平成27年度第1回焼津市環境審議会議事録 (PDF:341KB)

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平成 27 年度 第 1 回 焼津市環境審議会議事録
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開催日時
平成 27 年 8 月 3 日(月) 14:00~15:30
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開催場所
焼津市役所
3
次
(1)
(2)
(3)
(4)
本館 6 階
603 号室
第
開会
委嘱状交付
市長あいさつ
審議会の説明と審議会委員及び市職員の自己紹介
(5) 会長副会長の選出
(6) 議事
①第2次焼津市環境基本計画の平成 26 年度取組結果について
②第2次焼津市環境基本計画の平成 27 年度取組計画について
(7) 閉会
4 出 席 者
(委員)
大橋慶士
5
委員
平井一之
吉田丈二
増田則子
福井立子
林紘一朗
佐々木雄也
清水みさ代
高橋信行
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
議 事 録
以下のとおり
(事務局)
吉田
環境部長
内田
伊藤
岩ケ谷
小野田
増田
久保山
平田
1
環境生活課長
廃棄物対策課長
環境政策担当主幹
環境保全担当係長
廃棄物政策担当係長
廃棄物政策担当係長
環境管理センター所長
内田課長
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・本日はお忙しいところ、焼津市環境審議会委嘱式並びに第 1 回焼津市環境審
議会にご出席いただき、誠にありがとうございます。
・それでははじめに、委嘱状の交付を行います。お名前をお呼びしますので、
呼ばれた方は恐れ入りますが、その場でお立ち下さい。
・なお、川村たみよ様は本日欠席となりますので、後日委嘱状を交付いたしま
す。
(市長から委嘱状を交付)
内田課長
・それでは、市長よりご挨拶申し上げます。
市長
・本日は、環境審議会にご出席、また環境審議会委員にご就任いただき、誠に
ありがとうございます。皆様はそれぞれ、学識経験者、市民、事業者、行政の
代表というお立場で、この審議会にご参加いただきました。環境問題はまさに、
市民と事業者と行政が一体となって取り組んでいかなければなりませんので、
どうぞ積極的にご意見をお聞かせいただきたいと思います。
・さて、焼津市を取り巻く環境の状況についてでございますが、地球温暖化の
進行による CO2 の削減といった地球規模の環境問題をはじめ、新エネルギーの
促進やごみの減量、公害対策など、生活に密着したさまざまな課題を抱えてお
ります。
・そのような中で今年の4月に政府案として、温室効果ガスの削減目標を20
30年度までに、平成13年度ベースで26%削減することが示されました。
これは、2030年の電源構成比率として、再生可能エネルギーの割合を22
から24%などとした政府案を前提にまとめたものとなります。
・今後、再生可能エネルギー導入の重要度は増していきますが、焼津市の取り
組みとして、昨年度に引き続き本年度も国の補助事業を活用し、避難所等に指
定されている公民館に太陽光発電設備と蓄電池を設置いたします。
・また、二酸化炭素排出量の削減を図るため、昨年度から本年度にかけて、市
内3施設にLED照明と高効率空調設備を、国のリース事業を活用し導入する
予定です。
・第2次焼津市環境基本計画も3年目を迎えることとなりますが、皆様にはこ
の後、昨年度取り組んできた事業の結果をご検証いただくと共に、今年度取り
組む事業につきまして、活発なご審議をお願いいたしまして、私からの挨拶と
させていただきます。
内田課長
・ここで市長は所用がございますので、退席させていただきます。
内田課長
・ここで、審議会の成立についてご報告いたします。現在委員の過半数以上の
出席をいただいておりますので、審議会規則の第 5 条第 2 項の規定によりまし
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て、本審議会は成立しております。
・続きまして審議会の公開についてご説明させていただきます。審議会開催に
あたり、
「審議会等の設置及び運営に関する指針」に基づき、本日の会議は傍聴
できるものといたしまして、傍聴者の席を用意してあります。
・また、本日の審議会の会議録につきましては、市役所のホームページで公開
いたしますので、ご了解ください。
内田課長
・それでは、本日出席の皆様に、自己紹介をお願いします。はじめに、審議会
委員の皆様からお願いいたします。大橋委員から順にお願いします。
(審議会委員の自己紹介)
内田課長
・次に、事務局を担当する職員を紹介させていただきます。
(環境部長、環境生活課及び廃棄物対策課職員の自己紹介)
内田課長
・どうぞよろしくお願いいたします。
内田課長
・ここで、当審議会についてご説明申し上げます。焼津市環境審議会は、焼津
市環境基本条例第 20 条第 3 項の規定により、平成 13 年 8 月に発足いたしまし
て、環境基本計画の策定並びにその進行管理のほか、本市の環境の保全及び創
造に関する基本的な事項についてご審議いただいております。
