(平成28年1月21日開催)[PDF/401KB]

平 成27年 度 第1 0回赤磐 市教育 委員会 定 例会議 事録
1
開会日時
平成28年1月21日(木)
2
閉会時間
午後3時51分
3
会議場所
赤磐市立中央公民館
2階
4
出席委員
委
長
内
田
惠
子
委員長職務代理者
日
名
智
子
委
員
角
南
整
司
委
員
山
本
賢
昌
長
杉
山
高
志
長
奥
田
智
明
教 育 総 務課 長
藤
井
和
彦
学 校 教 育課 長
石
原
順
子
社 会 教 育課 兼
スポーツ振興課長
前
田
正
之
中 央 公 民館 長
土
井
道
夫
中 央 図 書館 長
三
宅
康
栄
久
山
勝
美
竹
下
員
教
5
欠席委員
なし
6
説 明 者
教
7
書
記
育
育
次
中 央 学 校給
セ ン タ ー所
教 育 総 務
副
参
食
長
課
事
午後3時00分
第2会議室
- 1 -
充
議
事
1 教育長等の報告
公
開
教育長の報告について
公
開
2月の教育委員会行事予定について
公
開
平成28年度幼稚園児数について
公
開
幼稚園における一時預かり保育の拡大(試行)について
公
開
不登校児童生徒数(平成27年度2学期末現在)について
2 議案の審議
公
3
公
開
赤磐市立幼稚園保育料減免規則の一部を改正する規則について
その他
開
次回定例会開催日について
※非公開の議事については、議事録は公開されません。
- 2 -
○内田委員長
それでは定刻になりましたので、出席委員が定足数に達しております。
会議は成立しております。
これより平成27年度第10回赤磐市教育委員会定例会を開会します。
本会の議事録に署名する委員として、角南委員を指名します。
本会の議事録作成の職員として、教育長から推薦のあった事務局職員の教育総務課竹下
副参事を指名します。
前々回平成27年11月19日開催の第8回教育委員会会議の議事録につきましてお目
通しをいただき、ご異議がなければご承認をいただきたいと思いますが、よろしいでしょ
うか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○内田委員長
それでは、第8回教育委員会会議の議事録についてはご承認をいただい
たということで取り扱いをお願いします。
続きまして、議事に移りますが、本日の議事に付議された案件は、(1)教育長等の報
告、(2)議案の審議、(3)その他についてです。
それでは、(1)教育長等の報告に移ります。
初めに、教育長の報告についての報告を求めます。
○杉山教育長
委員長。
○内田委員長
教育長。
○杉山教育長
教育長杉山。
それでは、教育長の報告、主なものについてご報告申し上げます。
12月17日木曜日、赤磐市事務事業連絡会山陽地域、これは昨年年度末のごみ処理の
問題等で県道が大変ごみの持ち込み等で地域の方に迷惑をかけた件がございました。それ
から、マイナンバー制度についてなかなか難しい面がありまして、その説明等、あるいは
年末年始の期間等であかいわ健康・急病相談ダイヤルのお知らせの点で、そのほか第2次
赤磐市総合計画についての概要説明について、臨時的ではありますが、本年度初めてでは
ありますが、4地域回って説明に上がったという、そういう事業であります。
また、1月からにかけては、それぞれ各地域での区長・町内会長会がありますが、それ
に先駆けて、年末年始、特に昨年度の反省等も含めた形での連絡会が開かれました。
12月18日、議会の最終日でありました。この中では、第2次赤磐市総合計画修正動
議等が出ましたが、原案どおり可決いたしました。また、教育委員会関係では、赤磐市グ
- 3 -
ラウンド・ゴルフ場の指定管理についてとか、吉井B&G海洋センター等の指定管理等に
ついてご承認をいただいたところであります。
12月22日、岡山教育事務所による市教委ヒアリングがありました。教育事務所の所
長さん、次長さん等が来られまして、赤磐市の県職員の人事案件についての説明、要望等
をさせていただいた会であります。午後につきましては、幼稚園の園長先生から各園の状
況、そしてまた来年度に向けての職員体制についてのヒアリングを行いました。
12月25日議会運営委員会、これは次の3月議会に向けての案件でありました。
1月6日所属長会、ここでは、今日、明日にかけて行われます定期監査について、ある
いは各所属長から各事業の進捗状況等の報告に対しての意見、また3月補正、28年度当
初予算について等の協議を行いました。その後、懇親会を開きました。大変楽しい会にな
