Omron NJ Ethernet Driver

Omron NJ Ethernet Driver
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Omron NJ Ethernet Driver
2
目次
Omron NJ Ethernet Driver
1
目次
2
Omron NJ Ethernet Driver
3
概要
3
設定
4
通 信 のルーティングとタイミング
4
接続パスの指定
4
ルーティングの例
5
ド ライバーデバイスのプロパティ
7
デバイスのプロパティ - 一般
8
デバイスのプロパティ - 自動格下げ
8
デバイスのプロパティ - 通信パラメータ
9
デバイスのプロパティ - オプション
10
通信の最適化
12
アプリケーションの最 適 化
12
パフォーマンス統 計 とチューニング
13
データ型の説明
14
アド レスの説明
15
アド レスのフォーマット
16
タグの有 効 範 囲
18
定 義 済 みの用 語 タグ
18
タグ階 層
18
エラーコード
20
カプセル化 エラーコード
20
CIP エラーコード
20
0x01 拡張エラーコード
21
0x0C 拡張エラーコード
23
0x1F 拡張エラーコード
23
0x20 拡張エラーコード
24
用語集
25
索引
26
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Omron NJ Ethernet Driver
3
Omron NJ Ethernet Driver
ヘルプバージョン 1.031
目次
概要
Omron NJ Ethernet Driver とは
デバイスの設定
このドライバーを使 用 するためにデバイスを構 成 する方 法
通信の最適化
このドライバーのパフォーマンスとシステム通 信 を強 化 する方 法
データ型の説明
このドライバーでサポート されるデータ型
アド レスの説明
オムロン NJ イーサネット デバイスでデータ位 置 のアドレスを指 定 する方 法
自動タグデータベース生成
デバイス固 有 のデータに対 応 するタグのリスト をサーバー内 に自 動 的 に生 成 する方 法
イベント ログメッセージ
Omron NJ Ethernet Driver で生 成 されるメッセージ
エラーコード
オムロン NJ イーサネット のエラーコード
用語集
Omron NJ Ethernet Driver の用 語 に関 する基 本 情 報
概要
Omron NJ Ethernet Driver はオムロン NJ イーサネット コント ローラが HMI、SCADA、Historian、MES、ERP や多 数 のカスタムアプリ
ケーションを含 むクライアント アプリケーションに接 続 するための信 頼 性 の高 い手 段 を提 供 します。
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4
設定
サポート されるコント ローラ
オムロン NJ 301
オムロン NJ 501
通 信 プロト コル
TCP/IP を使 用 したイーサネット /IP (CIP over Ethernet)。
サポート されているチャネルの最 大 数 は 256 です。サポート されているデバイスの最 大 数 は 1 チャネルにつき 1024 です。
チャネルのプロパティ
デバイスのプロパティ
通 信 のルーティングとタイミング
ルーティングはローカル NJ Ethernet/IP ユニット を介 してリモート NJ CPU と通 信 するための手 段 を提 供 します。ルーティングの詳 細 につ
いては、オムロンの NJ シリーズ CPU ユニット 内 蔵 Ethernet/IP ポート ユーザーズマニュアル W506 の第 8 章 を参 照 してください。このマ
ニュアルでは主 にNJ から NJ への通 信 について説 明 していますが、ドライバーがリモート NJ CPU と通 信 する場 合 にもこれと同 じ概 念 が
当 てはまります。
ルーティングのタイミング
リモート CPU との通 信 が失 われた場 合 、ドライバーは以 下 を実 行 する際 に、デバイスのタイミング設 定 とは異 なる要 求 タイムアウト プロ
パティを使 用 します。
l
識 別 情 報 の要 求 : リモート CPU のモデルとファームウェアのバージョンを特 定 するための非 接 続 メッセージ。
l
フォワード オープンの要 求 : リモート CPU との高 度 な CIP 接 続 を確 立 するための非 接 続 メッセージ。
これらの状 況 では、ローカルデバイスは CIP エラー 0x01 拡 張 エラー 0x204 を返 します。このエラーは "非 接 続 要 求 タイムアウト " として定
義 されており、リモート CPU に到 達 できなかったことを示 します。これらの要 求 は、通 常 、読 み取 りまたは書 き込 み要 求 のタイムアウト
後 に接 続 がクローズした後 で発 生 します。この場 合 、デバイスは読 み取 りまたは書 き込 み要 求 タイムアウト の直 後 にエラー状 態 になる
ことがありますが、非 接 続 要 求 のタイムアウト が発 生 するのを待 つため、タグはその後 になって失 敗 します。ドライバーは完 全 な "非 接
続 要 求 タイムアウト " を待 ちますが、ローカルデバイスがそれより前 にこのエラーを返 す可 能 性 があります。
このカスタムタイムアウト はルーティングパス内 のセグメント の数 に基 づきます。1 つの要 求 につき 1 回 だけ試 みられます。詳 細 について
は、以 下 の表 を参 照 してください。
セグメント 数
要求タイムアウト (秒)
例
1
15
10.10.110.2\1\0
2
20
10.10.110.2\1\#10\2\172.16.1.3
3
25
10.10.110.2\1\#10\2\172.16.1.3\1\0
4
30
10.10.110.2\1\#10\2\192.168.1.3\1\0\2\172.16.1.4
5
35
10.10.110.2\1\#10\2\192.168.1.3\1\0\2\172.16.1.4\1\0
注 記 : ドライバーは読 み取 り、書 き込 み、自 動 タグ生 成 操 作 を実 行 する際 に、リモート CPU へのルーティング接 続 かローカル CPU
への直 接 接 続 かにかかわらず、デバイスのタイミング設 定 を必 ず使 用 します。
詳 細 については、デバイスのプロパティ - タイミングを参 照 してください。
接 続 パスの指 定
CIP 接 続 パス (より一 般 的 にはルーティングパスと呼 ばれる) はデバイス ID で指 定 します。通 信 は PC 上 の Omron NJ Ethernet Driver
からローカル NJ CPU または Ethernet/IP ユニット に向 けて発 信 されます。このローカルユニット においては、デバイス ID によって、このユ
ニット から出 てバックプレーン上 に達 するまでの経 路 が指 定 されます。この後 、ルーティングパスに従 って、メッセージが目 的 のリモート
NJ CPU ユニット まで送 信 されます。
ルーティングパス自 体 は一 連 のポート /リンクアドレスのペアであり、これはオムロンの NJ シリーズ CPU ユニット 内 蔵 Ethernet/IP ポート
ユーザーズマニュアル W506 の第 8 章 で説 明 しているルーティングパスと同 じです。このドキュメント では、"ネット ワークタイプ番 号 " は
ポート と同 義 であり、"リモート アドレス" はリンクアドレスと同 義 です。ルーティングパス内 で、ポート とリンクアドレスはバックスラッシュによっ
て区 切 られています (スペースは不 要 )。
注 記 : 宛 先 がローカル NJ CPU ユニット の場 合 にはルーティングパスは必 要 ありません。デバイス ID にはローカル CPU ユニット の IP ア
ドレスだけが含 まれている必 要 があります。
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フォー
マット
範囲
10 進
16 進
0-65535
#0000-#FFFF
ポート からの宛 先 を指 定 します。
10 進
バックプレーン (BP) ポート : 宛 先 ユニット のユニット アドレス
Ethernet/IP (EIP) ポート : リモート CPU または Ethernet/IP
(EIP) ユニット の IP アドレス
16 進
ユニット : 0-255
IP: 数 字 4 組 のドット 記 法 によ
る有 効 な IP*
#00-#FF
指定子のタイプ
説明
ポート (ネット ワークタ
イプ番 号 )
対 象 のインタフェースユニット からの発 信 経 路 を指 定 します。
バックプレーン (BP) ポート : 1
Ethernet/IP (EIP) ポート : 2
リンクアドレス (リモー
ト アドレス)
*ホスト 名 は指 定 できません。
ルーティングパスを含 むデバイス ID 構 文
ローカル CPU (0 ホップ)
ローカル EIP IP \ BP ポート \ CPU ユニット アドレス
リモート CPU (1 ホップ)
ローカル CPU IP \ BP ポート \ EIP ユニット アドレス \ EIP ポート \ リモート CPU IP アドレスまたはローカル CPU IP\ BP ポート \ EIP ユニット
アドレス \ EIP ポート \ リモート EIP IP アドレス\ BP ポート \ リモート CPU ユニット アドレス
マルチホップ ( N ホップ)
ローカル CPU IP \ BP ポート \ EIP ユニット アドレス \ EIP ポート \ リモート CPU IP アドレス \ BP ポート ... \ EIP ユニット アドレス \ EIP ポート \
リモート CPU IP アドレスまたはローカル CPU IP \ BP ポート \ EIP ユニット アドレス \ EIP ポート \ リモート CPU IP アドレス \ BP ポート ... \
EIP ユニット アドレス \ EIP ポート \ リモート EIP IP アドレス \ BP ポート \ リモート CPU ユニット アドレス
ルーティングの例
以 下 に示 すルーティングの例 では完 全 なデバイス ID が記 載 されています。
ローカルオムロン NJ (A): 10.10.110.2\1\0
パス 10.10.110.2\1\0 の内 訳 は次 のとおりです。
l
10.10.110.2: デバイス A の EIP ユニット の IP アドレス
l
\1: バックプレーンにアクセスするための、デバイス A の EIP ユニット のポート 番 号
l
\0: デバイス A の CPU ユニット のユニット アドレス