・今任期につきましては、10 人中 7 人の皆様に再任をお願いし、ご快諾いただ
きまして、誠にありがとうございました。
・また、市民代表として、吉田丈二様、本日欠席ではありますが、川村たみよ
様、行政代表として、中部健康福祉センターの高橋部長に新たにご協力いただ
くこととなりました。どうぞよろしくお願いいたします。
内田課長
・次に、事務局側についてご説明させていただきます。
・環境部環境生活課は、環境保全のための調査や犬猫関係、環境基本計画の推
進、地球温暖化対策などを担当しており、環境審議会の事務局を担当いたしま
す。
・廃棄物対策課では、ごみ減量化施策の推進や環境自治推進協会関係、ごみ及
びし尿の収集に関することなどを担当しております。
内田課長
・それでは、次第の5
当審議会の会長、副会長の選出に入ります。焼津市環
境審議会規則第4条では、会長及び副会長について、委員の互選で定めること
とされており、第5条で会長が会議の議長となることとされております。
・はじめに、規則第4条に基づき会長、副会長を選出させていただきたいと存
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じます。
・規則では委員の互選で会長及び副会長を定めるとなっておりますが、初めて
お会いする方もいらっしゃいますし、委員さんから会長を誰かにお願いするの
も大変かと思いますので、事務局からの提案とさせていただければと思います
がよろしいでしょうか。
委員
・異議なし
内田課長
・ありがとうございます。会長につきましては、前任期の経過を踏まえまして、
前会長の大橋委員に会長をお願いしたいと考えます。いかがでしょうか。
委員
・異議なし
内田課長
・ありがとうございます。続きまして、副会長の選出でありますが、会長同様
に前副会長の平井委員にお願いしたいと考えますが、いかがでしょうか。
委員
・異議なし
内田課長
・ありがとうございます。それでは、大橋委員に会長を、平井委員に副会長を
お願いできますでしょうか。
大橋委員、平井委員
・両委員承諾
内田課長
・よろしくお願いいたします。
・では、大橋会長からご挨拶願います。
大橋会長
・みなさんこんにちは。前回に引き続きまして会長を務めさせていただきます。
私も教育関連のことをやっておりまして、どこまでみなさんの意向に沿ってで
きるかわかりませんが、効率よく進めていきたいと思います。事前に資料も配
布されておりますので、色々なご意見をいただきたいと思います。よろしくお
願いします。
内田課長
・それでは、審議会規則第5条で、会長が会議の議長になることと規定されて
おりますので、ここからの進行は大橋会長にお願いいたします。
大橋会長
・それでは、次第に沿いまして進めていきたいと思います。本日の議題は、ひ
とつ目が第2次焼津市環境基本計画の平成 26 年度の取組結果について、もうひ
とつが、第2次焼津市環境基本計画の平成 27 年度の取組計画についてです。
・それでは、第2次焼津市環境基本計画の平成 26 年度の取組結果について、事
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務局から説明をお願いします。
岩ケ谷主幹
・それでは、議事(1)第2次焼津市環境基本計画の平成 26 年度取組結果につ
いて、ご説明させていただきます。委員の皆様には、あらかじめ資料を配布さ
せていただいておりましたので、主な点や、捕捉すべき点をご説明させていた
だきます。
・資料につきましては、A4判サイズで地球が温度計を持っているイラストの
26 年度の取組結果という冊子をご覧ください。
・3ページをご覧ください。「有害化学物質による汚染や公害のないまち」の
取り組みにつきまして、①「有害化学物質への対策をする」の4つ目の菱形の
ところですが、4月に県が測定している PM2.5 の数値が基準値を超えたため、
県から市へメールとファックスが入りまして、それを受けて市では防災無線に
より住民に注意を促し、学校や幼稚園・保育園、公共施設などの関係機関に連
絡を行いました。
・同じく3ページの、今ご覧になったところの下にある、②「公害を未然に防
ぐ」の一番下の菱形のところですが、昨年度 96 件の公害の苦情があり指導等を
行いました。内訳は、大気 26 件、水質 22 件、騒音 22 件、振動 0 件、悪臭 18
件、その他 8 件となっております。近年は法令違反の苦情というよりも、生活
型公害苦情が多く発生しており、いわゆる法規制に馴染まないご近所トラブル
が増えています。市でも対応に苦慮しておりますが、当事者の間に入り指導を
行っています。また、犬猫の苦情も最近多くなっておりますが、こちらの数字
には、犬猫の苦情件数は入っておりません。
・4ページをご覧ください。「森や農地を守るまち」の取り組みにつきまして、
②「農地を守る」の2つ目の菱形のところですが、市民農園の数が1か所増え
まして 15 か所となり、利用者率が 84.6%となっております。
・6ページをご覧ください。すみません、字句の訂正をお願いします。①「動
植物を守る」の3つ目の菱形の「空き地などで繁茂する外来生物・・・」とありま
すが、これを「外来植物」に訂正をお願いいたします。
・9ページをご覧ください。「エネルギーを有効利用するまち」についてです
が、①「地球温暖化・エネルギー対策を総合的に進める」の1つ目の菱形のと
