平成 27 年度 ぎふグローバル人材育成推進モデル事業 ぎふグローバル 岐阜聖徳学園高等学校 ニュース「Co-Work」 44 号 H28/4/1 /6・6 平成27年度ぎふグローバル人材育成推進モデル事業フォーラム 3月19日(土)本校多目的会館にて、本年度の事業報告会フォーラムを開催しました。1年生は「戦 争」について、2年生は防災・減災についてをそれぞれ英語にて発表・実演しました。また先月のフィ リピン視察の報告と生徒によるパネルディスカッションも行いました。 ご来賓 岐阜県世界青年友の会 理事長 臼井千里先生 清流の国ぎふ防災・減災センター コーディネーター・防災士 西田重成様 岐阜県環境生活部私学振興・青少年課 私学助成係 岩井玲様 岐阜聖徳学園大学 外国語学部長 宗宮喜代子先生 岐阜聖徳学園大学 教育学部教授 加納幹雄先生 内容とスケジュール 12:30~開会 1:00~1:30 1年生による「戦争」に関するポスターセッション(英語) 1:40~1:55 フィリピン視察の報告 2:00~2:30 2年生の取り組み「防災・減災のためのシュミレーションゲーム」実演(英語) 2:35~3:20 生徒によるパネルディスカッション「経験を通じて学ぶグローバル・マインド」 開会 来賓の先生方、父兄の方、来年度入学される方などに参加 頂けました。ロビーには 2年生がフィリピンで使 ったシュミレーションゲ ームを展示。 ↑C 班 HUG ←B 班 防災カルタ 1/5 1年生による「戦争」に関するポスターセッション(英語) 各グループが「戦争」をテーマに、日本とフィリピ ンの考えの違い、当時のキリノ大統領についてなど を、レイテ高校の生徒にアンケートをとるなどの協 力をしてもらいながらまとめたものを英語で研究発 表しました。 ■1組 Gr.1)The difference between the Philippine’s way of thinking about the war and the Japanese ones. Gr.2)How do the Filipinos feel about Japan Gr.3)The Filipino Consciousness about War ■2組 Gr.1)Post war between Japan and the Philippines Gr.2)Quirino’s Truth Gr.3)The uniqueness of each countries フィリピン視察の報告(英語) 先月2月に訪問したフィリピン レイテ島での活動 報告を動画にて紹介。レイテ高校での様子や市役所、 地元の人との交流や、レイテ高校での盛大なウェル カムセレモニーなど充実した訪問であったことが伝 わったと思います。 2年生の取り組み「防災・減災のためのシュミレーションゲーム」実演(英語) 2年生の各班ごとにシュミレーションゲームの実演を英語で行いました。各班とも先日のフィリピン訪 問にてレイテ高校や役所、 地域の住民の人たちと実施した模様や、その時のアンケートについても紹介。 2/5 A 班 DIG (Disaster Imagination Game) 英語版 DIG の紹介と、のフィリピン訪問での模様を紹 介。実際に地図を画面に表示しながらゲーム実践。ま たフィリピンでの活動とアンケートをまとめたものを 発表しました。 B 班 防災かるた 防災・減災に関する言葉で英語版防災カルタを作りました。 そのカルタの紹介と実践、フィリピンで地元の人たちと一 緒に実施した模様を紹介しました。 C 班 HUG (避難所運営 Game) レイテ島での実施風景を紹介し、この場でも数名の方にス テージに上がってもらって英語版 HUG ゲームを実践 しました。 生徒によるパネルディスカッション「経験を通じて学ぶグローバル・マインド」(日本 語) 鈴木先生司会による選抜された2年生8名、1年生2名のメンバーでのパネルディスカッション。この 1年から2年かけて続けてきたグローバルの活動での内容1年を 通じて学んできたこと、自分が考えるグローバルとは、今後自分 がどうしていくか、2年生が1年生に託すものなど、いろいろな 経験を積んで きた生徒たち の率直な意見 を聞かせても らいました。 3/5 来場者アンケート感想 1 年生ポスターセッション 【良かった点】 ・歴史教育についての1年生の意見に感心しました。 ・民族性意識、歴史観の違いを踏まえたうえで交流できたらもっと達成感が得られたと思います フィリピン視察 【良かった点】 ・フィリピン視察の報告で、レイテ高校での生活や訪問した先がどのような場所なのか知ることが出来 た 【改善点】 ・フィリピン視察で、数名のフィリピンの生徒にフォーカスし、将来の夢や趣味などを聞いてみてはど うでしょうか? 2 年生シュミレーションゲーム実演 【良かった点】 ・レイテ高校のみでなく役所や地域の人たちに防災ゲームや意識を展開、 役立てられた様子が伝わった。 ・フィリピンでの活動をもとにした発表がとても詳しくて充実していた 【改善点】 ・シュミレーションゲームの意味がよく理解できなかった 生徒のパネルディスカッション 【良かった点】 ・2年生もグローバルをよく理解している ・パネルディスカッションで、「一線を越えたらグローバル」「本を読むこと」「日本を知ることもグ ローバルの一つ」「学んだら生活での見方が変わった」という言葉が本当に彼らの経験から生まれたも ので、響く言葉でした 【改善点】 ・鈴木先生の司会は最高に上手でしたが今後はパネルディスカッションの司会も生徒にさせたらいいと 思う 全体を通して 【良かった点】 ・1年から一つのテーマについて調べて英語でのプレゼンまで完成させることに挑戦していることがす ばらしい ・今の日本人に足りない英語力だけでなくプレゼンや自分の言葉で自己表現するなど発信する力が身に つくのでがんばってほしい ・教員を目指すものとしては、先生方がこのフォーラムをどのように計画し指導してみえるのか知りた い。 ・フィリピンに行ったことでもう一回地元のことに目を向けたり、相手の厚意に気づくなどの価値観が 身についたこともとてもすばらしい 4/5 ・高校生の話を聞く姿勢がすばらしかった ・全体的に自分の高校時代とは大違いでとても刺激的でした ・現在大学生として英語教師を目指しています。高校生の皆さんの考え、経験に大変触発された大変充 実した時間でした ・日本とフィリピンを比較することで多文化を知ることができた ・自分の知らなかったことが知ることが出来たのでよかった ・他校のグローバル指定校の研究・成果が気になります ・浮き上がった足元の弱さをどう強化していくのか話し合った様子・結果をまた見せていただきたいで す ◆とても参考になる意見やお褒めの言葉などを頂きました。ありがとうございました。 5/5
© Copyright 2024 Paperzz