オムロン NJ (A) 経 由 のリモート オムロン NJ (B): 10.10.110.2\1\#10\2\172.16.1.3
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パス 10.10.110.2\1\#10\2\172.16.1.3 の内 訳 は次 のとおりです。
l
10.10.110.2: デバイス A の CPU ユニット の IP アドレス
l
\1: バックプレーンにアクセスするための、デバイス A の CPU ユニット のポート 番 号
l
\#10: デバイス A の EIP ユニット のユニット アドレス (16 進 の 10、10 進 の 16)
l
\2: Ethernet/IP にアクセスするための、デバイス A の EIP ユニット のポート 番 号
l
\172.16.1.3: デバイス B の CPU ユニット の IP アドレス
オムロン NJ (A) 経 由 のリモート オムロン NJ (B): 10.10.110.2\1\#10\2\192.168.1.3\1\0
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パス 10.10.110.2\1\#10\2\192.168.1.3\1\0 の内 訳 は次 のとおりです。
l
10.10.110.2: デバイス A の CPU ユニット の IP アドレス
l
\1: バックプレーンにアクセスするための、デバイス A の CPU ユニット のポート 番 号
l
\#10: デバイス A の EIP ユニット のユニット アドレス (16 進 の 10、10 進 の 16)
l
\21: Ethernet/IP にアクセスするための、デバイス A の C1J-EIP21 ユニット のポート 番 号
l
192.168.1.3: デバイス B の EIP ユニット の IP アドレス
l
\1: バックプレーンにアクセスするための、デバイス B の EIP ユニット のポート 番 号
l
\0: デバイス B の CPU ユニット のユニット アドレス
オムロン NJ (A) 経 由 のリモート オムロン NJ (C):
10.10.110.2\1\#10\2\192.168.1.3\1\0\2\172.16.1.4\1\0
パス 10.10.110.2\1\#10\2\192.168.1.3\1\0\2\172.16.1.4\1\0 の内 訳 は次 のとおりです。
l
10.10.110.2: デバイス A の CPU ユニット の IP アドレス
l
\1: バックプレーンにアクセスするための、デバイス A の CPU ユニット のポート 番 号
l
\#10: デバイス A の EIP ユニット のユニット アドレス (16 進 の 10、10 進 の 16)
l
\2: Ethernet/IP にアクセスするための、デバイス A の EIP ユニット のポート 番 号
l
\192.168.1.3: デバイス B の EIP ユニット の IP アドレス
l
\1: バックプレーンにアクセスするための、デバイス B の EIP ユニット のポート 番 号
l
\0: デバイス B の CPU ユニット のユニット アドレス
l
\2: Ethernet/IP にアクセスするための、デバイス B の CPU ユニット のポート 番 号
l
\172.16.1.4: デバイス C の EIP ユニット の IP アドレス
l
\1: バックプレーンにアクセスするための、デバイス C の EIP ユニット のポート 番 号
l
\0: デバイス C の CPU ユニット のユニット アドレス
詳 細 については、接 続 パスの指 定 を参 照 してください。接 続 /ルーティングパスを構 築 する方 法 については、オムロンの NJ シリーズ
CPU ユニット内 蔵 Ethernet/IP ポートユーザーズマニュアル W506 の第 8 章 を参 照 してください。
ド ライバーデバイスのプロパティ
デバイスのプロパティはグループに分 かれています。以 下 のリンクをクリックすると、そのグループ内 の設 定 に関 する詳 細 情 報 が表 示 され
ます。
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一般
スキャンモード
タイミング
自動格下げ
タグ生成
通信パラメータ
オプション
冗長
デバイスのプロパティ - 一 般
識別
「名 前 」: このデバイスのユーザー定 義 の識 別 情 報 。
「説 明 」: このデバイスに関 するユーザー定 義 の情 報 。
「チャネル割 り当 て」: このデバイスが現 在 属 しているチャネルのユーザー定 義 の名 前 。
「ド ライバー」: このデバイスに設 定 されているプロト コルドライバー。
「モデル」: このデバイスのバージョン。FINS 通 信 サービスをサポート するモデルのリスト については、製 造 メーカーの Web サイト を参 照 し
てください。
「ID」: 「ID」では宛 先 NJ CPU ユニット へのパスを指 定 します。
l
l
ローカル NJ CPU ユニット のデバイス ID はローカル CPU ユニット の IP またはホスト 名 として指 定 します。これは数 字 4 組 のドット
記 法 による有 効 な IP アドレスまたはホスト 名 でなければなりません。例 : "192.168.1.100" または "NJ001"。
リモート NJ CPU ユニット のデバイス ID は、ローカル CPU ユニット または Ethernet/IP ユニット の IP またはホスト 名 に、リモート
CPU ユニット への CIP 接 続 パス (ルーティングパスとも呼 ぶ) を加 えたものを指 定 します。例 :
"192.168.1.100\1\#10\2\10.10.110.2"。
接 続 パスの構 文 については、接 続 パスの指 定 を参 照 してください。
動 作 モード
「データコレクション」: このプロパティでは、デバイスのアクティブな状 態 を制 御 します。デバイスの通 信 はデフォルト で有 効 になっています
が、このプロパティを使 用 して物 理 デバイスを無 効 にできます。デバイスが無 効 になっている場 合 、通 信 は試 みられません。クライアント
から見 た場 合 、そのデータは無 効 としてマークされ、書 き込 み操 作 は許 可 されません。このプロパティは、このプロパティまたはデバイスの
システムタグを使 用 していつでも変 更 できます。
「シミュレーション」: このオプションは、デバイスをシミュレーションモードにします。このモードでは、ドライバーは物 理 デバイスとの通 信 を試
みませんが、サーバーは引 き続 き有 効 な OPC データを返 します。シミュレーションモードではデバイスとの物 理 的 な通 信 は停 止 します
が、OPC データは有 効 なデータとして OPC クライアント に返 されます。シミュレーションモードでは、サーバーはすべてのデバイスデータを
自 己 反 映 的 データとして扱 います。つまり、シミュレーションモードのデバイスに書 き込 まれたデータはすべて再 び読 み取 られ、各 OPC
アイテムは個 別 に処 理 されます。アイテムのメモリマップはグループ更 新 レート に基 づきます。(サーバーが再 初 期 化 された場 合 などに)
サーバーがアイテムを除 去 した場 合 、そのデータは保 存 されません。デフォルト は「いいえ」です。
注記:
1. システムタグ(_Simulated) は読 み取 り専 用 であり、ランタイム保 護 のため、書 き込 みは禁 止 されています。このシステムタグを
使 用 することで、このプロパティをクライアント からモニターできます。
2. シミュレーションモードでは、アイテムのメモリマップはクライアント の更 新 レート (OPC クライアント ではグループ更 新 レート 、ネイ
ティブおよび DDE インタフェースではスキャン速 度 ) に基 づきます。つまり、異 なる更 新 レート で同 じアイテムを参 照 する 2 つの
クライアント は異 なるデータを返 します。
シミュレーションモードはテスト とシミュレーションのみを目 的 としています。本 番 環 境 では決 して使 用 しないでください。
デバイスのプロパティ - 自 動 格 下 げ
自 動 格 下 げのプロパティを使 用 することで、デバイスが応 答 していない場 合 にそのデバイスを一 時 的 にスキャン停 止 にできます。応 答
していないデバイスを一 定 期 間 オフラインにすることで、ドライバーは同 じチャネル上 のほかのデバイスとの通 信 を引 き続 き最 適 化 できま
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す。停 止 期 間 が経 過 すると、ドライバーは応 答 していないデバイスとの通 信 を再 試 行 します。デバイスが応 答 した場 合 はスキャンが開
始 され、応 答 しない場 合 はスキャン停 止 期 間 が再 開 します。
「エラー時 に格 下 げ」: 有 効 にした場 合 、デバイスは再 び応 答 するまで自 動 的 にスキャン停 止 になります。
ヒント : システムタグ _AutoDemoted を使 用 して格 下 げ状 態 をモニターすることで、デバイスがいつスキャン停 止 になったかを把 握 でき
ます。
「格 下 げまでのタイムアウト 回 数 」: デバイスをスキャン停 止 にするまでに要 求 のタイムアウト と再 試 行 のサイクルを何 回 繰 り返 すかを指
定 します。有 効 な範 囲 は 1 から 30 回 の連 続 エラーです。デフォルト は 3 です。
「格 下 げ期 間 」: タイムアウト 値 に達 したときにデバイスをスキャン停 止 にする期 間 を指 定 します。この期 間 中 、そのデバイスには読 み取
り要 求 が送 信 されず、その読 み取 り要 求 に関 連 するすべてのデータの品 質 は不 良 に設 定 されます。この期 間 が経 過 すると、ドライ
バーはそのデバイスのスキャンを開 始 し、通 信 での再 試 行 が可 能 になります。有 効 な範 囲 は 100 から 3600000 ミリ秒 です。デフォルト
は 10000 ミリ秒 です。
「格 下 げ時 に要 求 を破 棄 」: スキャン停 止 期 間 中 に書 き込 み要 求 を試 行 するかどうかを選 択 します。格 下 げ期 間 中 も書 き込 み要
求 を必 ず送 信 するには、無 効 にします。書 き込 みを破 棄 するには有 効 にします。サーバーはクライアント から受 信 した書 き込 み要 求 を
すべて自 動 的 に破 棄 し、イベント ログにメッセージを書 き込 みません。
デバイスのプロパティ - 通 信 パラメータ