ころの、地球温暖化防止への取り組みとしまして、エコアクション21に基づ
き、市役所本庁舎をはじめとした公共施設において、節電や公用車燃料の削減
など、二酸化炭素排出量の削減に努めた結果ですが、目標は平成 21 年度比 6.0%
削減でしたが、5.1%の削減となりました。内訳は、電気使用量が 8.2%減、ガ
ス使用量が 12.6%の増、その他燃料使用量が 6.8%減、公用車燃料使用量が
16.1%減となっております。また、参考までに二酸化炭素排出量以外の数値を
申しますと、平成 22 年度比になりますが、廃棄物排出量のうち、燃やすごみが
7.0%減、紙ごみが 4.4%減、不燃・資源ごみが 9.0%減、廃棄物合計で 5.9%の
削減となります。水道使用量も平成 22 年度比で 9.2%削減となっています。
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・同じく9ページの下段、③「産業・民生部門の省エネルギーを進める」の一
番下の菱形のところですが、平成 25 年度と 26 年度の2か年で、市内すべての
防犯灯のLED化を行いました。これにより、消費電力によるCO2は約 63%、
電気料金は約 52%削減されました。
・12 ページをご覧ください。「環境を知り・学び・活動するまち」の取り組み
につきまして、①「環境教育・環境学習を行う」の3つ目の菱形のところです
が、1月に小川公民館でエコクッキングの出前講座を開催しました。平成 25 年
度に環境活動リーダー認定を受けた方に講師をお願いし、参加者は 34 人でした。
・①「環境教育・環境学習を行う」の中で1件漏れてしまったものがあります
ので、追加をお願いします。「環境関係施設の見学会を実施」という項目で、
取り組み内容は、「8月に親子水道施設見学会」を実施しました。参加者は 17
人になります。
・同じく 12 ページの下段、③「参加・協働による環境保全活動を活発にする」
の1つ目の菱形のところですが、環境活動リーダーさんや環境活動リーダー育
成研修会の受講生と高草山清掃登山を実施しました。
・次に数値目標の達成状況ですが、A4判一枚の「第2次焼津市環境基本計画
具体的な数値目標及び実績一覧」という表をご覧ください。
・表は左から、基本計画の中で該当する取組みの方向、数値目標の指標、基準
年度の数値、中間の 29 年度の目標数値、最終の 34 年度の目標数値、参考に 24
年度と 25 年度の数値、26 年度の実績数値となっています。
・計画も2年目となり、まだまだ目標の達成には至っていない状況ですが、平
成 26 年度の実績値の部分が網掛けになっているものについては、中間目標を達
成しているものです。中でも、上から4番目のダイオキシン類の環境基準の達
成率と、その下の公害苦情件数、真ん中少し下の廃食用油の回収量につきまし
ては、最終目標を達成しています。
・上から3つの指標、河川BOD、海域COD、大気汚染(二酸化硫黄、二酸
化窒素、浮遊粒子状物質)のそれぞれの環境基準達成率の状況ですが、こちら
は県の測定値を使用することとなっていまして、県の報告が9月頃になるため、
まだ把握できていない状況です。
・真ん中より少し下の、4-9「エネルギーを有効利用するまち」の温室効果
ガス排出量(市全体)ですが、こちらはエネルギー消費統計や経済センサス、
家計調査年報、自動車保有台数統計、農林水産統計といった、多種多様な、数
多くの統計データを基に算出する必要があるため、データがすべて出そろわな
いと算出できないということと、業者委託でないとできないため、経費が掛か
るということで、2年に1度、2年分をまとめて算出しています。25 年度に 22、
23 年度分を算出しましたので、24、25 年度の数値は 27 年度に算出することと
なります。調査は 27 年度末、来年の3月までかかりますので、報告は来年度と
なります。
・表の中ほどの、2-6「多くの生き物・自然とふれあえるまち」の自然観察
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会参加者数ですが、夏休み中に行った、水生生物教室や瀬戸川動植物体験観察
教室、年間を通して行いました東益津公民館のマイライス事業などの参加者で
す。
・その2つ下の、3-8「廃棄物が適正に処理されるまち」の環境美化推進活
動参加者数ですが、26 年度は春と夏の河川清掃参加者と秋のビーチクリーン大
作戦の参加者を累計したものです。
・下から2番目の5-11「環境を知り・学び・活動するまち」の環境教育事
業参加者数ですが、エコチャレンジキッズや出前講座、ごみ減量説明会などの
参加者を累計したものです。
・以上で説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたし
ます。
大橋会長
・ただいま平成 26 年度の取組結果の説明がありました。みなさまから質問等ご
ざいますでしょうか。
吉田委員
・4ページ目の「自然共生社会を作る」の②「農地を守る」の中の菱形6つ目
の「イノシシなどによる農作物の被害の防止」とありますが、少し前に西伊豆
で事故がありましたが、焼津市内でも電気柵を使っている状況というのはある
のでしょうか。
岩ケ谷主幹
・委員さんから事前に質問をいただいている中でも同じ質問があったので、併
せてご説明いたします。担当は農政課になりますが、電気柵は獣害対策として
