参 考 資 料

参 考 資 料
1
策定経過
年月日
内
容
第 1 回介護保険運営協議会
平成23年6月24日
・実態調査実施について
・計画の趣旨について
・スケジュールについて
平成23年6月
∼7月
平成23年10月14日
平成23年11月18日
日常生活圏域ニーズ調査
有効回収数
一般高齢者
:1,222 名
要介護認定者:
第 2 回介護保険運営協議会
・実態調査結果について
・計画骨子について
第 1 回長寿社会運営協議会
・計画骨子について
第 3 回介護保険運営協議会
平成23年12月21日
・事業計画素案について
・パブリックコメントの実施について
実施期間
平成24年1月20日
∼2月3日
公表の方法
計画素案のパブリックコメントの実施
・窓口(福祉介護課、健康増進課)
・町ホームページ
第 4 回介護保険運営協議会
平成24年2月22日
・パブリックコメントの結果について
・計画案について
第 2 回長寿社会運営協議会
平成24年2月24日
・パブリックコメントの結果について
・計画案について
63
282 名
2
小川町介護保険運営協議会
小川町介護保険運営協議会設置要綱
平成12年6月7日
告示第
73号
(設置)
第1条
介護保険制度の円滑な運営と普及及び介護保険サービス事業等の適正や運営を図るため、
小川町介護保険運営協議会(以下「運営協議会」という。
)を設置する。
(所掌事項)
第2条
運営協議会は、次に掲げる事項について、町長に意見を述べるものとする。
(1) 介護保険事業計画の見直しに関する事項
(2) 介護保険事業計画の進行及び評価に関する事項
(3) 介護保険制度の運営状況に関する事項
(4) その他介護保険制度に関する事項
第2条の2
運営協議会は、次に掲げる事項について、審査及び協議を行い、町長に意見を述べ
るものとする。
(1) 介護保険法(以下「法」という。)第42条の2第 5 項に規定する事項
(2) 法第78条の2第 6 項に規定する事項
(3) 法第78条の4第 5 項に規定する事項
(4) その他法令で定める、地域密着型サービスの質の確保、運営評価その他必要な事項
(委員)
第3条
運営協議会は、次の各号の区分による委員によって構成する。
(1) 被保険者代表委員
5人以内
(2) サービス事業者等代表委員
(3) 公益代表委員
5人以内
5人以内
2
委員は、町長が委嘱する。
3
委員の任期は、2年とする。ただし、第1項第2号及び第3号に掲げる委員については再
任を妨げない。
4 補欠による委員の任期は、前任者の残任期間とする。
(会長及び副会長)
第4条
運営協議会に、会長1人及び副会長1人を置く。
2
会長及び副会長は委員の互選により定める。
3
会長は、会務を総理する。
4
副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるとき又は会長が欠けたときは、その職務を代行
する。
64
(会議)
第5条
2
会議は、会長が招集し、会長は、その議長を務める。
会議は、委員の過半数の出席がなければ開くことができない。
(議事録)
第6条
会長は、議事録を作成するものとする。
(庶務)
第7条
運営協議会の庶務は、介護保険所管課において処理する。
(委任)
第8条
この要綱に定めるもののほか、運営協議会の運営に関し必要な事項は、町長が別に定め
る。
附
則
この告示は、公布の日から施行する。
附
則(平成18年3月31日告示第61号)
この告示は、平成18年 4 月 1 日から施行する。
小川町介護保険運営協議会委員名簿
◎会長
No.