EtherNet-IP
「TCP/IP ポート 」: このデバイスで使 用 するよう設 定 されている TCP/IP ポート 番 号 を指 定 します。デフォルト の設 定 は 44818 で
す。
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10
CIP
「接 続 サイズ」: CIP 接 続 でデータの要 求 と応 答 に使 用 可 能 なバイト 数 を指 定 します。有 効 な範 囲 は 500 から 1996 バイト です。
デフォルト の設 定 は 1996 バイト です。
ヒント : 「接 続 サイズ」の値 はシステムタグ_CIPConnectionSizeRequested を介 して要 求 できます。
「不 活 動 ウォッチド ッグ」: 接 続 が (読 み取 り/書 き込 み可 能 なト ランザクションがない) アイドル状 態 となりうる時 間 を指 定 します。こ
の時 間 を経 過 するとコント ローラによって接 続 はクローズします。一 般 的 に、ウォッチドッグの値 が大 きいほど、接 続 のリソースがコン
ト ローラによって解 放 されるまでの時 間 が長 くなります。デフォルト の設 定 は 32 秒 です。
NJ
「配 列 ブロックサイズ」: 1 回 のト ランザクションで読 み取 られる配 列 要 素 の最 大 数 を指 定 します。値 の範 囲 は 30 から 3840 要 素
です。デフォルト の設 定 は 120 要 素 です。
デバイスのプロパティ - オプション
「プロジェクト オプション」
「パフォーマンス統 計 」: 通 信 統 計 を収 集 してドライバーのパフォーマンスを分 析 するときに選 択 します。有 効 にした場 合 、ドライバー
はクライアント サーバータグの更 新 の回 数 とタイプを追 跡 します。サーバーアプリケーションの再 起 動 時 に、「イベント ログ」に結 果 が
表 示 されます。通 常 動 作 のデフォルト 設 定 では無 効 になっています。
注記:
1. 最 適 なパフォーマンスを得 られるようにプロジェクト を設 定 した後 は、パフォーマンスに影 響 が生 じないように「パフォーマンス
統 計 」を無 効 にします。
2. 統 計 はシャット ダウン時 に「イベント ログ」に送 信 されるので、結 果 を表 示 するためにはサーバーを再 起 動 する必 要 があり
ます。
パフォーマンスと診 断 の詳 細 については、パフォーマンス統 計 とチューニングを参 照 してください。
「タグ生 成 」
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「タグ階 層 」: タグ階 層 の表 示 方 法 を選 択 します。デフォルト 設 定 は「展 開 」です。
l
l
「圧 縮 」 このモードでは、自 動 タグ生 成 によって作 成 されたサーバータグは、タグのアドレスと整 合 性 のあるグループ/
タグ階 層 に従 います。ピリオドの前 にある各 セグメント にグループが作 成 されます。
「展 開 」 展 開 モードでは、(圧 縮 モードと同 様 に) ピリオドの前 にある各 セグメント にタググループが作 成 されますが、
配 列 タグにもグループが作 成 されます。これはデフォルト の設 定 です。
グループの作 成 方 法 については、タグ階 層 を参 照 してください。
ヒント : この機 能 を使 用 するには、「サブグループを許 可 」を有 効 にします。
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通 信 の最 適 化
どのようなプログラマブルコント ローラにも、パフォーマンスとシステム通 信 を向 上 させるさまざまな手 段 が備 わっています。
接 続 サイズ
接 続 サイズを増 やすことでデータパケット あたりの読 み取 り/書 き込 み要 求 の数 が増 え、これによってスループット が向 上 します。これに
よって CPU の負 荷 と応 答 時 間 も増 えますが、パフォーマンスが大 幅 に向 上 します。詳 細 については、通 信 パラメータを参 照 してくださ
い。
複 数 要 求 パケット
Omron NJ Ethernet Driver は、1 つのト ランザクションに複 数 の要 求 を含 めることによって読 み取 りと書 き込 みを最 適 化 するよう設 計 さ
れています。これによって単 一 タグのト ランザクションよりもパフォーマンスが劇 的 に向 上 します。唯 一 、1 つのト ランザクションに含 めること
ができるデータバイト の数 に制 限 があります。
読 み取 り/書 き込 み要 求 では変 数 のアドレスを ASCII フォーマット で指 定 するので、ユーザーは変 数 名 のサイズを最 小 限 に抑 える
必 要 があります。変 数 名 が小 さいほど、1 つのト ランザクションに含 まれるタグの数 が増 え、すべてのタグを処 理 するために必 要 なト ラン
ザクションの数 が減 ります。
配 列 要 素 のブロック化
基 本 配 列 要 素 の読 み取 りを最 適 化 するには、配 列 を個 別 に読 み取 るのではなく 1 回 の要 求 で配 列 のブロックを読 み取 ります。1 つ
のブロックで読 み取 る要 素 の数 が多 いほど、パフォーマンスが向 上 します。ほとんどの時 間 はト ランザクションのオーバーヘッドと処 理 に
割 かれるので、できるだけ少 ないト ランザクションでできるだけ多 くのタグをスキャンするようにします。これが配 列 要 素 ブロック化 の要 点
です。
ブロックサイズは要 素 数 として指 定 します。ブロックサイズを 120 要 素 として指 定 した場 合 、1 回 の要 求 で最 大 120 個 の配 列 要 素 が
読 み取 られます。最 大 ブロックサイズを 3840 要 素 として指 定 した場 合 、1 回 の要 求 で最 大 3840 個 の配 列 要 素 が読 み取 られます。
通 信 パラメータで説 明 したように、ブロックサイズは調 整 可 能 であり、使 用 中 のプロジェクト に基 づいて選 択 する必 要 があります。たとえ
ば、配 列 要 素 0 から 26 と要 素 3839 が読 み取 り対 象 のタグである場 合 、ブロックサイズとして 3840 を使 用 するのは大 きすぎであるだ
けでなく、ドライバーのパフォーマンスが損 なわれます。これは、0 から 3839 の要 素 のうち、重 要 であるのはその 28 個 だけであるにもか
かわらず、0 から 3839 のすべての要 素 が要 求 のたびに読 み取 られるためです。この場 合 、ブロックサイズを 30 にするのが妥 当 です。要
素 0 から 26 は 1 回 の要 求 で読 み取 られ、要 素 3839 は次 の要 求 で読 み取 られます。
文字列
文 字 列 変 数 は、その目 的 を果 たすのに最 小 限 必 要 な文 字 列 長 さで定 義 することをお勧 めします。Sysmac Studio では、文 字 列 変
数 はデフォルト で 256 の長 さに定 義 されています。このような長 い文 字 列 長 の文 字 列 変 数 を読 み取 るにはデバイスとの余 分 な通 信 が
必 要 であり、パフォーマンスが低 下 することがあります。
アプリケーションの最 適 化
Omron NJ Ethernet Driver は、システム全 体 のパフォーマンスへの影 響 を最 小 限 に抑 えながら最 大 のパフォーマンスが得 られるように
設 計 されています。Omron NJ Ethernet Driver は高 速 ですが、このアプリケーションを最 適 化 して最 大 のパフォーマンスを得 るために参
考 となるいくつかのガイドラインがあります。
このサーバーでは、オムロン NJ イーサネット などの通 信 プロト コルのことをチャネルと呼 びます。アプリケーションで定 義 されている各 チャ
ネルは、サーバーでの個 々 の実 行 パスを表 します。チャネルが定 義 された後 、そのチャネルの下 に一 連 のデバイスを定 義 する必 要 が
あります。これらのデバイスそれぞれが、データの収 集 元 となる単 一 のオムロン NJ CPU を表 します。このアプローチに従 ってアプリケーショ
ンを定 義 することで高 いパフォーマンスが得 られますが、Omron NJ Ethernet Driver やネット ワークがフルに利 用 されるわけではありませ
ん。単 一 のチャネルを使 用 して構 成 されているアプリケーションの表 示 例 を次 に示 します。
デバイスそれぞれが "Channel1" という名 前 の単 一 のチャネルの下 に表 示 されます。この構 成 では、ドライバー
は効 果 的 な速 度 で情 報 を収 集 するために、できるだけ速 やかにあるデバイスから次 のデバイスに移 動 する必
要 があります。さらにデバイスが追 加 されたり、1 つのデバイスからより多 くの情 報 が要 求 されたりするにしたが
い、全 体 的 な更 新 レート が低 下 していきます。
Omron NJ Ethernet Driver がチャネルを 1 つだけ定 義 可 能 な場 合 、プロジェクト に必 要 なすべてのデバイスをその下 に作 成 する必 要
がありますが、このドライバーは最 大 256 チャネルまで定 義 できます。複 数 のチャネルを使 用 して複 数 の要 求 をネット ワークに同 時 に発
行 することで、データ収 集 のワークロードが分 散 されます。パフォーマンスを改 善 するために同 じアプリケーションを複 数 のチャネルを使
用 して構 成 した場 合 の例 を次 に示 します。
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ここではそれぞれのデバイスが各 自 のチャネルの下 に定 義 されています。この新 しい構 成 では、各 デバイスから
のデータ収 集 タスクごとに1 つの実 行 パスが割 り当 てられます。アプリケーションのデバイスの数 が 256 以 下 であ
る場 合 、まさにここで示 したように最 適 化 できます。
アプリケーションのデバイスの数 が 256 を超 える場 合 でもパフォーマンスは改 善 されます。デバイスの数 は 256
以 下 であるのが理 想 的 ですが、アプリケーションは追 加 のチャネルから恩 恵 を受 けます。デバイスの負 荷 をす
べてのチャネルに分 散 してもサーバーはデバイスを切 り替 えますが、単 一 のチャネルで処 理 するデバイスの数 は
はるかに少 なくなります。
パフォーマンス統 計 とチューニング
パフォーマンス統 計 機 能 では、オムロン NJ イーサネット アプリケーションのパフォーマンスに関 するベンチマークと統 計 が提 供 されます。こ