大変有効な手段のひとつであり、焼津市においても山間部を中心にイノシシ等
鳥獣被害防止対策として電気柵を設置する農業者が増えています。一般に販売
されている機器は、適切な運用により事故等を防ぐことができます。市では、
現地指導の実施やホームページ等で周知を行うなど、適切な設置や安全な運用
を呼び掛けています。設置件数は、平成 22 年度から市の補助を受けて設置した
ものは 15 件ですが、実際にはホームセンターに売っているので、自分で購入し
設置しているものもかなりあり、実数の把握は出来ていないのが現状です。
大橋会長
・事前質問があれば、その回答をお願いします。
岩ケ谷主幹
・はい。それでは、事前に委員さんから質問をいただいているものにつきまし
て、ご説明させていただきます。
・
「きれいな川にするためには生活排水の処理率をあげることが重要であり、毎
年計画的に下水道の整備工事が行われていますが、現在焼津市全体の何%の整
備が完了し、今後の整備計画はどのように進め、100パーセント完了はいつ
ごろに設定していますか」というご質問ですが、平成 26 年度末で焼津市の下水
道普及率は 22.4 パーセントです。現在浜当目地区の整備を行っており平成 31
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年度に完了予定です。その後の計画ですが、県から汚水処理施設整備計画(ア
クションプラン)の策定を求められており、下水道計画や合併処理浄化槽の普
及を含めた焼津市全体の生活排水処理計画の見直しを行い、方針を決定する予
定です。
大橋会長
・今後は、公共下水道と合併処理浄化槽の比率を見直すということですか。
岩ケ谷主幹
・生活排水処理計画の全体を見直すということになります。
大橋会長
・下水道が市全体の何パーセントかというのはわかりますか。
内田課長
・計画面積でいいますと、1,811 ヘクタールになります。
大橋会長
・市の面積の何パーセントというのはわかりますか。
内田課長
・約 25 パーセントです。
・1,811 ヘクタールを整備する面積になっていますが、今整備されている面積は
543.65 ヘクタールになります。
大橋会長
・30 パーセントいかないのですね。
内田主幹
・整備計画面積に対する整備済の面積は 30 パーセントです。
・一般的に言う公共下水道普及率は、面積ベースではなく人口ベースで計算す
ることになり、そちらが 22.4 パーセントになります。
大橋会長
・従来の下水道の計画区域の変更と合併処理浄化槽の区域の変更も含めて見直
すということですか。
岩ケ谷主幹
・今の下水道区域と浄化槽区域をどうすれば良いのかというのを考えていくこ
とになります。
福井委員
・以前、公共下水道が使えるようになっても使わないという方がいらっしゃる
と聞いたことがありますが、まだいらっしゃるのですか。
岩ケ谷主幹
・中にはそのような方もいらっしゃいます。下水道課でも毎年接続してもらう
ようお願いはしております。
福井委員
・下水道に繋がない場合は、その排水の行き先はどうなりますか。
岩ケ谷主幹
・浄化槽があれば浄化槽ですし、単独浄化槽の場合だと生活排水はそのまま水
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路などに流れます。
大橋会長
・他に事前の質問があればお願いします。
岩ケ谷主幹
・次の質問ですが「悪臭発生源となる事業所等に対する監視・指導の取り組み
が今年度の計画から削除されていますが、このような事業所はこれまでの監
視・指導により皆無となったとの解釈でしょうか」というご質問ですが、申し
訳ありません、今年度の、この計画書の記載が漏れてしまいましたが、例年ど
おり今年度も9月以降に立入調査を実施し監視・指導の取り組みを行います。
平井副会長
・焼津市は臭気指数については導入していますか。
内田課長
・していません。
平井副会長
・近隣市は導入していますが、焼津市は濃度規定で行っていましたが、まだそ
うですか。
内田課長
・そうです。
平井副会長
・そうすると、県内ではあとどこが濃度規定ですか。
内田課長
・熱海市、裾野市、松崎町、西伊豆町、清水町、長泉町、川根本町が特定悪臭
物質の測定を行っており、あとの市町は臭気指数で行っています。
大橋会長
・次の質問事項をお願いします。
岩ケ谷主幹
・
「市民農園の利用者率、平成 26 年度 84.6 パーセント、平成 27 年度は 90 パー
セントを目標としていますが、利用促進の方法は」というご質問ですが、市で
は、各農園の運営状況の調査を年2回実施しています。平成 27 年6月1日現在、
市に登録されている農園数は 15(区画貸し 14、農業体験農園1)あり、それぞ
れ各農園主により独自性豊かに運営されています。稼働率は 84.6%(全区画数
344、利用区画数 291)となっています。利用促進の方法としては、定期的に広
報やいづやホームページに空き状況等を掲載し、また随時興味のある方への紹
介や問い合わせに対応しています。
佐々木委員
・市民農園ということなので、市民じゃないと利用できないのですか。例えば
市境の藤枝市の住民が利用できますか。
吉田部長
・運営主体が市ではなく民間になるので、そこまでの規制はないのかもしれま
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せん。確認します。
