2010年1月27日 ライオンズクラブ国際協会330-A地区 各クラブ会長・幹事 様 330-A地区 ガバナー 岡 野 忠 生 環境委員会(緊急災害・防災対策担当) 委員長 L風 間 昭 ハイチ地震被害寄付金の送金窓口について 日頃は、地区運営ならびにクラブ活動にご尽力を賜り、心より感謝申し上げ ます。 この度、中米ハイチ地震災害への対応につきまして、別紙、国際会長のメッセ ージの通り、国際協会を挙げて支援する事が決定しております。 当330-A地区においても、その意向に沿った支援活動を推進する為、国際 協会窓口、各新聞社の支援窓口等の活用もご検討いただき、ご支援をお願い申 し上げます。 記 【LCIFへの送金について】 別紙ご案内をご参照ください。 【その他の送金先について】 ■読売新聞社と読売光と愛の事業団 1月16日から1か月間、受け付けます。募金は、通信欄に「ハイチ」と明 記して、郵便振替(00190・8・72319、加入者名・読売光と愛の事 業団)でお送りください。 いただいた募金は日本赤十字などを通じて救援活動に役立てます。振込手数 料はご負担願います。なお、物資はお受けできません。寄付者名を、朝刊地域 版に掲載します。匿名を希望される方は、通信欄に「匿名希望」と明記してく ださい。問い合わせは、読売光と愛の事業団(電話03・3216・4921) まで。 ■朝日新聞厚生文化事業団 1月18日(月)から2月15日(月)まで救援募金を受け付け、日本赤十字 社などを通じて救援活動に役立てます。郵便振替(00130・1・9166) で朝日新聞厚生文化事業団「ハイチ地震救援募金」係へ。手数料はご負担願い ます。紙面掲載での匿名扱い希望、預かり証の送付が不要の方は、その旨を通 信欄にお書ください。なお、物資はお受けできません。問い合わせは厚生文化 事業団(03・5540・7446=平日10時~18時)まで。 以上 同文写送付先 : 元国際理事、元地区ガバナー、キャビネット構成員、地区環境委員会 ライオンズによるハイチ救援活動についてヴィルフス会長からの特別メッセージ 世界中のライオンズの皆さん 誠に悲しいことですが、世界の目は大きな被害をもたらしたハイチの地震に向けられています。こ の大地震によって 150 万人が家を失い、20 万人もの命が奪われ、数えきれないほどの人々が 体と心に傷を負いました。 この国が完全に元の状態に戻るまでには何年もかかるでしょう。しか し、確かなのはライオンズはそのあらゆる段階で援助をしていくということです。 南アジアでの津波、ハリケーン・カトリーナ、中国四川省での地震、その他の災害に対しライオン ズが援助を行ったのと同様に、ライオンズと LCIF は短期そして長期の援助を行っていきます。つ まり、目下必要とされる援助を提供すると同時に、必要な限りの時間をかけて、地域社会を再建 し、人々に希望を取り戻させ、被害を受けた人々を支援することに取り組んでいきます。 ライオンズが他の奉仕団体と違っていることが一つあるとすれば、それは、私たちが長期的に救 済に携わり、被害を受けた地域内で、現地のライオンズを通じてより良い明日を新たに築くため に努力するという点です。ハイチのライオンズは私たちの兄弟姉妹、この国際的な家族の一員な のです。私たちは彼らを絶対に失望させたりしません。 ご存じとは思いますが、ライオンズはすでに迅速に行動し、混乱に伴うさまざまな問題にもかか わらず、緊急援助を提供しています。スウェーデンのライオンズからの救援テントは現在輸送中 であり、地震が起きた時、使節団事業のためにハイチを訪れていたカナダのライオンズは地震発 生の数時間後から数日の間応急手当を施しましたし、カリブ海諸国のライオンズは陸と海の両方 から援助を送っています。さらに、ハイチ、ドミニカ共和国、近隣諸国のライオンズから成る調整 委員会が次のステップについて積極的に計画を策定中です。また、LCIF 理事長を務めるアル・ ブランデル前国際会長は明日から彼らと会合するべく、現地に向かうことになっています。 当然のことながら LCIF の「ハイチに希望を」という献金の呼びかけに対するライオンズの反応は、 極めて大きなものとなっています。私たちはこの数日間ですでに 35 万ドル以上を集めています。 皆さんがこの E メールを受信されるまでには、さらに多くの献金が集まっているに違いありません。 しかし、ハイチの復興を援助し、家を失った人々に住居を提供し、子どもたちのために学校を再 建し、体が不自由になった人々にリハビリを施し、ずたずたに引き裂かれ傷ついた数多くの人々 の心を癒す手伝いをするためには、さらに何百万ドルもの資金が必要となります。ですから、でき る限りの献金をしてくださるようお願いいたします。 最後に、非常に悲しいご報告をいたします。私たちの家族であるハイチのライオンが二人、亡くな りました。そして他のライオンの中には家族を失われた方々もいらっしゃいます。世界中のライオ ンズ、そして国際理事会を代表いたしまして、大切なご家族を亡くされた方々に心よりお悔やみ 申し上げますとともに、亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。 