No. 0001 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0052 ACアダプター(タブレッ ト端末用) テ2015/03/27 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 京都府 ス THX-120200KDJ(AD970JT 用)(ブランド:(株)ジャス トシステム) (株)マウスコンピューター 知 内 容 事 故 原 因 使用中のタブレット端末用ACアダ トランジスター(MOSFET)が異常発 プターから発煙し、マルチタップの一 熱して内部短絡したことから、他の電子部品 部が溶融した。 が過負荷状態となり、異常発熱して基板や外 郭ケースの一部が焼損し、接続していたマル チタップの一部が溶けたものと推定される が、トランジスター(MOSFET)が異常 発熱した原因の特定はできなかった。 再 発 防 止 措 置 輸入事業者は、他に同種事故発生の情報 はないことから、既販品に対する措置はと らなかった。 なお、今後の製品については製造時の通 電試験方法を見直し、検査を強化すること とした。 報 付 通 年 知 月 者 日 消防機関 ( G3 ) 携帯電話機(スマートフォン)のA 被害者が出力コネクター部に応力を加えた Cアダプターのコネクター部が焦げ、 ため、コネクターピンとコネクターシェル 指に火傷を負った。 (金属)が変形して接触状態となり、スパー クが生じ、コネクター樹脂が焼損したものと 推定される。 なお、取扱説明書には、「上下左右に無理 な力を加えない。水平に真っ直ぐ抜き差しす る。火災、やけど等の原因となる。」旨、記 載されている。 ブランド事業者は、被害者の不注意とみ られる事故であるため、措置はとらなかっ た。 輸入事業者 (受付:2015/07/01) ( 軽傷 ) ( E2 ) 電気アイロン付近から出火し、住宅 電気アイロンの温度調節機能が故障してい の一部を焼損した。 たことから、接続していた延長コードのス イッチ操作により使用を継続しており、延長 コードのスイッチを切り忘れたため、電気ア イロンが連続通電状態となり、異常発熱して 周囲の可燃物から発火したものと推定され る。 製造事業者等は、不明であった。 消防機関 使用期間:不 明 (受付:2015/04/14) ( 拡大被害 ) 2015-0451 エアコン室外機 情 受 (受付:2015/04/09) 使用期間:不 明 2015-0083 アイロン テ2015/05/28 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 岐阜県 ス 通 ( 拡大被害 ) 用) テ2015/04/02 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 京都府 ス 故 使用期間:約1年3か月 2015-0670 ACアダプター(携帯電話 テ2015/05/29 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス 事 ( E2 ) エアコン室外機付近から出火して、 事故品の電気部品に出火の痕跡は認められ 周辺を焼損し、家人1人が火傷を負っ ないことから、製品に起因しない事故と推定 た。 される。 使用期間:約27年 製造事業者は、製品に起因しない事故で あるため、措置はとらなかった。 消防機関 (受付:2015/06/01) ( 軽傷 ) ( F2 ) No. 0002 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0811 エアコン室外機 テ2015/07/04 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 福岡県 ス 知 内 容 事 故 原 因 使用中のエアコン室外機付近から出 事故品の電気部品に出火の痕跡は認められ 火し、周辺を焼損した。 ないことから、製品に起因しない事故と推定 される。 再 発 防 止 措 置 輸入事業者は、製品に起因しない事故で あるため、措置はとらなかった。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 輸入事業者 (受付:2015/07/21) ( F2 ) 使用中のエアコン室外機から異音が 制御基板上の圧縮器制御用IC(IPM) し、発煙した。 が異常発熱して基板の一部が焼損・発煙した ものと推定されるが、異常発熱した原因の特 定はできなかった。 R25FNSE 製造事業者は、他に同種事故発生の情報 はないことから、措置はとらなかった。 NITEは、引き続き同様の事故発生状況 に注視し、必要に応じて対応することとし た。 製造事業者 ダイキン工業(株) 使用期間:約9年11か月 (受付:2015/03/30) ( 製品破損 ) TV-CM1501A(ブランド:イオ ン(株)) (株)ドウシシャ ( G3 ) 使用中のコーヒーメーカーから異臭 温度ヒューズが組み付け不良でヒーターか がし、テーブルクロスが焦げた。 ら離れていたため、サーモスタットの作動不 良によりヒーターが過熱しても温度ヒューズ が正常に作動しなかったことから、ヒーター が異常発熱してヒーターユニット(アルミダ イキャスト製)の一部が融解し、製品底部に 付着して輻射熱でテーブルクロス(ビニル 製)を焦がしたものと推定される。 ブランド事業者は、2015(平成 27)年5月19日より販売を中止し、同 年6月10日付けでホームページ及び店頭 で告知を行うとともに、連絡先が判明して いる購入者にDMを送付し、製品の回収を 行っている。 使用期間:不 明 販売事業者 (受付:2015/06/24) ( 拡大被害 ) 2015-0490 トースター テ2015/05/07 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 通 ( 拡大被害 ) 2015-0613 コーヒーメーカー テ2015/05/15 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス 故 使用期間:不 明 2014-2950 エアコン室外機 テ2015/03/17 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 神奈川県 ス 事 ( A2 ) 使用中のポップアップ式トースター 電源遮断機能を有するポップアップ機構が から出火した。 故障した状態のまま使用を継続したため、パ ンが燃えて外郭樹脂が溶融したものと推定さ れる。 なお、取扱説明書には、「使用中に異常が 生じたときは、使用を中止する」旨、記載さ れている。 使用期間:不 明 輸入事業者は、製品に起因しない事故と みているため、措置はとらなかった。 輸入事業者 (受付:2015/06/09) ( 製品破損 ) ( E1 ) No. 0003 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0515 パソコン 事 故 通 知 内 容 使用中のパソコンから出火した。 テ2015/06/06 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 愛知県 ス パソコンから出火した。 不明 因 本体上面にあるハードディスクの接続端子 台に導電性異物を含む液体が付着したため、 端子間で短絡が生じて出火したものと推定さ れる。 再 発 防 止 措 置 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 製造事業者等は、不明であった。 消防機関 ( E2 ) マザーボードのコネクター付近の基板が著 しく焼損し、一部に炭化が認められたことか ら、トラッキングが形成されて発火したもの と推定されるが、コネクターから負荷側のパ ターン箔が焼失しており、原因の特定はでき なかった。 製造事業者等が不明であるため、措置は とれなかった。 消防機関 販売事業者 不明 使用期間:約6年 (受付:2015/05/07) ( 製品破損 ) 換ケーブル) 不明 ( G3 ) 使用中のパソコンから出火し、周辺 事故品のコネクター端子樹脂に、保護被膜 を焼損した。 の施されていない赤リン系難燃剤が使用され ていたため、湿度の影響でリン酸が生じて端 子金属が腐食溶出し、端子間で短絡が生じて 焼損したものと推定される。 製造事業者等が不明であるため、措置は とれなかった。 消防機関 不明 使用期間:不 明 (受付:2015/06/11) ( 拡大被害 ) 2015-0514 フードプロセッサー(ハン ディー型) テ2015/05/12 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 原 (受付:2015/06/10) ( 製品破損 ) 2015-0523 パソコン周辺機器(電源変 テ2015/06/01 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 岐阜県 ス 故 使用期間:約3年 2015-0203 パソコン(マザーボード) テ2015/04/04 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス 事 ネット通販で購入したフードプロ セッサーを使用中、異音と異臭がし て、発煙した。 THM510 テスコム電機(株) ( A3 ) 粘り気の強い食材(豆類)を調理したた め、モーターが過負荷状態となって異常発熱 し、モーター内部の樹脂材料が溶融して発煙 したものと推定される。 なお、取扱説明書には、「粘り気の強いも の(いも類・豆類など)に使用しない。破損 する恐れがある。」旨、記載されているが、 「発煙する恐れがある。」旨、記載されてい なかった。 使用期間:約11か月 輸入事業者は、電流ヒューズが作動して 終息し、拡大被害に至っていないことか ら、措置はとらなかった。 消費者センター (受付:2015/06/10) ( 製品破損 ) ( B4 ) No. 0004 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2014-2441 ヘアドライヤー テ2015/01/05 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 埼玉県 ス EH5442 松下電工(株) CS3-0025 知 内 容 事 故 原 因 ヘアドライヤーを使用中、異音と異 環境温度及びヒーターからの受熱で温めら 臭がし、ファンが破損した。 れた羽根が、ファン回転時の遠心力によって 広がって、羽根先端が風洞壁面に接触し、異 音が生じたものと推定される。 なお、取扱説明書には、使用時に異常な音 や振動がする場合は、ただちに使用を中止す る旨が記載されていたが、異音を生じた状態 で継続使用したことも羽根の破損に影響した ものと推定される。 再 発 防 止 措 置 輸入事業者は、使用者の誤った使用方法 (使用中に、落下等の大きな衝撃が加わっ た)による事故とみており、また、拡大被 害に至る可能性は低いとみていることか ら、措置はとらなかった。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 消費者団体 (受付:2015/01/26) ( B1 ) ホットプレートを使用中、本体底部 サーモスタットに不具合品が混入したた が溶融し、座卓の一部が焦げた。 め、サーモスタットが正常に作動せず、ヒー ターが連続通電となり、異常発熱してヒー タープレートが変形し、外郭樹脂が溶融・発 煙したものと推定される。 製造事業者は、他に同種事故発生の情報 はないことから、措置はとらなかった。 なお、当該製品は既に生産を終了してい る。 NITEは、引き続き同様の事故発 生状況に注視し、必要に応じて対応するこ ととした。 消費者センター (株)中央産業 使用期間:約5年 (受付:2015/05/13) ( 拡大被害 ) ( A3 ) 使用中の電気マットと置いていたい サーモスタットの配線接続部で断線したこ すの座面が焦げた。 とから、スパークが生じて焼損したものと推 定されるが、断線した原因の特定はできな かった。 