れは追 加 の処 理 レイヤーであるため、サーバーのパフォーマンスが影 響 を受 けることがあります。このため、これはデフォルト では無 効 に
なっています。パフォーマンス統 計 機 能 を使 用 するには、デバイスのプロパティにアクセスし、「オプション」グループを展 開 します。「パ
フォーマンス統 計 」で、「Enable」を選 択 します。
パフォーマンス統 計 のタイプ
パフォーマンス統 計 は、デバイス、チャネル、ドライバーという 3 つの領 域 において意 味 のある数 値 結 果 を提 供 します。タイプの説 明 は
次 のとおりです。
l
l
l
デバイス: これらの統 計 では、個 々 のデバイスにおけるデータアクセスのパフォーマンスが提 供 されます。
チャネル: これらの統 計 では、「パフォーマンス統 計 」が有 効 になっているチャネルの下 にあるすべてのデバイスにおけるデータア
クセスの平 均 パフォーマンスが提 供 されます。
ド ライバー: これらの統 計 では、「パフォーマンス統 計 」が有 効 になっている Omron NJ Ethernet Driver を使 用 しているすべての
デバイスにおけるデータアクセスの平 均 パフォーマンスが提 供 されます。
統 計 タイプの選 択
必 要 な統 計 のタイプはアプリケーションによって異 なります。一 般 に、ドライバー統 計 ではアプリケーションのパフォーマンスの実 際 の測 定
値 が提 供 されるのに対 し、チャネル統 計 とデバイス統 計 はアプリケーションをチューニングする際 に最 も関 連 します。たとえば、10 個 のタ
グをデバイス A からデバイス B に移 動 するとデバイス A のパフォーマンスが向 上 する可 能 性 があります。デバイス A をチャネル 1 からチャ
ネル 2 に移 動 するとチャネル 1 のパフォーマンスが向 上 する可 能 性 があります。これらはデバイス統 計 とチャネル統 計 を使 用 すべき状
況 の最 も良 い例 です。
統 計 の検 索
サーバー統 計 はシャット ダウン時 にサーバーのイベント ログに出 力 されます。結 果 を表 示 するには、サーバーをシャット ダウンしてから再
起 動 します。
サーバー統 計 とパフォーマンス統 計 の違 い
パフォーマンス統 計 では実 行 された読 み取 り(デバイス読 み取 りやキャッシュ読 み取 りなど) のタイプの構 成 が示 されますが、サーバー統
計 では読 み取 り全 体 での総 合 値 が提 供 されます。
パフォーマンス向 上 のためのアプリケーションのチューニング
デバイス統 計 とチャネル統 計 の結 果 を向 上 させるには、変 数 名 の長 さを最 小 限 に抑 え、可 能 なかぎり変 数 配 列 を使 用 してください。
詳 細 については、通 信 の最 適 化 を参 照 してください。
ドライバー統 計 の結 果 を向 上 させる方 法 については、以 下 の手 順 を参 照 してください。詳 細 については、アプリケーションの最 適 化 を
参 照 してください。
1. デバイスを複 数 のチャネルに分 散 します。必 要 な場 合 を除 き、1 つのチャネルに複 数 のデバイスを配 置 しないでください。
2. 負 荷 を複 数 のデバイスに均 等 に分 散 します。必 要 な場 合 を除 き、1 つのデバイスに負 荷 をかけすぎないようにしてください。
3. 異 なるデバイス間 で同 じ変 数 タグが参 照 されないようにしてください。
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データ型 の説 明
データ型
説明
Boolean
1 ビット
Byte
符 号 なし 8 ビット 値
Char
符 号 付 き 8 ビット 値
Word
符 号 なし 16 ビット 値
ビット 0 が下 位 ビット
ビット 15 が上 位 ビット
Short
符 号 付 き 16 ビット 値
ビット 0 が下 位 ビット
ビット 14 が上 位 ビット
ビット 15 が符 号 ビット
Long
符 号 付 き 32 ビット 値
DWord
符 号 なし 32 ビット 値
Float
32 ビット IEEE 浮 動 小 数 点
Double
64 ビット IEEE 浮 動 小 数 点
Date
64 ビット の日 付 /時 刻 値
String
Null 終 端 Unicode 文 字 列
Default
*
*静 的 タグを作 成 する際 にデータ型 を "デフォルト " として指 定 した場 合 、ドライバーはそのタグのデータ型 をコント ローラに照 会 し、その静
的 タグを参 照 するアイテムの正 規 のデータ型 を照 会 結 果 に合 わせて設 定 します。動 的 タグを作 成 する際 にデータ型 が指 定 されていな
い場 合 、ドライバーはそのタグのデータ型 をコント ローラに照 会 し、その動 的 タグの正 規 のデータ型 を照 会 結 果 に合 わせて設 定 します。
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15
アド レスの説 明
Omron NJ Ethernet Driver では、シンボルベースのアドレス指 定 構 造 体 であるタグが使 用 され、これは変 数 と呼 ばれます。これらのタグ
は従 来 の PLC データアイテムとは異 なり、ファイル番 号 やレジスタ番 号 ではなくタグ名 自 体 がアドレスになります。ユーザーはコント ローラ
の基 本 データ型 にアクセスできます。システム定 義 の一 部 のデータ型 は構 造 体 ですが、これらは最 終 的 にはその基 本 データ型 に基 づ
きます。したがって、構 造 体 のすべての基 本 メンバーにアクセスできます。
オムロン
データ
説明
型
データ
型
範囲
BOOL
1 ビット 値
Boolean 0, 1
SINT
符号付き 8
ビット 値
Char
-128 から 127
USINT
符 号 なし 8
ビット 値
バイト
0 から 255
BYTE
ビット 文 字
列 (8 ビット )
バイト
0 から 255
INT
符号付き
16 ビット 値
Short
-32768 から 32767
UINT
符 号 なし
16 ビット 値
Word
0 から 65535
WORD
ビット 文 字
列 (16 ビッ
ト)
Word
0 から 65535
DINT
符号付き
32 ビット 値
Long
-2147483648 から 2147483647
UDINT
符 号 なし
32 ビット 値
DWord
0 から 4294967295
DWORD ビット 文 字
列 (32 ビッ
ト)
DWord
0 から 4294967295
LINT
符号付き
64 ビット 値
Double
-9223372036854775808 から 9223372036854775807
ULINT
符 号 なし
64 ビット 値
Double
0 から 18446744073709551615
REAL
32 ビット
IEEE 浮 動
小数点
Float
-3.402823e+38 から -1.175495e-38
0
1.175495e-38 から 3.402823e+38
LREAL
64 ビット
IEEE 浮 動
小数点
Double
-1.79769313486231e+308 から -2.22507385850721e-308
0
2.22507385850721e-308 から 1.79769313486231e+308
DATE
AND
TIME
符 号 なし
64 ビット 値
Date
日 時 変 数 のフォーマット は YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.MS です。サポート されている範 囲
は 1970-01-01T00:00:00.000 から 2106-02-06T23:59:59.999 です。
STRING 文 字 列
String
文 字 列 長 の範 囲 は 1 から 1985 文 字 です。これは Sysmac Studio でそれぞれ STRING[2] お
よび STRING[1986] として定 義 されている変 数 に相 当 します。余 った文 字 は Null 終 端 に使
用 されます。
列挙
Long
-2147483648 から 2147483647*
符号付き
32 ビット 値
*列 挙 の有 効 な値 は、実 際 には、示 されている範 囲 内 の値 のサブセット です。値 のサブセット はオムロン NJ デバイスでの列 挙 の設 定
によって決 まります。
クライアント /サーバータグアド レスの規 則
変 数 名 はクライアント /サーバータグアドレスに相 当 します。変 数 名 とクライアント /サーバータグアドレスの両 方 が IEC 61131-3 の識 別 子
規 則 に従 います。規 則 の説 明 は次 のとおりです。
l
英 数 文 字 とアンダースコアのみを含 むことができます
l
セグメント あたり最 大 127 文 字 を使 用 できます
l
大 文 字 と小 文 字 は区 別 されません
l
空 白 は無 視 されます
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クライアント /サーバータグ名 の規 則
サーバーでのタグ名 の割 り当 てはアドレスの割 り当 てとは異 なり、名 前 の先 頭 がアンダースコアであってはなりません。構 文 と例 について
は、アド レスのフォーマット を参 照 してください。
重 要 : タグアドレスが大 きすぎてプロト コルの上 限 である 511 バイト を超 えている場 合 、そのタグアドレスは検 証 に失 敗 して "アドレスは範
囲 外 です" というエラーが返 されます。この場 合 、検 証 に成 功 するまでタグアドレス内 の文 字 数 を減 らしてください。
データ型 変 換
Omron NJ Ethernet Driver はコント ローラの一 部 のオムロンデータ型 を複 数 のサーバーデータ型 に変 換 できます。たとえば、コント ローラ
の SINT 変 数 のタグは Byte サーバーデータ型 で作 成 できます。ドライバーによってサポート されるすべてのオムロンデータ型 でサポート さ
れるデータ型 変 換 の一 覧 については、以 下 の表 を参 照 してください。
オムロンデータ型
データ型
BOOL
Boolean
SINT、USINT、BYTE
Char、Byte
INT、UINT、WORD
Short、Word
DINT、UDINT、DWORD、ENUM
Long、DWord
LINT、ULINT
Double
REAL
Float
LREAL
Double
DATE AND TIME
Date
STRING
String
アド レスのフォーマット
