情報提供資料 リート・ウィークリーレポート (2014/9/17) マーケットデータ (2014/9/12) ※リート平均配当利回りは2014年8月末時点 リート指数 為替(対円) 終値 リート平均 配当利回り (%) 金利 (%) 終値 騰落率 騰落率 先進国(含日本) 745.58 -2.0% 3 .85 先進国(除日本) 742.16 -2.2% 3 .89 日本 327.72 -0.1% 米国 949.19 -5.2% 米ドル 107.34 カ ナダ 796.28 -2.2% カ ナダドル 欧州(除英国) 939.54 -1.0% 英国 73.45 豪州 0.58 3 .34 +2.1% 2.61 3 .58 96.76 +0.2% 2.24 5 .53 ユーロ 139.15 +2.2% 1.08 4 .80 -1.5% 英ポンド 174.61 +1.8% 2.53 2 .74 481.52 -2.0% 豪ドル 97.01 -1.6% 3.61 5 .08 シ ンガポール 471.03 -0.2% シ ンガポール ドル 85.00 +1.4% 2.50 5 .35 香港 462.70 -0.8% 香港ドル 13.85 +2.1% 2.03 4 .25 ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進 国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値 および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き 【直近3カ月間:2014/6/12~2014/9/12】 (ポイント) (ポイント) 770 【2004/3/31~2014/9/12】 900 700 740 500 710 300 680 100 6/12 7/12 8/12 9/12 (月/日) 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) 14/3 (年/月) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 140917情報リートW-1 リート・ウィークリーレポート マーケット動向 (2014/9/8~2014/9/12) 【日本】 2014年4-6月期GDP(国内総生産)2次速報が下方修正されるなど弱い経済指標が相次ぐ中、株式市場では円安 の進行や追加緩和期待などが支援材料となり上昇する展開となりました。一方、リート市場では、10年国債利回り が上昇(価格が下落)したことから売りが先行する展開となり上値が抑えられました。なお、日銀は11、12日にJREITを各6億円買い入れました。 【米国】 サンフランシスコ連銀のレポートを受けて早期利上げ懸念が再燃し、これに伴い長期金利が上昇基調となったこと などが重石となりました。株式市場では、アップル社の新商品発表に伴う証券会社による目標株価引き上げが好感 され上昇する局面もみられましたが、リート市場では早期利上げを警戒する動きとなる中、週末にかけて10年国債 利回りが2.61%まで上昇(価格が下落)するなどしたことから、週を通しては軟調な展開となりました。 【欧州】 ウクライナ情勢は停戦状態にあるものの依然として不透明感が根強いことや、18日に予定されるスコットランド独 立の是非を問う住民投票前の世論調査において独立支持派が反対派を上回り、スコットランド独立懸念が高まった ことなどが嫌気され下落する展開となりました。英国では、BOE(イングランド銀行)総裁が来春にも利上げを開始す る可能性を示唆したことも重石となり下落基調となりました。 【豪州】 サイモン・プロパティ・グループ(米・小売、以下SPG)が、CFSリテール・プロパティ・トラスト・グループ(豪・小売)に 買収提案するとの報道が好感され上昇する局面もありましたが、SPGがこれを否定したことや、9月消費者信頼感 指数の急落も重石となり下落する展開となりました。また、米国で早期利上げ観測が再燃したことや同国の長期金 利が上昇に転じたことも下落材料となりました。 【アジア】 香港では、中国の8月貿易統計の輸入が下振れしたことや、米国の早期利上げ懸念などから下落基調となりまし た。また、シンガポールでは、2014年通年のGDP成長率予想が下方修正されたことから弱含みの展開となりました。 (9/9香港は休場) トピックス ■ 8月末東京都心5区の空室率、募集賃料(日本) 三鬼商事が先週発表した2014年8月末の東京都心5区の平均空室率は6.02%(前月比-0.18%)と14カ月連続で低 下し、募集賃料の平均についても16,729円(前月比+66円)と上げ幅は小さいものの8カ月連続の上昇となり、オフィ スビル市況の改善傾向が続く内容でした。お盆休み期間も含まれるなど比較的移転需要の少ない月にも関わらず、 既存ビルを中心とした小口の需要の積み上げや解約が少なかったことから改善を示す内容となったようです。中身 を見ますと年初来大きく改善が続く新宿区は空室率が5.52%まで改善し、賃料も前月比+142円と改善のけん引役と なっています。また、改善が遅れていた港区についても、空室率が6.8%まで改善しています。今月は比較的まと まった供給もあったことから新築ビルの空室率は多少上昇していますが、募集状況は総じて好調であり、空室率の 上昇は一時的なものと考えられます。 ■ 豪州リート、次のM&Aの可能性(豪州) デクサス・プロパティ・グループ(豪・オフィス)によるコモンウェルス・プロパティ・オフィス・ファンド(豪・オフィス)の 買収、フレーザーズ・センターポイント・トラスト(シンガポール・小売)によるオーストラランド・プロパティ・グループ (豪・複合)の買収と大型のM&A(企業の合併・買収)が続いた豪州リート市場ですが、その後も次はどの組み合わ せかという様々な憶測が流れています。この様な中では、株価が大幅に割安な水準にはなりにくいことから一定の 株価の支えになっていると言えます。M&Aの成功は収益レベルを引き上げる可能性を秘める一方、成立まで通常 半年から1年程度の期間を要するため、この間に経営資源が取引に集中してしまいがちでもあり、仮に失敗した場 合の影響の大きさにも注視していく必要があると考えられます。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ (2014/6/12~2014/9/12) ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 《日本》 日本リート指数 (ポイント) 345 330 315 300 6/12 7/12 8/12 《米国》 (ポイント) 9/12 (月/日) (円) 米国リート指数 1,020 米ドル/円 108 106 980 104 940 102 900 6/12 7/12 8/12 100 6/12 7/12 8/12 (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 9/12 (円) 欧州リート指数 9/12 (月/日) 1,030 141 970 139 910 137 ユーロ/円 135 850 6/12 7/12 8/12 《英国》 (ポイント) 6/12 9/12 7/12 8/12 (月/日) 英国リート指数 英ポンド/円 (円) 77 178 74 174 71 170 68 9/12 (月/日) 166 6/12 7/12 8/12 9/12 6/12 7/12 8/12 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 9/12 (月/日) リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 525 (円) 豪州リート指数 500 98 475 96 450 94 425 6/12 7/12 豪ドル/円 100 8/12 92 9/12 6/12 7/12 8/12 (月/日) 9/12 (月/日) 《シンガポール》 (ポイント) シンガポールリート指数 86 470 84 455 82 440 6/12 7/12 シンガポールドル/円 (円) 485 8/12 80 9/12 6/12 7/12 8/12 (月/日) 9/12 (月/日) 《香港》 (ポイント) (円) 香港リート指数 500 14.0 460 13.6 420 13.2 380 6/12 7/12 8/12 9/12 12.8 6/12 香港ドル/円 7/12 8/12 9/12 (月/日) (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商 標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。 これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に 対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、 配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・ ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商 品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 5/5
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