KDM-4573D(ブランド:小泉成 器(株)) ブランド事業者は、事故原因が不明であ り、他に同種事故発生の情報はないことか ら、措置はとらなかった。 なお、当該製品は既に生産を終了してい る。 NITEは、引き続き同様の事故発 生状況に注視し、必要に応じて対応するこ ととした。 消費者センター 住江織物(株) 使用期間:約8年 (受付:2015/04/16) ( 拡大被害 ) 2015-0677 ラミネーター テ2015/05/22 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス 通 ( 製品破損 ) 2015-0093 ミニマット(電気マット) テ2015/04/07 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 故 使用期間:約7年 2015-0239 ホットプレート テ2015/05/10 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 神奈川県 ス 事 LF-300 ( G3 ) ネット通販で購入したラミネーター ガラス管ヒーター制御回路に誤って定格の を使用中、発煙した。 小さなニクロム線ヒーター制御用の電子部品 (トライアック)を実装したため、過電流が 流れて内部短絡が生じ、ガラス管ヒーターが 連続運転状態となり、異常発熱して付近の ローラーが溶融・発煙したものと推定され る。 輸入事業者は、2015(平成27)年 7月6日付けでホームページに社告を掲載 するとともに、販路の通販及び販売代理店 に回収を依頼した。 輸入事業者 テージー(株) 使用期間:約1日 (受付:2015/07/01) ( 製品破損 ) ( A2 ) No. 0005 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0526 携帯電話機 テ2015/05/03 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 知 内 容 携帯電話機(スマートフォン)をズ ボンのポケットに入れていたところ、 階段で転倒し、携帯電話機が発熱・発 煙して、ズボンが焦げ、臀部に火傷を 負った。 事 故 原 因 本体が折れ曲がり、折れ曲がった位置で電 池パック(リチウムイオン)が焼損している ことから、転倒した際、電池パックに過度な 外力が加わり内部短絡が生じて異常発熱し、 発煙したものと推定される。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、製品に起因しない事故と みているため、措置はとらなかった。 蛍光ランプの根元付近の樹脂ケース 蛍光管の付け根が異常発熱し、ソケット部 が焦げた。 (ポリブチレンテレフタレート製)が発煙、 熱損傷したものと推定されるが、異常発熱し た原因の特定はできなかった。 通 年 知 月 者 日 製造事業者 輸入事業者は、事故原因が不明であり、 フィラメントが溶断して通電が停止し、拡 大被害に至っていないことから、今後の事 故状況を注視し、必要に応じて対応するこ ととした。 なお、当該品は2006(平成18)年 5月に販売を終了している。 輸入事業者 (受付:2015/06/02) ( 製品破損 ) ( G3 ) ダウンライト付近から出火し、住宅 事故品の内部に出火の痕跡は認められない の一部を焼損した。(2015- ことから、製品に起因しない事故と推定され 0212(A201500082)と る。 同一) 製造事業者は、製品に起因しない事故で あるため、措置はとらなかった。 使用期間:約11年 消防機関 (受付:2015/04/14) ( 拡大被害 ) タット付) 報 付 ( E2 ) ミヤショウプロダクツ(株) (現 コモライフ(株)に吸収 合併) 使用期間:不 明 2015-0172 水槽用ヒーター(サーモス 情 受 (受付:2015/06/11) EFS13EL 13W E26 2015-0081 照明器具(ダウンライト) テ2015/04/21 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 岡山県 ス 通 ( 軽傷 ) イラル形) テ2015/03/21 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 兵庫県 ス 故 使用期間:不 明 2015-0458 蛍光ランプ(電球型、スパ テ2015/05/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 不明 ス 事 ( F2 ) 水槽用ヒーター付近から出火し、周 水槽清掃の際、ヒーター管を洗面器(合成 辺を焼損した。 樹脂製)に張られた少量の水中に放置したま ま電源を切り忘れたため、水が蒸発してヒー ター管が空焚き状態となり、異常発熱して洗 面器等の可燃物が焼損したものと推定され る。 なお、取扱説明書には、「空気中では通電 しない。やけど、火災の原因となる。」旨、 記載されている。 使用期間:不 明 ブランド事業者は、被害者の不注意とみ られる事故であるため、措置はとらなかっ た。 消防機関 (受付:2015/04/27) ( 拡大被害 ) ( E2 ) No. 0006 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-1077 扇風機 テ2015/08/03 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 兵庫県 ス FC-2022 フカダック(株)(倒産) 知 内 容 事 故 原 因 扇風機を使用中、羽根が破損した。 当該製品は、前後ガード外周部をリングで 覆い、当該リングの1箇所をビスで締め付け て固定する構造であった。当該ビス留め以外 に落下防止用のフック等がない、ガードとの 嵌合部となるリングの溝が浅い、金属ビスの 受け側が樹脂製であること等から、前ガード が落下して、羽根(AS樹脂製)と接触した と推定されるが、詳細な原因の特定はできな かった。 再 発 防 止 措 置 輸入事業者が倒産しているため、措置は とれなかった。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 消費者センター (受付:2015/08/24) ( G3 ) ネット通販で購入した掃除機を使用 モーターの整流子とカーボンブラシ間で異 中、異臭がし、発煙した。 常スパークが発生し、発煙したものと推定さ れるが、カーボンブラシは破損が著しく、原 因の特定はできなかった。 MC-SR10J 製造事業者は、他に同種事故発生の情報 はなく、拡大被害に至っていないことか ら、既販品に対する措置はとらなかった。 なお、当該製品は既に生産を終了してい る。 消費者センター パナソニック(株) 使用期間:約2年 (受付:2015/07/03) ( 製品破損 ) ( G3 ) 使用中の電気オーブンレンジから異 庫内の上部と扉の隙間に付着した食品カス 臭がし、扉の一部が焦げた。 にマイクロ波が集中してスパークが発生し、 発火したものと推定される。 なお、取扱説明書には、「庫内に付着した 油や食品カスを放置したまま加熱しない。発 火や発煙の原因になる。」旨、記載されてい る。 輸入事業者は、被害者の不注意とみられ る事故であるため、措置はとらなかった。 なお、NITEでは、事故防止のための ハンドブック(身・守りハンドブック)や ホームページで同様の事故事例を紹介し、 注意喚起を行っている。 使用期間:約2か月17日 ARE-2 消防機関 (受付:2015/06/08) ( 製品破損 ) 2015-0893 電気オーブンレンジ テ2015/07/19 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス 通 ( 製品破損 ) 2015-0486 電気オーブンレンジ テ2015/06/02 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 岡山県 ス 故 使用期間:約8年 2015-0680 掃除機(サイクロン式) テ2015/06/18 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 千葉県 ス 事 ( E2 ) 電気オーブンレンジから異音と異臭 本体外郭に焼損は認められず、ドアスイッ がし、機器内部から火が出た。 チ(上側)周辺及びマグネトロン用リレー周 辺が著しく焼損していることから、どちらか 一方の部品周辺から発火したものと推定され るが、部品の不具合によるものか、部品との 配線接続部の不具合によるものか、焼損した 原因の特定はできなかった。 輸入事業者は、事故原因が不明であり、 他に同種事故発生の情報はないことから、 措置はとらなかった。 なお、当該製品は既に販売を終了してい る。 NITEは、引き続き同様の事故発 生状況に注視し、必要に応じて対応するこ ととした。 消費者センター 吉井電気(株) 使用期間:約8年 (受付:2015/07/30) ( 製品破損 ) ( G3 ) No. 0007 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0605 電気こんろ(ラジエント ヒーター式) テ2015/05/22 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 愛知県 ス 知 内 容 事 故 原 因 電気こんろの上に置いていた電磁調 誤って電気こんろのつまみを回してスイッ 理器が焼損した。 チを入れたため、電気こんろの上に置いてい た電磁調理器が過熱され、焼損したものと推 定される。 なお、取扱説明書には、「上に可燃物を置 かない」旨、記載されている。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、製品に起因しない事故と みているため、措置はとらなかった。 M-RC10E(ブランド:(株)良 品計画) 東芝ホームテクノ(株) 製造事業者は、被害者の不注意とみられ る事故であるため、措置はとらなかった。 知 月 者 日 製造事業者 製造事業者 ( E2 ) 電気ジャー炊飯器の底部付近から発 基板上のチョークコイル端子にはんだ付け 煙し、本体の一部が焼損・溶融して調 不良があったため、接触不良によりスパーク 理台に煤が付着した。 が発生し、基板及び外郭樹脂の一部が焼損し たものと推定される。 なお、接触不良を検知した際、異常を知ら せる報知音の後に運転を自動停止していた が、エラー表示はなく、再運転が可能である ことから、使用者が異常を認識できず、繰り 返し運転していたことも要因と考えられる。 製造事業者は、他に同種事故発生の情報 はないことから、既販品に対する措置はと らなかった。 なお、当該製品は既に製造・販売を終了 しており、後継機種については、はんだ箇 所での盛りはんだなどの品質管理を強化す ることとした。 製造事業者 (受付:2015/06/10) ( 拡大被害 ) パミリオ 通 年 (受付:2015/06/24) 使用期間:約3年6か月 2015-0129 電気スタンド 報 付 ( E2 ) 電気こんろ付近から出火し、部屋を 揚げ物調理中、スイッチを切り忘れて外出 焼損した。 したため、鍋の油が過熱し、出火したものと 推定される。 なお、取扱説明書には、「揚げるときはそ の場を離れない(離れるときは、ヒーターを 「切」にし、なべをおろす)、火災の原因と なる」旨、記載されている。 ( 拡大被害 ) 式) 情 受 (受付:2015/06/23) 使用期間:不 明 2015-0516 電気ジャー炊飯器(IH テ2014/00/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 愛知県 ス 通 ( 拡大被害 ) ヒーター式) テ2015/05/16 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 栃木県 ス 故 使用期間:不 明 2015-0615 電気こんろ(ラジエント テ2015/06/09 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 愛知県 ス 事 ( A2 ) ネット通販で購入した電気スタンド 電源コードの中間にあるフットスイッチが のスイッチが発熱した。 