団
体
名
○副会長
委
員
1
公募
塚越
和好
2
公募
堂本
勝巳
3
公募
金子
早苗
4
小川町区長会
嶌田
勝明
5
小川町ボランティア代表
田中
由美子
6
(社)小川町社会福祉協議会
田口
とし江
7
(株)彩香らんど
藤村
孝志
8
小川町社会福祉協議会地域包括支援センター
幸田
かづ美
龍前
英司
吉田
甲三郎
瀬川
豊
9
○
日本赤十字社埼玉県支部
特別養護老人ホーム小川ひなた荘
10
特別養護老人ホームさくらぎ苑
11
比企西部医師団
12
比企郡歯科医師会
新井
英夫
13
小川町民生委員・児童委員協議会
村上
紀子
14
小川町老人クラブ連合会
田中
正三
15
小川町赤十字奉仕団
松本
百登子
◎
65
3
小川町長寿社会運営協議会
小川町長寿社会運営協議会設置要綱
平成17年12月27日
告 示 第
110
号
(設置)
第1条
小川町における高齢者の保健福祉の総合的な推進を図るため小川町長寿社会運営協議
会を(以下「運営協議会」という。)を設置する。
(所掌事務)
第2条
運営協議会は、次に掲げる事務等について判定又は協議をする。
(1) 老人ホームへの入所及び養護委託の要否の判定に関すること。
(2) 在宅介護支援センターの運営に関すること。
(3) 介護保険サービス事業者及び居宅支援事業者等の支援連絡調整に関すること。
(4) 在宅福祉事業及び地域支援事業に関すること。
(5) 地域包括支援センターの設置及び運営に関すること。
(6) その他、運営協議会の目的達成に必要な事業の実施に関すること。
(組織)
第3条
運営協議会は、別表に掲げる者をもって組織する。
2
運営協議会に会長及び副会長を置く。
3
会長及び副会長は委員の互選とする。
4
会長は協議会を代表し、会務を総理する。副会長は会長を補佐し、会長に事故あるときは
その職務を代理する。
5
委員の任期は2年とする。ただし、補充委員の任期は、前任者の残任期間とする。
(会議)
第4条
2
運営協議会は、会長が招集し、座長となる。
運営協議会には、必要に応じて委員以外の者の出席を求め、意見又は説明を聴くことがで
きる。
3
運営協議会は、必要に応じて随時開催する。
4
運営協議会は、議題により必要な委員で会議を開催することができる。
66
(入所判定委員会)
第5条
第2条第 1 号の審査を行なうため、運営協議会内に医師(精神科医師含む。)、指定介
護老人福祉施設長、老人保健・福祉担当者で構成する入所判定委員会(以下「判定委員
会」という。)を組織する。
2
判定委員会に委員長、副委員長を置く。
3
委員長及び副委員長は、委員の互選とする。
4
委員長は判定委員会を主宰し、副委員長は委員長を補佐し、委員長に事故あるときは、そ
の職務を代理する。
5
委員長は、判定委員会の結果を町長に報告するものとする。
(庶務)
第6条
運営協議会の庶務は、健康増進課において処理する。
(その他)
第7条
この告示に定めるもののほか、運営協議会に関し必要な事項は、別に定める。
附
則
この告示は、公布の日から施行し、平成17年12月1日から適用する。
附
則(平成18年小川町告示第48号)
この告示は、平成18年4月1日から施行する。
附
則(平成21年小川町告示第17号)
この告示は、平成21年4月1日から施行する。
小川町長寿社会運営協議会名簿
◎会長
No.
1
選
出
母
体
日本赤十字社埼玉県支部
特別養護老人ホーム小川ひなた荘
○副会長
氏
名
龍前
英司
吉田
甲三郎
2
特別養護老人ホームさくらぎ苑
3
比企医師会(西部小川町)代表
4
比企医師会(西部小川町)(精神科医)代表
菊地原
5
小川地区歯科医師会代表
斉藤
篤史
6
埼玉県薬剤師会小川支部
岡勢
美子
7
比企西部介護支援専門員協会
宇田
初江
8
小川町老人クラブ連合会
田中
正三
9
小川町民生委員・児童委員協議会
10
小川町社会福祉協議会
田口
とし江
11
小川町福祉介護課
島田
洋一
12
小川町健康増進課
武川
和彦
◎宮
○馬場
67
∗入所判定委員
備
∗
通泰
∗
新
∗
昭
∗
考
4
日常生活圏域ニーズ調査分析
(1)日常生活圏域ニーズ調査による生活機能判定
平成 23 年度に実施した日常生活圏域ニーズ調査の結果を用いて、小川町におけ
る一般高齢者(要介護・支援認定を受けていない 65 歳以上の高齢者及び要支援 1・
2 を受けている高齢者)及び(在宅)認定者(要介護 1・2)の生活機能判定を行い
ました。
日常生活圏域ニーズ調査有効回収数
一 般 高 齢 者:1,222 名
要介護認定者: 282 名
また、生活機能評価にあたっては、日常生活圏域ニーズ調査において、介護度
区分が無回答の者は評価の対象から除いた、対象者数の詳細は下表のとおりとな
ります。
生活機能評価区分
対象者数
一般高齢者
837
要支援 1・2 認定者(以下、「要支援」という)
276
要介護 1・2
256
■要介護認定者数等の状況
本生活機能判定においては、「一般高齢者」が 837 人、「要支援」が 276 人、「要介護
1・2」が 256 人となっています。3 区分の分布では、「一般高齢者」が本調査数全体の