変 数 タグはサーバーで静 的 にアドレス指 定 することも、いくつかの方 法 によってクライアント から動 的 にアドレス指 定 することもできます。
タグのフォーマット はそのタイプと使 用 目 的 によって異 なります。変 数 タイプの説 明 は次 のとおりです。
l
l
配 列 要 素 : 変 数 は次 の構 文 を使 用 してコント ローラ内 に定 義 できます。タイプの配 列 [x1..x2, y1..y2, z1..z2]。ここで、タイプ
は、アド レスの説 明 に示 すオムロンデータ型 のいずれかになります。個 々 の要 素 にアクセスするには、x、y、z オフセット を指 定
します。ドライバーは最 後 の次 元 で読 み取 り要 求 をブロック化 します。たとえば、"MyArray[1,0]" や "MyArray[1,4]" などの変 数
では、ドライバーは "MyArray[1,0]" から始 まる 5 つの要 素 に対 して要 求 を 1 回 実 行 します。詳 細 については、通 信 パラメータ
および通 信 の最 適 化 を参 照 してください。
配 列 : 変 数 は次 の構 文 を使 用 してコント ローラ内 に定 義 できます。タイプの配 列 [x1..x2, y1..y2, z1..z2]。ここで、タイプは、ア
ド レスの説 明 に示 すオムロンデータ型 のいずれかになります。1 つのクライアント アイテムに含 まれる複 数 の要 素 にアクセスする
には、配 列 タイプの構 文 を使 用 します。配 列 要 素 と同 様 に、ドライバーは複 数 の配 列 要 素 を読 み書 きする要 求 を 1 回 実 行
します。配 列 との違 いは、配 列 内 のすべてのアイテムが 1 回 のアト ミック操 作 でクライアント に提 供 されることです。String の配
列 はサポート されていません。
注 記 : すべてのクライアント が配 列 タイプをサポート しているわけではありません。サポート 情 報 については、クライアント アプリ
ケーションを参 照 してください。
l
基 本 : 基 本 タイプで定 義 されている、配 列 構 文 がない変 数 。
l
文 字 列 : 文 字 列 基 本 タイプで定 義 されている変 数 。
ヒント : Sysmac Studio 内 のすべてのシンボリック変 数 タグ名 をコピーしてサーバーのタグアドレスフィールドに貼 り付 けて有 効 にできま
す。
配列要素
1 つ以 上 (ただし 3 つ以 下 ) の次 元 が指 定 されている必 要 があります。
構文
例
<変 数 タグ名 > [次 元 1]
tag_1 [5]
<変 数 タグ名 > [次 元 1, 次 元 2]
tag_1 [2, 3]
<変 数 タグ名 > [次 元 1, 次 元 2, 次 元 3]
tag_1 [2, 58, 547]
例
MyBooleanArray[31]
MyBooleanArray3D[2,2,7]
MySintArray[1]
MyLrealArray[65535]
MySintArray2D[1,2]
MyLrealArray2D[2,500]
MySintArray3D[2,3,9]
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MyLrealArray3D[2,10,10]
配列
このフォーマット では、変 数 配 列 の複 数 の要 素 が 1 回 のト ランザクションで読 み書 きされます。クライアント は配 列 タイプ ("VT_ARRAY"
など) をサポート している必 要 があります。クライアント データは 1 次 元 (1 行 、y 列 ) または 2 次 元 ( x 行 、y 列 ) に対 応 するため、行 x 列
のフォーマット で構 成 されています。このフォーマット は 1 次 元 、2 次 元 、および 3 次 元 の変 数 配 列 でのみサポート されています。配 列
要 素 と同 様 に、1 つ以 上 (ただし 3 つ以 下 ) の次 元 が指 定 されている必 要 があります。
注 記 : このドライバーによってサポート される文 字 列 と日 時 を除 くオムロンのすべてのデータ型 が配 列 フォーマット をサポート していま
す。
重 要 : 配 列 を変 数 配 列 の複 数 の次 元 にまたがらせることはサポート されていません。2 次 元 または 3 次 元 の変 数 配 列 上 に配 列 を作
成 する場 合 、その配 列 のサイズ (行 x 列 ) が最 後 の次 元 の範 囲 を超 えてはなりません。たとえば、ARRAY[0..2,0..3,0..9] OF SINT とし
て定 義 されている変 数 配 列 "MySintArray3D" の場 合 、配 列 タグMySintArray3D[0,0,0]{10} は参 照 先 の要 素 [0,0,0..9] すべてが最
後 の次 元 の範 囲 内 にあるため有 効 です。これに対 し、MySintArray3D[0,0,0]{11} は無 効 です。この配 列 が参 照 しようとしている要 素
[0,0,0..9] と[0,1,0] は最 後 の次 元 の範 囲 を 1 要 素 だけ超 えているためです。
構文
例
<変 数 タグ名 > [次 元 1 のオフセット ] {列 数 }
tag_1 [5]{8}
<変 数 タグ名 > [次 元 1 のオフセット , 次 元 2 のオフセット ] {列 数 }
tag_2 [0, 5]{8}
<変 数 タグ名 > [次 元 1 のオフセット , 次 元 2 のオフセット , 次 元 3 のオフセット ] {列 数 }
tag_3 [1,0, 5]{8}
<変 数 タグ名 > [次 元 1 のオフセット ] {行 数 }{列 数 }
tag_4 [5]{2}{4}
<変 数 タグ名 > [次 元 1 のオフセット , 次 元 2 のオフセット ] {行 数 }{列 数 }
tag_1 [0,5]{2}{4}
<変 数 タグ名 > [次 元 1 のオフセット , 次 元 2 のオフセット , 次 元 3 のオフセット ] {行 数 }{列 数 }
tag_1 [1,0,5]{2}{4}
注 記 : 読 み書 きされる要 素 の数 は、行 数 と列 数 を掛 けた数 と等 しくなります。行 数 が指 定 されていない場 合 、行 数 はデフォルト で 1
になります。配 列 の 1 つ以 上 の要 素 がアドレス指 定 されている必 要 があります。行 数 x 列 数 が 1 から 65535 の範 囲 でなければなりま
せん。
例
MyBooleanArray[0]{32}
MyBooleanArray3D[2,2,7]{1}
MySintArray[1]{5}
MyLrealArray[65535]{1}
MySintArray2D[1,2]{10}
MyLrealArray2D[2,500]{14}{20}
MySintArray3D[2,3,9]{10}
MyLrealArray3D[2,10,10]{14}{20}
基本
構文
例
<変 数 タグ名 >
tag_1
例
MyBool
MyByte
MyInt
MyWord
MyReal
文字列
読 み書 きされる文 字 の数 は文 字 列 長 と等 しくなり、これは 2 以 上 でなければなりません。Sysmac Studio では変 数 を STRING [1] とし
て定 義 できますが、1 文 字 は Null 終 端 用 に予 約 済 みなので、読 み書 きはできません。このため、文 字 列 変 数 は 2 から 1986 の長 さで
定 義 することをお勧 めします。この Null 終 端 を考 慮 すると、ドライバーでの文 字 列 長 の有 効 な範 囲 は 1 から 1985 になります。文 字 列
は UTF-8 でエンコードされたすべての文 字 をサポート します。1 つの UTF-8 文 字 は 1 から 4 バイト を占 めます。
注 記 : UTF-8 でエンコードされた場 合 に複 数 のバイト を必 要 とする文 字 が含 まれている 256 バイト の文 字 列 は、256 文 字 より少 な
い数 の文 字 を表 します。
構文
例
<変 数 タグ名 > / <文 字 列 長 >
tag_1 / 255
例
MyString256/255
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MyString1986/1985
MyString1986/100
MyStruct[23].Banners[4].Output/10
MyStringArray3D[2,10,10]/255
タグの有 効 範 囲
注 記 : ローカル変 数 はその変 数 が定 義 されている POU (プログラム、ファンクション、またはファンクションブロック) 内 でのみ読 み書 きが
可 能 です。
グローバルタグ
グローバルタグは、コント ローラでの有 効 範 囲 がグローバルである変 数 タグです。どのようなプログラムまたはタスクでもグローバルタグにア
クセスできますが、グローバルタグを参 照 可 能 な手 段 の数 は、その変 数 データ型 および使 用 されているアドレスフォーマット によって異 な
ります。
構 造 体 タグのアド レス指 定
構 造 体 タグは、データ型 が基 本 データ型 または構 造 体 型 である 1 つ以 上 のメンバーメンバータグを持 つタグです。
<構 造 体 名 > .<基 本 データ型 のタグ>
ここから、サブ構 造 体 は次 のようにアドレス指 定 されます。
<構 造 体 名 > .<サブ構 造 体 名 > .<基 本 データ型 のタグ>
構 造 体 の配 列 は次 のようにアドレス指 定 されます。
<構 造 体 の配 列 名 > [次 元 1, 次 元 2, 次 元 3] . <基 本 データ型 のタグ>
ここでも、サブ構 造 体 の配 列 は次 のようにアドレス指 定 されます。
<構 造 体 名 > . <サブ構 造 体 名 > . <アト ミック型 のタグ><サブ構 造 体 の配 列 名 > [次 元 1, 次 元 2, 次 元 3] .<基 本 データ型 のタグ>
注 記 :上 記 の例 は、構 造 体 に関 するさまざまなアドレス指 定 方 法 のほんの一 部 にすぎません。これらは構 造 体 のアドレス指 定 につい
て紹 介 するために挙 げられています。
詳 細 については、オムロン NJ のドキュメントを参 照 してください。
定 義 済 みの用 語 タグ
以 下 の表 に示 されているタグを使 用 して、PLC から一 般 プロセッサ情 報 を取 得 できます。
タグ名
データ
型
説明
#DEVICETYPE
Word
PLC の EDS ファイルで指 定 されている "ProdType" 属 性 に対 応 する整 数 値 。
#REVISION
String
<メジャー>.<マイナー> として表 示 されるファームウェアリビジョン。
#PRODUCTNAME
String