選定ミスであったため、白熱電球の突入電流 によりフットスイッチの接点表面が荒れて接 触不良が生じ、異常発熱したものと推定され る。 輸入事業者は、2015(平成27)年 4月1日に購入者に対してダイレクトメー ルを送信するとともに、2015(平成 27)年4月13日付けで販売店のホーム ページに社告を掲載し、製品回収及び返金 を行っている。 輸入事業者 (株)ベガコーポレーション 使用期間:不 明 (受付:2015/04/21) ( 製品破損 ) ( A1 ) No. 0008 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0130 電気スタンド テ2014/00/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 神奈川県 ス パミリオ 知 内 容 事 故 原 因 ネット通販で購入した電気スタンド 電源コードの中間にあるフットスイッチが のスイッチが発熱し、溶融した。 選定ミスであったため、白熱電球の突入電流 によりフットスイッチの接点表面が荒れて接 触不良が生じ、異常発熱したものと推定され る。 再 発 防 止 措 置 輸入事業者は、2015(平成27)年 4月1日に購入者に対してダイレクトメー ルを送信するとともに、2015(平成 27)年4月13日付けで販売店のホーム ページに社告を掲載し、製品回収及び返金 を行っている。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 輸入事業者 (受付:2015/04/21) ( 製品破損 ) パミリオ ( A1 ) ネット通販で購入した電気スタンド 電源コードの中間にあるフットスイッチが のスイッチが発熱した。 選定ミスであったため、白熱電球の突入電流 によりフットスイッチの接点表面が荒れて接 触不良が生じ、異常発熱したものと推定され る。 輸入事業者は、2015(平成27)年 4月1日に購入者に対してダイレクトメー ルを送信するとともに、2015(平成 27)年4月13日付けで販売店のホーム ページに社告を掲載し、製品回収及び返金 を行っている。 輸入事業者 (株)ベガコーポレーション 使用期間:不 明 (受付:2015/04/21) ( 製品破損 ) エーデラ ( A1 ) ネット通販で購入した電気スタンド 電源コードの中間にあるフットスイッチが のスイッチが発熱し、溶融した。 選定ミスであったため、白熱電球の突入電流 によりフットスイッチの接点表面が荒れて接 触不良が生じ、異常発熱したものと推定され る。 輸入事業者は、2015(平成27)年 4月1日に購入者に対してダイレクトメー ルを送信するとともに、2015(平成 27)年4月13日付けで販売店のホーム ページに社告を掲載し、製品回収及び返金 を行っている。 輸入事業者 (株)ベガコーポレーション 使用期間:不 明 (受付:2015/04/21) ( 製品破損 ) 2015-0133 電気スタンド テ0000/00/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 神奈川県 ス 通 使用期間:不 明 2015-0132 電気スタンド テ0000/00/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 神奈川県 ス 故 (株)ベガコーポレーション 2015-0131 電気スタンド テ2014/00/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 愛知県 ス 事 エーデラ ( A1 ) ネット通販で購入した電気スタンド 電源コードの中間にあるフットスイッチが のスイッチが発熱し、床が焦げた。 選定ミスであったため、白熱電球の突入電流 によりフットスイッチの接点表面が荒れて接 触不良が生じ、異常発熱したものと推定され る。 輸入事業者は、2015(平成27)年 4月1日に購入者に対してダイレクトメー ルを送信するとともに、2015(平成 27)年4月13日付けで販売店のホーム ページに社告を掲載し、製品回収及び返金 を行っている。 輸入事業者 (株)ベガコーポレーション 使用期間:不 明 (受付:2015/04/21) ( 拡大被害 ) ( A1 ) No. 0009 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0134 電気スタンド テ2015/00/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス パミリオ 知 内 容 事 故 原 因 ネット通販で購入した電気スタンド 電源コードの中間にあるフットスイッチが のスイッチが発熱し、マットが焦げ 選定ミスであったため、白熱電球の突入電流 た。 によりフットスイッチの接点表面が荒れて接 触不良が生じ、異常発熱したものと推定され る。 再 発 防 止 措 置 輸入事業者は、2015(平成27)年 4月1日に購入者に対してダイレクトメー ルを送信するとともに、2015(平成 27)年4月13日付けで販売店のホーム ページに社告を掲載し、製品回収及び返金 を行っている。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 輸入事業者 (受付:2015/04/21) ( 拡大被害 ) ( A1 ) 電気スタンドを充電中、異音がして 他社製アダプターを使用して充電したた 台座部分から発煙し、床が焦げた。 め、事故品内蔵の充電池(リチウムポリ マー)が過負荷状態となり、短絡して破裂 し、事故品の外郭樹脂の一部が焼損・発煙し て床が焦げたものと推定される。 なお、取扱説明書には、「付属のACアダ プターは本機専用である」旨、記載されてい る。 輸入事業者は、被害者の誤った使用方法 による事故であることから、既販品に対す る措置はとらなかったが、在庫品には、 「他社製アダプターを接続すると発火する おそれがある」旨、記載した注意書きを同 梱している。 使用期間:約6か月 ヒーター、遠赤外線式) MSO-206CSM 消費者センター (受付:2015/04/06) ( 拡大被害 ) 2015-0280 電気ストーブ(カーボン ( E1 ) カーボンヒーターの底部と置いてい 本体底面(台座)に取り付けた電流ヒュー た床が焦げた。 ズクリップの接続部で、カシメ不良あるいは ヒューズを挿入する作業中にヒューズクリッ プを変形させたため、接触不良が生じて異常 発熱し、台座の一部が溶けて床が焦げたもの と推定される。 輸入事業者は、既販品に対する措置はと らないが、今後の事故発生状況を注視し、 必要に応じて対応することとした。 なお、当該製品は既に輸入・販売を終了 している。 消費者センター (株)マサオコーポレーション 使用期間:約7年 (受付:2015/05/18) ( 拡大被害 ) 2015-0219 電気ストーブ(パネルヒー ター) テ2015/04/08 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 長野県 ス 通 使用期間:不 明 電式) テ2015/03/31 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 埼玉県 ス 故 (株)ベガコーポレーション 2015-0036 電気スタンド(LED、充 テ2015/03/23 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 静岡県 ス 事 ( A2 ) 使用中のパネルヒーターから異臭が パネルヒーターの発熱体(金属箔フィル し、本体下部から火が出た。 ム)と端子金具の組み付け不良があったた め、接触不良によりスパークが発生して発煙 し、火に見えたものと推定される。 SKJ-FG101MC 輸入事業者は、他に同種事故発生の情報 はないことから、既販品に対する措置はと らなかった。 なお、当該製品は既に販売を終了してお り、今後の製品については製造工程及び検 査工程の見直しを行うこととした。 消費者センター エスケイジャパン(株) 使用期間:約1年6か月 (受付:2015/05/11) ( 製品破損 ) ( A2 ) No. 0010 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2014-2417 電気ストーブ(ハロゲン ヒーター) テ2015/01/13 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 群馬県 ス 知 内 容 事 故 原 因 使用中のハロゲンヒーターから出火 ヒューズケースの金具と内部配線の接続部 した。 ではんだ付け不良があったため、接触不良に よりスパークが発生して焼損したものと推定 される。 再 発 防 止 措 置 輸入事業者が倒産しているため、措置は とれなかった。 使用期間:約3年 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 消防機関 (受付:2015/01/22) ( 製品破損 ) ( A2 ) 使用中の電気ファンヒーター付近か 事故品の電気部品に出火の痕跡は認められ ら出火して、周辺を焼損し、1人が軽 ないことから、製品に起因しない事故と推定 傷を負った。 される。 輸入事業者は、製品に起因しない事故で あるため、措置はとらなかった。 使用期間:約4か月 ミックヒーター、トイレ 用、消臭機能付) MJ-787 アキテーヌジャパン(株) ( F2 ) 通信販売で購入したセラミックヒー 被害者が3種類のフィルターを誤った順番 ターを使用中、異臭がし、温風吹き出 で取り付けたため、風量が低下して温風温度 し口が変色した。 が上昇し、吹き出し口の樹脂が変色・変形し たものと推定される。 なお、取扱説明書には、フィルターの取り 付け方について記載されていたが、「誤った 順番で取り付けると風量が低下し、温風吹き 出し口部分が変色・変形・溶融したり、異臭 がする恐れがある」旨、記載されていなかっ た。 輸入事業者は、他に同種事故発生の情報 はなく、拡大被害に至っていないことか ら、既販品に対する措置はとらないが、今 後販売する製品は、フィルターの取り付け に関する注意事項や危険性について、取扱 説明書に記載することとした。 使用期間:約1年4か月 消費者センター (受付:2015/03/12) ( 製品破損 ) 2015-0755 電気温風機(蓄熱式) 輸入事業者 (受付:2015/04/22) ( 軽傷 ) 2014-2820 電気ファンヒーター(セラ テ2015/06/27 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 北海道 ス 通 プラコム(株)(倒産) ミックヒーター) テ2015/01/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 群馬県 ス 故 PLM-29702 2015-0143 電気ファンヒーター(セラ テ2015/04/02 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 事 ( B4 ) 電気温風機の背面から発煙し、出火 施工業者が事故品に屋内配線を接続した した。 際、余った配線を切らずに束ねて事故品の内 部に収納したため、金属製の内壁に接触して 過熱され、絶縁被覆が焼損したものと推定さ れる。 使用期間:約20年 輸入事業者が倒産しているため、措置は とれなかった。 消防機関 (受付:2015/07/13) ( 製品破損 ) ( D1 ) No. 0011 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0668 電気給湯器(ヒートポンプ 式) テ2015/06/21 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 熊本県 ス 知 内 容 事 故 原 因 電気給湯器のヒートポンプユニット 事故品の内部及びユニット間の配線端子盤 付近から出火し、周辺を焼損した。 