※農政課へ確認・・・市外の人でも利用可能。
岩ケ谷主幹
・次ですが、「ごみ減量は説明会の実施等により意識の向上が図られ、毎年
1,000t/年程度が削減されており、今後も取り組まなければならない課題と考え
ます。広報やいづにごみ減量関連の記事を掲載し啓蒙していくとのことですが、
たとえば『町内対抗ごみ減量大会』みたいなイベントにして、優秀な町内を表
彰するとかも面白いのでは。楽しみながらごみ減量に取り組む工夫も必要かも
しれません」というご質問です。
・現在、燃やすごみの回収は、自治会町内会ごとの回収ではなく最も効率の良
い回収ルートで行っているため、どうしても自治会を跨いだルートになってし
まいます。また、収集したごみの計量はごみの集積所ごとの計量ではなく、収
集車 1 台ごと計量しています。そのため自治会ごとのごみの量を計ることはか
なり難しい状況です。
・毎年、自治会単位で燃やすごみの組成分析を行い、燃やすごみの中に占める
生ごみや紙類、プラスチック類等の比率を調査し、環自協の支部長会等でお知
らせしています。しかし、ご意見の様に楽しみながらごみ減量に取り組む工夫
は必要なことだと思いますので、今後のごみ減量の取り組みの中で研究してい
きたいです。
大橋会長
・事務局から事前の質問に対して回答がありましたが、これに対して何かご意
見はありますか。
委員
大橋会長
(意見なし)
・取り組みの結果が報告されていますが、どれが進んでどれが遅れているのか
はわかるのですが、全体的にレーダーチャートみたいに図表化すれば、視覚的
に非常に明確になりわかりやすくなる。
内田課長
・第2次環境基本計画も3年目になり、今後も進んでいきますので、数値目標
についてはグラフ化してみやすい資料づくりを心掛けていきます。
大橋会長
・それと、数値目標と実績一覧の表ですが、PDCAサイクルを回すというこ
とになり、結果が出てそれをどうするかというのが大事になってくる。ただ結
果だけの報告ではなく、遅れている所をどうするか、進んでいるところの数値
目標はこのままでいいのかなどの記載があれば、なお良いと思う。
内田課長
・数値目標の中でPDCAを回して、それぞれの課の数値目標を発展させてい
かなければならないと考えます。
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・今回の数値目標の中で、何点か担当課と相談して分析したものがありますの
で、ご報告させていただきます。
内田課長
・海域CODの環境基準の達成率が 20 パーセントと下がってしまっていますが、
この原因についてご説明します。
小野田係長
・県の調査結果に基づく数値ですが、全部で5か所基準点があります。25 年度
の調査ではそのうち1か所だけ基準をクリアしていたため 20 パーセントになり
ました。その原因ですが、焼津市は水産加工場が大変多く、窒素やリンを多く
含む排水が出てしまいます。それが川から海へ流れ込み滞留することになりま
す。それが日光にあたりますとプランクトンが発生し、CODの値が高くなり
ます。市としては、海域は対応が難しいので、海に流れ込む河川の水質を維持
するために、河川の水質調査や工場への立ち入り調査などを実施していきます。
大橋会長
・海水の温度は上昇しているのですか。
小野田係長
・海水の温度の資料はございません。
岩ケ谷主幹
・その他の項目を説明いたします。
・
「水田の有効活用率」ですが、平成 26 年度が 87.6 パーセントで前年度より数
値が下がっています。原因としては、水稲を作らず転作も行わない状況という
ことです。農業の担い手不足から来るもので、作物を作らず、かといって放置
すると雑草が生えて隣の田んぼに迷惑がかかるので、草が生えないように水を
張っているだけという田んぼが増えているということです。農地の集積事業も
行っていますが、小さい田んぼが点々としているのでなかなか進まないことと、
県と協力して対策を行っているが、担い手不足の問題もありこちらも思うよう
に進まないのが現状です。
岩ケ谷主幹
・
「エコファーマーの登録数」ですが、県にエコファーマーの登録を行いますが、
5年の認定期間が切れると再申請しなければなりません。エコファーマーに認
定されるためには、化学肥料や化学合成農薬などを極力使用しないことが条件
となりますが、そうすると収穫量が落ちることになります。収穫量が落ちれば
収入は入ってこないため農家は経営が苦しくなってしまいます。無農薬やエコ
ファーマーのブランドで、例えば価格も高めに設定しても、除草剤などを使え
ないため、雑草などを除去する労働力コストを考えるとマイナスになってしま
います。5年経過し認定切れになったとき、その辺のことを考えると再申請し
ない農家が増えていることになります。化学合成農薬を使わないと葉物の農家
は収穫量確保が難しく、エコファーマー認定は果樹農家が多くなっています。
11
岩ケ谷主幹
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・
「エコアクション 21 取得事業所数」ですが、商工会議所等にお願いして講習
会のお知らせを行っています。取得事業所数が前年度に比べ1件減ってしまい
ましたが、現在はそれから2件増えまして 40 事業所となっております。今後も
商工会議所等と協力して取得事業所数を増やしていこうと考えております。
大橋会長
委員
