第 12 回日本体験学習研究会全国大会のご案内 第 12 回日本体験学習研究会全国大会 第一号通信 誰もがチャレンジ、ここからチェンジ 今年度も、恒例の 12 月に行われる日本体験学習研究会全国大会のお知らせ(第1号通信) を皆様にお届けする季節となりました。「恒例」というのは、パターン化や形式化に陥りやす いものです。チームやグループには「集団年齢」があるといわれています。葛藤もあるが情 熱もある「青年期」、安定し仕事も進む「成人期(中年期) 」を過ぎると、仕事の進め方が硬 直化し前例に囚われる「老年期」に移行していきます。日本体験学習研究会全国大会の私た ち運営委員は、硬直化や恒例化に陥らないように、昨年度の第 11 回大会から、大会のスロー ガンを運営委員で話し合って決めるようにしています。昨年度の大会は「フィードバックか ら、ともに学ぼう!」でした。大会ではスローガンの実現をめざして、討論の時間を確実に 確保すること、座長がフィードバックの機会が設けられるよう働きかけることを試みました。 フィードバックの時間が確保されるなど、スローガンのねらいはある程度達成できたのでは、 と感じています。 そして今回の第 12 回全国大会に向けた第 1 回運営委員会が 5 月 11 日に開催され、スロー ガンについて 2 時間以上かけて話し合われました。いろんなアイディアや大会への思いが表 明されて、最終的に「誰もがチャレンジ、ここからチェンジ」というスローガンにコンセン サスによって決定されました。そこには以下のような思いや意図がこめられています。 日本体験学習研究会全国大会も 12 回目を迎え、毎年お越しくださっている方や、体験学習 について最近関心をもったという方など、様々な方々がご参加くださるだろうと予想してい ます。大会の中では参加者の皆さんがおもいっきってチャレンジできる場になるといいなぁ、 という私たち運営委員の思いがあります。体験学習のファシリテーションの経験はあまりな いけれど、自分で創った実習をエクササイズ・セッションでおもいきって発表してみようか な、セッションの中で感じたことをおもいっきって伝えてみようかな、など、大会の中で新 たな試みができる場になることを願っています。ラボラトリーの場は「試みの場」、「チャレ ンジの場」なので。そして、大会の中でのいくつかのチャレンジを通して、ベテランの方も、 初心者の方も、運営委員である我々も、その体験から気づき学ぶことができ、大会中に、ま た大会後の日常でのチェンジのきっかけになるといいなぁ、という思いをこのスローガンに こめました。 今回の第 12 回大会も、8 月末申込締め切りの発表受付から開始されます。これまで発表し たことがないけれど、自分で創ってみた実習や実践報告を発表してみようかな、という皆さ ん、ぜひ発表にチャレンジをしてみてください!もちろん、これまで発表にチャレンジして いただけ、今回もチャレンジしよう!という方からも、発表申し込みをお待ちしています! 2010 年 6 月 4 日 大会事務局長 中村 和彦 第 12 回日本体験学習研究会全国大会 実施予定 この第 1 号通信では、日本体験学習研究会全国大会の概略をお知らせすると同時に、 【体験 学習】の実践と研究の報告・発表の募集をいたします。本大会は、体験学習に関心をおもち の方でしたらどなたでも、報告・発表および参加をしていただけます。 1.日 時 2010 年 12 月 4 日(土) ・5 日(日) 2.会 場 南山大学 D 棟 3.参加費 名古屋市昭和区山里町 18 番地 両日参加:4,000 円、一日のみ参加:3,000 円 4.タイムテーブル(予定) 12 月 5 日(土) 9:00-9:30 9:30-12:00 13:00-13:30 13:40-14:30 15:00-18:00 18:30-21:00 受 付 ワークショップ 開会 レポート・セッション エクササイズ・セッション 懇親会(参加費予定:\3000) 12 月 6 日(日) 9:00-9:30 9:30-12:30 13:30-14:20 14:30-16:00 16:00-16:30 受 付 エクササイズ・セッション レポート・セッション 全体会 閉会 *発表の内容・数によっては、タイムテーブル及び内容が変更になる場合があります。 *発表者による発表日の指定はご遠慮ください。 5.発表・報告の形式 発表・報告の形式には、「エクササイズ・セッション」、「レポート・セッション」の 2 種類があります。これらは、体験学習の実践と研究の報告・発表の場であるとともに、デ ィスカッションを通じて、発表者と参加者がともに学びを深める場でもあります。 各セッション会場には座長をおき、ディスカッションをより深める工夫をしております。 