等に出火の痕跡は認められないことから、製 品に起因しない事故と推定される。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、製品に起因しない事故で あるため、措置はとらなかった。 使用期間:約15年3か月 通 年 知 月 者 日 製造事業者 製造事業者は、被害者の誤った使用方法 による事故であることから、措置はとらな かった。 なお、NITEでは、事故防止のための ハンドブック(身・守りハンドブック)や ホームページで同様の事故事例を紹介し、 注意喚起を行っている。 製造事業者 (受付:2015/06/09) ( E1 ) 電磁調理器の上に置いていた樹脂製 事故品のラジエントヒーター部の上を調味 品が溶融した。 料の置き場として使用しており、電源スイッ チを切らずにその場を離れた際、制御基板上 に入り込んだ小動物(ゴキブリ)によってラ ジエントヒーターが誤作動し、調味料容器 (樹脂製)が過熱されて溶融したものと推定 される。 なお、本体及び取扱説明書には、「ラジエ ントヒーターの上に物を置かない。使用後は 電源スイッチの「切」を確認する。」旨、記 載されている。 製造事業者は、被害者の誤った使用方法 による事故であることから、措置はとらな かった。 消費者センター (受付:2015/07/07) ( 拡大被害 ) 2014-2652 電磁調理器(卓上型) 報 付 ( F2 ) 電気洗濯機の内部が焼損し、洗濯物 油分が付着したキッチンマットを乾燥した の一部が焦げた。 ため、残留していた油分が酸化熱により自然 発火したものと推定される。 なお、本体及び取扱説明書には、「油の付 着した衣類は、洗濯後であっても絶対に乾燥 しない。油の酸化熱による自然発火や引火の 恐れがある。」旨、記載されている。 ( 拡大被害 ) 型) 情 受 (受付:2015/07/01) 使用期間:約9年8か月 2015-0704 電磁調理器(ビルトイン テ2015/02/15 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 香川県 ス 通 ( 拡大被害 ) ラム式) テ2015/07/04 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 高知県 ス 故 使用期間:約2か月 2015-0491 電気洗濯機(乾燥機付、ド テ2015/05/16 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 徳島県 ス 事 電磁調理器から発煙した。 ( E1 ) 電源回路の雑音防止用フィルムコンデン サーに不具合品が混入したため、内部で異常 発熱し、焼損・発煙したものと推定される。 EF-1-IH(ブランド:東邦金属 工業(株)) 輸入事業者は、他に同種事故発生の情報 はなく、拡大被害に至っていないことか ら、措置はとらなかった。 NITEは、 引き続き同様の事故発生状況に注視し、必 要に応じて対応することとした。 消費者センター オカノ(株) 使用期間:約9年 (受付:2015/02/19) ( 製品破損 ) ( A3 ) No. 0012 製品区分: 01.家庭用電気製品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0467 配線器具(コンセント) 事 故 通 知 内 容 コンセントから異臭がし、発煙し た。 テ2015/05/26 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 長崎県 ス 原 因 事故品と屋内配線のネジ接続部が接触不良 により異常発熱し、樹脂部が熱変形して差込 口が使用不能になったまま放置していたた め、屋内配線の送り配線先のコンセントを使 用した際、放置していた事故品のネジ接続部 が再度、異常発熱して発煙したものと推定さ れる。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、製品に起因しない事故と みているため、措置はとらなかった。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 消防機関 (受付:2015/06/03) ( 製品破損 ) ( E1 ) 冷蔵庫付近から出火し、周辺を焼損 事故品の内部に出火の痕跡は認められない した。 ことから、製品に起因しない事故と推定され る。 輸入事業者は、製品に起因しない事故で あるため、措置はとらなかった。 使用期間:約3か月 消防機関 (受付:2015/05/21) ( 拡大被害 ) 2015-0517 冷蔵庫 テ2015/05/26 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 福岡県 ス 故 使用期間:約41年8か月 2015-0301 冷蔵庫 テ2015/05/17 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 福岡県 ス 事 ( F2 ) ネット通販で購入した冷蔵庫から出 事故品の電気部品に出火の痕跡は認められ 火して、周辺を焼損し、1人が軽傷を ないことから、製品に起因しない事故と推定 負った。 される。 使用期間:約1年3か月 輸入事業者は、製品に起因しない事故で あるため、措置はとらなかった。 消防機関 (受付:2015/06/10) ( 軽傷 ) ( F2 ) No. 0013 製品区分: 02.台所・食卓用品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0972 ボウル(耐熱ガラス製) テ2015/06/18 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 群馬県 ス 不明 不明 知 内 容 事 故 原 因 流し台の角に接触した際に、耐熱ガ 事故品の口天部は、使用中に付いたとみら ラス製のボウルが破損し、手足にけが れる擦過痕等の傷が複数認められ、当該傷を を負った。 起点に破損していたことから、繰り返しの使 用に伴って傷が伸展し、破損に至ったものと 推定される。 なお、取扱説明書には、ひび、欠け、強い 擦り傷の入ったものは使用しない旨、注意表 示されていた。 再 発 防 止 措 置 輸入事業者は、被害者の不注意とみられ る事故であるため、措置はとらなかった。 (株)サンエー・インターナ ショナル 製造事業者等が不明であるため、措置は とれなかった。 知 月 者 日 輸入事業者 消費者センター ( G3 ) マグカップにお湯を入れたところ、 事故品は、持ち手と対面側の底部が起点と ひびが入った。 みられ、口天部にかけてひび割れていた。熱 湯等を注いだ際の熱衝撃に伴って、当該製品 に偏在する内部応力によって破損したものと 考えられるが、内部応力の偏在が、素地と釉 との熱膨張率の差によるものか、製造工程の 不具合によるものかは不明であり、原因の特 定には至らなかった。 輸入事業者は、当該製品の販売を中止し た。また、当該製品の取り扱いを他の事業 者に譲渡し、譲渡先事業者において、製品 の回収を行う予定である。 輸入事業者 (受付:2015/05/12) ( 製品破損 ) (株)サンエー・インターナ ショナル 通 年 (受付:2015/03/12) 使用期間:1回 ビリーマグカップ(ブランド: キャス・キッドソン) 報 付 ( E2 ) マグカップを洗浄していたところ、 陶磁器製のカップにあっては、底面からや 底が抜け、手にけがを負った。 や上方の側面部が一般に脆弱とされており、 事故品は、底面から約9~18mmの位置の 側面部で破断していた。破断部に使用に伴う 傷等の異常は認められず、設計・製造上の不 具合があった可能性が考えられるが、詳細な 製造工程等は不明であり、原因の特定はでき なかった。 ( 軽傷 ) ビリーマグカップ(ブランド: キャス・キッドソン) 情 受 (受付:2015/08/10) 使用期間:不 明 2015-0894 食器(マグカップ) テ2015/03/11 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 通 ( 軽傷 ) 2015-0222 食器(マグカップ) テ2015/03/10 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 故 使用期間:約5年 2014-2815 食器(マグカップ) テ2015/01/15 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 埼玉県 ス 事 ( G3 ) マグカップにお湯を入れたところ、 事故品は、持ち手と対面側の底面から口天 ひびが入った。 部にかけてひび割れていた。熱湯等を注いだ 際の熱衝撃に伴って、当該製品に偏在する内 部応力によって破損したものと考えられる が、内部応力の偏在が、素地と釉との熱膨張 率の差によるものか、製造工程の不具合によ るものかは不明であり、原因の特定には至ら なかった。 使用期間:不 明 輸入事業者は、当該製品の販売を中止し た。また、当該製品の取り扱いを他の事業 者に譲渡し、譲渡先事業者において、製品 の回収を行う予定である。 輸入事業者 (受付:2015/07/31) ( 製品破損 ) ( G3 ) No. 0014 製品区分: 02.台所・食卓用品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 2015-0489 炊飯がま(陶器製) テ2012/04/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 滋賀県 ス WA-100 故 通 知 内 容 事 故 原 因 炊飯がまで調理中、ガス警報器が鳴 当該製品は、内鍋と底がないリング状の外 動した。 鍋で構成され、内鍋を外鍋の中に入れてガス こんろにかける構造となっており、調理中、 外鍋がこんろのバーナーの炎を覆い囲む形と なるため、燃焼に必要な二次空気の供給が不 十分となり、不完全燃焼状態となって一酸化 炭素が発生したものと推定される。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、ホームページで製品の使 用を中止するよう注意喚起を周知するとと もに、販売事業者を通してダイレクトメー ルで購入者に使用中止を促すとともに、 2015(平成27)年7月下旬から部品 の交換を開始した。 使用期間:約5か月 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 輸入事業者 (受付:2015/06/08) ( 被害なし ) WA-101 (株)クリヤマ ( A1 ) 炊飯がまで調理中、ガス警報器が鳴 当該製品は、内鍋と底がないリング状の外 動した。 鍋で構成され、内鍋を外鍋の中に入れてガス こんろにかける構造となっており、調理中、 こんろのバーナーの炎が外鍋から溢れる形と なったため、燃焼に必要な二次空気の供給が 不十分となり、不完全燃焼状態となって一酸 化炭素が発生したものと推定される。 なお、取扱説明書には、火力調整について 十分な記載がなかった。 製造事業者は、ホームページで製品の使 用を中止するよう注意喚起を周知するとと もに、販売事業者を通してダイレクトメー ルで購入者に使用中止を促すとともに、 2015(平成27)年6月8日から購入 者には、「火力は弱火~中火」「かまどか らガスの炎がはみ出さないように火力を調 整する」等を指示した説明書を送付してい る。 使用期間:約1か月 WA-101 (株)クリヤマ 輸入事業者 (受付:2015/06/08) ( 被害なし ) 2015-0488 炊飯がま(陶器製) テ2011/12/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 神奈川県 ス 事 (株)クリヤマ 2015-0487 炊飯がま(陶器製) テ2011/12/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 名 ( A4 ) 炊飯がまで調理中、ガス警報器が鳴 当該製品は、内鍋と底がないリング状の外 動した。 