61.6%と最も高くなっています。
0%
20%
一般高齢者
要支援
要介護1、2
40%
60%
80%
61.1%
項目
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
20.2%
18.7%
68
度数
837
276
256
1,369
構成比
61.1%
20.2%
18.7%
100.0%
■年齢区分の状況
本生活機能判定の対象者の年齢区分においては、「75 歳以上」が 82.6%と最も高く
なっています。
0%
65歳未満
20%
40%
60%
80%
100%
0.4%
65∼74歳
15.6%
75歳以上
年齢不明
項目
65歳未満
65∼74歳
75歳以上
年齢不明
合計
82.6%
1.4%
度数
6
213
1,131
19
1,369
①
構成比
0.4%
15.6%
82.6%
1.4%
100.0%
二次予防事業該当者
一般高齢者の「二次予防事業該当者」の割合は 38.2%となっています。
一方、「要支援」では 12.3%、「要介護 1、2」では 6.6%が二次予防事業判定で「非
該当」となっています。
0%
一般高齢者
20%
40%
38.2%
80%
87.7%
要介護1、2
12.3%
93.4%
該当
該当
320
242
239
801
100%
61.8%
要支援
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
60%
非該当
517
34
17
568
6.6%
非該当
合計
837
276
256
1,369
69
該当
38.2%
87.7%
93.4%
58.5%
非該当
61.8%
12.3%
6.6%
41.5%
合計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
②∼⑧ 生活機能評価判定
「一般高齢者」、「要支援」、「要介護 1、2」を比較すると、各評価項目において、
介護度が上がるほど該当割合が高くなっていることが分かります。
「一般高齢者」では、「認知症予防判定」、「うつ予防判定」がいずれも 3 割を超え
高い。「運動器判定」、「口腔機能判定」においても 2 割を超えるものとなっていま
す。
「要支援」では、「虚弱判定」、「運動器判定」、「口腔機能判定」、「認知症予防判
定」、「うつ予防判定」がいずれも 5 割を超え高く、特に「運動器判定」では約 8 割と
高くなっています。
「要介護 1、2」では、「虚弱判定」、「運動器判定」、「認知症予防判定」が 8 割を超
え高くなっています。
0%
20%
40%
60%
80%
100%
12.7%
虚弱判定
56.5%
89.8%
24.5%
運動器判定
栄養改善判定
79.7%
87.9%
1.6%
4.7%
5.5%
22.5%
口腔機能判定
52.9%
57.0%
9.2%
閉じこもり予防判定
30.4%
38.7%
41.7%
認知症予防判定
60.5%
85.5%
32.0%
うつ予防判定
61.6%
73.0%
一般高齢者
要支援
70
要介護
虚弱判定
運動器判定
栄養改善判定
口腔機能判定
閉じこもり予防判定
認知症予防判定
うつ予防判定
虚弱判定
運動器判定
栄養改善判定
口腔機能判定
閉じこもり予防判定
認知症予防判定
うつ予防判定
一般高齢者
該当
106
205
13
188
77
349
268
非該当
731
632
824
649
760
488
569
合計
837
837
837
837
837
837
837
要支援
該当
156
220
13
146
84
167
170
非該当
120
56
263
130
192
109
106
合計
276
276
276
276
276
276
276
要介護
該当
230
225
14
146
99
219
187
一般高齢者
該当
12.7%
24.5%
1.6%
22.5%
9.2%
41.7%
32.0%
非該当
87.3%
75.5%
98.4%
77.5%
90.8%
58.3%
68.0%
合計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
要支援
該当
56.5%
79.7%
4.7%
52.9%
30.4%
60.5%
61.6%
非該当
43.5%
20.3%
95.3%
47.1%
69.6%
39.5%
38.4%
合計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
要介護
該当
89.8%
87.9%
5.5%
57.0%
38.7%
85.5%
73.0%
非該当
26
31
242
110
157
37
69
合計
256
256
256
256
256
256
256
非該当
10.2%
12.1%
94.5%
43.0%
61.3%
14.5%
27.0%
合計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
⑨
転倒リスク判定
