月刊 商工埼玉 抜粋版7月号

経営革新等支援機関
エコアクション21地域事務局
ものづくり支援事業埼玉県地域事務局
官公需総合相談センター
組合をサポートし、企業を育てる
http://www.saikumi.or.jp
次世代育成支援対策推進センター
埼玉県多様な働き方実践企業
埼玉県防犯のまちづくり推進事業者
平成28年7月1日発行 (毎月1日発行)
第669号
商工埼玉
抜粋
版
s a i t a m a
s h o u k o u
7
2016
“浦和うなぎまつり”に参画!
~うなぎの調理の実演・販売を通じて、 うなぎの街さいたま市を大いにアピール~
協同組合浦和のうなぎを育てる会
(さいたま市:金子孝道理事長、組合13人)は、本年₃月、材料となるうなぎの共
同購買、共同宣伝を目的として設立しました。
設立後は、うなぎの蒲焼きの技術継承と後継者育成に取り組んでいるほか、₅月下旬に同市浦和区のさいたま市役
所敷地で開催された
“浦和うなぎまつり”
に参画、うなぎの調理の実演・販売を通じて、地域の伝統食であるうなぎと、
うなぎの街さいたま市を大いにアピールしています。
今年の夏の土用の丑の日は、₇月30日
(土)
。うなぎを食べる方々も多いと思います。ところで、土用の丑の日は、
夏に限らず、冬、春、秋にもあることをご存知でしたか?「土用」というのは、
「立冬、立春、立夏、立秋の前、約18日間」
のことをいい、この
「土用」
の間にある
「丑の日」
が土用の丑の日となり、今年は、₇月30日(土)を含めて6日間あります。
本組合では、この冬、春、そして、秋の土用の丑の日を夏の土用の丑の日、同様、多くの方々にうなぎを食べていた
だくための仕組み作りを構築しているところです。
協同組合浦和のうなぎを育てる会
TEL:048-822-2585 FAX:048-822-9371
CONTENTS
【特集記事】
中央会通常総会 開催される ������������������������������������ 1
平成28年度本会基本方針 ������������������������������������� 2
組合の底力������������������������������������������� 3
中央会トピックス……………………………………… 4
情報連絡員レポート……………………………… 6・7
組合トピックス………………………………………… 5
ちゅうおうかい通信…………………………………… 7
経済グラフ……………………………………………… 6
平成 28 年度
通常総会を開催
本会の平成28年度通常総会が、₅月30日
(月)、パレスホテル大宮(さいたま市)において開催されました。
通常総会では、平成27年度事業報告書並びに決算関係書類承認、平成28年度事業計画並びに収支予算決定な
どの議案について、慎重に審議が行われ、全て、原案通り承認、決定されました。
議案
挨拶する星野会長
第₁号議案 平成27年度事業報告書並びに決算関係書
類承認について
第₂号議案 平成28年度事業計画並びに収支予算決定
について
第₃号議案 平成28年度賦課金の基準及びその納入方
法決定について
第₄号議案 平成28年度常勤役員報酬決定について
第₅号議案 平成28年度借入金残高の最高限度額決定
について
本会の通常総会は、午後₂時に開会、会員411名(委任状を含む。)が出席し、まず、星野会長の挨拶が行な
われました。星野会長は、「県内中小企業の多くは依然として収益改善がみられず、景気回復が実感できない
状況です。
」とした上で、「厳しい経営環境の中、本会は県内唯一の組合専門支援機関として、本年度は、組合
活動活性化支援に重点を置いてまいります。また、経営革新計画承認取得支援事業や組合広報活動・メディ
ア戦略支援事業などの新規事業にも積極的に取り組んでまいります。」と力強く述べました。その後、星野会
長が議長に就任し、第₁号議案から第₅号議案までの議案の審議を行いました。
(「新規事業」については、₃
頁をご覧ください。)
なお、通常総会には、お忙しいところ多くのご来賓のご臨席を賜わりました。本当に有難うございました。
PHOTO ALBUM
岩﨑康夫 埼玉県副知事
ご祝辞をいただいたご来賓の皆様
田畑一雄 埼玉労働局長