鍋で構成され、内鍋を外鍋の中に入れてガス こんろにかける構造となっており、調理中、 こんろのバーナーの炎が外鍋から溢れる形と なったため、燃焼に必要な二次空気の供給が 不十分となり、不完全燃焼状態となって一酸 化炭素が発生したものと推定される。 なお、取扱説明書には、火力調整について 十分な記載がなかった。 使用期間:約10日 製造事業者は、ホームページで製品の使 用を中止するよう注意喚起を周知するとと もに、販売事業者を通してダイレクトメー ルで購入者に使用中止を促すとともに、 2015(平成27)年6月8日から購入 者には、「火力は弱火~中火」「かまどか らガスの炎がはみ出さないように火力を調 整する」等を指示した説明書を送付してい る。 輸入事業者 (受付:2015/06/08) ( 被害なし ) ( A4 ) No. 0015 製品区分: 03.燃焼器具 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0959 ガスこんろ(LPガス用) テ2015/07/27 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 愛媛県 ス 知 内 容 事 故 原 因 使用中のガスこんろ付近から出火し ガスこんろにガス漏れや異常燃焼等が見ら て、周辺を焼損し1人が死亡した。 れず、周囲に可燃物があったことから、ガス こんろの火が周囲の可燃物や被害者の着衣に 着火したものと推定される。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、本事例をホームページに 掲載し、注意喚起を行った。 報 付 通 年 知 月 者 日 製造事業者 ( E2 ) ガスこんろを点火したところ、爆発 グリル排気口付近にガスホースが設置され し、窓ガラスが割れた。 ていたことから、グリル排気口からの熱によ りガスホースが劣化して亀裂が生じてガスが 漏れ、周辺にガスが滞留した状態でこんろの 点火操作をしたことにより引火・爆発したも のと考えられ、製品に起因しない事故と推定 される。 なお、当該製品の設置者は不明である。 製造事業者は、製品に起因しない事故で あるため、措置はとらなかった。 製造事業者 国の行政機関 (受付:2015/05/29) ( 拡大被害 ) ( F2 ) ガスこんろのグリルで調理中、グリ ガスこんろのグリル水入れ皿に水を入れず ル庫内から出火した。 に小石を入れ、清掃を行わないで連続して魚 を調理していたことから、水入れ皿に溜まっ た油脂等が過熱され、出火したものと推定さ れる。 なお、取扱説明書には、「グリル水入れ皿 に所定の水量を入れ、水以外のものは入れな い」旨、記載されている。 製造事業者は、被害者の誤った使用方法 による事故であることから、措置はとらな かった。 使用期間:約10年8か月 製造事業者 (受付:2015/05/28) ( 拡大被害 ) 2015-0671 ガスこんろ(都市ガス用) 情 受 (受付:2015/08/07) 使用期間:不 明 ビルトイン型) テ2015/06/17 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 秋田県 ス 通 ( 死亡 ) 2015-0436 ガスこんろ(LPガス用、 テ2015/05/16 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 北海道 ス 故 使用期間:不 明 2015-0439 ガスこんろ(LPガス用) テ2015/04/06 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 広島県 ス 事 ( E1 ) ガスこんろから出火し、周辺を焼損 当該製品はグリルのボタンが押されて燃焼 した。 状態のまま放置され、製品及び周辺が手入れ 不足による油で汚れた状態であったことから グリルの火から着火し、その熱でガスホース が焼損して漏洩したガスに引火し、当該製品 及び後面壁が焼損したものと推定される。 なお、取扱説明書には、「火をつけた際は 機器から離れない旨、並びに、グリル使用後 は必ず手入れをする」旨、記載されている。 使用期間:不 明 製造事業者は、製品に起因しない事故で あるため、措置はとらなかった。 製造事業者 (受付:2015/07/01) ( 拡大被害 ) ( E2 ) No. 0016 製品区分: 03.燃焼器具 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 事 故 通 知 内 容 事 故 原 因 2015-0235 ガスこんろ(都市ガス用、 クッキングテーブルを使用中、異音 長期使用(約36年)により、ガスこんろ がし、接続部から発煙した。 の迅速継手式ガス接続口に組み込まれたパッ キンが劣化して亀裂が生じたため、ガスが漏 洩し、こんろバーナーの炎が引火したものと 推定される。 LT-003(大阪ガス(株)ブラン ド:J012-501N) クッキングテーブル) テ2014/09/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス 多田金属工業(株)(現 (株)ハーマン) KN-200C(大阪ガス(株)ブラ ンド:12-601) 止 措 置 製造事業者は、ホームページで当該品の 経年劣化による事故を紹介し、こんろ部を 使用しないよう注意喚起している。また、 販売事業者は、ホームページ上で、古いコ ンセント継手(迅速継手)の取り替えを推 奨するとともに、機器本体にコンセント継 手が内蔵されている機種はコンセント継手 の交換ができないため、ガスこんろとして の使用は控えるよう、注意喚起するととも に、所有者には電話連絡している。 クッキングテーブルを使用中、接続 長期使用(約33~35年)により、迅速 部から火が出た。 継手式ガス接続部に組み込まれたコンセント パッキンが劣化し、亀裂が生じてガスが漏洩 し、こんろのバーナーの炎が引火したものと 推定される。 使用期間:不 明 製造事業者は、市場から引き上げた事故 品のガス漏れの有無及び損傷状態を確認 し、販売事業者へその情報を報告すること により、再発防止活動を行っている。ま た、販売事業者は、ホームページ上で、古 いコンセント継手(迅速継手)の取り替え を推奨するとともに、機器本体にコンセン ト継手が内蔵されている機種はコンセント 継手の交換ができないため、ガスこんろと しての使用は控えるよう注意喚起するとと もに、所有者には電話連絡している。 使用期間:約8年6か月 知 月 者 日 国の行政機関 販売事業者 国の行政機関 販売事業者 製造事業者は、被害者の誤った使用方法 による事故であることから、措置はとらな かった。 国の行政機関 (受付:2015/05/21) ( 拡大被害 ) 用、BF式、給湯機能付) 通 年 ( C1 ) クッキングテーブルのガス接続部が 事故品の焼損箇所は、ホースバンド近傍の 焦げていた。 ゴムホースに巻かれたガムテープ部であり、 ガムテープ直下のゴムホース部には複数の亀 裂が認められたことから、当該部分からの漏 洩ガスに引火したものと考えられ、ガス漏れ を防ぐためにガムテープによる簡易補修を行 い、継続使用したことにより事故に至ったも のと推定される。 使用期間:不 明 2015-0261 ガスふろがま(LPガス 報 付 (受付:2015/06/04) ( 製品破損 ) クッキングテーブル) 情 受 ( C1 ) 松下電器産業(株)(現 パナ ソニック(株)) 2015-0300 ガスこんろ(都市ガス用、 テ2015/05/04 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 埼玉県 ス 防 (受付:2015/05/13) ( 製品破損 ) クッキングテーブル) テ0000/00/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス 発 使用期間:約36年 2015-0472 ガスこんろ(都市ガス用、 テ2015/01/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス 再 ( E1 ) ガスふろがまの点火操作を繰り返し パイロットノズルに埃等が付着していたこ たところ、異常着火し、フロントカ とによる点火し難い状況下での点火操作の繰 バーが変形した。 り返しにより、機器内に未燃ガスが滞留し、 その後の点火操作のスパークにより異常着火 に至り、ケーシングが変形したものと推定さ れる。 なお、本体及び取扱説明書には、「再点火 は1分以上間を開けてから行う。直ぐに点火 操作をすると異常着火により、大きな音がし たり、機器が変形するおそれがある」と記載 されている。 製造事業者は、事故防止のため、ホーム ページに事故事例を紹介し、注意喚起を 行っている。 国の行政機関 (受付:2015/05/14) ( 製品破損 ) ( E1 ) No. 0017 製品区分: 03.燃焼器具 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0786 ガスふろがま(LPガス 用、BF式、給湯機能付) テ2015/07/03 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 和歌山県 ス 知 内 容 事 故 原 因 ガスふろがまの点火操作を繰り返し 機器にガス漏れ及び着火動作異常等がない たところ、異常着火し、ケーシングが ことから、口火が点火し難く、被害者が点火 変形した。 操作を繰り返したことで、未燃ガスが機器内 に滞留し、その後の点火操作のスパークによ り異常着火に至り、ケーシングが変形したも のと推定される。 なお、機器本体には、「点火しないときは 器具栓つまみを、止の位置に戻し5分以上間 をあけてから再点火操作する」旨、記載され ている。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、被害者の誤った使用方法 による事故であることから、措置はとらな かった。 製造事業者は、被害者の誤った使用方法 による事故であることから、措置はとらな かった。 知 月 者 日 国の行政機関 国の行政機関 ( E1 ) シャワーを使用したところ、異音が 機器にガス漏れ及び着火不良等の異常がな し、ガスふろがまが変形した。 く、機器内にクモの巣およびクモの死骸が確 認されたことから、機器の排気通路にクモが 営巣したため給排気不良となり、メインバー ナーへの点火操作を行ったことで、機器上部 に滞留した未燃ガスに、点火スパークが引火 し異常燃焼し、機器の天板が変形したものと 推定される。 製造事業者は、偶発的な事故であるた め、措置はとらなかった。 国の行政機関 (受付:2015/07/09) ( 製品破損 ) 用、CF式) 通 年 (受付:2015/06/04) 使用期間:約9か月 2015-0445 ガスふろがま(都市ガス 報 付 ( E1 ) ガスふろがまの点火操作を繰り返し 機器にガス漏れ及び着火不良等の異常がな たところ、異音がし、ケーシングが変 く、浴室に排水口詰まりによる排水不良があ 形した。 り、機器内部に水滴および浸水跡が認められ たことから、点火し難い状況下で点火操作を 繰り返し行ったため、機器内部にガスが滞留 し、異常着火したものと推定される。 なお、本体には、「浴室の排水口はこまめ に清掃する。器具が浸水すると炎あふれの恐 れ有り」「点火しないときは5分くらい待っ て再点火する」旨、記載されている。 ( 製品破損 ) 用、BF式、給湯機能付) 情 受 (受付:2015/07/16) 使用期間:約5年 2015-0741 ガスふろがま(都市ガス テ2014/08/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 兵庫県 ス 通 ( 製品破損 ) 用、BF式、給湯機能付) テ2015/06/26 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 宮城県 ス 故 使用期間:約6年7か月 2015-0474 ガスふろがま(都市ガス テ2015/05/27 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 北海道 ス 事 ガスふろがまとその周辺が焼損し た。 