大橋会長
ここまでで何かご質問はありますか。
(質問なし)
・それでは、第2次焼津市環境基本計画の平成 27 年度の取組計画について、事
務局から説明をお願いします。
岩ケ谷主幹
・それでは、議事(2)第2次焼津市環境基本計画の平成 27 年度取組計画につ
いて、ご説明いたします。資料は、地球から葉っぱが生えている絵の冊子、平
成 27 年度取組計画をご覧ください。説明する内容が、A4判の紙の平成 27 年
度新規事業で紹介している内容と重なっていると思いますがご了承ください。
・6ページをご覧ください。先ほどの 26 年度の取組結果で字句の訂正をお願い
しましたが、こちらも同じ場所の訂正をお願いします。①「動植物を守る」の
3つ目の菱形の「空き地などで繁茂する外来生物・・・」のところを「外来植物」
に訂正をお願いいたします。
・7ページをご覧ください。「廃棄物の少ないまち」の取り組みとしまして、
①「ごみを減らす」の1つ目から3つ目の菱形全体に関係しますが、ごみの減
量と分別の意識向上を図るために、ごみ減量説明会を毎年開催しておりますが、
更なる取り組みとして、環自協と協力しながら燃やすごみ集積所での指導を実
施しております。今年度は各自治会1か所以上の指導を行い、雑紙・容器包装
プラスチックなどの分別をより一層啓発し、ごみの減量化を加速させようと考
えております。
・8ページをご覧ください。「廃棄物が適正に処理されるまち」の取り組みと
しまして、①「分別回収して資源化する」の2つ目の菱形のところですが、今
年度から古紙常設回収倉庫補助金制度を創設しました。これは、各自治会で自
主的に古紙回収を行うことを推進するため、不燃・資源物の回収日以外でも、
古紙を回収・保管できるよう、古紙回収用の倉庫を設置するための補助金を自
治会に交付するものです。各自治会の申請に基づき手続きを行いますが、申請
は各自治会1回のみとなります。
・同じく2つ目の菱形ですが、小型家電リサイクルの推進についてです。今年
2月から国の実証事業として小型家電回収ボックスを、各公民館と各ミニステ
ーション、本庁舎2階に設置しました。また、不燃・資源物の日に回収した資
源物の中からも、ピックアップ方式により小型家電の回収を行っています。2
月から3月の試行期間を経て、4月から本格的な回収を行っております。
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・9ページをご覧ください。「エネルギーを有効利用するまち」の②「再生可
能エネルギーを使う」の取り組みとしまして、1つ目の菱形のところですが、
住宅用新エネルギー機器設置支援事業としまして、今年度、家庭用燃料電池コ
ージェネレーションシステム、いわゆるエネファームの設置者に補助金を交付
するものです。エネファームは、都市ガスやLPガスから取り出した、水素と
空気中の酸素を化学反応させ電気を作り出し、さらに、発電時の熱でお湯を作
り給湯に利用するシステムです。家庭用で、国の補助金申請している方で、上
限は16万円です。本年度の補助件数は、30件を予定しております。現在の
申請は5件となっています。
・4つ目の菱形の、公共施設への太陽光発電設備の設置としまして、今年度は
国の防災拠点等への再生可能エネルギー等導入推進事業費補助金を利用しまし
て、大富公民館に 10kW の太陽光発電設備と 15kWh の蓄電池を設置いたします。
これにより公共施設への設置は 10 施設、出力合計は約 98kW となります。
・③「産業・民生部門の省エネルギーを進める」の5つ目の菱形のところです
が、公共施設の設備機器の省エネ改修の推進につきまして、昨年度からの継続
事業となりますが、環境省の補助事業の省CO2加速化・基盤整備事業を活用
しまして、公共施設へLED照明及び高効率空調設備をリースによって導入し
ます。今年度は、焼津市文化センターと大井川庁舎にLED照明を設置し、そ
れに大井川文化会館を含めた3施設すべてに高効率空調設備を設置いたしま
す。
・12 ページをご覧ください。「環境を知り・学び・活動するまち」の取り組み
としまして、①「環境教育・環境学習を行う」のところの6つ目の菱形のとこ
ろですが、環境に関する講座や啓発活動を、今年度は各公民館で開催予定です。
・同じく 12 ページ、③「参加・協働による環境保全活動を活発にする」のとこ
ろの3つ目の菱形のところですが、昨年度から環境保全活動団体登録制度を開
始し、3件(2事業者・1団体)の登録がありました。今年度は、現在のとこ
ろ4件で、2事業者・2団体の登録があり、昨年度と併せて7件の登録をいた
だいております。
・少しページが戻りますが、3ページをご覧ください。「有害化学物質による
汚染や公害のないまち」の取り組みの、③の「その他」でございます。こちら
は、第2次環境基本計画の取り組み内容にはない施策ですが、近年、法規制さ
れた公害苦情、大気、水質、騒音、振動、悪臭などとは別に、生活様式の変化
や生活に密着した苦情が多く寄せられております。特に犬猫に関する苦情が多
くなっておりますが、犬は狂犬病予防法があるためほぼ適正に飼育されている
一方で、猫はそのような法律が無いため、飼い方マナーの対応に苦慮している
ところです。昨年度の苦情件数を見ますと、大気や水質などの 96 件に比べ、猫
だけで 130 件ございました。市としても、ひとつの環境施策として対応するた
