東本郷地区社会福祉協議会の総会を開催 26年度活動方針が決まる

東本郷地区
第77号
平成26年7月
http://homepage2.nifty.com/higahonsyakyou/
社会福祉協議会発行
東本郷地区社会福祉協議会の総会を開催
26年度活動方針が決まる
さる5月18日(日)東本郷小学校コミュニティハ
ウスにて総会を開催し全ての案件は承認され、新年度
の方針が決まりました。以下その概要を報告します。
§ 25年度活動の経過
○ 財政基盤の確立…福祉活動の根幹である財政基
盤の確保について自治会や住民の皆さんのご協
力を頂き例年以上の賛助会費や分担金のご協力
を頂きましてありがとうございました。
○ ボランティアセンターの運営…東本郷ケアプラ
ザ内で月曜日~金曜日の午前中、1 名の常駐者を
配置して送迎や家事支援、プチボラ等の受付、福
祉相談等を行ってきました。
○ ささえ愛の会の活動…病院等への移送サービス
はポイント制を取り入れて、無料で実施し、利用
件数は506件(対前年102%)でした。また、
家事支援等は73件(182%)でした。
○ 広報活動…全世帯配布の社協ニュース年間 4 回の
発行、ひがほん郷(ふるさと)まつりの内容、実
施結果等PRを行う。ホームページではトップペ
ージは月次予定を先に、実施結果を後に記載変更
しました。又新たにふるさとカルタを掲載しまし
た。
○ 地域組織との連携事業への参加「みどりのわささ
え愛プラン」の具体的実施事業として、連合自治
会、その他関連団体と共同で連携し「ひがほん郷
(ふるさと)まつり」の計画、実施に参画しまし
た。
○ リハビリ教室「なすびの花の会」は毎月 1 回、中
途障がい者の方が社会復帰のためのリハビリ活
動を実施しています。スポーツレク作業療法、近
郊バスハイク等また、小・中学生との交流会等を
実施し、地域とのふれあいを大切に活動しました。
○ ミニディサービス「すみれの会」は、毎月 1 回、
介護予防型高齢者の社会参加と介護に携わる家庭
への一助として、ミニディサービスを実施してい
ます。お食事会や季節に沿ったお花見、盆踊り、
運動会、X マス会等季節に沿った行事及び福澤保
育園園児との交
流も行いました。
○ 配食サービスは2拠点で毎週金曜日に行ってい
ます。虚弱高齢者、高齢世帯等で食事作りの困難
な方、約35~40名に対して見守りと、健康状
態の把握も兼ねて2グループと3グループに分
かれて配っています。又活動をより良いものにす
るため夏休み中には東鴨居中学校の生徒さんの
参加を得て異世代交流も行っています。
○ 子育てサロン「キッズオアシスひがぽん2」は月
2回、東本郷小学校コミハウスで実施しています。
未就学児童が対象で遊具、玩具等での遊びと見守
りを行いました。年間の利用者は延べ410名
(対前年91%)でした。
○ その他
① 民生・児童委員による高齢者・障がい者(児)の
見守り及び横浜市のモデル事業として㊓日本メン
テナンス協会による家具転倒防止対策を40件実
施してもらいました。各自治会単位の4つのお食
事会の開催等の他、助成対象外の多くのボランテ
ィアグループも活発に活動しております。
② ひがほん郷まつりへは車椅子ごと乗れる福祉車両
の展示、車椅子体験、体力測定、ボランティア活
動のパネル展示等の参加をしました。
③ 防災グッズの「おたすけマン」を日付製品(飲料水,
飴→氷砂糖に変更)を交換、新規に30名の対象者
増含め206名に配布しました。
④ラジオ体操の普及促進に取り組みも6ヵ所で行わ
れ地域の絆を強めるとともに健康維持向上として
定着しました。
⑤「プチボラ」
(プチボランティアの略でちょっとし
たボランティア)活用制度の運用が2年目を迎え、
今年度は14件(昨年6件)の活用が図られました。
§ 25年度決算
25年度は助成金や賛助会費に対する皆様のご協力に
より、まずまずの決算になりました。皆様のご支援ご
協力に感謝いたします。
<収入>
○ 前年よりの繰越金
92万円
○ 賛助会費
139万円
○ 自治会分担金