りました。
1月8日校園長会、28年最初の校園長会でありました。私の思いを校長先生、園長先
生方にお伝えしました。市長さんが年に1回来られる会でありますので、市長さん向けも
兼ねて、赤磐市の学力、あるいは体力、あるいは生徒指導、不登校みたいな、こう色々あ
るわけですが、まず学力テストについて、私たちは、学力テストというのは、学習指導要
領に則ってふだん指導している成果をひとつ見る機会でもあります。その中で、今の小学
校6年生の子は、27位中27位の子どもたちであります。その子どもたちが中学1年生
になりますと、岡山県独自の学力状況調査を受けます。その公表は、7月の初めにありま
す。今のままでありますと、最下位の結果が出るはずです。だけれども、教育というの
は、それをしっかり現実として捉えて、子どもたちに力をつけてやるものでもある。それ
から、同じく4月19日には、全国の学力状況調査があります。受ける子どもたちは、小
学校、今の5年生と、中学校、今の2年生であります。中学校の今の2年生は、26年、
中1のときに受けた岡山県独自の学力状況調査ではワーストであります。新聞にも、赤磐
市はというので載った学年の子が受けます。今度、小学校6年生と中学3年生の子が受け
るわけですが、県独自の調査からいけば、恐らく24位でありましょう、24位、ワース
ト。これは、何もしなかったらです。私たちは、しっかり子どもたちに力をつけてやる、
学習指導要領の中身をきちっと身につけさせるということで、この3カ月しっかり今まで
の学習指導等の振り返りをしてほしい。人間は、忘れるというのは、当たり前のことで
す。忘却曲線があるわけです。1週間たつと、大体77%程度は忘れていきます。それを
復習することで、また復習を繰り返すことで定着していく。そういうことで、職員一人ひ
- 4 -
とりに今の子どもたちの現状を知っていただいて、その度にしっかりと力づけてほしいと
いうことをお願いをしておきました。楽しみです。ただ、どんな結果になるか、その結果
の予想を外すことが、ただの1位でも、私はありがたいなと思います。
1月10日、平成28年赤磐市成人式が行われました。本年度は、358人の新成人、
率にして82.9%の新成人が出席してくれました。式の様子を見ると、本当に今までの
教育の成果、保護者の支援、愛情、地域の見守り、支援、そういうことで、いろいろ赤磐
市の教育課題も言われておりますが、あの姿を見て救われる思いがいたしました。ほんと
うに皆さんのご努力に感謝申し上げます。
1月14日、午後から県総合教育センターで県及び市町村教育委員会教育長会がありま
した。この趣旨は、昨年11月に実施されました岡山県独自の学力定着確かめテスト、小
学校は4年生と5年生が参加し、中学校は中学2年生の子が参加しました。このテスト内
容については、今まで全国学力状況調査に出てきた問題と比較しながら、ですからある面
同じような問題が何年か前のからいくらか出ながら、今の小学校4年生、5年生、中学校
2年生の子どもたちの全国と比較した定着状況、その結果を聞いてまいりました。小学校
のほうは、変わっておりません。中学校は、中2ですから、26年に実施した岡山県にお
いてはワーストの学年でありましたが、結果は、上げておりました。割り切って、しっか
り学力をつけさせるという意識が中学校にあります、受験がありますから。小学校の教員
は甘いなと、私は思いました。
つい先日、学力向上担当者会議が公民館でありました。小学校12校から、中学校5校
からの職員でした。私は、自分たちの学校の実態、例えば岡山県の中でどの位置におる
か、先生方は皆自覚してほしいと。要望があれば、市内だけの12校分の何とか、5校分
の何とかでなくて、県内での位置というのがわかりますから、聞かれたら、私だったらつ
かみたいな、自分の学校がこれだけのところにおるんだな。危機意識を持って初めて職員
一人ひとりが本気になるんかなと、そういう気持ちを大変強く持っております。どの程度
言ったらいいのか随分悩みますが、本当に問題は、管理職だけ、あるいは担当だけでなく
て、直接子どもにかかわっている職員一人ひとりがどれだけ自分たちの目の前の子どもた
ちの状況を把握しているか、そこをきちっと知らせていく必要があるというふうに大変強
く思っています。以上であります。
1月20日、総務文教常任委員会が昨日開かれました。教育総務課のほうから、学校施
設の耐震補強事業、高陽中学校の体育館、格技場の工事等の進捗状況について説明をさせ