「転倒リスク判定」の割合は、「一般高齢者」の「リスクあり」が 3 割程度となって
いるなか、「要支援」及び「要介護 1、2」では約 8 割と高くなっています。
0%
一般高齢者
20%
40%
30.6%
60%
80%
100%
69.4%
要支援
78.3%
21.7%
要介護1、2
79.3%
20.7%
リスクあり
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
リスクあり リスクなし
256
581
216
60
203
53
675
694
リスクなし
合計
リスクあり リスクなし
837
30.6%
69.4%
276
78.3%
21.7%
256
79.3%
20.7%
1,369
49.3%
50.7%
71
合計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
⑩
認知症機能判定
「認知症機能判定」の「3 レベル以上(中等度以上)」の割合は、「一般高齢者」が
2.0%、「要支援」が 5.1%といずれも 1 割を下回り低くなっています。
一方、「要介護 1、2」では、約 4 割と「3 レベル以上(中等度以上)」の割合が高
くなっています。
0%
20%
40%
60%
80%
100%
2.0%
一般高齢者
要支援
要介護1、2
14.8%
70.4%
41.3%
8.6%
15.6%
0レベル
(なし)
25.4%
21.0%
27.7%
1レベル
(境界的)
6.6%
5.1% 7.2%
38.7%
2レベル
(軽度)
9.4%
3レベル以上
(中等度以上)
2レベル
3レベル
4レベル
(軽度)
(中等度) (やや重度)
55
14
3
58
11
1
71
52
25
184
77
29
5レベル
(重度)
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
0レベル
1レベル
(なし)
(境界的)
589
124
114
70
22
40
725
234
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
0レベル
1レベル
(なし)
(境界的)
70.4%
14.8%
41.3%
25.4%
8.6%
15.6%
53.0%
17.1%
2レベル
3レベル
4レベル
(軽度)
(中等度) (やや重度)
6.6%
1.7%
0.4%
21.0%
4.0%
0.4%
27.7%
20.3%
9.8%
13.4%
5.6%
2.1%
5レベル
6レベル
(重度)
(最重度)
0.0%
0.0%
0.7%
0.0%
7.8%
0.8%
1.6%
0.1%
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
0レベル
1レベル
(なし)
(境界的)
70.4%
14.8%
41.3%
25.4%
8.6%
15.6%
53.0%
17.1%
2レベル
3レベル以上
(軽度) (中等度以上)
6.6%
2.0%
21.0%
5.1%
27.7%
38.7%
13.4%
9.5%
非該当
6.2%
7.2%
9.4%
7.0%
0
2
20
22
6.2%
6レベル
(最重度)
非該当
非該当
0
0
2
2
合計
52
20
24
96
非該当
6.2%
7.2%
9.4%
7.0%
837
276
256
1,369
合計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
合計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
(参考)認知症機能判定(CPS)
CPS(Cognitive Performance Scale)は、認知機能の障がい程度の評価を行う尺度。認知機能の障がい程度の評価
を行う尺度。
72
⑪
老研指標:IADL 判定(手段的日常生活動作)
「一般高齢者」の「IADL 判定」の割合は、「自立度が低い(「やや低い」と「低い」の
合計値)」が 14.8%となっています。
一方、「要支援」の「自立度が低い」割合は 53.7%、「要介護 1、2」では 91.8%と
「一般高齢者」に比べ大きく増加していることが分かります。
0%
20%
一般高齢者
40%
60%
80%
6.7% 8.1% 6.2%
79.0%
要支援
13.8%
34.4%
要介護1、2 4.3%
4.7%
39.9%
12.0%
87.1%
高い
やや低い
高い
100%
3.9%
低い
非該当
661
95
11
767
やや低い
56
38
12
106
低い
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
68
110
223
401
非該当
52
33
10
95
合計
837
276
256
1,369
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
高い
79.0%
34.4%
4.3%
56.0%
やや低い
6.7%
13.8%
4.7%
7.7%