15万円
○ 市・区の助成金
78万円
○ 寄付
1万円
収入総計
325万円
<支出>
○ ボランティア団体への助成金等
107万円
○ 一般事業費
70万円
○ 車両維持費
26万円
○ 事務関係費他諸費
32万円
○ 積立金
10万円
○ 繰越金
80万円
支出総計
325万円
§26年度事業計画
◆趣旨
東本郷地区は平成25年9月末の人口は 13,119 人、
6
5歳以上の高齢者は 3,344 人、高齢化率は 25.49%(緑
区 20.71%、横浜市 20.0%)で区や市の平均より高齢
化が一段と進んでいます。このような状況の中、誰も
が安心・安全そして楽しく快適に暮らせる福祉の町づ
くりに向けて、ボランティア活動を一層推進し、地域
の方々から喜ばれ、住みよい東本郷といわれるように
取り組んでいく事とします。
活動方針
◆ボランティア活動の推進
現在進められている各種ボランティア団体の、活動の
維持・継続と、更に新しい団体・グループについても
活動内容を把握し、一層福祉の輪が広がるように、援
助・助成についての検討を行なっていきます。
◆財政基盤の強化
福祉活動の根幹をなすものは資金であり、本年度も賛
助会費、自治会分担金等について,各自治会の協力を
得て実施していきます。尚、市や区社協への活動資金
についての助成申請等も行っていきます。
◆送迎事業
送迎事業は当社協の目玉的事業でもあり、利用者の方
から喜ばれていることから、活動を継続・実施してい
きます。
◆ボランティアの募集
現在、活躍していただいているボランティアさんは
200名(延べ310名)ですが高齢化が進んでいま
す。従って機会あるごとに、会員による口コミ、また
社協ニュースやホームページ等で募集記事掲載を行っ
ていく事とします。
◆ホームページの充実
連合自治会との連携を密にして単一自治会の行事等も
掲載して、東本郷地区のあらゆる情報の早期伝達を図
るように取り組み、毎月、月始めに更新をおこなって
いきます。
◆みどりのわささえ愛プラン(福祉保健計画)への積
極参加
第二期地区別計画の実現に向けて積極的に取り組んで
行くとともに、23年度より実施されているひがほん
郷(ふるさと)まつりに積極的に参画していきます。
ラジオ体操の普及推進をさらに進めていきます。
◆その他
・
「プチボラ」制度を更に PR し活用されるよう推進を
していきます。
・新規事業立上げ助成金を活用し災害時の安否確認方
法を検討し実施につなげていきたい。
§26年度予算
<収入>
○ 前年よりの繰越
○ 賛助会費
○ 自治会分担金
○ 市・区・自治会等の助成
収入総計
<支出>
○
ボランティア団体への助成金等
○
○
○
○
○
一般事業費
車両維持費等
事務関係費他諸費
予備費
積立金
支出総計
80万円
120万円
14万円
80万円
294万円
103万円
74万円
20万円
35万円
52万円
10万円
294万円
§役員改選(26年度)
今年度は役員非改選期に当たり、各組織の役員
交代等による代表の交代のみ承認を得ることに
なり、11名が変更となり信任されました。
新シリーズ
自治会紹介
東本郷第一団地むつみ自治会紹介
第一団地むつみ自治会会長 下山 喜久江
当団地
(県住宅供給公社)
は第1期昭和 42 年 70 世帯、
第2期同 43 年 122 世帯、第3期同 44 年 88 世帯が入居
し(計 280 世帯)もうすぐ半世紀になります。それを物
語るのは敷地内に植えられた樹木の成長ぶりです(桜、
金木犀、ハナミズキ、梅等30種余り)
。
当時、周辺は緑繁る山や田んぼや畑が多く、夏でも夕
方になれば涼風が感じられました。しかし道路は舗装さ
れておらず道巾も狭く、商店や病院等は少なく、近くを
流れる一級河川といわれる鶴見川も生活廃水や工場廃水
などで汚れた状態が続きました。その後流域の排水処理
施設なども整備され現在のような清流になりました。団
地の直ぐ横を走っている横浜線は単線でしたが昭和53
年頃から複線化が進み新型車両が投入されるようになり