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ていただきました。
以上であります。
○内田委員長
○山本委員
ただいまの報告に対し質疑、ご意見はありませんか。
はい。
○内田委員長
○山本委員
山本委員。
報告にはなかったんですけど、出初式でふれあい公園の体育館を使わせて
もらったんですが、消防団として行ったんですけど、マイクの調子が悪かったんですけ
ど、機材が悪いのか、使い方が悪いのかわからないんですけど、どうなんでしょうね。声
が出んかったり出たり、ぷつぷつっと音がしたり。
○前田課長
ああ、そうですか、ワイヤレスマイク。
○山本委員
いや。
○前田課長
多分ワイヤレスですね。
○山本委員
そうなんですか。
○奥田教育次長
○内田委員長
委員長。
教育次長。
○奥田教育次長
私もおりまして、すべてが出ないというわけでもないんです。僕自身
としては、この操作で関係ないときに落として、発言するときに上げておるんかなという
ふうに思ったんですが、最後のほうは、そうでもなかったなと。
あの、器具の何かちょっと調子が悪かったような気がいたしました。しっかりこれはち
ょっと伝えておかんといけないと思いました。ありがとうございました。
○前田課長
○内田委員長
確認をしときます。はい。
ほかにはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○内田委員長
では、次に移ります。
2月の教育委員会行事予定についての報告を求めます。
○藤井課長
○内田委員長
○藤井課長
委員長。
教育総務課長。
教育総務課藤井です。
それでは、資料2ページ、3ページをお願いいたします。
平成28年2月の教育委員会行事につきまして、私のほうから順次説明申し上げます。
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まず、教育委員会行事の関係、2ページの一番左をごらんください。
2月3日水曜日、教育委員会の所属長会を10時から予定しております。
4日の木曜日は青少年問題協議会を14時からということで、教育長の出席でございま
す。
8日の月曜日は赤磐市行財政改革審議会、13時30分からの教育長の出席でございま
す。
11日の木曜日に赤磐市体育協会近隣少年柔道大会、高陽中学校で開かれます。9時か
らでございまして、教育長の出席でございます。
12日の金曜日は総務文教常任委員会、10時から予定になっております。
13日土曜日は岡山白陵高等学校の卒業式、教育長の出席でございます。
3ページに行きまして、16日火曜日は教育委員会定例会ということでよろしくお願い
いたします。
18日木曜日は議会運営委員会、13時半から、議会全員協議会が14時半からという
ことでございます。
25日の木曜日から3月議会が開会となりまして、26日、29日と、それぞれ本会議
が予定されております。
以上でございます。
○内田委員長
○石原課長
はい。学校教育課長。
学校教育課石原です。
続いて、学校教育課関係です。
8日月曜日、第3回教育支援委員会、中央公民館で9時30分からです。
10日第9回校園長会、中央図書館で14時から。
それから次に、校長人事面談、最終面談が続きます。15日月曜日が校長人事面談、1
9日金曜日が校長最終面談、24日校長最終面談、園長最終面談と続きます。
少し戻りまして、20日の土曜日、学力向上モデル地区事業成果発表会ということで、
ベネッセからいただいている事業についての報告があります。まきびです。
また、25日は、食物アレルギーの検討会が本庁であります。
以上です。
○内田委員長
○前田課長
社会教育課長。
それでは、社会教育課ですが、2月6日土曜日、青少年の健全育成推進大
- 7 -
会ということで、「明るい家庭づくり」作文の表彰、それから本年度の鳴門教育大学の阪
根教授をお招きしての講演をいただく予定です。よろしくお願いします。
9日火曜日ですが、第2次山陽遺跡整備委員会を中央公民館で開くようにいたしており
ます。
それから、12日金曜日には、文化庁のほうから調査官が現地視察ということで、両宮
山古墳、現在発掘調査をしておりまして、トレンチを入れております、その状況を見てい
ただくようにしています。
13日土曜日には、一般の方向けにということで、両宮山古墳の現地説明会ということ
で、古墳の中へ入っていただいて、実際にトレンチをしたところを見ていただけたらとい
うふうに思っております。
それから、14日には、これも恒例ですが、熊山のふれあいセンターで「永瀬清子の詩