伊澤哲也 ㈱商工組合中央金庫
さいたま支店長
通常総会に先立ち、
「最近の金融経済情勢について」~マイナス金利が中小企業に与える影響~ を演題として
株式会社商工組合中央金庫 本店調査部 部長 真船 実 氏から特別講演が行われました。
1
平成28年度
本 会 基 本 方 針
我が国経済は、長く続いたデフレからの脱却を窺う局面にあるものの、多くの県内中小・小規模
事業者は、電力料金や輸入原材料費の上昇、人件費のアップ、消費税増税後の内需低迷の長期化に
加え、中国経済の停滞による外需の減退により、景気回復の実感が得られない厳しい状況が続いて
います。
さらに、TPPの大筋合意、マイナンバー制度の施行、超高齢化社会の進展等により、経済構造は
大きな変革が予想されています。
このような変化の激しい経営環境の時にこそ、県内の中小企業は心を一つに団結し、中小企業組
合の組織の下に連携を強め、英知と勇気と情熱の限りを尽くし、協同の力でこの苦難を切り開いて
いくことが必要であります。
ここでは、通常総会において決定しました、平成28年度本会基本方針(事業計画書から抜粋)の
概要をご紹介します。
1
中小企業団体中央会という組織の持つ役
のためのビジョン・事業計画の策定・実行を支援
割と使命を遺憾なく発揮するため、中小
する「経営革新計画承認取得支援事業」
( 入口支
企業組合等の専門支援機関として、支援活動の機
援)、及び組合の営業力を高め、
「稼ぐ力」を実現す
軸をなす組合巡回訪問、窓口相談等を通じ、それ
るため、効果的なプレスリリースの作成手法を修
ぞれの組合の現状を適確に捉えたうえで、既存事
得し、各種メディアでの採用を支援する「組合広
業の活性化、事業の再構築、新規事業の創出等を
報活動・メディア戦略支援事業」
(出口支援)に取
積極的に支援します。
り組みます。
2
地域密着型の支援を行う支所を活用し、
新規の中小企業組合等の設立を積極的に
促進します。
5
「エコアクション21地域事務局」として
エコアクション21制度の普及促進、「も
のづくり補助金埼玉県地域事務局」として同補助
金の周知及び情報提供、補助事業者に対する指導・
支援等にも積極的に取り組みます。
3
組合活動の活性化支援に重点を置き、既
存の助成事業である
「組合成長戦略支援事
業」及び
「組合間連携促進事業」を強力に推進しま
す。
6
平成28年₇月20日に創立60周年を迎える
に当たり、「中央会創立60周年記念式典」
を11月16日(水)に開催します。
4
2
新規事業として、組合の現状を整理・分
析し、課題解決に向けた新たな取り組み
平成28年度 本
会新規事業
通常総会において決定しました、平成28年度本会新規事業
(事業計画書から抜粋)
の概要は次のとおりです。
経営革新計画承認
取得支援事業(10組合)
援により、効果的なプレスリリース作成手法の習
得、記者発表の開催、各種メディアでの採用(掲載・
放映)等を支援します。
組合の問題解決に向けた新たな取り組みに対し
て支援し、組合活動の活性化・成長を促進します。
具体的には、現状分析・課題整理を行ったうえ、
専門家を活用することにより「経営革新計画」の策
定・承認取得、計画の円滑な実行を支援します。
ものづくり・商業・サービス
新展開支援補助事業
全国中小企業団体中央会が、国から「ものづく
り・商業・サービス新展開支援補助金」を受け、
組合広報活動・メディア
戦略支援事業
(10組合)
国内外のニーズに対応したサービスやものづくり
の新事業を創出するため、認定支援機関と連携し
て、革新的なサービス開発・試作品開発・生産プ
組合の営業力を高め
「稼ぐ力」を実現するため
ロセスの改善を行う中小企業・小規模事業者の設
に、広報コンサルタントによるセミナー・個別支
備投資の支援を行います。
底力
組合の
埼玉県管工事業協同組合連合会
(埼玉県・さいたま市)
さいたま市管工事業協同組合
(埼玉県・さいたま市)
「熊本地震」
により甚大な被害を受けた熊本
県内の水道管等の早期復旧を支援するため、
埼玉県管工事業協同組合連合会、さいたま市
管工事業協同組合では、災害復旧応援部隊を
熊本地震の被災地では、復旧に向けての動きを加
速することが期待されています。このような時、事