ました。附近の道路網の整備も進み大型スーパーも出来
大変便利な環境になりました。
自治会は各竣工期毎に存在しました、その後合同の第
一団地自治会として「第一団地むつみ自治会」と改称
現在に至っています。
当初入居時の子供の人数は30人位
(鴨居小)
でした。
その後、人数は年々増え続けピーク時には200人位に
なりました。昭和51年に東本郷小学校が開校した頃に
は、学校までの坂道を子供達の長い列が続きました。少
年野球チームも健闘し区大会で見事優勝したこともあり
ます。地域での健民祭(体育祭)での成績は素晴らしい
ものでした。
団地内は年々整備・補修・改善が進められ、自治会は
集合住宅による縦長屋式の良さを充分に活用し、住民親
睦の夏祭り、高齢者数の増加に対応するための低階層へ
の住み替え、孤立化対策等を管理会社と提携し対処して
います。
諸般の状況も生活環境も多様化してきており、他地域
住民との連携も配慮しながら、より住み易い居住場所と
なるように努力して参ります。
元気へ虹を架ける人々
故郷のある日鋼
日鋼自治会 渡部 達雄
「サラリーマン」生活 40 年余、戦後の荒廃から成長への
発展過程と共に〝働いて働いて〟きた人生、振り返ればさ
まざまな多くの体験を消化し〝今〟がある。
「忘れられない思い出」サラリーマン生活の大半が労働問
題に従事することが多かった。中でも〝さまざまな紛争か
ら会社解散〟に追い込まれた直系の商事会社での戦いは、
当時の総評傘下で急進的な階級闘争を目指す労組であり、
、
暴力行為による紛争が日常茶飯事で、想像を超えるものが
あった。こうした背景の中で〝会社を潰せ〟との方針のも
とに転勤命令を受けたのである。〝生きては帰れない〟と
の恐怖と苦悩の数年間に及ぶ戦いは、今でも戦慄を禁じ得
ない。今日の少子高齢化の進行は、外国人労働者の受け入
れを、
避けて通れない時代の到来が十分予測されるだけに、
体験した激しい闘争に崩壊するような時代が来ないことを
心から祈るのみである。一方こうしたサラリーマン生活の
背景に語らずにいられることは、
家庭生活を一切妻に任せ、
家庭を犠牲にしてきたと云っても過言ではない。
「定年後の生活」
やがて定年を迎えこれからどう生きるか、
誰しも考えることだが、悩んだ。〝妻を大切に〟と思い家
事の手伝いから始めようとしたが、家事一切をやらずに来
た為、改めて教えを乞うも覚える気がなく、これまでと何
ら変わることのない平凡な生活が続いた。偶々知人の推薦
により、自治会、老人会の役員を引き受けることとなり、
この間人々との輪、趣味、生きがいを求め,さまざまなク
ラブ 13 部を立ち上げ妻と共に参加、
埋没した生活となった。
「人生何が起こるか解らない」こうした平凡ながらも幸せ
な日々の生活が続いた。ある日のこと、妻から携帯電話で
〝買い物も終わったので今からバスに乗って帰ります〟と
の連絡。
約 10 数分後玄関のブザーが鳴り通行人から〝お宅
の前の道路に人が倒れていますよ〟との知らせに出てみる
と妻が倒れているではないか、その時の驚きは言葉には表
せない。救急車の手配そして病院へ、脳梗塞との診断。こ
れまでの生活は一変した。
「元気へ虹を架ける人々」あれから 2 年余一向に改善の兆
しなく日々切なく、苦しくこもりがちの生活が続く中で、
人々の多くの励ましや厚い情けに出会った。〝散歩に行こ
う〞蕗の薹取りに行こう〟〝おはぎを作ったから〟〝赤飯
を炊いたから〟〝煮もの作ったから〟〝畑で採れたから〟
〝田舎から送ってきたから〟また、ラジオ体操後遠回りな
のに話かけながら家まで送ってくれる人、元気へ虹を架け
られた思いで、大きな心の支えとなった。日鋼には万が一
には支えてくれる人々多いことを改めて知る。〝故郷のあ
る日鋼〟心からの感謝あるのみである。
§東本郷地区社協の賛助会費募金結果
東名高速道路を使って静岡県に入り駿河湾沼津サービ
本年も多大なご協力ありがとうございました。
スエリアで昼食をとりました。天候は良かったのですが、
平成 26 年度募金結果は以下のとおりです。
富士山は雲に隠れて昨年同様顔を見せてくれませんで