低い
8.1%
39.9%
87.1%
29.3%
非該当
6.2%
12.0%
3.9%
6.9%
合計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
(参考)ADL と IADL
ADL(Activities of Daily Living)は、一般的には『日常生活動作』と訳され、日常生活を営む上で、普通に
おこなっている行為、行動のことです。具体的には、食事や排泄、整容、移動、入浴等の基本的な行動をさしま
す。ADL はとても重要な概念であり、ADL が自立しているという場合、普通は介護を必要としない状態であると考
えることができます。
また、IADL(Instrumental Activity of Daily Living)は『手段的日常生活動作』と訳され、日常生活を送る
上で必要な動作のうち、ADL より複雑で高次な動作をさします。例えば、買い物や洗濯、掃除等の家事全般や、金
銭管理や服薬管理、外出して乗り物に乗ること等で、最近は、趣味のための活動も含むと考えられるようになっ
てきています。高齢者の生活自立度を評価する際、ADL だけではなく、IADL も考慮することが必要だと考えられ
ています。
73
⑫
老研指標:知的能動判定
「一般高齢者」の「知的能動判定」の割合は、「低い(「やや低い」と「低い」の合計
値)」が 37.1%となっています。
一方、「要支援」の「自立度が低い」割合は 64.2%、「要介護 1、2」では 85.6%と
「一般高齢者」に比べ大きく増加していることが分かります。
0%
20%
一般高齢者
60%
22.5%
29.7%
8.6%
80%
19.2%
57.1%
要支援
要介護1 、2
40%
17.9%
41.7%
10.2%
やや低い
高い
5.9%
低い
非該当
478
82
22
582
やや低い
161
62
26
249
低い
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
150
115
193
458
非該当
48
17
15
80
合計
837
276
256
1,369
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
高い
57.1%
29.7%
8.6%
42.5%
やや低い
19.2%
22.5%
10.2%
18.2%
低い
17.9%
41.7%
75.4%
33.5%
非該当
5.7%
6.2%
5.9%
5.8%
合計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
(参考)知的能動判定
余暇や創作などの積極的な知的能動能力を測るもの。
74
5.7%
6.2%
75.4%
高い
100%
⑬
老研指標:社会的役割判定
「一般高齢者」の「社会的役割判定」の割合は、「低い(「やや低い」と「低い」の合計
値)」が 40.6%となっています。
一方、「要支援」の「自立度が低い」割合は 75.0%、「要介護 1、2」では 89.8%と
「一般高齢者」に比べ大きく増加していることが分かります。
0%
20%
一般高齢者
要支援
40%
51.7%
17.4%
16.3%
60%
80%
18.9%
21.7%
58.7%
100%
7.6%
7.6%
3.5%
要介護1 、2
7.8%
6.6%
82.0%
高い
やや低い
高い
低い
非該当
433
48
9
490
やや低い
158
45
20
223
低い
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
182
162
210
554
非該当
64
21
17
102
合計
837
276
256
1,369
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
高い
51.7%
17.4%
3.5%
35.8%
やや低い
18.9%
16.3%
7.8%
16.3%
低い
21.7%
58.7%
82.0%
40.5%
非該当
7.6%
7.6%
6.6%
7.5%
合計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
(参考)社会的役割判定
地域で社会的役割をはたす能力を測るもの。
75
(参
考)
ADL
・日常生活の大部分に介助が必要な高齢者:ADL40 点以下
・ADL が低い一般高齢者:ADL60 点以下
0%
20%
一般高齢者
40%
60%
80%
69.5%
要支援
20.7%
22.0%
27.5%
43.5%
100%
1.0%
5.7%
1.8%
4.7%
3.6%
7.4%
要介護1、2
12.1%
100点
26.2%
34.0%
95∼90点
85∼65点
60∼45点
20.3%
40点以下
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
100点
95∼90点 85∼65点 60∼45点 40点以下
582
184
48
8
15