大阪ガス(株)ブランド:31710 ( F1 ) 事故品は、長期使用(17年以上)によ り、バーナー部のセイフティバルブフランジ 部分に亀裂が生じたため、亀裂から漏洩した ガスに、ふろがま点火時の火が引火し、バー ナー部および強化ガスホースの一部が焼損し たものと推定される。 製造事業者が廃業しているため、措置は とれなかった。 国の行政機関 販売事業者 (株)西島製作所(倒産) 使用期間:不 明 (受付:2015/06/01) ( 拡大被害 ) ( C1 ) No. 0018 製品区分: 03.燃焼器具 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0895 ガス給湯器(LPガス用、 開放式) テ2015/04/08 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 秋田県 ス テ2015/06/04 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 神奈川県 ス 通 知 内 容 事 故 原 因 ガス給湯器の点火操作を繰り返した 製品にガス漏れ等異常が認められないこと ところ、機器下部から火が出て、腕に から、被害者が点火操作を繰り返したこと 火傷を負った。 で、機器内部に未燃ガスが滞留して異常着火 し、本体下部から炎があふれ出て、腕に火傷 を負ったものと推定される。 なお、取扱説明書には、「点火しないとき は操作ボタンを押して消火の状態にし、しば らく(10~20秒)待ってから再度点火操 作する」旨、記載されている。 発 防 止 措 置 製造事業者は、製品に起因しない事故と みているため、措置はとらなかった。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 製造事業者 ( E2 ) 使用中のガス給湯器から異音がし、 機器の排気トップを外壁塗装工事の養生 フロントカバーが変形し外れた。 テープで閉塞した状態で使用したため、給排 気が正常に行われず、未燃ガスが溜まり、点 火動作時のスパークにより異常着火し、フロ ントカバーが変形し外れたものと推定され る。 製造事業者は、製品に起因しない事故で あるため、措置はとらなかった。 なお、2009(平成21)年10月か ら、ホームページで消費者および工事業者 に対し、「建物外壁塗装工事の際は機器を 使用しない」等の注意喚起を行っている。 製造事業者 国の行政機関 販売事業者 使用期間:約2年8か月 (受付:2015/06/01) ( 製品破損 ) ( F2 ) 使用中のガス給湯器から異音がし、 給湯用燃焼ファンの樹脂製羽根が破損し、 ガス給湯器(都市ガス用、 フロントカバーが変形した。 羽根が脱落すると燃焼室に滞留した未燃ガス RF式、暖房機能付) を置換できないため、再点火操作の火花等に より異常燃焼し事故に至ったものと推定され るが、給湯側燃焼用ファンの羽根が破損に至 AT-4200ARSSW3Q-56-F(東京 る詳細は不明であり、原因の特定はできな ガス(株)ブランド:ATかった。 4200ARS2SW3Q) 松下電器産業(株)(現 パナ ソニック(株)) 製造事業者は、被害者の誤った使用方法 による事故とみているため、措置はとらな かった。 なお、製造事業者は、樹脂ファン使用の 同等品について、アルミファンに取り替え る修理を実施している。 使用期間:約10年8か月 国の行政機関 販売事業者 (受付:2015/06/11) ( 製品破損 ) ( G3 ) 使用中のガス給湯器から異音がし、 給湯側燃焼用ファンの樹脂製羽根が破損 フロントカバーが変形した。 し、羽根が脱落すると燃焼室に滞留した未燃 ガスを置換できないため、再点火操作の火花 等により異常燃焼し事故に至ったものと推定 されるが、給湯側燃焼用ファンの羽根が破損 AT-4200ARSSW3Q-56-F(東京 に至る詳細は不明であり、原因の特定はでき ガス(株)ブランド:ATなかった。 4200ARS2SW3Q) 松下電器産業(株)(現 パナ ソニック(株)) 2015-0617 ガス給湯器(都市ガス用、 RF式、暖房機能付) テ2015/06/15 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 再 (受付:2015/07/31) ( 軽傷 ) RF式、暖房機能付) 2015-0520 故 使用期間:不 明 2015-0449 ガス給湯器(都市ガス用、 テ2015/05/26 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 兵庫県 ス 事 使用期間:約11年 製造事業者は、被害者の誤った使用方法 による事故とみているため、措置はとらな かった。 なお、製造事業者は、樹脂ファン使用の 同等品について、アルミファンに取り替え る修理を実施している。 国の行政機関 販売事業者 (受付:2015/06/25) ( 製品破損 ) ( G3 ) No. 0019 製品区分: 03.燃焼器具 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0431 ガス栓(都市ガス用) テ2015/05/18 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 知 内 容 事 故 原 因 ガスこんろを点火したところ、ガス 被害者が不使用側ガス栓を誤って開にした 栓付近に着火し、周辺を焼損した。 ため、ガス栓の接続口に装着されていた キャップの隙間からヒューズ機構が作動しな い程度のガスが漏洩し、ガスこんろの火が引 火したものと推定される。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、被害者の不注意とみられ る事故であるため、措置はとらなかった。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 国の行政機関 (受付:2015/05/28) ( E2 ) ガスこんろを使用中、迅速継手付近 事故品にガス漏れはなく、熱損は摺動環と から火が出た。 カバーの一部で、正常接続時に露出する部分 に熱損がみられなかったことから、事故品と ガス栓が不完全な接続状態にあったと考えら れ、被害者が不完全な接続状態に気付かず に、近傍のガスこんろを使用したため、ガス 栓との接続部で漏洩したガスにガスこんろの 点火スパークまたは炎が引火したものと推定 される。 製造事業者は、被害者の不注意とみられ る事故であるため、措置はとらなかった。 使用期間:不 明 国の行政機関 (受付:2015/06/04) ( 拡大被害 ) ( E2 ) ガスこんろを使用中、迅速継手付近 事故品は、ガス栓の迅速継ぎ手用コンセン から火が出た。 ト口型に接続する製品であったが、誤って ホースエンド型のガス栓に接続していたた め、ガスが漏れて引火したものと推定され る。 製造事業者は、被害者の不注意とみられ る事故であるため、措置はとらなかった。 使用期間:約5年 国の行政機関 (受付:2015/06/04) ( 製品破損 ) 2014-2936 石油ストーブ(開放式) テ2015/03/17 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 岡山県 ス 通 ( 拡大被害 ) 2015-0473 迅速継手(都市ガス用) テ2015/05/27 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 故 使用期間:約32年 2015-0470 迅速継手(都市ガス用) テ2015/05/22 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 事 ( E2 ) 石油ストーブのカートリッジタンク カートリッジタンク内の残留気相部からガ 付近から発煙、発火した。 ソリン成分が検出されたことから、発火直前 に消火ボタンを押したが、カートリッジタン ク内の揮発したガソリン成分の圧力によりタ ンク内の燃料が外部に漏れたため、ストーブ の残火に引火したものと推定される。 なお、取扱説明書には、「ガソリンなどの 揮発性の高い油は絶対に使用しない」旨、記 載されている。 使用期間:不 明 製造事業者は、被害者の不注意とみられ る事故であるため、措置はとらなかった。 消防機関 (受付:2015/03/27) ( 製品破損 ) ( E2 ) No. 0020 製品区分: 03.燃焼器具 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0769 石油ストーブ(開放式) テ2015/06/24 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 千葉県 ス 故 通 知 内 容 事 故 原 因 石油ストーブの空焼きを屋外で行っ 屋外の風のあたる場所で石油ストーブの空 ていたところ、石油ストーブから発火 焼きを行ったため、風により吹き返し現象が した。 発生して製品下部の埃等に引火し、火災に 至ったものと推定される。 なお、取扱説明書には、「風のあたる場所 では使用しない。火災等の原因となる」旨、 記載されている。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、製品に起因しない事故と みているため、措置はとらなかった。 使用期間:不 明 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 製造事業者 (受付:2015/07/15) ( 製品破損 ) 2015-0152 石油ふろがま(まき併用) テ2015/04/14 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 岩手県 ス 事 ( E2 ) 使用中の石油ふろがま付近から出火 当該製品は煙突の設置不良のためバーナー し、床を焼損した。 から噴出される灯油が不完全燃焼を起こして 釜内に灯油が溜まる状態で使用されていた。 過去の清掃作業時に釜内の灯油を床に落とし ていたため、使用中に角材を取り出そうとし た時に火のついた燃えかすが床に落ちて灯油 に着火して床が焼損したものと推定される。 使用期間:不 明 製造事業者は、被害者の設置・施工不良 とみられる事故であるため、措置はとらな かった。 製造事業者 (受付:2015/04/24) ( 拡大被害 ) ( E3 ) No. 0021 製品区分: 04.家具・住宅用品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0892 はしご(2連式、アルミ 製) テ2015/06/23 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス H-220(京セラ(株)ブラン ド) 知 内 容 事 故 原 因 はしごを伸ばした状態で使用中、は ロック機構等に異常が認められず、事故品 しごが傾き、使用者が転倒し腕に打撲 の上はしごの踏み桟が庇に引っ掛かっていた を負った。 ことから、はしごの角度を調整した際に上は しごが伸びてロックが解除され、それに気付 かず昇ろうとしたため、上はしごが落下して 転倒したものと推定される。 なお、取扱説明書には、「上はしごを固定 したり、はしごを引き上げたりすると、ロッ ク金具(止め金具)が外れて転落する恐れが ある」旨、記載されている。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、被害者の不注意とみられ る事故であるため、措置はとらなかった。 太陽熱温水器の集熱器カバーガラス 当該器ステンレス枠の微少な隙間から浸入 が落下した。 