に乗って この地を飾る なんてすばらしい 霧雨に包まれる姿 コエレ・レイは雨のなか マウナレイのパートナー ケオムクの恋人 コロイキの愛 癒してくれるのは命の水 輝かしい姿を見せる 神の存在は ネイティブたちの心のなか この曲を作詞・作曲したのは デニス・カマカヒです。 コエレとケオムクはラナイの島の 中央部にある地名です。 コロイキ分水嶺とマウナレイ山は 島の北東に位置します。 マウナレイ山の山頂を囲む雲が、 山を飾るレイのように見えたので しょう。
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