CATV-CAD4カタログ(PDFファイル1994Kバイト)

■推奨ハードウエア
品名
メーカ
型名
備考
パソコン本体
DELL㈱
Dimension 8400
ディスプレイ
DELL㈱
20 インチ液晶ディスプレイ(1600×1200)
プリンタ
エプソン㈱
LP-7000C
A3 カラープリンタ
スキャナ
日本オセ㈱
Oce
A0 モノクロスキャナ
プロッタ
日本ヒューレット・パッカード㈱
HP DesignJet 110Plus
MS4037
ディスクトップパソコン
A1 カラーインクジェットプロッタ
■連携ソフトウエア
● Microsoft Excel
員数集計を行うためにはExcelが必要です。
また、機器や電柱の固有情報も簡単に参照できます。
● AutoCAD
CAD4でDXFファイル出力した場合、そのデータはAutoCADで確認してください。
また、CAD4では AutoCAD のDXFファイルを読み込むことができます。
● ZmapTOWNⅡ
CAD4ではZmapTOWNⅡのCD-ROMを直接読み込めます(ZmapCoreや図形抽出ソフト、
属性抽出ソフトは必要ありません)。
■システム構成
レーザプリンタ
パソコン
プロッタ
スキャナ
このカタログの内容な平成 16 年 10 月現在のものです。※商品、社名は各社の商標です。
お問い合わせは下記まで・・・
開発元: 有恒産業株式会社
CAD4ユーザ専用ホームページ
URL http://www.catv-cad.com/
販売元:共同受信サービス株式会社
〒579-8013 東大阪市西石切町 7-4-5
TEL 0729-87-8471
FAX 0729-87-5353
URL http://www.kjs-inc.co.jp/
★ソフトウエア概要
★新しくなった CAD4 は、ここが違う!
当社が従来販売してきました CAD3 は、CATV 業界で最も普及した線路設計
用の CAD ソフトとして、これまで多くのお客様からご支持を得てきました。今回リ
リースされる CATV-CAD4 は、プログラムの全面的な書き換えを行い、各機能
を大幅に強化、さらに使いやすい CAD ソフトとしてバージョンアップ!・・・CAD4
は CATV 線路設計技術者のみなさんの夢を、ここに実現させます。
「CAD4」はCATVの線路設計専用に作られていますので、
設計作業を強力にサポートする様々な機能があります。ここで、
その一部をご紹介します。
スキャナで取り込んだラスタデータを画面に表示し、マウスでトレースすることで地図
① ラスタトレース機能
を作図します。 連続線や円はもちろん、ラスタデータの傾きに合わせた長方形や格子
などが簡単に作図できます。また、ゼンリンの地図データも利用できます。
スキャナから取り込んだラスタ図面を画面に表示し、マウスでトレースしながら
作図することができます。これによりデジタイザ入力よりも2倍以上の作業効率化が
図れます。
地図上に電柱とメッセンジャーワイヤ、電柱名などを入力します。メッセンジャーワイヤ
もちろん、ラスタ図面と CAD4 で作成したグラフィック図面とを重ね合わせた表示
の長さ(径間長)は自動的に計算されますが、現場で測定した長さに変更することもでき
や、レーザプリンタへの合成印刷も可能です。
ます。
② 機器数や電柱数は無制限
一つの図面に機器や電柱を数量の制限なく登録できます。そのため全工区を同じ図面
マウスを用いて地図上に機器を配置し、それらをケーブルで接続していきます。
上に統合的に作成・管理できます。もうノード間の境界部分の編集で苦労する必要があり
器シンボルはあらかじめ用意されており、シンボルそれぞれに複数の機器特性を登録
ません。
できます。 機器の傾きは自動的に図面の傾きに合わせることもできますが、ケーブル
③ レーザプリンタの使用
接続時に最適な角度に回転させる「自動回転機能」もあります。 ケーブルにも機器と
同様に特性を登録することができます。またケーブル長の計算には、最寄りの電柱と径
図面をプロッタだけでなく、レーザプリンタにも出力することができます。
間リンクをさせて計算する「径間リンク方式」、図面から長さを計算する「地図換算方
したがって、A1サイズの図面をA3やA4に縮小印刷できますので、現場に持って行くにも
便利です。
④ ノード境界線の設定
図面にノード境界線を作図できます。このノード境界線の範囲内の員数集計も可能で
す。これにより図面の統合化と細分化が同時に可能になりました。
⑤ 員数集計も自由自在
集計の他に、それぞれの詳細データや信号レ
引き渡されますので、集計データの再利用が
また、CAD4では全
工区を一つの図面で
と同じ形式の図面として作成されます
扱うことができます
ので、自由に編集し、再利用することも
が、図面をノード単位
できます。
など自由な単位に分
ともできます。
地図編集
白地図データ入力
地名、家屋名入力
割し、その単位ごとの
線路図編集
員数集計
機器入力
電柱集計
ケーブル入力
機器集計
線路図からブロック図を自動的に作成します。線路図と同じ様に編集することができ
ことができます。また、このレベル図は
線路図と同じ形式の図面として作成さ
れますので、編集が可能です。
ますので、目的に応じて全体の形を整えることができます。
機器番号変更
機器特性変更
印刷設定
共架図編集
フィッティング
印刷サイズ
電柱、電柱名入力
文字登録
枠指定
電柱やメッセン、ケーブル、機器について分類し、集計します。この集計結果は自動的
に一般的な表計算ソフトに渡されますので、データの再利用が可能です。
メッセンジャー
員数集計もできます。
機器の信号レベルを計算しグラフと数値で表示します。また、レベル計算の開始点と
ブロック図編集
レベル図編集
ブロック図自動生成
レベル図自動生成
なる機器を自由に設定することもできます。このデータは線路図と同じ様に編集できる
レベル図データとして保存することができます。
ル変化図を自動的に生成できます。基
準機器と機器の端子は自由に選択する
きます。 機器とケーブルの接続が終わると、信号レベルを確認しながらの機器の特性
変更やケーブルのルートの変更などができます。また分岐器の結合損失を表示するこ
非常に簡単に行えます。
線路図からブロック図を自動的に生
基準機器から機器の端子までのレベ
~図面作成の手順~
ベルの一覧を出力することができます。この
成できます。このブロック図は、線路図
⑥ レベル図の自動作成
式」、常に一定の長さとする「固定長方式」の3通りがあり、ケーブルレイヤごとに設定で
電柱数、機器数、メッセン長、ケーブル長の
出力結果は一般的な表計算ソフトに自動的に
⑤ ブロック図の自動作成
機
機器番号生成
図面はレイヤ(階層)構造になっていますので、図面の管理・調整が簡単にできます。
標準で31個のレイヤがあり、それぞれに印刷・表示・編集について設定できます。たと
えば地図データだけを表示して編集したり、機器とケーブルだけを印刷したり、地図の
色を変えてみたり、と細かな調整をすることができます。