研削砥石の取替え及び試運転は、特別教育を受けた人でなければ出来

 電動工具には用途により多くの機種があり、必要不可欠な工具として幅広く使用されていますが、
使用方法を間違えたり、無理な使い方をすると事故・災害につながります。今回は、特に使用頻度の
多い丸鋸と研削グラインダの注意点をまとめました。
1.丸鋸の注意点
2.研削グラインダの注意点
★研削砥石の取替え及び試運転は、特別教育を受けた人でなければ出来ません。 3.砥石の基礎知識
3.砥石の基礎知識
●最高使用周速度について●
「周速度」とは、砥石外周上の1点が1秒間に進む速さのことで、「最高使用周速度」とは、研削砥石が安全に使用できる
最高限度の周速度を言います。「最高使用周速度」は安全上絶対に守らないとならないもので、いかなる場合でもこれを
超えた速度で使用してはならないとされています。(安全衛生規則 第119条)
砥石の最高使用周速度は、それぞれの製品に記載されています。
*砥石メーカーは75㎜以上の砥石には必ず最高使用周速度の表示をしなければなりません。(研削盤等構造規格)
●周速度と回転数(回転速度)●
周速度・・・外周上の1点が1秒間に進む速さ(単位:m/s)
-1
回転数(回転速度)・・・外周上の1点が1分間に回転する回数(単位:min )
砥石の外周に点があると考え、この点が1秒間に72m進むスピードで回っている場合、その砥石の周速度は72m/sになります。
1秒間に72mの速度で回る砥石が、1分間に何回転するかは、下の式で求められます。
リンクされたイメージを表示できません。ファイルが移動または削除されたか、名前が変更された可能性があります。リンクに正しいファイル名と場所が指定されていることを確認してください。
砥石の周速度(m/s)=
回転数(min-1)×砥石の外径(mm)×3.14
60×1,000
●研削砥石の周速度●
研削砥石の周速度を時速換算した表で見てみると、周速度が常識的な速度で判断できます。
研削砥石の重大事故はこのような高速で作業をしていることを失念してしまうことによって発生する場合が多いので、
常に安全作業を心がけなければなりません。
最高使用周速度
(m/s)
レジノイド平形砥石
50
切断砥石(355 未満)
72
レジノイドオフセット砥石
72
レジノイド高速オフセット砥石
80
研削砥石
時速換算
(km/h)
180
259
259
288
●グラインダと砥石の適合確認●
砥石をグラインダに取り付ける前に、 砥石とグラインダの表示の適合を確認することが必要です。
グラインダには銘盤に回転数が表記されています。グラインダで砥石を使用する場合には、
回転数を周速度に換算した値以上の最高使用周速度の砥石を取り付ける必要があります。
○銘板の例○
○ディスクグラインダ説明書性能表示の例○
電源(V)
電流(A)
消費電力(W)
回転速度(min-1)
外径(mm)
砥石
砥石取付軸寸法
質量(kg)
単相100
7
680
3000∼11000
100
厚さ(mm)
4
穴径(mm)
種類
外径
長さ(mm)
15
A36Q
M10
15
1.55