の世界」ということで、谷川俊太郎さん、また息子さんのDiVaというグループをお招
きしての催しを用意しております。
17日水曜日には、人権教育推進委員会ということで、今回は赤坂支所のほうで開く予
定であります。
19日金曜日には、現代詩講座「詩のピクニック」が熊山公民館であります。
続きまして、スポーツ振興課のほうですが、21日日曜日、吉井つちのこ駅伝というこ
とで、50団体規模の駅伝を城南小学校をスタート・ゴールということで実施する予定で
あります。
以上、社会教育課・スポーツ振興課です。
○内田委員長
○土井館長
公民館長。
中央公民館土井でございます。
では、公民館の行事予定をごらんください。
公民館では、毎月各講座をしております。それで、各公民館、ここに書いているとおり
にさせていただいておる中で、2月3日、4日、8日につきましては、来年度の公民館の
ここの登録グループがお使いになられておる分の説明会を熊山、赤坂、吉井とします。そ
れで、1月の終わりから、中央公民館を皮切りに、各公民館でそれぞれのグループ利用の
登録説明会をしまして、来年度も公民館を使っていただくように説明会をして、やってい
きたいと思います。
以上でございます。
- 8 -
○内田委員長
○三宅館長
図書館長。
中央図書館三宅です。よろしくお願いいたします。
中央図書館、図書館ですけれども、全館に通じる定例のおはなしかいとして実施をいた
します。
そのほか、中央図書館では、一般向けの講座といたしまして、17日の午前10時半か
ら知っトク講座、これは健康福祉課とのコラボの講座になります。
それから、出張のおはなしかいといたしましては、12日、18日、この両日、人形劇
グループの方と一緒に、12日には山陽西幼稚園、18日には山陽北幼稚園へお出かけ図
書館ということで行かせていただきます。また、同じく12日には山陽北幼稚園、19日
にはあすなろ子育て支援センターへもおはなしかいということで行かせていただくように
なります。
また、ボランティアさんの活動といたしまして、7日と14日日曜日にボランティアお
はなしかい、さらに16日と19日には資料整理活動が、また20日には民話の語りが予
定されております。
なお、2月22日から2月26日、22日の月曜日から26日の金曜日までになります
が、毎年この時期にさせていただいております蔵書点検の実施になりますため、休館日と
させていただきます。
図書館からは、以上になります。
○内田委員長
○久山所長
○内田委員長
給食センターからは、特に。
はい、給食センターは特にありません。
では、ただいまの報告に対し質疑、ご意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○内田委員長
質疑なしと認めます。
では次に、平成28年度幼稚園児数についての報告を求めます。
○石原課長
○内田委員長
○石原課長
委員長。
学校教育課長。
学校教育課石原です。
4ページをごらんください。
ここにあります表は、平成28年度の幼稚園の園児数、1月15日現在のものです。3
歳児につきましては、12月22日締め切りということで園児の募集が終わっております
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が、毎年懸案となりますひかり幼稚園、山陽北幼稚園につきましては30名を切っており
ますので、それぞれ次年度は1クラスでのスタートということは決まっております。
また、4歳児、5歳児につきましては、今後多少出入りがあろうかと思いますし、3歳
児につきましても、30名までは受け入れることが可能ですが、現在のところ、山陽北幼
稚園の5歳児が30人ということで、昨年までは31名で2クラス対応をしていたんです
が、5歳児については現在1クラスということで学級数が減になる可能性があるというこ
とで、注意深く数の推移を見守っているところです。1月15日現在では、28年度の幼
稚園児数計327名ということでスタートができるということになっております。
ご報告終わります。
○内田委員長
ただいまの報告に対し質疑、ご意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○内田委員長
では、質疑なしと認めます。
次に、幼稚園における一時預かり保育の拡大(試行)についての報告を求めます。
○石原課長
○内田委員長
○石原課長
委員長。
学校教育課長。
学校教育課石原です。