57
76
120
13
10
19
31
87
67
52
658
291
255
88
77
合計
837
276
256
1,369
一般高齢者
要支援
要介護1、2
合計
100点
95∼90点 85∼65点 60∼45点 40点以下
69.5%
22.0%
5.7%
1.0%
1.8%
20.7%
27.5%
43.5%
4.7%
3.6%
7.4%
12.1%
34.0%
26.2%
20.3%
48.1%
21.3%
18.6%
6.4%
5.6%
合計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
76
5
用語解説
あ
行
ADL(日常生活動作)
自分の身の回りのことや家庭での日常生活、社会生活をする上での基本的な生活動作のこと。
このほか、調理ができる、金銭管理ができる、外出や交通機関を利用できるなど家庭生活や社
会生活上不可欠な動作をIADL(手段的日常生活動作)という。
インフォーマルサービス
行政が直接・間接的に提供するサービスでは充足されない「隠れた」ニーズに対応するサービ
スのこと。
か
行
介護予防
高齢者が自分らしく生活する為に、老化のサインを早期発見すること、適切な対処を行うこと、
自らの力を取り戻していくこと。
具体的には筋力向上トレーニング、低栄養予防、転倒予防、認知症予防などがある。
介護療養型医療施設
介護保険3施設の一つで介護サービスを受けられる医療機関。
介護老人福祉施設
介護保険3施設の一つで、常に介護を必要とする高齢者が入所する。
「特別養護老人ホーム」がこれにあたり、入浴や排泄、食事などの日常生活をサポートすると
ともに、必要に応じて身体の機能訓練や健康管理なども行う。
介護老人保健施設
介護保険3施設の一つで、通称「老健」と呼ばれ、病院と施設の中間的な施設と位置付けられ
ている。
施設内では在宅復帰を目指した集中的なリハビリテーションを受けることができる。
77
介護給付
要介護1∼5の対象者に実施される給付のこと。
要支援1∼2の対象者に実施される給付は予防給付。
居宅介護サービス
介護保険の給付対象であるサービスのうち、在宅で受けるサービスのこと。
大まかに分類すると介護の担当者が自宅を訪問して行うタイプ、介護を受ける人が日帰りで施
設を利用するタイプに大きく分けられる。
居宅療養管理指導
医師や歯科医師、薬剤師、管理栄養士などが在宅で介護を受ける人の家庭を訪れ、薬の服用に
ついてのアドバイスや栄養面での指導、歯の衛生管理のために歯みがき指導や入れ歯の洗浄など、
日常の健康管理チェックを行うこと。
ケアプラン(介護サービス計画)
介護保険において要介護等と認められた要介護者に対して作成される援助計画。
「ケアプラン」
ともいう。施設サービスの場合には施設に作成が義務付けられている。
サービス見込み量上は、要支援1∼2の居宅サービス利用者に対する計画は「介護予防支援」、
要介護1∼5の居宅サービス利用者数に対する計画は「居宅介護支援」として計上している。
軽費老人ホーム
高齢者が低額な料金で入所し、日常生活をおくることを目的とする施設。
高額介護サービス費の支給
一世帯で介護保険のサービスを利用する際に支払った1割の自己負担金が一定の金額を上回る
場合、超えた金額を払い戻すこと。
コーホート法
ある年の性別・年齢別人口を基準人口として、将来人口を推計する手法。
さ
行
在宅介護
介護が必要な高齢者や障害者などが長年住み慣れた居宅や地域で安心して暮らしていくことが
できるよう、提供される介護サービス。
78
予防給付
要支援1∼2の対象者に実施される給付内容をさす。介護予防訪問介護、介護予防通所介護、
介護予防福祉用具貸与等がある。
小規模多機能型居宅介護
「通い」「訪問」「泊まり」といった要介護者の様態や希望に応じた機能を組み合わせて対応が
できる施設での介護。生活圏域を設定した市町村が整備計画にそって、市町村が指定を行う。
た
行
短期入所サービス(ショートスティ)
一般的に「ショートステイ」と呼ばれ、在宅で介護を受けている人が短期間、施設に入所する
こと。日常的に在宅介護をしている家族の都合や、リフレッシュ、またご本人の施設でのリハビ
リ目的でも利用できる。
地域支援事業
65 歳以上の方を対象に、要介護状態(要支援や要介護)にならぬよう、効果的な介護予防サー
ビスを提供すること等を内容とする。リスクを抱えた特定の高齢者や一般の高齢者に対して、市
町村は地域包括支援センターを設置し事業を進める。
内容としては
① 介護予防事業(二次予防事業・一次予防事業等)
② 包括的支援事業(介護予防ケアマネジメント・総合相談等)
③ 任意事業(給付適正化・介護家族教室等)
地域密着型サービス
要介護者等の住み慣れた地域での生活を支えるという観点から、提供されるサービス。
地域密着型サービスとしては、
① 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
② 夜間対応型訪問介護
③ 認知症対応型通所介護(介護予防)
④ 小規模多機能型居宅介護(介護予防)
⑤ 認知症対応型共同生活介護(介護予防)
