所属 職名 総合理工学科 機械工学系 教授 氏名 濱口 和洋 (Kazuhiro

■ 所属
総合理工学科 機械工学系
■ 職名
教授
■ 氏名
濱口
和洋 (Kazuhiro Hamaguchi)
■ 研究分野
熱工学、エネルギー学、科学教育
■ 研究分野キーワード
エネルギー変換工学、伝熱、環境調和、
工業教育
■ 研究テーマ
バイオマス燃焼熱、太陽熱、廃熱など各種熱源が可能なスターリングエンジンの研究、特に本エンジンを用いた木質
バイオマス(木質ペレット)の燃焼熱による発電・給湯システム(コージェネレーションシステム)の研究を行って
いる。また、200℃程度の廃熱の利用も可能な新たなエンジンとして1ピストンスターリングエンジン、パルス管エ
ンジン、熱音響エンジンの開発研究、さらには新たな冷凍機として大気圧空気を冷媒に用いたパルス管冷凍機の性能
向上策を検討している。
■ 文献
□小型パルス管冷凍機の蓄冷器出入口形状が冷凍性能に及ぼす影響
日本機械学会論文集(B編) (奥山昂,平塚善勝,濱口和洋),78/794(2012)(学術雑誌),pp128-139.
□パルス管エンジンにおける仕事流束密度測定
低温工学(吉田隆昌,矢崎太一,濱口和洋,琵琶哲志),47/1(2012)(学術雑誌),pp52-57.
□Effctive Machine Design Education
(T.Yoshida, K.Hamaguchi, Y.Nakao,S.Takahashi and S.Itaya), Proc. 2nd ICDES (International Conference on
Design Engineering and Science),(2010),Japan, pp.92-97.
□Work flux density measurements in a pulse tube engine
(T.Yoshida, T.Yazaki, H.Futagi, K.Hamaguchi and T.Biwa), American Institute of Physics Applied Physics
Letters 95/044101(2009),(学術雑誌).
□Basic Characteristics of a Single Piston Type Stirling Engine
(K.Hamaguchi, H.Futagi, S.Okamoto and T.Saito), Proc. 14th ISEC(International Stirling Engine
Conference),(2009), Netherlands, CD-ROM Paper, No.27.
□Measurement of Work Generation and Improvement in Performance of a Pulse Tube Engine
Journal of Power and Energy Systems, JSME (K.Hamaguchi, H.Futagi, T.Yazaki and Y.Hiratsuka) (2008), (学
術雑誌) 10.1299/jpes.2.1267.
□Development of Wood Pellet Fired Stirling Co-Generation Systems
(K.Hamaguchi, T.Saito and S.Yokokura), Proc. International Stirling Forum 2008, CD-ROM Paper(Germany).
□3-D CAD/CAEを用いた機械設計教育
日本機械学会論文集(C編) (中尾洋一、濱口和洋、常廣陸乃助、板谷慎一郎) 73/725(2007)(学術雑誌)pp491-497.
□Effect of Regenerator Entrance Shape on Performance of Stirling-type Pulse Tube Cryocooler
(Y.Hiratsuka, K.Hamaguchi and A.Nemoto), Proc. 13th ISEC(International Stirling Engine Conference),
(2007), Japan, pp.154-159.
□再生器の均一流れに及ぼす出入口形状の影響
日本機械学会論文集(B編) (濱口和洋、古川育聖、山下巌) 72/714(2006) (学術雑誌),pp491-497.
□The Possibility of Stirling Co-Generation Systems Using Wood Pellet Stove
(K.Hamaguchi and A.Tanzawa), Proc. International Stirling Forum 2006, CD-ROM Paper(2006), Germany.
□Basic Characteristics of Pulse Tube Engine
(K.Hamaguchi, Y.Ushijima and Y.Hiratsuka), Proc. 12th ISEC(12th International Stirling Engine
Conference), (2005), Durham Univ., UK, pp275-284.
□Education for Mechanical Design Using Model Stirling Engine
(K.Hamaguchi, S.Itaya, Y.Nakao and R.Tsunehiro), Proc. 1st ICDES(The 1st International Conference on
Design Engineering and Science), (2005), Austria, pp381-385.
□金網積層体の圧力損失及び伝熱性能に及ぼす積層方法の影響
日本機械学会論文集(B編) (濱口和洋、真柄洋平、山下巌) 70/697(2004) (学術雑誌),pp2425-2432.
□Performanve Characteristics of an Atmospheric Pulse Tube Refrigerator with Inertance Tube
(K.Hamaguchi, Y. Hiratsuka and T.Hoshino),Proc. 2nd IECEC(The 2nd International Energy Conversion
Engineering Conference), CD-ROM Paper No. AIAA-2004-5633(2004), USA.
□ポンポン船推進源の動作原理
応用物理教育 (濱口和洋、北本和、小林豊、山下巌) 27/1(2003) (学術雑誌),pp53-56.
■ 解説・総説
□『スターリングエンジンの開発と用途事例』,機械の研究(濱口和洋),64/2(2012.2),pp111-119,養賢堂.
