加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法 JIS K 6253

データ集 ゴム
KATECS TOTAL CATALOG
データ集 ゴム
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十川ゴム
十川ゴム
加硫ゴムの引張試験方法
10mm以上としてもよい。試験片を積み重ねる枚数は3枚以内とし,かつ,いずれも2mm以上の厚さが必要である。
試験片の横方向の寸法は,押針先端が試験片の端から12mm以上離れた位置で測定できる大きさでなければならない。
また,試験片は,デュロメータの加圧面と密着できる大きさの平滑な表面をもっていなければならない。
JIS K 6251-1993より抜粋・要約
試験片
ダンベル状試験片のうち,3号形試験片及び5号形試験片を標準試験片とする。
ダンベル状の試験片は,原則としてゴムの列理(グレーン)の方向と平行に採る。
(単位mm)
ダンベル状3号形
ダンベル状5号形
100
115
25
10
4
5
R2
デ
ー
タ
集
ゴ
ム
形状
41
R1
10
5
CATEGORY
R2
391
1
R1
PAGE
33
25
25
16 25
40
6
20
5
15 25
試験片の寸法
単位mm
主要部分の寸法
平行部分の幅 平行部分の長さ
平行部分の厚さ 標線間距離
ダンベル状3号形
5±0.1
20
2.0±0.2
20
ダンベル状5号形
6±0.4
0.4
33
2.0±0.2
25
試験方法
引張速度,ダンベル状試験片 1∼6号形 500±50 mm/min
引張強さ及び切断時伸びの測定 引張強さの測定は,試験装置によって試験片の切断に至るまでの最大引張力を読
み取る。
切断時伸びの測定は,ダンベル状試験片の場合は,適切な方法によって切断時の標線間の長さを測定する。
引張応力の測定 引張応力の測定は,ダンベル状試験片の場合は,適切な方法によって標線間距離が所定の長さに
達したときの引張力を読み取る。
計 算
引張強さ 引張強さは,次の式(1)によって算出する。
ダンベル状試験片
FB
TB=─…………………………………(1)
A
ここに,TB:引張強さ(MPa){kgf/cm2}
FB:最大引張力(N){kgf/mm2}
{cm2}
A :試験片の断面積(mm2)
切断時伸び 切断時伸びは,次の式(2)によって算出する。
ダンベル状試験片
L1−L0
EB=───×100……………………(2)
L0
ここに,EB:切断時伸び(%)
L0:標線間距離(mm)
L1:切断時の標線間距離(mm)
一般ゴム用
タイプ
タイプAデュロメータ
スプリング式A形
タイプDデュロメータ
硬質ゴム用
スポンジ用
主な準拠規格
JIS K 6253
ISO 7619
JIS K 6301
JIS K 6253
ISO 7619
硬さデータのタイプ別比較表
押針の形状(mm)
スプリング荷重(mN)
高さ
形
0度
100度
2.50
35°円すい台形
550
8050
539
8379
0
44450
980
44100
2.50
30°円すい形
先端R0.1
35°円すい台形
JIS K 6301
2.54
タイプEデュロメータ
JIS K 6253
2.50
半径2.50半球
550
8050
2.54
直径5.08半球
539
8379
JIS K 7312
SRIS 0101
0
10
20
30
40
50
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
端面直径0.79
加硫ゴムの老化試験方法
60
10
10
70
80
20
20
30
30
40
40
50
20 30
40
50
60
70
80
90
20 30
40
50
60
70
80
90
90
CATEGORY
50
60 70 8090
JIS K 6257-1993より抜粋・要約
●空気加熱老化試験(ノーマルオーブン法)
試験片
試験片の形状及び寸法は,JIS K 6251の加硫ゴムの引張試験方法及びJIS K 6253の加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ
試験方法と同じ要領で作成したものによる。
JIS K 6253-1997より抜粋・要約
●デュロメータ硬さ試験
測定範囲
タイプAデュロメータ硬さの測定範囲は,A10∼90とし,A90を超えるときは,タイプDデュロメータで測定する。
A20未満のときは,タイプEデュロメータで測定する。
試験片
試験片の厚さは,タイプD及びタイプAデュロメータでは6mm以上とする。6mm未満の場合には積み重ねて6mm以
上として測定できる。タイプEデュロメータでは試験片の厚さは10mm以上とし,10mm未満の場合には積み重ねて
試験方法
老化温度は,原則として次の中から選択する。
70±1℃,85±1℃,100±1℃,120±2℃,125±2℃,150±2℃,175±2℃,200±2℃,225±3℃,250±3℃,
275±3℃,300±3℃
老化時間は,原則として次の中から選択する。
24_0.50 時間,48_01 時間,72_02 時間,96_02 時間,168_02 時間,240_02 時間,及び7日の倍数
試験片を所定の温度に設定した試験槽内につるして加熱し,老化させる。このとき,試験槽内の試験片は互いに
10mm以上離れ,また,試験槽内の壁から50mm以上離れていなければならない。
また,互いに作用を及ぼすような異なった種類のゴムの試験片を,同時に入れてはならない。
所定時間試験片を老化させた後,試験槽から取り出して,室温まで放冷し,16時間以上6日以内にJIS K 6251及びJIS
K 6253によって,引張強さ,切断時伸び,引張応力,硬さなどの測定を行う。
計 算
392
端面直径0.79
2.54
スプリング式C形
アスカーC
PAGE
比較表
上表は単なる硬さ比較の目安であって,硬さの換算に用いられるものではありません。異なるタイプの硬度計で得られる硬さの値の関係は試料の組成,加硫の条件や,それによって決まる
粘弾性さらには寸法,形状や測定時の温度や湿度などさまざまな条件によって変化するものであり,単純には決まるものではありません。
引張応力は,次の式(3)によって算出する。
ダンベル状試験片
Fn
Mn=─…………………………………(3)
A
ここに,Mn:n%伸び時における引張応力(MPa){kgf/cm2}
Fn :n%伸び時における引張力(N){kgf}
{cm2}
A :試験片の断面積(mm2)
注)Mn、Fn のn は,特定の伸びn(%)の数値を示す。
例えば,M300,F300は,それぞれ伸び300%時の引張応力,引張力を示す。
加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法
硬さデータのタイプ別比較
用途
6±
引張応力
試験方法
試験片を固い剛性のある平らな面に置く。押針が試験片測定面に対して直角になるようにデュロメータを保持する。
加圧面を衝撃が加わらない程度になるべく速やかに試験片測定面に密着させて,1秒以内に目盛を読み,その試験片
の硬さを求める。デュロメータの押針先端は,試験片の端から12mm以上離れた位置でなければならない。
引張強さ,切断時伸び,引張応力の変化率及び残留率は,次の式(1)及び式(2)によって算出する。
X1−X0
AC=───×100……………………(1)
X0
X1
AR=─×100…………………………(2)
X0
ここに,AC:老化前の引張強さ,切断時伸び及び引張応力に対する老化後の変化率(%)
AR:老化前の引張強さ,切断時伸び及び引張応力に対する老化後の残留率(%)
X0:老化前の引張強さ,切断時伸び及び引張応力
X1:老化後の引張強さ,切断時伸び及び引張応力
硬さの変化は,次の式(3)によって算出する。
AH=H1−H0……………………………(3)
ここに,AH:硬さの変化
H0:老化前の硬さ
H1:老化後の硬さ
10
デ
ー
タ
集
ゴ
ム