⑥ 地域密着型特定施設入居者生活介護
⑦ 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
⑧ 複合サービス
79
地域包括支援センター
地域における総合的なマネジメントを担う中核機関。
3つの基本機能
① 総合的な相談窓口機能。地域の高齢者の実態把握や、虐待への対応など権利擁護を含む
② 介護予防マネジメント。
③ 包括的・継続的マネジメント。介護サービスのみならず、介護以外の様々な生活支援を含
む。
通所介護
一般的に「デイサービス」と呼ばれ、在宅で介護を受けている人が、日帰りで施設サービスを利
用すること。
行き帰りの送迎(基本単価に含まれる)、食事、入浴、レクレーションや機能訓練を受けること
もできる。
通所リハビリテーション(デイケア)
在宅で介護を受けている人が、日帰りで医療機関や介護老人保健施設を訪れ、リハビリテーシ
ョンを受けること。心身の機能に低下が見られる人が対象になる。
特定施設入居者生活介護
有料老人ホーム等の特定施設に入居している方が対象の介護保険制度によるサービス。
そこを住居とし様々な介護を受け、各施設は利用者一人ひとりに見合った特定施設サービス計
画という利用計画を立てサービスを提供する。有料老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホー
ム及び高齢者専用賃貸住宅のうち一定の居住水準等を満たすもので、サービスの提供形態につい
ても外部のサービスも利用できるものもある。
な
行
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
独立して日常生活を送ることが困難な認知症の要介護者に対して、少人数で共同生活における
援助を行うことにより、認知症の進行を緩やかにし、安定した健やかな生活を送れるように支援
するサービスのこと。こうしたサービスを提供する施設を「グループホーム」ともいう。
認知症対応型通所介護
認知症高齢者を対象に、指定された施設において、入浴や食事の提供その他の日常生活上の世
話や、機能訓練を行う。
80
日常生活圏域(生活圏域)
高齢者が住み慣れた地域で生活を持続することが出来るようにするため、市町村内にいくつか
に設定される生活圏域。
計画においては、その圏域ごとに介護予防を含む地域支援事業を展開し地域密着型サービスの
サービス量を見込む。
認知症
一度獲得した知能が、後天的に脳や身体疾患を原因として慢性的に低下をきたした状態で、社
会生活、家庭生活に影響を及ぼす状態と定義されている。以前は痴呆症と呼ばれていた。
は
行
福祉用具
主に、介護ショップや在宅サービス事業者が取り扱っている、身体の不自由な部分を補う用具
のこと。
福祉用具貸与
高齢者の身体機能の変化に対応するため、レンタルでの福祉用具指定を受けた用具が料金の1
割負担で利用できる。
訪問介護
ホームヘルパーが介護を受ける人の自宅を訪れて、日常生活のサポートをするサービス。
訪問看護
在宅で介護を受ける高齢者等に主治医の指示に基づき看護師を派遣し、病状の確認や医療処置
を行うこと。
訪問入浴介護
在宅で介護を受けている人が、自宅浴室等での入浴が困難な場合に、巡回入浴車で各家庭を訪
問し、居間等での入浴及び介助を行う。
訪問リハビリテーション
在宅で身体の機能回復のために専門的な訓練を理学療法士等に受けること。
81
特定入所者介護サービス費
施設入所の居住費・食費が利用者の自己負担となったことにともない創設された低所得者対策
のひとつ。利用者負担が過重にならないように居住費・食費の負担には上限が設定されており、
これと実際の居住費・食費との差額を補うために給付される。
や
行
有料老人ホーム
〔① 人数要件の廃止、② 提供サービスの見直し(食事の提供、入浴、排せつ若しくは食事の
介護、その他の日常生活上必要な便宜(厚生労働省令で定めるもの)のいずれかのサービス)、③
サービスを委託で行う場合、将来においてサービス提供を約する場合を対象とすることを明確化〕。
要支援・要介護度
訪問調査の結果をコンピュータで判断する一次判定と、主治医の意見書を加えて医療や福祉の
専門家が判断する二次判定の結果によって決定される要介護状態区分のこと。要支援1・要支援
2・要介護1∼5の7段階。
療養病床
主として長期にわたり療養を必要とする患者が入院するための病床。
ら
行
老研式活動能力指標
ADLの測定ではとらえられない高次の生活能力を、評価するために自記式の尺度として開発
された 13 項目の多次元尺度のこと。これらの尺度は、
「手段的自立」
「知的能動性」
「社会的役割」
の3つの活動能力を測定する。
82
小川町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画
(第5期)
平成 24 年3月発行
発
行
埼玉県小川町
編
集
小川町
〒355-0392 埼玉県比企郡小川町大字大塚 55
TEL
0493-72-1221(代表)
町ホームページ http://www.town.ogawa.saitama.jp/