ボイラ設備一式仕様書 1.品目及び数量 (1) 簡易貫流蒸気ボイラ 2台 (2) 感震器 2個 (3)スチームヘッダ 1式 (4)全自動水質監視装置 1台 (5)薬注装置 2台 (6)全自動軟水装置 1台 (7)分電盤 1式 (8)ドレン回収タンク 1台 (9)排気筒 2台 2.納入条件等 (1)機器の搬入、据付および調整等にかかる経費は落札者の負担とする。 (2)機器の搬入、据付をする際には、建物・設備等に損害を与えないよう必要な処置を すること。 (3)納入後 1 年以内の故障(故意または重過失によるものを除く)が発生した場合は落 札者が無償で修理すること。 (4)保証期間満了後においても、故障等が発生した場合には直ちに対処できる体制とす ること。 (5)機器の取り扱いや操作の方法について十分な説明・指導を行うこと。 (6)消防検査への立会い、所管官庁等への手続きを行うこと。 (6)機器は本仕様書に示した機能がすべて発揮されるように施工し、本仕様書に記載さ れていない場合でも、技術上または当然必要と思われる事項については落札者の負 担において施工すること。 3.機器仕様等 (1)簡易貫流蒸気ボイラ(参考製品 三浦工業【SU-500VS】 ) ①取扱い資格が不要な簡易ボイラ構造規格であること。 ②ボイラ設計効率は 97%以上であること。 ③運転・停止共にワンタッチ操作で運用できること。 ④機器稼働中及び稼動前後のブロー操作は不要であること。 ⑤2 台個別に通信機能を搭載、電話回線は不要でのオンラインメンテナンスが可能 であること。 ⑥機器低燃焼時は 25%燃焼が可能であること。 ⑦使用燃料は都市ガス(13A)。 (2)感震器(参考製品 三浦工業【CJS-C117T】 ) ①震度 5 以上を感知できること。 (3)スチームヘッダ(参考製品 三浦工業【SH-2】 ) ①最高使用圧力 0.98Mpa、本体材質 SGP、胴径 150A であること。 ②取出口径は、50A×2 ヶ、40A×3 ヶ、10A×1 ヶとする。 ③保温はロックウール 25mm 亜鉛メッキ鋼板(シルバー)仕上げとする。 ④取出口の各バルブ及び、ドレン排水トラップ等を付属すること。 (4) 全自動水質監視装置(参考製品 三浦工業【CMU-324H】 ) ①軟水装置二次側の給水硬度を測定できること。 ②測定範囲は 0~2mg/L とし、測定値は液晶表示とすること。 ③ボイラの稼動と連携した硬度測定とオンライン通信ができること。 ④試薬はカートリッジ式であり、ワンタッチ交換できるものとする。 (5)薬注装置 ①タンク容量は 30L であること。 ②電源はボイラより供給、ボイラ給水量に対して薬液投入できること。 (6)全自動軟水装置(参考製品 三浦工業【MS-22F】 ) ①樹脂量は 22L、使用電源は AC100~200V 単相とすること。 ②マイコン制御搭載の機器であること。 ③塩水タンクの最大塩貯蔵量は 30kg 未満であること。 (7)分電盤 ①上記(1)~(6)のボイラ設備を考慮した分電盤とすること。 ②分電盤内には各機器専用に漏電遮断器(ELB)を設置すること。 (8)ドレン回収タンク(参考製品 三浦工業【DH-170L】 ) ①開放回収式のタンクであること。 ②ドレン回収能力は 1,000L/h 以上、ポンプ不要のタンクであること。 (9) 排気筒(参考製品 三浦工業 250φ フランジ式) ①板圧 3mm 以上の 250φステンレス製且つ、フランジ式のものであること。 ②ボイラ 2 台より個別排気できること。 4.工事仕様等 (1)蒸気配管工事 ①配管材質は SGP 黒を使用すること。 ②ボイラからの蒸気口径は集合管 50Aとし、新規蒸気ヘッダーに接続させること。 ③ボイラ出口から集合缶 50A までの間に逆止弁(スイング式)を設置すること。 (2)給水配管工事 ①配管材質は SGP 白、ドレン回収タンクからボイラ間は口径 32A の主管とする こと。 ②ボイラ室内原水バルブから、軟水装置~ドレン回収タンク~ボイラ 2 基までの施 工とすること。 ③主管から各ボイラへ 25A で分岐取出し、バルブ・ストレーナを取付後、ボイラ 接続とすること。 (3)ブロー配管工事 ①配管材料は SGP 白、ボイラ 2 基を集合させ 25A で排水箇所(屋外開放)まで 施工すること。 (4)安全弁配管工事 ①配管材質は SGP 白、配管口径 40A にて屋外へ個別放出(立上げ施工)とする こと。 (5)排気筒工事 ①屋外への立上げ施工、屋外でのドレン抜きの施工を含むこと。 (6)ボイラ室保温工事 ①使用材料はグラスウールとし、網巻き仕上とすること。 ②施工範囲はボイラ出口からヘッダーまでの直配管および曲配管及び給水配管と すること。 ③ドレン回収タンクについても網巻き仕上とすること。 (7)電源配線工事 ①新規動力盤~各ボイラ動力、軟水装置、全自動水質監視装置、ボイラ~薬注装置、 全て CV ケーブルにて施工すること。 (8)制御配線工事 ①ボイラ~全自動水質監視装置まで施工すること。 5.その他 参考製品以外の物品にて見積もりを行う場合は同等品確認書(任意様式。カタログ等 の性能の比較ができる資料の添付要)にて事前に確認をすること。
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