輝かがやき

平成25年3月12日発行
輝かがやき
3月号
No.1 1
神 石 中 学校
学 校 だ より
気づき
考え
行動する
チーム神石中
ご意見・ご感想をお寄せください。
第44回卒業証書授与式
3月10日(日) ~それぞれの旅立ち~
ずっと一緒に過ごし,一緒にいて当たり前の存在であった10名
の卒業生が,それぞれの夢を抱き,それぞれの道に,巣立っていき
ました。保護者の皆様,お子様のご卒業,誠におめでとうございます。
地域の皆様,卒業生の成長をともに見守り,ともにご指導くださり,
誠にありがとうございました。10名の未来が大きく拓けるよう
今後ともよろしくお願いいたします。
「学校長式辞」から
この卒業という記念すべき日に,私は皆さんに,日々の生活で大切にしてほしい言葉を贈ります。それは「感
謝」そして「ありがとう」という言葉です。
こうして,中学校を無事卒業できるのは,今日までの長い間,家族や地域の方々の温かい育み,そして,友達
の励ましや思いやりがあってのことです。皆さん一人だけでは,果たせなかったことです。自分が何か成し遂げ
たとき,その過程には,いつもそれを支える多くの人々が周囲にいることを忘れないでください。そうした意味
で,「感謝」そして「ありがとう」という言葉を大切にしてもらいたいと思います。
「在校生送辞」から 在校生代表 圓道 くん
3年生の存在の大きさが分かったのは,皆さんから引き継いだ生徒会の仕事をやるようになってからです。生
徒会長になって初めて分かったのですが,生徒会の仕事は大変です。しかし,それをなんなくやりきり,神石中
のリーダーとして僕たち1・2年生を引っ張っていく姿。圧倒的でした。僕は,先輩が簡単そうにされていたの
で,僕にも生徒会長の仕事が上手にできると思っていました。しかし,全校朝会で校風六訓を言うことすら緊張
で頭が真っ白になる僕です。今の僕は,先輩の足下にもおよびませんが,いつか先輩達を越えていくという決意
をしています。僕たち2年生がリーダーシップをとって,卒業後も,先輩達が心配されないような神石中学校を
創っていきます。
「卒業生答辞」から 卒業生代表 佐伯 さん
最後に,大切な仲間に言わせてください。とわ君,りょう君,のぞみ君,けんと君,きみちゃん,ゆめ,れい,
ゆか,みゆう。ずっとずっと仲良しで大事な仲間。歩む道は違うけど,それだけは変わらないよ。これからたく
さんの出会いがあり,楽しいこともあり,悲しいこともある。それを自分の力で乗り越えていかなければならな
い。自分の足でしっかり頑張っていこうね。もし,こけそうなことがあっても,居場所はあるからね。長い間,
本当に,本当にありがとう。この絆がずっとずっと続いていきますように。後輩のみんなへ,ありがとう。先生
へ,ありがとう。家族へ,ありがとう。大切な仲間へ,ありがとう。 最後に ありがとう,神石中学校。
この神石中学校の卒業生としての誇りと,言い尽くせないほどの精一杯のありがとうを込めて。
3年生を送る会
3月4日(月)
~3年生に感謝の気持ちを伝える~
3年生の卒業を祝うとともに,感謝の気持ちを伝えることをねらいとして,新生徒会執行部が計画・運営をし
て「3年生を送る会」を開催しました。その中の「神石かるた取り」は,2年生が,時間をかけて知恵を出し合
いながら,一人一人の個性を一人一枚のかるたとして,作成したものでした。こうした準備の甲斐もあって,大
変盛り上がった有意義な時間を,3年生と共に過ごすことができました。
【神石かるた】 3年生版の紹介
「ぼくは 最強?」 髙橋先輩
「わ~すごい。文武両道」 中岡先輩
「みなの衆。笑えよ 笑え」 山元先輩
「きりっとクールな」 絢都先輩
「サッカーが とても上手な」王隼先輩
「れいせいな 判断で勝つ」 池田先輩
「絵がうまい。そんな先輩あこがれだ。」伊藤先輩
「てきぱきと 陸上にて指示早い」 桑山先輩
「ノートの取り方 神中一番」 古森先輩
「あいさつでみんなを感動させる」 佐伯先輩
全校道徳授業「友達ってなに?」の取組から
2月28日(木)
~いじめを起こさない,より良い友達関係をつくろう!~
いじめにより,児童生徒が自らの命を絶つという痛ましい事件が全国で相次いでいます。本校では,いじめは「絶対