め、新たに「③その他」の欄を設けさせていただき、「生活に密着した苦情の
対応」を追加しました。「犬や猫と暮らすための大切な決まりごと」というA
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4裏表のチラシをご覧ください。平成 27 年度の新規事業としまして、「犬猫の
飼い方マナー説明会」を開催しております。これは、毎年廃棄物対策課で行っ
ております、ごみ減量説明会の日程に合わせて会場へ赴き、犬猫の飼い方やフ
ンやおしっこの処理方法、飼い主のいない猫へのエサやりや不妊・去勢手術に
ついてお願いをしております。
・近年、犬猫の苦情が非常に増えており、ひとつの環境問題としてとりあげる
べきと考えましたが、第2次環境基本計画の中では、飼い犬や飼い猫の問題に
対して該当する項目が無いため、こちらに追加させていただきました。
・以上で説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたし
ます。
大橋会長
・ただいま平成 27 年度の取組計画と新規事業の説明がありましたが、みなさん
からご質疑等ございますか。
吉田委員
・環境基本計画の取組計画の内容は色々な要素があって、その中には現在の項
目にはない繋がりが出てくるものもあると思う。決められた枠の中で進めるよ
りは、いろいろな要素をピックアップして自由にやれば、もう少し具体的な計
画ができるのではないでしょうか。
岩ケ谷主幹
・環境基本計画の中に色々な項目があり、各課からどのような取り組みをして
いるか報告をもらいまとめております。事業には、それぞれ繋がりがあるので、
無理に枠にはめないことも大切かと思います。現在の取り組み項目も、環境基
本計画を進めていく中で変更するものも出てくるかもしれませんし、各課の報
告の中でも項目に当てはまらないものが出てくると思います。そうしたときは
柔軟に計画の内容を見ながらまとめていこうと考えております。
大橋委員
・例えば環境教育や環境学習など、
「こういうものをやりますよ」だけでなく、
メニューとして学習内容をいくつも出しておいて、その中で今年はこれをやり
ますというような方法があります。こういう内容をやりますよ、だけではなか
なか参加者も集まらないので、メニュー方式で行えばより参加者も集まりやす
いと思います。
福井委員
・現在、ごみ減量説明会を開催していますが、説明会としての効率が良いのか、
課内の評価はどうですか。
伊藤課長
・ごみ減量を周知する方法としは、ホームページや広報やいづ、マスコミに取
り上げてもらうなど色々あり、課としても様々な方法で周知した方が良いと思
っています。その中心となるのがごみ減量説明会です。委員さんがおっしゃる
ように自治会町内会単位で開催しても参加者が 20~30 人ということもあるし、
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150 人というときもあり、非効率と思われる部分があるのかもしれませんが、毎
年開催すれば自治会町内会のメンバーは変わりますので、浸透していくのでは
ないかと思っています。また、ホームページや広報やいづでは直接対話が出来
ないので、それぞれの地元へ出向いて意見を聞いた方が、ごみ減量が進むので
はと思っています。
・先ほど説明の中にも出てきましたが、朝のごみステーションの指導も行って
おりますが、まだ燃やすごみの中にプラなど色々なものが混じっているのが見
受けられますので、そのあたりの指導も行いながら周知をしていきたいと思い
ます。ごみ減量説明会も直接対話が出来るという点では良い方法だと考えてお
ります。
福井委員
・ぜひ、色々工夫をして良いごみ減量説明会を企画していただきたいと思いま
す。せっかく説明会にいらしてくれた人の半分以上は、去年も一昨年も来た人
で、通り一遍の説明になっていると地元から話が聞こえてきます。ごみの話と
いうのは、私生活の中のことで立ち入ることが出来ないし、私たちがどんなに
知識を持っていても、人の家に入ってまで教えることは出来ません。色々なと
ころでごみ減量のお願いをしますが、浸透しないのはどこの地域でも同じです。
しかし、ごみ減量がどんなに大事かというのをもっとアピールして、ごみを捨
てることがどんなに大きく地球環境に影響を及ぼすかということの説明がほし
いと思います。
吉田部長
・ただ今、担当が申し上げたとおり、出来るだけ大勢の人に説明を聞いてもら
いたいと思っています。地元へ出向いて行っても、より関心のある方は出席い
ただけるのですが、そうでない方は出席しないとか、説明がマンネリ化してい
るのではないかというご意見はいただいております。環自協の支部長さんとも
相談して、これからもごみ減量を進めていきますので、色々なご意見がありま
したらいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
伊藤課長
・ごみを出される方の中には、基本的なことがわかっていない人がいますので、
そこをわかってもらうために朝のステーション指導を全自治会で行い、説明会
に関しては、何かに特化してほしいという要望があればご相談願いたいと思い
ます。
平井副会長
・先ほど吉田委員からもご質問がありましたが、第2次環境基本計画の進捗状
況の報告と 27 年度の計画で、まさにPDCAのAに向かっていくところの話で