PLC の EDS ファイルで指 定 されている "ProdName" 属 性 に対 応 するプロセッサ名 。
#PRODUCTCODE
Word
PLC の EDS ファイルで指 定 されている "ProdCode" 属 性 に対 応 する整 数 値 。
#VENDORID
Word
PLC の EDS ファイルで指 定 されている "VendCode" 属 性 に対 応 する整 数 値 。
タグ階 層
自 動 タグ生 成 によって作 成 されたタグの階 層 は展 開 または圧 縮 のいずれかになります。この機 能 を有 効 にするには、デバイスのプロパ
ティで「サブグループを許 可 」が有 効 になっている必 要 があります。デフォルト 設 定 は「展 開 」です。
展 開 モード
展 開 モードでは、(圧 縮 モードと同 様 に) ピリオドの前 にある各 セグメント にタググループが作 成 されますが、論 理 グループにも作 成 され
ます。作 成 されるグループは次 のとおりです。
l
構 造 体 とサブ構 造 体
l
共用体
l
配列
基 本 グローバルタグ(非 構 造 体 、非 共 用 体 、非 配 列 タグ) はデバイスレベルに配 置 されます。構 造 体 タグ、共 用 体 タグ、配 列 タグそれ
ぞれが、親 グループ内 の独 自 のサブグループに作 成 されます。
構 造 体 、共 用 体 、配 列 サブグループの名 前 からも、その構 造 体 、共 用 体 、配 列 の内 容 を把 握 できます。たとえば、コント ローラで定
義 されている配 列 tag1[1,6] には "tag1[x,y]" という名 前 のサブグループがあり、ここで x は次 元 1 が存 在 することを示 し、y は次 元 2 が
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存 在 することを示 しています。配 列 サブグループ内 のタグはすべて、その配 列 の要 素 です。構 造 体 サブグループ内 のタグは、それ自 体
が構 造 体 のメンバーです。構 造 体 に配 列 が含 まれている場 合 、その構 造 体 グループの配 列 サブグループも作 成 されます。共 用 体 サ
ブグループ内 のタグは、それ自 体 が共 用 体 のメンバーです。共 用 体 に配 列 が含 まれている場 合 、その共 用 体 グループの配 列 サブグ
ループも作 成 されます。
配 列 タグのグループ
配 列 要 素 を含 む配 列 ごとにグループが作 成 されます。グループ名 の表 記 は <配 列 名 >[x,y,z] となり、ここで:
l
[x,y,z] は 3 次 元 配 列
l
[x,y] は 2 次 元 配 列
l
[x] は 1 次 元 配 列
配 列 タグの表 記 は <タグ要 素 >[XXXXX,YYYYY,ZZZZZ ] となります。たとえば、要 素 tag1[12,2,987] のタグ名 は "tag1[12,2,987]" にな
ります。
圧 縮 モード
圧 縮 モードでは、自 動 タグ生 成 によって作 成 されたサーバータグは、タグのアドレスと整 合 性 のあるグループ/タグ階 層 に従 います。ピリ
オドの前 にある各 セグメント にグループが作 成 されます。作 成 されるグループは次 のとおりです。
l
構 造 体 とサブ構 造 体
l
共用体
注 記 : 配 列 にはグループは作 成 されません。
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エラーコード
以 降 のセクションでは、サーバーのイベント ログに記 録 されるエラーコードを定 義 しています。特 定 のエラーコードタイプの詳 細 について
は、以 下 のリスト からリンクを選 択 してください。
カプセル化エラーコード
CIP エラーコード
カプセル化 エラーコード
次 のエラーコードは 16 進 数 で表 示 されます。
ステータス (16 進
数)
説明
0001
送 信 側 は無 効 であるかサポート されていないカプセル化 コマンドを発 行 しました。
0002
受 信 側 にこのコマンドを処 理 するのに十 分 なメモリリソースがありません。
0003
カプセル化 メッセージのデータ部 分 に、形 式 が不 適 切 であるか不 完 全 な情 報 が含 まれています。
0004 - 0063
予約済み
0064
発 信 側 がカプセル化 メッセージをターゲット に送 信 する際 に無 効 なセッションハンドルを使 用 しました。
0065
ヘッダーの長 さが無 効 です。
0066 - 0068
予約済み
0069
要 求 されたプロト コルバージョンはサポート されていません。
006A - FFFF
予約済み
CIP エラーコード
次 のエラーコードは 16 進 数 で表 示 されます。
ステータス
(16 進数)
説明
01
接 続 パス上 で接 続 関 連 サービスが失 敗 しました。関 連 項 目 : 0x01 拡 張 エラーコード
02
要 求 されたサービスを実 行 するためにオブジェクト に必 要 なリソースを確 保 できませんでした。
03
無 効 なパラメータ値 。
04
パスセグメント エラー。タグがデバイスに存 在 しません。
05
パスの宛 先 が不 明 です。構 造 体 のメンバーが存 在 しないか、配 列 要 素 が範 囲 外 です。
06
部 分 的 な転 送 。予 想 されるデータの一 部 だけが転 送 されました。
07
接 続 が失 われました。
08
サービスがサポート されていません。要 求 されたサービスは実 装 されていないか、このクラスまたはインスタンスに定
義 されていません。
09
無 効 な属 性 値 です。
0A
属 性 リスト エラー。
0B
オブジェクト はすでにサービスによって要 求 されたモード/状 態 になっています。
0C
オブジェクト はその現 在 のモード/状 態 では要 求 されたサービスを実 行 できません。プロジェクト の変 更 が進 行 中 で
ある可 能 性 があります。関 連 項 目 : 0x0C 拡 張 エラーコード
0D
作 成 を要 求 されたオブジェクト のインスタンスはすでに存 在 します。
0E
編 集 可 能 でない属 性 を修 正 する要 求 を受 信 しました。
0F
アクセス許 可 /権 限 のチェックに失 敗 しました。
10
このデバイスの現 在 のモード/状 態 では要 求 されたサービスの実 行 は禁 止 されています。
11
応 答 データが大 きすぎます。応 答 バッファ内 に転 送 されるデータが、割 り当 てられている応 答 バッファよりも大 きく
なっています。
12
サービスで基 本 データ値 がフラグメント 化 される操 作 が指 定 されました。
13
十 分 なデータがありません。示 された操 作 を実 行 するのに十 分 なデータがサービスから提 供 されませんでした。
14
属 性 がサポート されていません。
15
データが多 すぎます。予 想 したより多 くのデータがサービスから提 供 されました。
16
示 されたオブジェクト はデバイスに存 在 しません。
17
このサービスのフラグメント 化 シーケンスはこのデータでは現 在 のところアクティブではありません。
18
要 求 されたサービスの前 にこのオブジェクト の属 性 データは保 存 されませんでした。
19
このオブジェクト の属 性 データは途 中 で失 敗 したため保 存 されませんでした。
1A
ルーティングの失 敗 。要 求 パケット が大 きすぎます。
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21
ステータス
(16 進数)
説明
1B
ルーティングの失 敗 。応 答 パケット が大 きすぎます。
1C
リスト エント リデータで属 性 が欠 落 しています。
1D
無 効 な属 性 値 リスト です。
1E
組 み込 みサービスエラー。マルチサービスパケット サービス内 で 1 つ以 上 のサービスがエラーを返 しました。
1F
ベンダー固 有 のエラー。ベンダーのドキュメント を参 照 してください。関 連 項 目 : 0x1F 拡 張 エラーコード
20
無 効 なパラメータ。パラメータは CIP の仕 様 またはオムロンの仕 様 で定 められている要 件 を満 たしていません。関
連 項 目 : 0x20 拡 張 エラーコード
21
すでに書 き込 みが行 われたライト ワンスメディアに書 き込 もうとしました。
22
無 効 な応 答 を受 信 しました。応 答 サービスコードが要 求 サービスコードと一 致 していないか、予 想 される最 小 応
答 サイズよりも応 答 メッセージが短 くなっています。
23
受 信 メッセージは受 信 バッファが処 理 可 能 なサイズを超 えています。
24
受 信 メッセージのフォーマット がサーバーによってサポート されていません。
25
パスに最 初 のセグメント として含 まれているキーセグメント が宛 先 モジュールと一 致 しません。
26
サービス要 求 とともに送 信 されたパスのサイズが要 求 をオブジェクト にルーティングするのに十 分 な大 きさでないか、
含 まれていたルーティングデータが多 すぎます。
27
リスト に予 期 しない属 性 があります。
28
要 求 で指 定 されているメンバー ID は指 定 されているクラス、インスタンス、または属 性 に存 在 しません。
29
修 正 可 能 でないメンバーを修 正 する要 求 を受 信 しました。
2A
DeviceNet 固 有 のエラー。
2B
CIP から Modbus へのト ランスレータが不 明 な Modbus 例 外 コードを受 信 しました。
2C
読 み取 り可 能 でない属 性 を読 み取 る要 求 を受 信 しました。
2D
要 求 されたオブジェクト インスタンスを削 除 できません。
2E
オブジェクト はサービスをサポート していますが、指 定 されたアプリケーションパス (属 性 など) はサポート していませ
ん。
2F - CF
CIP によって予 約 済 みです。
D0 - FF
オブジェクト クラス固 有 のエラー。
0x01 拡 張 エラーコード
次 のエラーコードは 16 進 数 で表 示 されます。
拡張ステータ
説明
ス (16 進数)
0100
接 続 が使 用 中 であるかフォワードオープン要 求 が重 複 しています。発 信 側 は接 続 が確 立 されているターゲット に
接 続 しようとしています。
0101 - 0102
CIP によって予 約 済 みです。
0103
指 定 した転 送 クラスとト リガの組 み合 わせはターゲット アプリケーションによってサポート されていません。
0104
CIP によって予 約 済 みです。
0105
CIP Safety の仕 様 を参 照 してください。