5ページをごらんください。
幼稚園における一時預かり保育の拡大(試行)についてです。
この幼稚園における一時預かりにつきましては、既に平成27年度、山陽西幼稚園とい
わなし幼稚園において実施をしております。
よい機会ですので、ここで現在までの保育実績についてご報告をさせてください。
12月末現在で、山陽西幼稚園、一時預かりは3回発生しております。理由は、主にお
母様の出産に伴うものです。いわなし幼稚園におきましては6回発生しております。主
に、兄弟の、妹、弟の健診にかかわる事案がほとんどです。
現在は、小規模、かなり小さい規模の幼稚園において、一時預かり保育を実施しており
ますが、より保護者の子育て支援、あるいは保護者のニーズに対応するということで、こ
の一時預かりの園の拡大を検討しております。
目的については変更がありませんが、実施園を新たに2園増やしました。ひかり幼稚園
と山陽北幼稚園の2園を増やしております。
28年度につきましては、このように園児が多い桜が丘地域の園での対応を行うことに
- 10 -
よって、具体的に保護者のニーズ、またそれに伴う課題等をより広域で把握していきたい
と考えております。
一時預かりの利用できる園児、理由につきましては、①から④にあるとおりで、変更は
特にありません。
また、一番下に書いてあります継続的な預かり保育、就労による預かる保育は行わない
という、この原則についても変更はありません。
その下の保育実施日・時間、また申し込み・保育料につきましても変更はありません。
保育担当者についても、専任職員が行うという対応をしていきます。
やはり、幼稚園については、より子育て支援の機能を充実させていきたいということ
で、就学前教育の充実とあわせて、こうした取り組みにも進んでいきたいと思っておりま
す。
以上です。
○内田委員長
○山本委員
○内田委員長
○山本委員
ただいまの報告に対し質疑、ご意見はありませんか。
はい。
山本委員。
今までちっちゃいとこが2つだけですが、今度はでかいところを2つ増や
すんですけども、取り残されるところは不平不満が出なかったというか、いっそのこと全
部やったほうがいいんかなと思ったりしたんですけど、いかがでしょうか。
○内田委員長
○石原課長
学校教育課長。
まずは「試行」ということが冠についているということもあるのですが、
まずは小さい、そして今回はより要望が大きいと考えられる、大きなひかり幼稚園、北幼
稚園。で、その様子にあわせて、来年度は一時預かり保育というものを正式に方向として
定めていきたいということで、規模の大きな園でのニーズ、課題をより正確に把握したい
という意図があります。一応、取り組む園につきましては、取り組まない園もあわせて、
説明もさせていただいています。
○山本委員
よその園から、こっちの園に、預かってほしいと思っても、だめなんです
よね。
○石原課長
はい、同じです。
○山本委員
同じ。そこで行っている人がですよね。
○石原課長
はい。
- 11 -
○山本委員
はい、わかりました。
○石原課長
はい。
○内田委員長
あの5園しかない中で4園まで試行ということで、そういう疑問も生ま
れてきたのかなというふうに思っていますが。本年度が小規模、来年度がちょっと大きな
規模の幼稚園で実施、試行してみて、その次からは施行ということの段階を踏まえていく
ということですね。
○石原課長
はい。
○内田委員長
では次に、不登校児童・生徒数平成27年度2学期末段階についての報
告を求めます。
○石原課長
○内田委員長
○石原課長
委員長。
学校教育課長。
学校教育課石原です。
では、6ページをごらんください。
赤磐市における学年別の不登校の状況、平成27年度2学期末の状況について報告いた
します。
そこにあります、小学校、中学校の表は、平成23年度、過去5年にさかのぼっての不
登校の児童・生徒数並びに出現率の割合の変化を示したものです。
小学校につきましては、平成27年度、学年別でいきますと、5年生、6年生がそれぞ
れ4名、5名と、少し多い状況になっております。現在の5年生は、平成26年度4年生
でしたので、その4年生から5年生になってということで、表をスライドして見てみます
と、4年生から5年生で1名が4名ということで、少し増加している傾向が見られるなと
いうことで危機感を持っております。また、26年度末の表、一番右を見ますと、年度末
10名であったんですが、現在27年度は2学期末で既に12名ということで、課題が大
きいという危機感を持っております。