すが、委員各位から意見が出ましたが、内容がわかりにくいと思います。私も
色々な審議会の委員をやっていますが、県の環境審議会では第3次の計画が 23
年度からスタートしており、今年度中間見直しを行っている最中です。企画部
会の部会長で、今後の5年間で第3次の計画をどういう方向で進めていくかを
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審議していますが、やはり数値目標と実績一覧が非常に重要だと思います。先
ほどの大橋会長からも意見がありましたが、数値目標と実績一覧を見やすくし
て進捗管理状況をわかりやすくしなければいけません。一覧表は、横軸で取り
組みの方向があり、指標があり、基準年度の 23 年度から中間目標の 29 年度、
10 年後の最終目標の 34 年度、あとは平成 24 年度から 26 年度までの経年変化を
数字で報告していますが、県の場合はABCDというランク付けをして、現段
階で中間目標に向けてどのランクにあるかを見ています。そのやり方がいいか
悪いか別にして、もう少しこの進捗管理状況が、この項目については少し遅れ
気味だとか、予想より早く進んでいるとかをわかりやすくしてあげた方が良い
と思います。
・福井委員がおっしゃった、市民のみなさんにごみの減量化のとても大事な部
分をしっかりとわかりやすく伝えるということにも繋がると思います。
大橋委員
・よくある方法として、先ほど言ったレーダーチャート、もっと昔は、社会的
な貢献度があったらハトマークを付けるとか、ABCDでもいいし別のもので
もいいし、視覚で捉えて非常にわかりやすくする様に工夫してほしいと思いま
す。PDCAサイクルの中で、どこが達成できてどこが達成できていないとい
うのがよくわかる様に、そしてCHECKは、いいことを含めてなぜ達成でき
たか、達成できなかったかの原因や要因を把握して次にどう向かうかをしっか
りやってほしい。
内田課長
・みなさんにご審議をいただくにあたり、みなさんが見やすく、ご審議しやす
い資料を作成するよう次回以降進めます。
大橋会長
・ぜひ、市民のみなさんにわかりやすいものを作ってください。
平井副会長
・県の審議会も、どのようにしたら県民のみなさんにわかりやすいものになる
かを考えているので、それと同じことだと思いますのでお願いします。
吉田部長
・総合計画では、前年度事業の振り返りを行い、課題を出して新たな施策を導
き出すことをしています。成果指標にしても達成度がどの位かを調べています
ので、環境基本計画も次回以降は、委員のみなさんのご意見を踏まえて考えて
いきたいと思います。ありがとうございます。
林委員
・1ページの「県との連携で事業所立ち入り調査を実施し排水の監視指導」で、
「規制対象事業所等の立入調査を 60 以上の事業所に対して実施」
とありますが、
この対象事業所はどの位ありますか。昨年度は 66 事業所を実施しているので、
その中で最低でも昨年度実績以上を立入調査する予定なのか教えてください。
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小野田係長
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・立入調査の事業所は、中部健康福祉センターがピックアップしておりまして、
それに市が同行して調査を行っております。これは、水質汚濁防止法に基づき
届け出をしている事業所が対象となります。市独自でも、公害防止協定を結ん
でいる事業所を対象に 20 か所程度ピックアップして立入調査を実施し、基準を
超過しているところについては指導を行っています。
大橋会長
・今年の 60 か所以上というのは、中部健康福祉センターと調整をして確保した
数ということですか。
高橋委員
・そうです。特定施設といいまして、管内、特に焼津市は水産加工や食品工場
が多いわけですけれども、検査は委託なので予算の範囲の中で、おおよそ 60 か
所を確保しています。この件数が極端に落ちるということはありませんし、焼
津市でも独自で調査を行いフォローしていただいています。
・水質基準の中でBODの基準超過施設がありましたが、そのような施設には、
必ず立入調査して、呼び出しをして、改善計画書を提出させ、改善したら確認
をするという対応をしています。
林委員
・この調査方法は抜き打ちですが、事前連絡後ですか。
高橋委員
・抜き打ちが多いです。事業所によっては排水時間が夜間ということもありま
すので、その場合は昼間に抜き打ち訪問し、夜間採水する旨を説明し調査して
います。
大橋会長
委員
大橋会長
・他にご質問はございませんか。
(質問なし)
・それでは、以上をもちまして、本日の議事は全て終了いたしました。
これで環境審議会を閉会したいと存じます。進行を事務局にお返しいたします。
内田課長
・本日はお忙しい中、焼津市環境審議会にご出席いただき、貴重なご意見をあ
りがとうございました。次回の開催にあたりましては、2月の中旬から3月の
中旬位を予定しております。また、時期が近付いてまいりましたら、事務局か
らご連絡をさせていただきます。
・本日はご出席を頂き、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い
いたします。
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