業協同組合などの組合がさまざまな面で復旧に大い
に貢献しています。
まさに、組合の底力を発揮しているといえます。
そして、第₃次
(₅月₁日~12日:₄人)
にわ
たり、昼夜に及ぶ復旧作業に当たりました。
その結果、₄月16日現在、熊本県内では、
断水戸数が380,906戸に上っていましたが、
復旧作業が功を奏し、現在では、断水戸数は
無くなりました。
まさに、組合が被災地の一日も早い復旧へ
の一翼を担いました。
現地に派遣しました。
組合では、組合員の協力の下、災害復旧応
援部隊のメンバーの決定、
被災地の現状把握、
資材・工具類等の確認・調達を行い、復旧支
援に向かいました。
復旧支援では、第₁次(₄月20日~29日:
₉人)、第₂次(₄月28日~₅月₉日:₆人)
、
昼夜に及ぶ復旧作業
3
中
央 会 トピックス
「県内中小企業と埼玉県との
意見交換会」
のご案内
スター・コーポレーション 代表取締役 大谷芳
弘氏を講師にお招きし、「“お金をかけずに”宣伝す
る方法【埼玉県編】~マスコミから“ドンドン”取材
が来るプレスリリース作成講座~」をテーマとして
本会では、本年度も、県内中小企業の経営者の皆
様方の生の声を、県産業労働施策に反映させていた
だくため、「県内中小企業と埼玉県との意見交換会」
を開催いたします。お忙しい時期とは思いますが、
是非、ご参加賜わりますようお願い申し上げます。
日時 ₇月22日
(金)午後2時~4時
場所 全電通埼玉会館(あけぼのビル)
₅階
「501」会議室
セミナーが行なわれました。
セミナーでは、広報で一番大切なことは「一目で
分かるコンセプト」を作ることと述べ、真のセール
スポイント(WONDER〔不思議〕)を見つける等、
広報のやり方、考え方を説きました。
今後、本セミナーを踏まえて、各組合が作成す
る「組合広報活動・メディア戦略」について、事前
対策セミナーでの検討を経て、専門家集中支援(3
日間)につなげていく予定です。
内容 ①施策説明<午後2時5分~2時30分>
平成28年度埼玉県産業労働施策のポイント
(説明者)埼玉県産業労働部長 立川吉朗 氏
②意見交換会<午後2時45分~4時>
出席者から中小企業の現状や課題、埼玉
県への施策要望、支援機関への要望等に
ついてご発言いただき、意見交換を行な
います。
(出席予定者)
埼玉県産業労働部長、埼玉県産業技術総
合センター長、埼玉県産業労働部関係課長、
(公財)
埼玉県産業振興公社理事長、埼玉県
中小企業団体中央会会長
埼玉県中央会が熊本・大分地震の
震災義援金を募りました!
~ご協力いただいた皆様、
本当に有難うございました!!~
この度の「平成28年熊本地震」により、お亡くな
りになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災された方々に対し、
心よりお見舞申し上げます。
本年4月14日に発生しました九州(熊本・大分)
地方を震源とする大きな地震災害を受け、埼玉県
中小企業団体中央会(会長 星野 進)は、5月30日、
本会、通常総会において募金活動を行なうととも
平成28年度 新規事業
『組合広報活動・メディア戦略支援事業』
スタートしました!!
に、全会員組合宛て震災義援金を募りました。
今なお続く余震により、避難生活を余儀なくさ
れておられる多くの被災した皆様や災害地域への
ご 支 援 を 呼 び 掛 け ま し た と こ ろ、 総 額1,846,
610円(6月14日現在)の義援金が集まりました。
組合の営業力を高め「稼ぐ力」を実現するため、効
果的なプレスリリースの作成手法を修得し、各種
メディアでの採用を支援する、平成28年度 新規
事業
『組合広報活動・メディア戦略支援事業』がス
タートしました。
今回は、去る、6月28日(火)、大宮ソニックシティ
9階
「901」
会議室において、株式会社マジックマイ
4
皆様からお預かりしました義援金については、6
月15日、全国中小企業団体中央会に送金、同中央
会から、被災地域の中小企業及び組合並びに関係
者の方々に送られました。
被災した方々をはじめ被災地域の一日も早い復
興をお祈りするとともに、募金にご協力いただき
ました皆様方に心から厚くお礼申し上げます。
組合
トピックス
「夏の大宮市場味覚祭」を開催します!