哀悼の意をこめて 国際会長 エバハルト J. ヴィルフス ライオンズクラブ国際財団、ハイチに救済の手を差し伸べる ハイチに希望をもたらそうと、ライオンズは現在までに 32 万 5 千ドル以上の資金を集 めました。世界中のライオンズはこの災害に対応するための義援金を、惜しむことなく 迅速にライオンズクラブ国際財団(LCIF)に寄せています。義援金は引き続き個人、 クラブ、地区から寄せられています。支援をお約束くださった方々全員にお礼申し上げ ます。 LCIF はハイチのライオンズ、そして近隣諸国のライオンズと直に連携し、当面のニー ズを把握するだけでなく、長期的な復興計画の策定にもあたっています。アル・ブラン デル LCIF 理事長とモーリーン・マーフィ夫人は、緊急に必要とされている物資をハイ チに届けるチームの指揮を執るべく、数日後にドミニカ共和国に向かう予定です。 世界各地のライオンズも以下のような協力をしています。 • 近隣のカリブ海諸国のライオンズは、要請された物資を運送会社とのつてを通じ て送っています。 • スウェーデンのライオンズは、中国の大地震で行ったのと同様に、住居を失った 被災者や救援活動を行っている人々に住まいを提供するため、スウェーデン政府 を通じて大型テントを送っています。 • 孤児院に浄水システムを設置する手助けのため地震発生時にたまたまハイチに滞 在していたカナダ・オンタリオ州 A-9 地区のライオンズは、仮の診療所を作っ て 600 人の被災者を治療しました。 • ライオンズは惜しみなく協力しています。次はその数例です。ノルウェーのライ オンズからは 86,000 ドルの寄付誓約、中国のライオンズからは 2 万ドルの寄付、 105-I 地区(イギリス)からは 14,000 ドルの寄付。 これまでに起こった災害同様、LCIF は被災者の当面のニーズに対応することに専念す るのみならず、被災地のライオンズを通じて今後数年にわたり援助を行うことにも力を 入れていく予定です。他の救済組織が被災地を去った後も、ライオンズはその場に残り、 長期の復興事業を見守り続けます。過去の災害と同じように、ライオンズは住居や病院 の再建、眼科医療システムの再整備、人的資源提供、さらには今回の災害で体が不自由 となった人々を含む障害者援助といったことを行う可能性について話し合っていきます。 LCIFでは引き続きライオンズと連携しニーズの把握に努めていく中、ウェブサイトの 情報を更新し、計画や新たなニュースを載せますので、ご覧ください。また、写真が手 に入りましたらウェブサイトに掲載したいと考えています。ライオンズの皆さんは、こ こにある情報や各地における救援活動を地元のメディアに伝えることにより、ライオン ズの救済努力を地域で広報することができます。その際にはLCIFのビデオやその他の 掲載内容をそれぞれのクラブのウェブサイトに転載するとよいでしょう。LCIFもまた、 メディアを通じてライオンズの救援活動の広報に努めています。LCIFはハイチの援助 HAITI UPDATE.JA に当たっている「信頼できる組織」として複数のウェブサイトにすでに掲載されていま す。 ハイチ被災者援助のため、LCIFへの寄付をご検討ください。LCIFに寄せられた献金は 全額、直接ハイチ救援に活用されます。それができるのは、LCIFの運営経費が投資か ら得た収益で賄われているからです。LCIFは最近、チャリティ・ナビゲーターから 4 つ星の格付けを受けたばかりで、これは慈善団体を評価するこの独立組織から獲得でき る最高の格付けです。2007 年にLCIFは協力関係を結ぶべきナンバーワンの非政府組織 と指名され、今日に至っています。 下記の方法で寄付することができます。 • マスターカード、ビザ、またはアメリカンエキスプレスのクレジットカードを使 用しての寄付の場合、『LCIF クレジットカード寄付専用用紙』に寄付者氏名、 電話番号、クレジットカードの種類、クレジットカード番号、有効期限、寄付額 などの必要事項に加え、余白部分に「ハイチ地震」と明記の上、LCIF にファッ クスでご送付ください。ライオンズクラブの会員である場合には、会員番号や所 属クラブに関する情報も提供してください。LCIF のファックス番号は (630) 571-5735 です。 • 日本円で、銀行に直接振り込むことにより寄付をすることもできます。LCIF 献 金報告用紙(振込専用)[LCIF619 の書式]の特記事項記入欄に「ハイチ地震」と ご記入の上、LCIF にファックス (630ー571-5735) でお送りください。 • 電信送金による寄付。この方法での寄付については、LCIF寄付者サービス ([email protected]) にお尋ねください。 ご質問はLCIF日本担当コーディネーター大石までEメール ([email protected])またはお電話(1-630-571-6735)でお尋ねください。なお、 理事会方針により、用途指定寄付はメルビン・ジョーンズ・フェロー表彰の対象とはな らないことをご了承ください。 莫大なニーズではありますが、ライオンズと LCIF は長期にわたり援助を続け、ハイチ の人々の暮らしを良くしていきます。 HAITI UPDATE.JA
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