に許されないもの」であり,また「どの子どもにも,どの学校でも起こり得るもの」であるという認識に立って,いじ
めの未然防止と早期発見・対応をするため,保護者の皆様にもアンケートに協力していただきながら,取組を進めてい
ます。この度,その取組の一環として,「友達ってなに?」というテーマで全校道徳授業を行いました。最初に,教職
員4人が,「仲良しグループ」と称しながら陰湿ないじめをする演技を行い,その演技を観て,疑問に思うことや許せ
ないと感じたことなどを生徒が演技者に質問しました。生徒たちは「(加害者)AとBは,なぜ(被害者)Cに,プロレス
ごっごと言って,あんなに殴ったり,技をかけたりするのか?」「(被害者)Cは,どうして断らないのか。本当にあと
の3人を友達だと思っているのか?」「(傍観者)Dはどうして,止めないのか?僕なら必ず止める。」などいじめの本
質に関わる質問を,憤りをもってしました。その後,池田教諭が絵本「わたしのいもうと(小学4年生の時の転校をき
っかけにいじめに遭い,心を閉ざしたままひっそりと亡くなった少女の実話)」を朗読しました。心と身体をずたずた
に傷つけられる被害者の苦悩に思いを重ねながら,いじめについて真剣に考える機会となりました。全校道徳の後は,
各学級で,演技や朗読から学んだことを整理したり,いじめにつながる「他人を傷つける言動」について考えたりしま
した。今後も,いじめが起きない,思いやりのある良い友達関係が築けるよう取組を継続していきます。
○今日の全校道徳はいじめについての学習でした。先生方が演じ
られていた4人の仲がとても怖いと感じました。先生方(演技者)
に質問するとき,2年生の男子がD役(傍観者役)の先生への「な
ぜ,目の前でC君がいじめられているのを止めないのですか?」
と質問したことに対して「止めたら,次は自分がいじめられるか
もしれないから。君なら止めることができますか?」という逆質
問に,私はドキッとしました。いくらいじめはいけないと言って
も,自分は本当に止められるだろうかと考えさせられました。い
じめを起こさないためにどうしたらよいのか,これからもしっか
り考えていきたいです。
○自分が(演技者に)質問した回答に対して,再度「でも,それは
友達って言わないよ!」と言い返せなかったのが情けなかったで
す。もっと言葉にできるようになりたいと考えました。
○池田先生が読んでくれた絵本の子のように,何もしゃべらず,
食べることができなくなって死んでしまう子がいることがとても
悲しいです。いじめられている人がいたら,できることをして,
助けたいと思います。【生活ノートの感想から】
表彰関係
役割演技
朗 読
質疑応答
~おめでとう!~
☆実用英語技能検定
5級
1年 横山 くん
5級
1年 金山 さん
☆日本漢字能力検定
準2級 2年 山本 さん
3級
2年 岩谷 さん
3級
2年 圓道 くん
4級
4級
1年
1年
尾越 さん
横山 くん
今後も積極的な
チャレンジを!
【3月15日~4月の主な行事】
3月15日(金) 第2回神石中学校閉校記念事業実行委員会(18:30)
21日(木) 公立高校選抜Ⅲ入試 全校朝会
22日(金) 神石小学校卒業式(9:30開式)
25日(月) 修了式(13:45開式) 離任式(15:30開式)予定
26日(火) 統合中学校PTA三役会(19:00油木中学校)池田会長・武島副会長・髙橋母親代表・則清教頭
27日(水) PTA会計・給食会計・生徒会会計監査(18:00)
4月 8日(月) 就任式・始業式(8:45開式)
平成25年度入学式(14:00開式)
9日(火) あいさつ運動(7:15)池田会長・武島副会長・則清教頭
身体測定(4校時)
11日(木) PTA新旧役員会(19:00会議室)
16日(火) 内科検診
17日(水) 耳鼻科検診
21日(日) 授業参観・PTA総会・学級懇談会
新入生歓迎運動会
22日(月) 振替休日
24日(水) 全国学力・学習状況調査(3年)
2年修学旅行(沖縄)【~26日(金)】
体 罰 ・セ クシ ャル ハラ スメ ン ト ・ い じ め相 談 窓 口
◆神石中学校 担当
則清
(教 頭 )
渡邉
「 一 人 で 悩 ま ず 相 談 し て くだ さ い 。」
(養 護 教 諭 )