中学校につきましても、同じ傾向が見られます。特に、平成27年度の2年生、現在1
7名です。3年生、同じく20名ですが、平成26年度の同じ学年の子どもたちで考えま
すと、26年度の1年生は不登校生徒数5名、2年生になって17名、この増加は非常に
気になっております。また、中学校2年生についても、13名が3年生で20名というこ
とで、中学校において、より増加をしている傾向が大きいなというのが非常に気になって
おります。
- 12 -
現在、小学校においては、登校支援員の配置を中心とした、人での対応であったり、中
学校においては、不登校対策アドバイザーの配置、助言による、不登校3日目までの、不
登校というか、欠席3日目までの対応の徹底ということを小学校、中学校ともに行ってい
るところではあるのですが、それぞれ家庭の状況であったり、本人の状況であったり、課
題は大きいと感じております。
また、この数の中には、かなりの割合で人間関係に起因する児童・生徒数も多いと思わ
れるのですが、最近の傾向で言いますと、自分が困ったことや嫌だということが言えない
まま過ごしてきている子どもたちが非常に多いのではないかということ、またそうした子
どもたちが困ったと言えるような手助けを学校、家庭ともにしていく必要があるのではな
いかということは、さまざまな会でも話題になっているところです。
大変厳しい状況ではあるのですが、引き続き学校、教育委員会も支援をしながら対応し
ていきたいと思いますし、適応指導教室のお力もおかりしたいと考えているところです。
以上です。
○内田委員長
○角南委員
○内田委員長
○角南委員
ただいまの説明に対し質疑、ご意見はありませんか。
よろしいですか。
角南委員。
さっきの話ですけど、今20名不登校が。この子たちは、進学とか、そう
いう意思はあるんですか。
○内田委員長
学校教育課長。
○石原課長
すべての生徒が進学を希望をしています。
○角南委員
学校自体は嫌ではないということなんでしょうか。
○石原課長
はい。
○内田委員長
○石原課長
学校教育課長。
高校に進んで、その先の自分がやりたいことであるとか、目的を持ってい
る生徒もおりますし、あの高校に行ってこういうことをやりたいと明確に持っている生徒
は比較的多いです。ただ一方で、まだ目的も明確にならず、進学について前向きに考えら
れていない生徒も一定数は存在しております。
○角南委員
非常に救われたんですけど、やっぱりその20名だけでも、ある程度自分
の将来を見据えてる、前向きな方も多いととっていいんですか。
○石原課長
子どもによるんですけど、あの学校に行って何々をしたい、主に部活であ
- 13 -
ったりとか、そういうようなことを言うお子さんも中にはいらっしゃいます。
○内田委員長
山本委員。
○山本委員
前の学年から次の学年、斜めにスライドさせていくと大体増えているんで
すけど、減っているところもたまにあったりして、24年度の4年生のところから25年
度の5年生というたら、4からゼロになっとったりするんですけど、中学校で言うと、2
4年度の1年生が14で、25年度の2年生が13で、26年度の3年生が10と、だん
だん減っていますけど、それは特別何か理由があって、特別な努力をされたとか、そんな
ことがあるんですか。
○内田委員長
学校教育課長。
○石原課長
詳細な記憶でなく、こうだったなという大体の感じでお話をするのです
が、やはりうまく何かのきっかけで学校に行けるようになるお子さんもいらっしゃるので
す。また、特に中学校3年生ということで、進学を目的としてかなり改善される方も中に
はおられます。
それから、小学校についても、例えばとても不安な要因であったものが除かれる、例え
ば家族の問題であったりお友達の問題が解決したということで登校につながるということ
もあります。これが継続していけばいいのですが、なかなかという問題はあります。
○内田委員長
ほかにはよろしいか。
○杉山教育長
委員長、2つ。
○内田委員長
教育長。
○杉山教育長
国の調査の場合は、適応指導教室等へ通っていても、このカウントは欠
席日数で扱っております。これも、その分で扱っています。
○石原課長
はい、そうです。
○杉山教育長
それからもう一点は、学校の先生方が、今あるやまびこの本当のよさ、
知りようりません、なかなか。私はおりましたから、あそこでエネルギーをもらいまし
た。偏見は一切ありません。我が孫が不登校になったら、何の心配もなくやまびこへ行か
そうと。いろんな会、適応指導教室を使うような方向で行ったらなっていう。3時ごろか