0106
オーナーシップが競 合 しています。この接 続 に必 要 なリソースの一 部 が別 の接 続 に排 他 的 に割 り当 てられている
ため、この接 続 を確 立 できません。
0107
ターゲット の接 続 が見 つかりません。通 常 は、クローズする接 続 がターゲット ノードで見 つからない場 合 に、フォワー
ドクローズ要 求 に対 して返 されます。
0108
ネット ワーク接 続 パラメータが無 効 です。接 続 タイプ、優 先 順 位 、または固 定 /可 変 がデバイスによってサポート さ
れていません。
0109
接 続 サイズが無 効 です。指 定 した接 続 サイズはターゲット によってサポート されていません。
010A - 010F
CIP によって予 約 済 みです。
0110
接 続 のターゲット が設 定 されていません。
0111
RPI がサポート されていません。デバイスが要 求 (O->T または T->O RPI) をサポート できないか、接 続 タイムアウト
の乗 数 によってデバイスでサポート されないタイムアウト 値 が生 成 された場 合 に返 されます。
0112
RPI 値 を受 け入 れません。フォワードオープン要 求 内 の RPI 値 がターゲット デバイスのアプリケーションで必 要 とさ
れる範 囲 外 にあるかターゲット が異 なる間 隔 で生 成 している場 合 に返 されます。
0113
接 続 できません。接 続 マネージャによってサポート される接 続 の最 大 数 に達 しました。
0114
電 子 キー論 理 セグメント 内 に指 定 されているベンダー ID または製 品 コードが、デバイスの製 品 コードまたはベン
ダー ID と一 致 しません。
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Omron NJ Ethernet Driver
22
拡張ステータ
説明
ス (16 進数)
0115
電 子 キー論 理 セグメント 内 に指 定 されているデバイスタイプが、デバイスのデバイスタイプと一 致 しません。
0116
電 子 キー論 理 セグメント 内 に指 定 されているメジャー/マイナーリビジョンが、デバイスのリビジョンと一 致 しません。
0117
接 続 パスに指 定 されている生 産 アプリケーションまたは消 費 アプリケーションのパスが、ターゲット アプリケーション内
の生 産 アプリケーションまたは消 費 アプリケーションの有 効 なパスに対 応 していません。
0118
構 成 データに指 定 されているアプリケーションパスが、構 成 アプリケーションに対 応 していないか、消 費 アプリケー
ションまたは生 産 アプリケーションのパスと一 致 していません。
0119
受 信 待 機 専 用 タイプでない接 続 は現 在 オープンしていません。受 信 待 機 専 用 でない接 続 がまだ確 立 されてい
ないターゲット に対 して受 信 待 機 専 用 タイプの接 続 を確 立 しようとした場 合 に返 されます。
011A
ターゲット オブジェクト のこのインスタンスによってサポート される接 続 の最 大 数 を超 えました。
011B
生 産 禁 止 時 間 が T->O RPI より大 きくなっています。
011C
転 送 タイプ/ト リガパラメータで要 求 された転 送 クラスはサポート されていません。
011D
転 送 タイプ/ト リガパラメータで要 求 された生 産 ト リガはサポート されていません。
011E
転 送 タイプ/ト リガパラメータで要 求 された命 令 はサポート されていません。
011F
O->T 固 定 /可 変 フラグがサポート されていません。
0120
T->O 固 定 /可 変 フラグがサポート されていません。
0121
O->T 優 先 順 位 コードがサポート されていません。
0122
T->O 優 先 順 位 コードがサポート されていません。
0123
O->T 接 続 タイプがサポート されていません。
0124
T->O 接 続 タイプがサポート されていません。
0125
O->T 冗 長 オーナーフラグがサポート されていません。
0126
接 続 パスパラメータ内 のデータセグメント に、要 求 された構 成 アプリケーションパスに適 した数 値 の 16 ビット Word
が含 まれていません。
0127
フォワードオープン要 求 で宣 言 されターゲット で使 用 可 能 な消 費 オブジェクト のサイズが、O->T ネット ワーク接 続
パラメータで宣 言 されている接 続 サイズと一 致 しません。
0128
フォワードオープン要 求 で宣 言 されターゲット で使 用 可 能 な生 産 オブジェクト のサイズが、T->O ネット ワーク接 続
パラメータで宣 言 されている接 続 サイズと一 致 しません。
0129
接 続 パスに指 定 されている構 成 アプリケーションのパスが、ターゲット アプリケーション内 の構 成 アプリケーションの
有 効 なパスに対 応 していません。
012A
接 続 パスに指 定 されている消 費 アプリケーションのパスが、ターゲット アプリケーション内 の消 費 アプリケーションの
有 効 なパスに対 応 していません。
012B
接 続 パスに指 定 されている生 産 アプリケーションのパスが、ターゲット アプリケーション内 の生 産 アプリケーションの
有 効 なパスに対 応 していません。
012C
発 信 側 はターゲット で定 義 されているタグのリスト にない構 成 タグ名 に接 続 しようとしました。
012D
発 信 側 はターゲット で定 義 されているタグのリスト にない消 費 タグ名 に接 続 しようとしました。
012E
発 信 側 はターゲット で定 義 されているタグのリスト にない生 産 タグ名 に接 続 しようとしました。
012F
接 続 パスに指 定 されている構 成 アプリケーション、消 費 アプリケーション、生 産 アプリケーションの組 み合 わせが互
いに一 致 していません。
0130
データセグメント 内 の情 報 が消 費 データのフォーマット と一 致 していません。
0131
データセグメント 内 の情 報 が生 産 データのフォーマット と一 致 していません。
0132
Null のフォワードオープン要 求 はターゲット によってサポート されていません。
0133
指 定 した接 続 タイムアウト 乗 数 (不 活 動 ウォッチドッグ) は予 約 済 みであるか、それによって生 成 されるタイムアウト
値 がデバイスには大 きすぎます。
0134 - 0202
CIP によって予 約 済 みです。
0203
接 続 がタイムアウト になりました。
0204
未 接 続 要 求 タイムアウト 。これは宛 先 ノードにおける輻 輳 か、ノードの電 源 が入 っていないか、ノードが存 在 しな
いことが原 因 である可 能 性 があります。
0205
未 接 続 要 求 内 の接 続 チックタイムと接 続 タイムアウト の組 み合 わせが中 間 ノードによってサポート されていませ
ん。
0206
unconnected_send サービスに対 してメッセージが大 きすぎます。
0207
未 接 続 メッセージの確 認 を受 信 しましたが、データ応 答 メッセージは受 信 しませんでした。
0208 - 0300
CIP によって予 約 済 みです。
0301
使 用 可 能 な接 続 バッファメモリが不 十 分 です。
0302
パス上 の生 産 アプリケーションはそのリンク上 で接 続 に十 分 な帯 域 幅 を割 り当 てることができません。
0303
消 費 接 続 ID フィルタを使 用 できません。
0304
デバイスはスケジュールされている優 先 順 位 データを送 信 できません。
0305
発 信 側 デバイスの接 続 スケジュール情 報 がターゲット ネット ワーク上 の接 続 スケジュール情 報 と一 致 していませ
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23
拡張ステータ
説明
ス (16 進数)
ん。
0306
発 信 側 デバイスの接 続 スケジュール情 報 をターゲット ネット ワーク上 で検 証 できません。
0307 - 0310
CIP によって予 約 済 みです。
0311
ポート セグメント で指 定 されているポート は使 用 できないか存 在 しません。
0312
ポート セグメント で指 定 されているリンクアドレスはターゲット ネット ワークのタイプに対 して有 効 ではありません。
0313 - 0314
CIP によって予 約 済 みです。
0315
接 続 パス内 のセグメント タイプまたはセグメント 値 が無 効 です。
0316
フォワードクローズサービスの接 続 パスが、クローズしている接 続 の接 続 パスと一 致 しません。
0317
スケジュールされたネット ワークセグメント が存 在 しないか、このセグメント 内 の値 が無 効 です。
0318
自 己 へのリンクアドレス (ループバック) は無 効 です。
0319
デュアルシャーシ冗 長 システムのセカンダリシステムが、プライマリシステムに対 する接 続 要 求 を複 製 できません。
031A
対 応 するデータの一 部 がすでにラック接 続 に含 まれているため、モジュール接 続 要 求 が拒 否 されました。
031B
対 応 するデータの一 部 がすでにモジュール接 続 に含 まれているため、ラック接 続 要 求 が拒 否 されました。
031C
その他 の接 続 関 連 エラーが発 生 しました。
031D
冗 長 接 続 が一 致 しません。
031E
生 産 アプリケーションに設 定 されている消 費 アプリケーションの数 にすでに達 しています。
031F
生 産 アプリケーションが使 用 する消 費 アプリケーションが設 定 されていません。
0320 - 07FF
ベンダー固 有 のエラー。
0800
モジュールへのパス内 のネット ワークリンクがオフラインです。
0801 - 080F
CIP Safety の仕 様 を参 照 してください。
0810
ターゲット アプリケーションには要 求 された接 続 のために生 成 する有 効 なデータがありません。
0811
発 信 側 アプリケーションには要 求 された接 続 のために生 成 する有 効 なデータがありません。
0812
ネット ワークがスケジュールされた後 でノードのアドレスが変 更 されました。
0813
異 なるサブネット 上 にある生 産 アプリケーションと消 費 アプリケーション間 でマルチキャスト 接 続 が要 求 され、生 産
アプリケーションはオフサブネット マルチキャスト 用 に設 定 されていません。
0814