した雨水が、集熱器内部に滞ったため、カ バーガラス押さえ(ステンレス製)を固定し ているリベット(アルミ製)が湿潤状態にな り、ステンレスとアルミの異種金属の電位差 により腐食が進行し、リベットが外れ、カ バーガラスが落下したものと推定される。 通 年 知 月 者 日 製造事業者 販売事業者は、2007(平成19)年 2月6日付けの新聞及びホームページに社 告を掲載するとともにユーザーにダイレク トメールを送付し、無償点検・修理を実施 している。 なお、1996(平成8)年11月以降 の集熱器ケースに水抜き穴を追加し、リ ベットの材質をアルミからステンレスへ変 更している。 製造事業者 (受付:2015/08/27) ( 製品破損 ) ( A1 ) 踏み台を使用中、支柱が折れて転倒 事故品の支柱の強度には異常が見られず、 し、肋骨を骨折した。 支柱が通常の使用における荷重方向とは異な る内側方向に変形していることから、事故の 原因は、被害者が踏み台に乗って作業中、身 体のバランスを崩して、片側支柱に荷重を集 中したか、または、転倒の際に、製品に接触 し衝撃的な荷重が加わり折損したものと推定 される。 なお、取扱説明書及び本体表示には、「昇 降面の左右方向に転倒しやすいので注意す る」旨、記載されている。 輸入事業者は、被害者の誤った使用方法 による事故であることから、措置をとらな かった。 輸入事業者 (受付:2015/02/13) ( 軽傷 ) 使用期間:約29年 報 付 ( E2 ) 使用期間:不 明 使用期間:不 明 情 受 (受付:2015/07/30) (株)アルチ 2015-0530 踏み台(アルミ製) テ2015/05/24 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 神奈川県 ス 通 ( 軽傷 ) 2014-2596 踏み台(アルミ製) テ2015/01/31 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 宮城県 ス 故 使用期間:約1日 2015-1144 太陽熱温水器 テ2015/08/13 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 熊本県 ス 事 ( E2 ) 踏み台を使用中、脚部が折れて転倒 事故品の強度には異常が認められず、ま し、軽傷を負った。 た、支柱は内折れで破損していることから、 被害者が不安定な地面に設置して使用したた めにバランスを崩して転倒し、支柱に被害者 の身体が落下したことで、支柱の端部付近に 過大な力が加わって内側に変形したものと推 定される。 なお、本体表示には「柔らかい地面等で使 用するときは、支柱の下にあて板等を置き、 安定していることを確かめて使用する」旨、 記載されている。 製造事業者は、被害者の不注意とみられ る事故であるため、措置はとらなかった。 輸入事業者 (受付:2015/06/12) ( 軽傷 ) ( E2 ) No. 0022 製品区分: 04.家具・住宅用品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 2015-0770 物置 テ2015/05/20 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 京都府 ス 名 事 故 通 知 内 容 事 故 原 因 物置の棚板を取り付けようとしたと 被害者が、事故品の棚板移し替え作業を行 ころ、手に裂傷を負った。 う際に手袋をせず、素手で行ったため、棚板 のラウンドエッジで切創したものと推定され る。 なお、組立説明書及び取扱説明書には、 「組立の際には手袋を着用する」旨、記載さ れている。 使用期間:未使用 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、2015(平成27)年 11月初旬より棚板の側面に「棚位置移動 等の作業時は、危険防止のため手袋を着用 する」旨の注意表示を行うこと、並びに、 2015(平成27)年10月以降より製 造工程において棚板ラウンドエッジのバリ 確認検査を不定期検査から改め、定期的に 実施することとした。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 製造事業者 (受付:2015/07/15) ( 軽傷 ) ( E2 ) No. 0023 製品区分: 05.乗物・乗物用品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0038 自転車 テ2015/04/02 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス テ2015/07/07 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス 知 内 容 事 故 原 因 通信販売で購入した自転車で走行 被害者がクイックレリーズのカムレバーを 中、前輪が外れて転倒し、軽傷を負っ 使用せず、調整ナットの締め付けのみで前輪 た。 を固定した状態で乗車していたことから、固 定が緩んで前輪が脱落して転倒したものと推 定される。 なお、本体前ホーク部には「車輪が確実に 固定されているか確認する」旨の警告シール が貼付されている。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、被害者の不注意とみられ る事故であるため、措置はとらなかった。 報 付 通 年 知 月 者 日 輸入事業者 ( E2 ) 子供が自転車で走行中、サドルの固 自転車販売時にサドル固定用ボルトの締め 定部が破損し、転倒して軽傷を負っ 付けが不足していたため、当該ボルトに過大 た。 な繰り返し負荷が加わり、疲労により破断し てサドルが外れたものと推定される。 輸入事業者は、販売店の組み付け不良と みられる事故であるため、販売店に組み付 け・点検・整備を徹底するよう注意喚起を 行っている。 消費者センター (受付:2015/06/24) ( 軽傷 ) ( D1 ) 子供が自転車で走行中、後部変速機 後部変速機を車体に取り付ける部品の軸に 自転車(子供用) が破損した。 使用されたEリング(E型止め輪)に、製造 時の組み付け不良があったため、走行中にE リングが脱落して変速機が外れたものと推定 される。 サイバーギミック-F CTB20イン チ (株)あさひ 後部変速機の製造事業者(部品メー カー)は、Eリングの組み付けを手動で 行っていたことが、組み付け不良の原因と 考え、2014(平成26)年11月にE リング自動組み付け工程に改善しており、 また、2015(平成27)年5月からは 組み付け状態を全数確認する工程を追加し ている。 使用期間:約9か月 消費者センター (受付:2015/07/13) ( 製品破損 ) Eclipse X20 情 受 (受付:2015/04/06) 使用期間:約10日 2014-2947 自転車(折り畳み式) テ2015/02/14 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 埼玉県 ス 通 ( 軽傷 ) ク) 2015-0756 故 使用期間:約2か月 2015-0611 自転車(マウンテンバイ テ2015/05/29 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 北海道 ス 事 ( A2 ) 自転車で走行中、フレームの折り畳 事故品のフレームパイプと折りたたみヒン み部分が破断して転倒し、軽傷を負っ ジ部の溶接部に溶け込み不良が認められたこ た。 とから、当該溶接不良によって車体の強度が 低下していたために、使用中の負荷で破断に 至ったものと推定される。 輸入事業者は、ホームページ上に社告を 掲載して、製品の回収を実施している。 輸入事業者 (株)アキボウ 使用期間:約11か月 (受付:2015/03/30) ( 軽傷 ) ( A2 ) No. 0024 製品区分: 05.乗物・乗物用品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0297 自転車(電動アシスト車) テ2015/03/23 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス PM26NL X563-1411370 事 故 通 知 内 容 事 故 原 因 電動アシスト車で走行中、異音がし 事故品の前ブレーキ貫通ボルトは、金属疲 て前輪ブレーキが脱落し、転倒して打 労により破損したものと推定されるが、貫通 撲を負った。 ボルト谷底に散見された微細な亀裂の影響、 又は貫通ボルトの緩みによる負荷の増大のい ずれにより破損したかは不明であり、原因の 特定はできなかった。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、使用中に発生した貫通ボ ルトの緩みによる事故とみており、緩みが 発生してもボルトが破損しないよう、 2014(平成26)年6月からボルト外 径を7mmから8mmへ変更して強度アッ プを図っている。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 製造事業者 ヤマハ発動機(株) 使用期間:約1年 (受付:2015/05/20) ( 軽傷 ) ( G3 ) No. 0025 製品区分: 06.身のまわり品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0234 バッテリーパック(リチウ ムイオン、無線機用) テ2006/06/06 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス BP-220L(ブランド:アイコム (株)) 知 内 容 事 故 原 因 充電中の無線機用のバッテリーパッ バッテリーパック内のセル4本のうち1本 クが焼損した。 に異物の混入もしくは捲回時の不良等の不具 合があったため、充放電の繰り返しにより、 内部短絡が生じて焼損したものと推定され る。 再 発 防 止 措 置 ブランド事業者は、2014(平成 26)年11月12日付けホームページに 社告を掲載し、無償で製品の回収・交換を 行っている。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 製造事業者 (受付:2015/05/13) ( 製品破損 ) ( A2 ) 充電中の無線機用のバッテリーパッ 充放電の繰り返し等により、セル内部で短 クから発煙した。 絡が生じたため、異常発熱して発煙したもの と推定されるが、セルの損傷が著しく、短絡 が生じた原因の特定はできなかった。 ブランド事業者は、2014(平成 26)年11月12日付けホームページに 社告を掲載し、無償で製品の回収・交換を 行っている。 製造事業者 BP-233(ブランド:アイコム (株)) ダイヤセルテック(株) 使用期間:約8年 (受付:2015/05/13) ( 製品破損 ) 2015-0237 バッテリーパック(リチウ ムイオン、無線機用) ( G3 ) 充電中の無線機用のバッテリーパッ 充放電の繰り返し等により、セル内部で短 クから発煙した。 絡が生じたため、異常発熱して発煙したもの と推定されるが、セルの損傷が著しく、短絡 が生じた原因の特定はできなかった。 ブランド事業者は、2014(平成 26)年11月12日付けホームページに 社告を掲載し、無償で製品の回収・交換を 行っている。 製造事業者 BP-233(ブランド:アイコム (株)) ダイヤセルテック(株) 使用期間:約8年 (受付:2015/05/13) ( 製品破損 ) 2015-0238 バッテリーパック(リチウ ムイオン、無線機用) テ2014/08/02 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 北海道 ス 通 使用期間:約3か月 ムイオン、無線機用) テ2014/04/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 不明 ス 故 ダイヤセルテック(株) 2015-0236 バッテリーパック(リチウ テ2014/04/04 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 奈良県 ス 事 ( G3 ) 充電中の無線機用のバッテリーパッ 充放電の繰り返し等により、セル内部で短 クが破裂し、周辺を損傷した。 