賛助金額(円)
東本郷自治会
398,085
ばらの会自治会
384,000
三 菱 自 治 会
230,700
日 鋼 自 治 会
117,900
高齢者や中学生、約140名参加の下、校庭ではグ
第一むつみ自治会
59,960
ランドゴルフ、ラダーゲッター。体育館では健康チ
第一みどり自治会
57,600
ェックとペタンク輪投げ等で楽しまれました。
第二団地自治会
34,500
又、民児協と女子中学生による炊き出し、おにぎり
第三団地自治会
41,800
作りをしてもらいました。
スタンレーヒルズ自治会
12,000
計
1,336,545
§東本郷地区の動き
○4 月5日(土)東本郷公園祭り
東本郷公園愛護会による公園まつりが行なわれまし
た。当日は晴れたり曇ったり、一寸雨がぱらついたりし
ましたが、桜の下で多くの地域の皆さんが、飲んだり食
べたりしながら、まつりを楽しんでおられました。
○4 月7日(月)小・中学校の入学式
午前は東本郷小学校、午後は東鴨居中学校と城郷中
学校の入学式が行われました。東本郷小学校では1
26名のピカピカの一年生が誕生しました。
○4月17日(木)一人暮らしの方のバス旅行
参加者122名が大型バス 3 台で、春の一日を楽し
まれました。行先は千葉市美浜区にある三陽メディ
ヤフラワーミュージアムや袖ケ浦市にある東京ドイ
ツ村。昼食は長柄町にある翆州亭(元スイス大使館)
での美味しい昼食でした。
○4月25日(金)連合老人クラブのバス旅行
51名が参加され、沼田城址公園の御殿桜鑑賞と新
種のやよい姫イチゴ狩りが行われました。御殿桜は
若干時期が過ぎて散り掛けていましたが遅い桜を楽
しまれました。又イチゴ狩りでは皆さんお腹一杯に
イチゴを食べて楽しい一日を過ごされました。
○5月2日(金)なすびの花の会バスハイク
「なすびの花の会」のバスハイクは、福祉バスにて
編
集
後
記
した。
自治会名
○5月18日(日)東本郷地区社会福祉協議会総会
*細部は1~2ページに掲載
○5月25日(日)さわやかスポーツの集い
○5月31日(土)そよ風ウォーキング
町ぐるみ健康づくり教室のそよ風ウォーキングは約
60名が参加され、保健活動推進委員の主導の下、
出発前に血圧測定や準備体操をしてウォーキングに
入りました。コースは東耕地遺跡(みどり養護学
校)
・庚申塔・本郷神社等、東本郷地区の歴史的な個
所を説明を聞きながら見学し、その後、鶴見川沿い
の散策でした。
○6月7日(土)スポーツレク大会
東本郷小学校にて小学生を対象としたスポーツレク
が開催されました。あいにく雨でしたが、小学生約
100名の参加があり、中学生の手伝いやスポーツ
推進委員や青少年指導員等総勢では150名の参加
者でした。体育館でドッチビー、キンボール、スト
ラックアウト、ラダー等で楽しんでいました。
○6月21日(土)東鴨居中学校生のクリーン作戦
○6月24日(火)みどりのわささえ愛プラン第二期
計画地区別計画推進委員会26年度第1回会議
○6月27日(金)東本郷小学校ふれあいタイム
§東本郷地区の今後の予定
○7月18日(金)~19日(土)第一団地夏祭り
○7月19日(土)スタンレーヒルズ夏祭り
○7月20日(日)日鋼こども神輿まつり
○東本郷連合夏祭り…本年は中止になりました。
○8月1日(金)~2日(土)東本郷納涼盆踊り大会
○8 月23日(土)ディキャンプ
最近特に時の経つのが早く感じます。1 日、1 月、1 年があっとゆう間に過ぎていく。時は時速なりと
いうことが言われ 20 歳が時速20㎞とすると60歳では60kmくらいに感じ 3 倍の速さに感じるら
しい。年齢に沿った時間が早く感じられるということで、小生はもうすぐ後期高齢者となる年齢なので
時速75kmと時間が特別早やく感じられるのではないか。それ故一日一日を大切に過ごしていかなけ
ればならないと思う。
残された時間はそう長くはないので自分にできることで世の為、人の為、自分の為になんでも積極的
に取り組んで悔いのない人生を過ごしたいと思うこの頃です。
記 明田邦彦