データセグメント 内 の情 報 が、生 産 /消 費 データのフォーマット が有 効 でないことを示 しています。
0815 - FCFF
CIP によって予 約 済 みです。
0x0C 拡 張 エラーコード
次 のエラーコードは 16 進 数 で表 示 されます。
拡張ステータス (16 進数)
説明
8010
ダウンロードが進 行 中 です。
8011
タグメモリにエラーがあります。
一 覧 にないエラーコードについては、オムロンのドキュメント を参 照 してください。
0x1F 拡 張 エラーコード
次 のエラーコードは 16 進 数 で表 示 されます。
拡張ステータス (16 進数)
説明
0101
次 のいずれかのエラーが考 えられます。
l
変 数 タイプと読 み取 りアドレスの組 み合 わせサイズが不 正 です。
l
変 数 タイプの指 定 が不 正 です。
l
読 み取 り開 始 アドレスが変 数 領 域 の範 囲 を超 えています。
l
読 み取 り終 了 アドレスが変 数 領 域 の範 囲 を超 えています。
要 素 が多 すぎます。
次 のいずれかのエラーが考 えられます。
l
0102
l
要 素 の数 が書 き込 みデータのサイズと一 致 しません。
l
変 数 タイプの指 定 が不 正 です。
0104
l
書 き込 み領 域 に読 み取 り専 用 領 域 が含 まれています。
変 数 タイプが範 囲 外 です。
8001
内 部 エラーが発 生 しました。
800D
登 録 済 みのタグ情 報 にエラーがあります。
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Omron NJ Ethernet Driver
24
拡張ステータス (16 進数)
説明
8014
内 部 エラーが発 生 しました。
8016
変 数 が正 しく登 録 されていません。
一 覧 にないエラーコードについては、オムロンのドキュメントを参 照 してください。
0x20 拡 張 エラーコード
次 のエラーコードは 16 進 数 で表 示 されます。
拡張ステータス (16 進数)
説明
8017
要 素 を持 たない変 数 に複 数 の要 素 が指 定 されました。
8018
ゼロ個 の要 素 または配 列 の範 囲 を超 えたデータが配 列 に指 定 されました。
8022
要 求 サービスデータで指 定 されているデータ型 がタグ情 報 と一 致 していません。要 求 サービス
データ内 の AddInfo の長 さが 0 ではありません。
8028
値 が範 囲 外 です。
一 覧 にないエラーコードについては、オムロンのドキュメントを参 照 してください。
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25
用語集
用語
定義
リンクアドレス
オムロン製 ユニット の一 意 の識 別 子 (ユニット アドレス、IP アドレスなど)。
パケット
送 信 されている要 求 を表 す回 線 上 のデータバイト のスト リーム。パケット はサイズに制 限 がありま
す。
ポート 番 号
対 象 のオムロンユニット からの発 信 経 路 (チャネルなど) を指 定 します。
ルーティング
1 つ以 上 のオムロン NJ ラックを使 用 して別 のオムロン NJ ラックにホップします。
タグ分 割 の詳 細 については、パフォーマンス統 計 とチューニングおよび通 信 の最 適 化 を参 照 してください。
変 数 タグベースのアド レス指 定
用語
定義
配列
アドレスに配 列 要 素 が指 定 されているクライアント /サーバー配 列 タグ。例 : ARRAYTAG [0] {5}。
配列要素
変 数 配 列 内 の要 素 。クライアント /サーバーアクセスの場 合 、この要 素 は基 本 データ型 でなければ
なりません。例 : ARRAYTAG [0]。
基 本 データ型
事 前 に定 義 されている、構 造 化 されていないデータ型 。例 : SINT や DINT。
基 本 タグ
基 本 データ型 で定 義 されている変 数 タグ。
クライアント
OPC、DDE、または専 用 のクライアント /サーバープロト コルを利 用 してサーバーに接 続 する
HMI/SCADA などのデータブリッジソフト ウェアパッケージ。
クライアント /サーバーデータ
型
サーバーで静 的 に定 義 されているかクライアント で動 的 に定 義 されるタグのデータ型 。サーバーでサ
ポート されるデータ型 については「データ型 」で説 明 しています。クライアント でサポート されるデータ
型 は、使 用 されているクライアント によって異 なります。
クライアント /サーバータグ
サーバーで静 的 に定 義 されているかクライアント で動 的 に定 義 されるタグ。これらのタグは変 数 タグ
とは別 のものです。変 数 タグが参 照 される際 、変 数 タグのタグ名 はクライアント /サーバータグのタグ
アドレスになります。
クライアント /サーバー配 列
サーバーと一 部 のクライアント によってサポート される、行 x 列 によるデータ表 現 フォーマット 。すべて
のクライアント が配 列 をサポート しているわけではありません。
サーバー
Omron NJ Ethernet ドライバーを利 用 している OPC/DDE/専 用 サーバー。
構 造 体 データ型
データ型 が基 本 データ型 または構 造 体 型 であるメンバーから成 る (定 義 済 みまたはユーザー定 義
の) 複 合 データ型 。
構 造 体 タグ
構 造 体 データ型 で定 義 されている変 数 タグ。
変数配列
オムロン NJ プラット フォームコント ローラ用 Sysmac Studio では多 次 元 配 列 (1、2、3 次 元 が可 能 )
がサポート されます。すべての基 本 データ型 が変 数 配 列 をサポート しています。一 部 の基 本 構 造
体 データ型 は変 数 配 列 をサポート していません。
変 数 データ型
オムロン NJ プラット フォームコント ローラ用 Sysmac Studio で定 義 されているデータ型 。
変 数 タグ
オムロン NJ プラット フォームコント ローラ用 Sysmac Studio で定 義 されているタグ。
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26
索引
0
0x01 Extended Error Codes 21
0x0C Extended Error Codes 23
0x1F Extended Error Codes 23
0x20 Extended Error Codes 24
A
Address Descriptions 15
Address Formats 16
Array 16, 25
Array Block Size 10
Array Element 16, 25
Array Tag Groups 19
B
Basic 16
Basic Data Type 25
Basic Tag 25
Blocking Array 12
Boolean 14
Byte 14
C
Channel Assignment 8
Char 14
CIP 10
CIP Error Codes 20
Client 25
Client/Server DataType 25
Client/Server Tag 25
Coercion 16
Communication Protocol 4
Communications Parameters 9
Communications Routing and Timing 4
Condensed 11
Condensed Mode 19
Connection Path Specification 4
Connection Size 10, 12
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27
D
Data Collection 8
Data Types Description 14
Double 14
Driver 8
DWord 14
E
Encapsulation Error Codes 20
Error Codes 20
EtherNet-IP 9
Expanded 11
Expanded Mode 18
F
Float 14
Forward Open requests 4
G
Global Tags 18
Glossary 25
I
ID 8
Identification 8
Identity requests 4
Inactivity Watchdog 10
L
lient/Server Array 25
Link Address 5, 25
Long 14
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Omron NJ Ethernet Driver
28
M
Model 8
Multi-Hop 5
Multi-Request Packets 12
N
NJ 10
O
Optimizing Communications 12
Optimizing the Application 12
Options 10
Overview 3
P
Packet 25
Performance 10, 13
Performance Statistics and Tuning 13
Port 25
Port ID 5
Predefined Term Tags 18
Project Options 10
R
Remote CPU 5
Routing 25
Routing Examples 5
Routing Path 5
Routing Timing 4
S
Server 25
Setup 4
Short 14
Simulated 8
Statistics 13
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Omron NJ Ethernet Driver
29
String 14, 16
Strings 12
Structure Data Type 25
Structure Tag 25
Structure Tag Addressing 18
T
Tag Address Rules 15
Tag Hierarchy 18
Tag Name Rules 16
Tag Scope 18
TCP/IP Port 9
Tuning 13
V
Variable Array 25
Variable Data Type 25
Variable Tag 25
W
Word 14
え
エラー時 に格 下 げ 9
て
デバイスのプロパティ 7
デバイスのプロパティ - 自 動 格 下 げ 8
柜
格 下 げまでのタイムアウト 回 数 9
格 下 げ期 間 9
格 下 げ時 に要 求 を破 棄 9
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