埼水仲卸協同組合
「青年部 設立総会」を開催しました!
埼玉県室内装飾事業協同組合
埼玉県室内装飾事業協同組合
(さいたま市:角田健理事長)
では、去る、₅月27日(金)、大宮サンパレスにおいて、
「埼
玉県室内装飾事業協同組合 青年部 設立総会」を開催しまし
た。設立総会では、宮澤次世代育成委員会 委員長の挨拶の
後、議長を選出、議事に入り、①会則
(案)について、②平
成28年度役員
(案)について、③平成28年度事業計画(案)に
ついて、④平成28年度予算(案)について慎重審議し、全て、
原案通り決定しました。
決定した事業計画では、ア.研修会(年間₃回)、イ.県
外交流事業(年間₁回)、ウ.ボランティア事業(年間₁回)
等を行なうことになりました。
会員相互の親睦を深め、各種の事業等を通じて、会員相
互の啓発とともに、埼玉県室内装飾事業協同組合の発展の
ために益々発展活躍されることを期待いたします。
設立総会の様子
組合青年部設立のメリット!
「鉄道ふれあいフェア」に参画しました!
大宮銀座商店街協同組合
大宮銀座商店街協同組合(さいたま市:栗原俊明理事長)
では、去る、₅月28日(土)、東口まちなか・大宮駅会場等
において開催された「鉄道ふれあいフェア」に参画しました。
東口まちなか会場では、
「H₅系ミニ新幹線の乗車」や「こども
駅長制服撮影会」が行われたほか、ステージイベントでは、
アイドル育成型居酒屋&カフェ・大宮Ⅰ♥DOLL所属のご当
地アイドル、大宮アイドールのパフォーマンスショーが行
われ、多くの人々で賑わいました。本組合では、イベント
の設営・運営に積極的に参画、『新たな街並み景観を!来街
者に優しい街づくりを目指す』を掲げて組合の事業活動を展
開している本組合の存在を多くの人々にPRすることができ
ました。
①組合青年部内や他組合青年部との情報交換・共有を行
うことで、他企業の組織運営方法に、自社にはなかっ
た可能性を見つけることができます。
②交流会を行うことで、組合員間の結束力を高め、人的
ネットワークが生まれます。
③研修会等の活動を通じて、次代を担う若手経営者や企
業後継者の企業経営・組織運営感覚の醸成が行えます。
④親組合における業務執行体制や組合員の世代交代を円
滑にし、組合運営の継続化が図れます。
⑤1社ではできないことも、組合青年部一丸で取り組む
ことで可能になります。
⑥ユニークなイベントや、地域住民との交流イベント等
を開催することで、自社や組合の認知度が高くなり、
地域住民のより深い理解を得ることができます。
埼玉県中小企業団体青年中央会
県内青年部の集まりである埼玉県中小企業団体青年中央
会が結成されており、会員向けセミナー、新たなビジネ
スパートナーとの出会いや、異業種ならではの発想と経
営ノウハウの共有をするための県内青年部との交流会等
を開催しております。
他に、関東ブロック交流会や一都三県
(東京、埼玉、神
H₅系ミニ新幹線の乗車
PR用フラッグ
奈川、静岡)
交流会等他県青年部との交流を図っています。
5
経済グラフ
埼玉県内各経済DIの推移
(前年同月比)
(平成27年6月~平成28年5月)
10
0
DI値
-10
-20
-30
-12
-18
-24
-40
-14
-12
-16
-24
-24
-28
-26
-32
-16
-12
-22
-34
-36
-26
-32
-16
-26
-30
-12
-22
-26
-28
-50
-60
2016・
5
収益
資金繰り
-10
-18
-18
-26
-26
-36
-32
-30
-12
-40
-36
-18
-32
-38
-42
-40
-38
2016年
1月
2月
3月
4月
5月
-48
-44
-56
7月
8月
9月
10月
11月
12月
景況
-24
-26
-32
-36
-26
-26
-28
-30
-38
-48
-40
-38
売上
-18
-24
-28
-36
-32
-30
-26
-40
-32
-56