絡が生じたため、破裂したものと推定される が、セルの損傷が著しく、短絡が生じた原因 の特定はできなかった。 ブランド事業者は、2014(平成 26)年11月12日付けホームページに 社告を掲載し、無償で製品の回収・交換を 行っている。 製造事業者 BP-233(ブランド:アイコム (株)) ダイヤセルテック(株) 使用期間:約10年 (受付:2015/05/13) ( 製品破損 ) ( G3 ) No. 0026 製品区分: 06.身のまわり品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0262 バッテリーパック(リチウ ムイオン、無線機用) テ2013/06/05 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 千葉県 ス 知 内 容 事 故 原 因 充電中の無線機用のバッテリーパッ 充放電の繰り返し等により、セル内部で短 クが焼損した。 絡が生じたため、破裂して焼損したものと推 定されるが、セルの損傷が著しく、短絡が生 じた原因の特定はできなかった。 再 発 防 止 措 置 ブランド事業者は、2014(平成 26)年11月12日付けホームページに 社告を掲載し、無償で製品の回収・交換を 行っている。 使用期間:約5年 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 製造事業者 (受付:2015/05/15) ( 製品破損 ) 不明 ( G3 ) 使用中のゆたんぽが割れて、湯が漏 事故品(ポリエチレン製)破面の起点とみ れた。 られる位置に、異物混入の痕跡(線状の空 洞)が認められたことから、使用に伴う熱応 力が当該部位に集中し、亀裂を生じたものと 推定される。 輸入事業者は、他に同種事故発生の情報 がないことから、引き続き同様の事故発生 について注視し、必要に応じて対策を行う こととした。 市町村 (株)カインズ 使用期間:約3年 (受付:2015/03/06) ( 製品破損 ) 具) MM-GM-01 使いきりガスマッチ チャカチャカハッピー(ブラン ド:(株)大創産業) (株)ライテック ( A2 ) 使用後の簡易ガスライターを引き出 事故品は、ノズルのガス流量を調整する弁 しに入れていたところ、引き出しの中 ゴムに、金属の切削くずとみられる異物が付 が焦げた。 着していたことから、製造工程において生じ た金属くずが洗浄不十分で残留したため、消 火操作時のガス遮断性が不安定となり、残火 が発生したものと推定される。 なお、本体には、消火を確認する旨が警告 表示されていた。 輸入事業者は、他に同種事故発生の情報 がないことから、既販品に対する措置はと らなかった。 なお、今後の製品については、海外の製 造工場に対して、洗浄工程を見直す旨、要 請した。 使用期間:約2か月 ズ、女性用) LMT002 (株)エバニュー 消費者センター (受付:2015/05/28) ( 拡大被害 ) 2015-0844 靴(トレーニングシュー テ2015/05/09 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 通 ダイヤセルテック(株) 2015-0434 簡易ガスライター(着火器 テ2015/05/10 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 北海道 ス 故 BP-220L(ブランド:アイコム (株)) 2014-2761 ゆたんぽ(樹脂製) テ2015/02/27 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 宮城県 ス 事 ( B2 ) トレーニングシューズを履いて歩行 事故品は、左足全体及び右足かかと部分の 中、靴底がはがれて転倒し、両足にけ ミッドソール(ポリウレタン製)が、各々破 がを負った。 損していた。製造から8年以上が経過してお り、ポリウレタンが加水分解等によって劣化 したため、ミッドソールが破損し、ソールが 剥離したものと推定される。 なお、取扱説明書には、ポリウレタンソー ルが経年劣化を起こし、剥がれたり破損する 恐れがある旨が記載されていた。 使用期間:約8年7か月 輸入事業者は、他に同種事故発生の情報 がないことから、既販品に対する措置はと らなかった。 なお、当該製品は既に生産を終了してお り、ポリウレタン素材を用いた製品につい ては、2013(平成25)年11月の販 売分より、当該素材の経年劣化に関して、 より詳細な警告文を添付している。 輸入事業者 (受付:2015/07/24) ( 軽傷 ) ( C1 ) No. 0027 製品区分: 06.身のまわり品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2014-2873 靴(ブーツ、女性用) テ2015/01/30 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 北海道 ス アキレスソルボ221 SWL2210 アキレス(株) 通 知 内 容 事 故 原 因 靴を履いて雪道を歩行中、滑って転 当該製品の靴底(ゴム製)にはガラス繊維 倒し、けがを負った。 が練り込まれており、底表面に顕在するガラ ス繊維によって、雪上等におけるグリップ力 を高める構造で、事故品のガラス繊維は著し く抜け落ちていた。ガラス繊維が、数回の使 用に伴って抜け落ちることでグリップ力が低 下したため、靴底が滑ったものと推定され る。 再 発 防 止 措 置 製造事業者は、2015(平成27)年 10月13日付けで、ホームページに靴の 滑りに関する注意喚起を行っている。 なお、今後の製品については、靴底とガ ラス繊維の密着度を上げる変更を行うとと もに、部品検査等の改善を行っている。 GM01245 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 製造事業者 (受付:2015/03/19) ( 軽傷 ) ( A1 ) 靴を履いて歩行中、滑って転倒し、 当該製品の靴底は、初回生産時のみ仕様と けがを負った。 異なる塩化ビニル樹脂が用いられていた。事 故品の靴底は、塩化ビニル樹脂製であり、仕 様材質の動摩擦係数よりも低く滑りやすく なっていたため、転倒したものと推定され る。 輸入事業者は、他に同種事故発生の情報 がないことから、引き続き同様の事故発生 状況に注視し、必要に応じて対応すること とした。 なお、当該製品は既に生産を終了してお り、今後の製品については、製造工場に対 して、品質管理の強化を指示した。 消費者センター (株)エービーシー・マート 使用期間:約6日 (受付:2015/06/30) ( 軽傷 ) 2015-0174 文具(2穴パンチ) テ2015/03/18 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス 故 使用期間:約2日 2015-0659 靴(男性用) テ2015/06/15 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 大阪府 ス 事 PN-93NB ( A3 ) 使用中のパンチのバネが折れて飛び 製造上不具合のあったバネを使用していた 出し、目に入って軽傷を負った。 か、繰り返し使用に伴いバネが劣化して折れ たものと考えられるが、バネが折れた際に外 に飛び出すような設計であったため、折れた バネが飛び出したものと推定される。 コクヨS&T(株)(現 コク ヨ(株)) 使用期間:不 明 ( 軽傷 ) ( A1 ) 輸入事業者は、2010(平成22)年 11月4日付けのホームページに社告を掲 輸入事業者 載し、製品の所有者に折れたバネの飛び出 しを防ぐ部品を送付する旨の案内を行うと ともに、判明している購入者(所有者)に は部品を送付するなどの対策を実施してお り、更に2015(平成27)年3月30 日付けで社内に対策本部を設置し、新聞、 DM送付、Web広告などで「回収・修 理」の告知・広報を随時行っている。 なお、2009(平成21)年10月生 産分より製品を改良し、バネが折れた際に (受付:2015/04/27) 外に飛び出さないような形状に変更してい る。 No. 0028 製品区分: 09.乳幼児用品 管 理 番 号 事故発生年月日 品 名 2015-0427 乳幼児用移動防止さく テ2014/00/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 東京都 ス 通 知 内 容 階段に設置した乳幼児用移動防止さ くに子供が寄りかかったところ、さく が外れ、階段から転落して軽傷を負っ た。 イケア・ジャパン(株) 使用期間:不 明 原 因 当該製品は、さくと左右壁を伸縮式突っ張 り棒のネジを回して固定する製品であるが、 階段の上部に設置した際、使用により突っ張 り棒のネジが緩んで十分な突っ張り固定力が 得らなかったため、事故品に子供が寄りか かったことにより、さくが外れて事故に至っ たものと推定される。 なお、取扱説明書には、「しっかりとした 構造のドア枠に設置する」、「階段での最上 部に設置できない」旨、記載されていなかっ た。 ( A4 ) 階段に設置した乳幼児用移動防止さ くに乳児がつかまったところ、さくが 外れ、階段から転落して軽傷を負っ た。 当該製品は、さくと左右壁を伸縮式突っ張 り棒のネジを回して固定する製品であるが、 階段の上部に設置した際、使用により突っ張 り棒のネジが緩んで十分な突っ張り固定力が 得らなかったため、事故品に子供が寄りか かったことにより、さくが外れて事故に至っ たものと推定される。 なお、取扱説明書には、「しっかりとした 構造のドア枠に設置する」、「階段での最上 部に設置できない」旨、記載されていなかっ た。 使用期間:不 明 再 発 防 止 措 置 輸入事業者は、返品希望者には商品代金 の全額払い戻しを、継続使用を希望する使 用者には階段の上での使用を禁止する等改 正した使用説明書とベビーゲート貼付用の 警告ラベルを無償配布している。 情 受 報 付 通 年 知 月 者 日 輸入事業者 輸入事業者は、返品希望者には商品代金 の全額払い戻しを、継続使用を希望する使 用者には階段の上での使用を禁止する等改 正した使用説明書とベビーゲート貼付用の 警告ラベルを無償配布している。 輸入事業者 (受付:2015/05/27) ( 軽傷 ) 482-0248615 故 ( 軽傷 ) イケア・ジャパン(株) ス、女児用) 事 (受付:2015/05/27) パトルルクレッマベビーゲート 73-87ホワイトAPCN 2015-0980 乳幼児用衣類(ワンピー テ2015/07/09 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 熊本県 ス 故 パトルルクレッマベビーゲート 73-87ホワイトAPCN 2015-0428 乳幼児用移動防止さく テ0000/00/00 キ ス ト 2 (事故発生地) テ キ 神奈川県 ス 事 ( A4 ) 乳児が着用していたワンピースを脱 事故品の胸部に縫い付けられた蝶形の飾り 衣させたところ、飾り部品で顔にけが (アクリル樹脂製)の、ゲート跡(射出成形 を負った。 で、成形品に残留する流入通路部分の樹脂) を取り除いた縁部が鋭利になっていたことか ら、脱衣時に鋭利な部分が顔に触れて、けが を負ったものと推定される。 輸入事業者は、2015(平成27)年 7月17日付けホームページに社告を掲載 し、同様の飾りを使用している対象製品の 飾り交換又は返金を行うとともに、工場で の製品検査の強化と輸入後の全品検査を行 うよう改善した。 輸入事業者 (株)サンエー・インターナ ショナル 使用期間:不 明 (受付:2015/08/11) ( 軽傷 ) ( A3 )
© Copyright 2024 Paperzz