発表者の方には、発表の組み立ての中に必ずフィードバックとディスカッションの時間を 確保していただきますようお願い申し上げます。 〈エクササイズ・セッション〉 [3時間] 実習実施を伴った報告・発表 体験学習のオリジナルな実習やプログラムをわかりやすく紹介していただくために、 実際に実習を実施していただきます。その後にフィードバック・タイムやディスカッシ ョンの時間が設けられます。1 セッションは、3 時間(ふりかえりを含む実習の実施 120 分以内・ディスカッション 60 分以上を厳守)とします。 〈レポート・セッション〉 [50 分間] 口頭による実践報告・発表 1 セッションは、50 分間(報告 30 分・ディスカッション 20 分を厳守)とし、できる 限りディスカッションが充実するような、口頭による体験学習の実践・理論などの報告・ 発表を行っていただきます。 発表・報告申込み〆切:2010 年 8 月 31 日(火)<必着> 6.発表・報告希望者へのご案内 (1)報告要旨の提出 発表・報告を希望される方は、下記の項目にしたがった要旨をご提出ください。過去 の報告要旨は web にてご覧いただけます。 【報告要旨内容】 (1)テーマ (2)発表者(ふりがなも付与する) (3)発表者の所属 (4)キーワード (5)報告の要旨(目的、プログラムの流れなど、できる限り具体的に記述) (6)ファシリテーターの動きや学習者への関わり方 (7)参加者の気づき・学び・反応 (8)討論のポイント 報告要旨は、体験学習のプログラムやその様子が明確にわかるように、できる限り詳細な記 述をお願いいたします。後日事務局からお送りするフォーマットに従い、A4サイズ 2 枚にまとめ てください。 *フォーマットには、ある程度の幅を持たせておりますが、多すぎず少なすぎず、読者にとっ て読みやすい分量での記載をお願いいたします。 【提出方法】 上記の内容を、事務局宛に E メールにファイル添付しお送りいただくか、もしくはプリントアウト したものとともに記録媒体に保存したものを郵送してください。 報告要旨原稿〆切:2010 年 9 月 24 日(金)<必着> (2)発表用資料の準備について 会場で当日配付される資料は、発表者ご自身で 50 部程度ご準備ください。 必要部数は、会場や参加者によって異なりますが、50 部を超える場合もあります。発 表会場で配布しきれなかった資料は、展示コーナーを設け、随時関心のある方に持ち帰 っていただく予定です。 なお、配布資料の印刷・増刷は、大会事務局ではお断りさせていただいています(当 日印刷をされる方は、各自、大学内の有料コピー機をご利用いただきますようにお願い いたします) 。 (3)お申し込みについて 発表・報告をご希望の方は、 「申込みフォーム」に必要事項を記入の上、大会事務局あ て E メールまたは、郵送・fax にてご送付ください。発表・報告の申込み〆切は、2010 年 8 月 31 日(火)〈必着〉です。 なお、参加のみ希望される方は、事前にお申込みいただく必要はありません。 ○発表・報告申し込み〆切日 :2010 年 8 月 31 日(火)<必着> ○報告要旨原稿〆切日 :2010 年 9 月 24 日(金)<必着> ※〆切厳守でお願いいたします。 *発表・報告を希望される方には、その申し込みが確認でき次第、事務局より改めてご連絡 申し上げ、詳細についてお知らせいたします。 このご案内は、過去の日本体験学習研究会にご参加いただいた方、あるいは本研究会の案内に 対して【体験学習】に関心をもっているとご返信をいただいた方の名簿をもとにお送りしています。皆 様方のお近くに【体験学習】に関心をおもちの方がいらっしゃいましたら、どうぞご紹介ください。 できる限り、E メールによる通信に切り替えたいと考えております。E メールでの通信をご希望される 方はその旨をご連絡ください。 *皆様から提供いただいた個人情報は、本研究会に関するお知らせ以外の目的には使用いたしません。 2010 年 6 月 4 日 大会運営責任者 津村 俊充 大会事務局長 中村 和彦 日本体験学習研究会 事務局 南山大学 人文学部心理人間学科 津村研究室 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町 18 番地 tel:052-832-3111(代表)・内線 3954(津村研究室) fax:052-832-3217 E メール:[email protected] URL:http://www.nanzan-u.ac.jp/~tsumura/nittaiken/ *今後の予定も随時掲載していきますので、ご覧ください。
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