-44
-32
収益
-24
-16
-24
-34
-22
-30
-22
-26
-26
-36
-36
-42
資金繰り
-12
-14
-12
-16
-12
-16
-12
-10
-18
-18
-12
-18
情報連絡員レポート
清酒製造業
(全県地区)
木材・木製品製造業
(秩父地区)
①平成28年₄月の清酒出荷量は、昨年比94.3%と減少
木材業界でも収益状況が悪化したり、資金繰りに不安
した。これは、平成28年₃月の清酒出荷量が好調であっ
を感じたりと全体に良い兆しが見えない。
た反動と思われる。②₆月18日、池袋サンシャインシティ
銑鉄鋳物製造業
において「全国日本酒フェア」が開催される。また、₆月
鋳物生産量は、前年同月比95%、製品単価100%で
21日、市販している「日本酒の研究会」が開催される。③
あった。用途別では、産業機械器具用73%、金属工作・
平成28年₃月、「乾杯条例」が深谷市で制定された。これ
加工機械用137%、その他の一般・電気機械用113%、
で埼玉県内の「乾杯条例」制定市町は、深谷市、秩父市、
自動車用99%、その他の輸送機械用68%、その他の銑
小川町の₃市町となった。
鉄鋳物240%であった。
(全県地区)
複合業種製造業
(全県地区)
(上尾地区)
平成28年₅月の埼玉県内醤油メーカー11社の醤油出荷
需要の停滞と人件費の増加がみられ、依然として景況
数量は、283.42㎘であり、前年同月の263.95㎘と比べ、
は厳しい状況である。
19.47㎘の増加となった。
一般機械機器製造業
麺類製造業
(全県地区)
(川口地区)
前年同月と比較して、85%の企業で売上がダウンし
①夏日が続いたことから、冷し中華麺など夏物製品の
ている。
売れ行きが好調であった。特に、コンビニにおける弁当
一般機械機器製造業
タイプの調理済み麺が伸長した。②小売店による極端な
販売価格は、取引先からの要請により、少しであるが
低価格製品がなくなり、製品の小売価格も安定してきた。
低下しているものの、収益に影響するほどではない。業
肉加工品製造業
界全体では、景況感は悪化傾向にある。
(全県地区)
(鷲宮地区)
2016・
①相場的には、₄月は、前年に比べ、50円ほど安い相
ガス製造業
場で推移していた。ところが、₅月は、前年に比べ、60
①ガス販売量は、家庭用は前年並みだったものの、業
円ほど高い相場で推移した。
(₅月は、前月に比べ、100
務用は増加し、全体では微増であった。ガス販売量は、
円高かった。)これは、疫病の影響が出荷頭数の減少によ
微増ながら原料仕入価格の低下による販売価格の低下で
り、相場が高値になったものと思われる。₆月は、出荷
売上は減少した。ただし、収益は不変であった。②₆月
頭数が減る時期なので、相場の推移を注視したい。
19日から、「第12回親子クッキングコンテスト埼玉県大
木材・木製品製造業
会」の参加者募集が始まる。書類選考を経て、₈月20日
(秩父地区)
₅月は昨年の₅月に比べて、原木の入荷量が減少した。
₉月までは減少すると思われる。
6
景況
2015年
6月
醤油製造業
5
売上
(全県地区)
(土)から地区大会(実技選考会)が開催される。
ちゅうおうかい通信
vol.3
地域のソフトボールリーグ
私は、毎週日曜日にソフトボールをしております。₁シーズン₄月から10月末で
あり、₈チームの総当たり₃回戦のリーグ戦を行っております。場所は春日部市豊
野工業団地協同組合内にあるグランドで朝₉時から13時までの間で₁日₃~₄試合
それぞれのチームが試合をしております。また市の主催のソフトボール大会₄回程
があり、そちらにも参加しております。
(別チームでの参加ではありますが…)元々、
野球をしていた私は、高校₂年生の時に、知り合いの方に誘われ、今のチームに入り、
もう数えれば10年以上所属し、捕手をしております。学生の頃は、機敏に動いた体
も今では、頭と体の動きに大きな誤差も生じてきており、思い通りにいきません・・・。