らでしたら、あそこが一つのいい会場になりますから、そういう工夫も私たちしていかん
といけんなというのを先ほどお話の中で感じましたので、是非そういう方向で行きましょ
う。
○石原課長
はい、わかりました。
- 14 -
○内田委員長
あそこに来てる子どもたちは、非常に明るい。なので、3市で合同で活
動するときに、なぜあの子たちが学校に行けないのだろうという疑問を持つほど、伸び伸
びと生活ができています。その子どもたちのそこを考えてみると、先ほど学校教育課長さ
んが、嫌と言えないとか、つらいことが言えないとかと言ってるという話の中で、ふっと
言葉で表現できない、語彙不足もあるだろうし。そうすると、学校の先生は、いろいろと
理由を聞きます。逆に理由を聞かれると、聞かれるから嫌だ。学校に行くと、友達と何か
あったかなというて、学校の先生ってとても心配するので、いろいろと聞く。それもつら
いと。これ、小学生だった子なんですけど、つらいと。それも嫌だから行きたくないとい
う思いも、これが本当かどうかというのはまた別にして、何が嫌のかっていうのが自分自
身にもわからなくって、別に友達が嫌なわけではなくって、勉強が嫌いなわけでなくっ
て、学校へ行けば学校で楽しくって、だから先生は、学校に来ると楽しく過ごしています
という印象を持たれる。だから、本人も何にこう抵抗を感じているのかということをうま
くつかめない。それの理由をいろいろと聞くと、友達がどうの、いろいろ出てくる。ある
クラスの中で、3人ほど嫌だ。でも、ある時期過ぎると、半数の男子が嫌だ。あるとき過
ぎると、クラス全員が嫌だ。また過ぎると、学校全体が嫌だっていうふうに、それを何に
置きかえているのかというのがわからないけれど、何かその動機、嫌と、ノーと言えない
とか、嫌なことを表現できない。表現ができないんだなというふうに感じたこともあるの
で、なかなかこれは難しい、複雑、いろんな面で重なってきている。中学生なんか思春期
に入って、これまた複雑になっていくんだなと思いながら、先ほど教育長が、やまびこの
活用でいろいろと知っていただくというのは一つの方向、いいんではないかということが
あったんですが、まず知ってないと、児童・生徒に勧めることができないのではないかな
と。
今、新採用の先生が見学コースの一つに入れてくださっているんですけれど、逆に年配
の方というか、そんな方が、多くの方が、やまびこというところがわからない。明るさと
いうか、人目につかない、つくようでつかない、伸び伸びした環境というのを実感してい
ただけたらうれしいなと、そういうふうに思っております。よろしくお願いします。
山本委員。
○山本委員
不登校の子どもでも保健室なら行けるとか、そういうケースはあるんです
か。クラスには入れなくても、学校にも行って、保健室なら、行く場所があっていられる
みたいなこともあったりするんですか。
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○内田委員長
あります。保健室も何時間かオーケーとか、別室登校も受け入れている
学校があります。
○山本委員
僕は、学校に行く、特定の学校に行くのが嫌じゃなくて、クラスに入るの
が嫌だから不登校になって、保健室だったら来れる人、それはないですか。
○内田委員長
そうです。
○山本委員
そういう人が多いんだったら、本当に各学校にやまびこみたいな、保健室
じゃない、ちゃんと勉強ができるようなクラスをつくって、そこに来てくださいみたいな
感じで、そこで自由にやって、ほかの人がうらやましがるかもしれませんが、勉強しよう
が、自由にしとるって。そんなのがあってもいいのではと思いました。
昨日、NHKの夕方のラジオで、民間から登用された校長先生が、神奈川県の横浜の辺
でそういうクラスをつくって不登校をなくしましたとラジオで言ってたんで、ちょっと思
いついたんですけど。その先生は、学校の人材が限られてるんで、授業のこま数を1人の
先生に規定よりもいっぱい持ってもらって、その分人を浮かせて、教室にその人に行って
もらって、その人が対応しているみたいなことを言ってました。よくわかりませんが、仕
組みが、勉強しないとだめです。
○内田委員長
学力面は保障できますね、それで。
○山本委員
ええ。まあ、つき切りでしてるみたいなことでしょうね、そのクラスに先
生がいて、そこに行って、勉強するみたいな。
○内田委員長
それで不登校をなくすことも一つの方向でしょう。その子の課題、もう
一つ別の面にありますよね。教室に入れない。
○山本委員
○内田委員長