□『スターリングエンジンの開発例と応用システム』,日本設計工学会誌(濱口和洋)46/11(2011.11),pp36-42.
□『スターリングエンジンの現状と動向』,LEMA(濱口和洋)502(2011.1),pp27-33,日本陸用内燃機関協会.
□『スターリングエンジンを用いた太陽熱発電の動向』,日本太陽エネルギー学会誌(濱口和洋)36/3(2010.5),pp2530.
□『スターリングエンジンを用いた木質ペレット燃焼発電給湯システム』,クリーンエネルギー(濱口和
洋)18/5(2009.5),pp.16-23, 日本工業出版.
□『地球環境に優しいスターリングエンジンの現状と用途事例』,ソーラーシステム(濱口和洋)114(2008.12),pp4953,ソーラーシステム研究所.
□『地球温暖化防止のための分散型発電の本命,スターリングエンジン』,潤滑経済(濱口和洋)515(2008.8),pp24-28,
潤滑通信社.
□『3次元CAD/CAEシステムを用いた機械設計教育事例』,日本設計工学会誌(濱口和洋, 中尾洋
一)42/12(2007.12),pp8-13.
□『欧米における商品化動向,わが国勢は巻き返せるか?』,月刊エネルギー(濱口和洋)39/7(2006.7),pp55-58,66,
日本工業新聞社.
□『スターリングエンジン商品化の動向』,エンジンテクノロジー(濱口和洋)8/1(2006.2),pp84-88,山海堂.
■ 著書
□濱口和洋・平田宏一・戸田富士夫・岩本昭一監修. 模型づくりで学ぶスターリングエンジン. オーム社, 2009.4,
166p
□山下 巌・濱口和洋・香川 澄・平田宏一・百瀬 豊. スターリングエンジンの設計. パワー社, 2009, 314p
□大塚泰一郎・石崎嘉宏 監修・濱口和洋他11名. 低温の生成と応用超伝導. 湘南技術センター, 2004,
□齋藤孝基・濱口和洋・平田宏一. はじめて学ぶ熱力学. オーム社, 2002.3
■ 招待講演
□『スターリングエンジンの開発動向と用途事例』,神奈川大学工学部機械工学科講演会(2012.12.11)にて講演.
□『スターリングエンジンの基礎技術と新応用事例』,新社会システム総合研究所主催のセミナー「未利用熱回収シ
ステム実用化のインパクト」(2012.12.7)にて講演.
□『スターリングエンジンの動作原理と新エネルギーシステムへの応用事例、課題・展望』,情報機構主催のセミ
ナー(2012.11.22)にて講演.
□『小型スターリングエンジン搭載木質ペレットストーブ発電システムの開発』,日本スターリングエンジン普及協
会主催第6回スターリングエンジン講演会「スターリングエンジン事業開拓の現場報告」(2012.10.30)にて講演.
□『スターリングエンジンの開発事例と用途展開』,サイエンス&テクノロジー主催セミナー「スターリングエンジ
ン技術動向」(2011.9.16)にて講演.
□『スターリングエンジンの応用システムと最新動向』,技術情報センター主催セミナー「スターリングエンジンの
開発動向と応用展開・適用例」(2011.6.10)にて講演.
□『スターリングエンジンを用いた太陽熱発電システムの開発事例』,東京メガセミナー主催セミナー「集光型太陽
熱発電システムの設計・製造と具体的戦略」(2011.2.2)にて講演.
□『スターリングエンジンを用いた太陽熱発電技術の開発動向と展望』,技術情報センター主催セミナー「太陽熱発
電/太陽熱複合発電に関する国内外の市場・技術開発の動向と展望」(2010.5.21)にて講演.
□『スターリングエンジンを用いた太陽熱発電の動向』,日本太陽エネルギー学会/太陽熱部会第1回セミナー「太
陽熱利用の将来を考える」(2010.2.26)にて講演.
□『スターリングエンジンの開発動向とその用途事例』,日本機械学会スターリングサイクルシンポジウム
(2009.11.6)にて講演.
□『バイオマススターリングエンジンの現状と明星大学の開発研究』,日本スターリングエンジン普及協会主催第2
回スターリングエンジン講演会「いよいよ動き出すスターリングエンジンビジネスの開発研究」(2008.10.28)にて講
演.
□『機械系学生のための3D CADを用いた設計教育事例』,日本CATIAフォーラム(2008JCF)(2008.6.10)にて講演.
□『3D CAD/CAEシステムを用いた機械設計教育事例』,日本CATIAフォーラム(2007JCF)(2007.5.23)にて講演.
□ "The Application Development and the Problem of Stirling Engines in Japan",
13th International Stirling Engine ConferenceのPanel Discussion "ECO (Ecology) Now with Stirling
Technologies" (2007.9.26)にて講演.
■ 主な研究設備等
□木質ペレット燃焼スターリングエンジン発電・給湯システム
□77Kパルス管冷凍機/大気圧空気を用いたパルス管クーラ
□熱音響エンジン
□パルス管エンジン
□1ピストンスターリングエンジン