それでも何とか重い体を頭で描いた通りに動かそうと時々、筋トレを行う等してお
ります。私の場合、勝ち負けは₂の次であり、どれだけ自分が頭で描いた通りの動
サインを送る捕手(筆者)
きが出来たかを毎回気にしており、
結果次第で月曜日の爽快度が変わります。
ソフトボールに限らず、このような地域の運動活動に参加することは、運動不足
解消はもちろんですが、色んな方々と情報交換が出来るという点もあります。相方
の投手は、大手コンビニの社員であり、色々な裏情報?が聞けます。また、偶然な
事にその大手コンビニに弁当を卸している工場社員の方もいます。集まったみなさ
んはソフトボールをしつつ、ベンチでは、お互いの仕事の話しや、₁週間のプライベー
トの話しで盛り上がります。もちろんプレイも応援という名のヤジが両チームから
とびかい、お互い笑いながらの試合が展開されます。₁日待ち時間等も含め₁時間
半~₂時間程度で終わるので気軽に参加出来ますので、今後も体が動く限りは、運
動不足解消や、様々な方と交流を大事にしながら続けていきたいと思います。
様々な方と交流を大事にしながら…
(川越地区)
一昨年末の原油価格の急落は、石油由来製品の再生資
好転に恵まれ、気温が上昇したことから、一部の業種
源事業を直撃した。鉄スクラップ価格も同様に急落し、
では販売が伸びたが、全体的には相変わらず低調であっ
金属リサイクル業者にも大きな影響を及ぼした。
た。
学習塾
花卉卸売業
(全県地区)
(全県地区)
連休が終わり、₁学期の中間定期考査が中学校・高校
近年、市場価格が安く、野菜に転向する農家が増加し
でスタートする。新学期₁ヶ月半の成果を出さなければ
つつある。生産者の高齢化が目立っている。また、輸送
ならないということで、各塾はテスト対策に余念がな
面については、コスト高となり、流通面の問題も深刻で
い。早朝授業や週末の対策授業など、生徒のニーズに合
ある。
わせた多彩な対応をしていかなければならない。また、
人形小売業
(さいたま地区)
中間テスト時期の前後には入塾の動きがあり、それぞれ
来シーズンの節句商戦に向けた展示会が、₅月30日か
の塾でその期待値は大きいのではないだろうか。
ら始まった。メーカー及び職人は、見本市に合わせて納
電気工事業
品の準備を行い、卸で見本市に参加する各社は、見本市
① 東 電 引 込 線 委 託 工 事₄月 分 は 前 月 分 と 比 較 し て
開催に向けて準備に追われた。分業の為、静岡で胴体等
15.43 % 増 の1,885件、 金 額 は22.12 % 増 の16,482,600円。
を仕入れ、完成させて見本市の準備を行うことが多いが、
②共同購買部工事材料
(電線類)
の単価は前月分と比較し
日程的に静岡と埼玉の日程が今年は特に近く、準備は厳
て、変動なし。
しかった。
鉄骨工事業
電機小売業
(全県地区)
(全県地区)
(全県地区)
今般、
「埼玉県建設産業担い手確保・育成ネットワーク」
₅月は連休があり、売上は減少した。大きな取引もな
に参画した。今後、更に関係機関と連携し地域ぐるみで
く苦戦した。
人材確保並びに育成などに取り組んでいく予定である。
石油小売業
(全県地区)
塗装工事業
(全県地区)
見積もりの依頼が増えている。景気上昇の兆しに期待
転嫁できず、収益は悪化している。
すると同時に、消費増税延期が景気停滞の打破になるよ
(さいたま地区)
う期待している。
①来店客数と売上高は、ほぼ、前年並みであった。②
貨物運送業
従業員・パートタイマーを募集しても、なかなか、人が
仕入価格において、燃料・車両価格が上昇傾向にある。
集まらず、慢性的な人手不足となっている。
雇用人員は、確保できるものの、教育・研修に時間がか
廃棄物処理業
かる。このような状況下で収益はやや低下している。
(行田地区)
2016・
₅月に入って、原油価格が上昇、仕入価格の上昇分を
小売業
情報連絡員レポート
卸売業
【連携支援部 松本 学】
(入間地区)
5
7