○山本委員
そうですね。そこはあると思いますけど。学校には来る。
複雑なことですね。
いろんな方法を研究して、不登校がなくなるようにしていただければいい
と思います。
○内田委員長
この実態をシビアに受けて、頑張っていけたらと思っています。
では続いて、(2)議案の審議に移ります。
議案第18号赤磐市立幼稚園保育料減免規則の一部を改正する規則についての説明を求
めます。
○藤井課長
○内田委員長
議長。
教育総務課長。
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○藤井課長
教育総務課藤井です。
資料7ページをお願いいたします。
議案第18号赤磐市立幼稚園保育料減免規則の一部を改正する規則について。
赤磐市立幼稚園保育料減免規則の一部を改正したいので、赤磐市教育委員会の議決を求
める。
平成28年1月21日提出、赤磐市教育委員会教育長杉山高志ということで、現在幼稚
園の減免につきましては、小学校3年生までの兄弟で、第1子、第2子、第3子の判定を
しておりまして、第2子は第1子の半額、第3子は無償となっております。
今回の改正につきましては、この幼稚園の保育料の減免額を年額から月額に改めるもの
でございます。平成27年4月の子ども・子育て新制度の開始によりまして、保育園の保
育料と同様に、月額での保育料の設定が基本となっております。また、赤磐市の条例で幼
稚園の保育料を月額で定めていることから、減免額も同様に月額に改めることによりまし
て、保護者に理解しやすいものとなると考えますことから、今回改正するものでございま
す。
8ページから10ページが改正文でございます。
11ページからの新旧対照表で説明を申し上げます。
まず、第1条の改正につきましては、条例を引用するための追加でございます。
次、第3条は、保育料の減免額を年額から月額に改めるための改正でございます。
別表の改正は、表中の年額から月額に改めるもので、それぞれ年額を11で割って、端
数を切り捨てたものでございます。
11ページ、13ページも同様でございまして、10ページを見ていただきまして、こ
の規則につきましては、平成28年4月1日から施行するものでございます。
説明は以上でございます。ご承認のほどよろしくお願いします。
○内田委員長
ただいまの説明に対し質疑、ご意見はありませんか。
○内田委員長
山本委員。
○山本委員
11で割るのは、12で割らずに11で割るのは何ででしょうか。
○藤井課長
幼稚園の場合が、8月が夏休みということで、保育料を徴収しておりませ
ん。そういった関係で、11で割っております。
○山本委員
○内田委員長
はい、わかりました。
ほかにはありませんか。
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〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○内田委員長
では、ほかにないようですので、議案第18号を採決します。
本案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○内田委員長
はい、本案は原案のとおり可決とします。
続いて、(3)その他の案件に移ります。
その他の案件で何かありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○内田委員長
○藤井課長
では、次回の定例会開催日を議題とします。
委員長。
○内田委員長
○藤井課長
教育総務課長。
教育総務課藤井です。
次回の定例会の開催日につきましては、平成28年2月16日火曜日午前10時30分
からとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
以上です。
○内田委員長
では、次回の定例会開催日を2月16日火曜日午前10時30分からに
決定することでご異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○内田委員長
異議なしと認めます。
それでは、次回の教育委員会定例会は平成28年2月16日火曜日午前10時半からと
決定いたします。
以上をもちまして本会に付議されたすべての案件が終了となりました。
これをもちまして平成27年度第10回赤磐市教育委員会定例会を閉会とします。
お疲れさまでした。
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