ハンディウッドデッキ 施工マニュアル

ハンディウッドデッキ 施工マニュアル
③ デッキ材の固定
1 下地 施工
【 Q C S 方 式 】 推奨工法 - ビスの露出がなく早くて確実(下穴加工等不要)
① 根太
【 材 質
矢じり側を
差込
】 ハンディウッド根太、木根太、アルミ根太、鋼製根太
(ZAM鋼板など)
デッキ材
5㎜
※木根太については、ビスの引抜強度が発揮され、
かつ耐久性のある材種をご使用ください。
※ハンディウッドデッキ材は木材とプラスチックスの複合材料の
ため、温度差や吸水による寸法変化が発生します。
① デッキ材の溝にQCSを差し
込み、次のデッキ材を差し込
んだ後QCSのビスを仮固定
② ①を繰り返して全体を敷い
ていく
③ QCSビスを本締め
端部固定金物
QCS
根太材
【根太サイズ】
デ ッ キ の 固 定 方 法
Q C S 方 式
脳天ビス方式
ハンディウッド根太 たて使い・よこ使い
幅50㎜以上
木
根
太
アルミ根太・鋼製根太
幅50㎜以上
t=1.2㎜以上
【脳天ビス方式】 従来型一般工法
① 根太間隔を測り、全てのデッ
キ材のビス位置を割り出す
② デッキ材に下穴(φ3.5㎜)と
皿加工を施す
③ 端材等で目地幅5㎜を確保し、
ビス止め
デッキ材
よ こ 使 い
幅70㎜以上
17.5㎜
17.5㎜5㎜
幅60㎜以上
t=1.2㎜以上
ビス
根太材
【根太間隔】
400㎜ 400㎜ 400㎜100㎜
以下
以下
④ デッキ材 長手ジョイント部の固定
5㎜
目地幅
以下
【デッキ材の片持ち寸法】
デッキ材
【QCS方式】
根太芯から100㎜以下としてください。
QCS
【脳天ビス方式】
5㎜※
5㎜※ 20㎜以上
17.5㎜以上
以下
芯々400㎜以下としてください。
ビス
【デッキ材の目地幅】
目地幅は5㎜となります。
根太材
② 束・大引
●根太材に応じた束をご使用ください。
根太材
根太材
根太材
●大引を使用しない場合は必ず束
を設置面に固定してください。
※ ②デッキ材の間隔を参照
※束を固定しない場合、強風でデッ
キが床組ごと飛散する可能性が
あります。
また、しっかりと固定しないとデッ
キ材の反りにより下地ごと持ち上
がる場合があります。
束を地面に固定
デッキ材
【束間隔・仕様】 根 太 材
束
間
隔
使用可能束
⑤ デッキ端部の納まり
【QCS方式】
根太材
②QCSをセットし
拝み入れ
●設置面に固定ができない場合、
大引又は根太つなぎを設置して床
面の変形を抑える構造としてくださ
い。
※ ②デッキ材の間隔を参照
①端部金物に
ひっかける
<幅調整する場合>
床面
大引又は
根太つなぎ
束又は
パッキン
ハンディウッド根太
たて使い
よこ使い
900 ㎜以下
600 ㎜以下
QCSをゆるめる
専用アルミ根太
(50㎜角)
1,000 ㎜ 以下
▲でカットし
脳天ビス止め
【脳天ビス方式】
5㎜ 17.5㎜
17.5㎜
<幅調整する場合>
ハンディウッド束
束 金 物 A
束 金 物 B
束 金 物 B
束 金 物 B
2 デッキ材 施工
▲でカットし
脳天ビス止め
⑥ デッキ木口の納まり (幕板)
木口には幕板を設置するとすっきりと美しく納まります。
① デッキ材のカット
【デッキ材の側面側】
●デッキ材は木工用ノコギリ等で加工できます。
Rにカットすることも可能です。
デッキ材
5㎜ ①ピース材と根太材を
【デッキ材の断面側】
デッキ材
ビス止め
② デッキ材の間隔
※ハンディウッドデッキ材は木材と
プラスチックスの複合材料のため、
温度差や吸水による寸法変化が
発生します。
ビス止め
5㎜145 5㎜
壁等からの
クリアランス
根太材
②幕板材とピース材を
ビス止め
周囲の壁や床
②幕板材とピース材を
ビス止め
根太材
【コーナー部】
幅方向の
目地幅
145 5㎜145
●デッキ材の幅方向の目地幅、長
手方向ジョイントの目地幅及び周
囲の壁や床端部からのクリアラン
スは5㎜としてください。
5㎜ ①ピース材と根太材を
長手ジョイントの
目地幅
5㎜
壁等からの
クリアランス
5㎜
●コーナー部は両側の幕板をトメ加工
(45度)で合わせ、角部を面取りして
ください。
※突合わせ部分は鋭角となっており危
険です。必ず面取りを行ってください。
突き合わせ部分
面取り
ビス
板
幕
下
以
㎜
00
@4
■このマニュアルは2009年2月5日に作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。
また、本施工マニュアルは施工に際しての設計基準であり、性能を保証するものではありません。
M-D1-0902