平成23年度 千葉県少年サッカー選手権3年生大会 三位決定戦 (1 前半 0) バディサッカークラブ千葉 2 vs 0 夏見FC (1 後半 0) 前日の大雨によりピッチコンディションが心配されたが、当日の晴天と運営スタッフの方々の努力に より、問題の無いピッチコンディションのなか夏見FCのキックオフでゲーム開始。立ち上がりから両 チーム共に積極的に仕掛ける。2分バディサッカークラブ千葉(以下バディSC)7番音川君の突破を 夏見FC7番小山君が身体をはったディフェンスでブロック。6分夏見FCGK関口君のパントキック から5番渡井君がドリブル、パスをつなぎ13番鈴木君がシュートを打つが枠をとらえられず。9分バ ディSC10番斉藤(友)君から13番斉藤(海)君にパスをつなぎシュートを打つがDFがクリア。 直後夏見FCは自陣エリア内でバディSCのドリブル突破に後ろから肩に手をかけてしまいバディS CにPKが与えられる。7番音川君がPKを冷静にゴール左隅に決めて先制。その後夏見FCが5番渡 井君・7番小山君を中心に猛攻を仕掛けるがバディSC4番松山君を中心としたDF陣を崩せずバディ SC1点リードのまま前半終了。 後半開始直後バディSC11番上谷君がドリブルで持ち込みシュートを打つがゴール右に外れる。夏 見FCは18分19番柴田君のインターセプトから5番渡井君につなぐがGK伊藤君が飛び出してキ ャッチ。19分バディSC11番上谷君が再びドリブル突破からシュートを打つがGK関口君の正面へ。 直後に夏見FCも7番小山君から49番藤崎君へパスをつなぎシュートを打つがGK伊藤君の正面。2 3分センターライン付近でボールを持ったバディSC7番音川君から13番斉藤(海)君へ絶妙なスル ーパス。斉藤(海)君のシュートに反応したGK関口君が片手で触るもボールの勢いが強くゴールライ ンを通過してゴール。25分夏見FC7番小山君が見事なドリブル突破でDFを3人抜くが、4人目に 止められシュートまで持ち込めない。27分には49番藤崎君のCKのこぼれ球を藤崎君が拾いシュー トを打つが、DFがヘディングでクリア。29分バディSC7番音川君がスルーパスを出すが、飛び出 したGK関口君がキャッチ。試合終了間際には夏見FC49番藤崎君のCKを5番渡井君が見事に合わ せボレーシュートを打つが惜しくもゴール右へ外れる。そして試合終了2-0でバディサッカークラブ 千葉が3位に輝いた。 両チームとも1トップをターゲットにして、ボールを持ったらまずトップの選手を見てから判断して ゲームを作っていたが、夏見FCは5番渡井君の足元に多くボールを入れていたが、バディSCは徹底 して13番斉藤(海)君の前のスペースにボールを入れていた。そこの差が点差に現れていたように見 えた。惜しくも敗れてしまった夏見FCだが、相手のドリブル突破に対しての身体を入れてのボール奪 取がどの選手も素晴らしくとても参考になった。高学年での成長が楽しみである。 決勝戦 三井千葉SCジュニア (1 前半 0) 4 vs 0 若松エルフサッカークラブ (3 後半 0) 若松エルフサッカークラブ(以下エルフ)のキックオフで試合開始。両チーム共にロングボールを多 用した慎重な立ち上がり。2分エルフ7番麻生君の突破から4番佐藤君へ佐藤君のドリブルを三井千葉 SCジュニア(以下三井)GK金子君が飛び出してキャッチ。直後三井10番吾妻君がドリブルからス ルーパスを出すがDFがクリア。三井5番新田君のCKを14番大堀君がシュートするもゴールの上に 外れる。6分再び三井の新田君のCKから14番大堀君がシュートを打つがDFが身体でブロック。そ こからエルフ7番麻生君にパスをつなぎ麻生君のスピーディなドリブルでのカウンター。エリア内に入 ったところでたまらず三井6番中島君が後ろからスライディングで倒してしまいイエローカード。その ファウルで得たPKを7番麻生君が自ら蹴り、ネットを揺らすがエルフの選手が麻生君がボールを蹴る 前にエリアに入ってしまいやり直しに。2度目の麻生君のキックはゴール左上に外れてしまう。9分三 井7番加藤君の突破から9番新庄君にスルーパスを出すがゴールキックに。10分には新庄君がドリブ ルで持ち込むがエルフ20番石井君がクリア。11分三井5番新田君のコーナーキックをエルフGK根 本君がはじくも直接ゴール。13分三井9番新庄君の突破からのシュートをエルフDFがブロック。そ の後のCKのこぼれ球を新庄君が拾いシュートを打つがゴール上に外れる。そのまま1-0三井リード で前半を終える。 後半立ち上がり、三井が猛攻を仕掛け5番新田君・13番伊藤君が続けざまにシュートを打つがエル フGK根本君がセーブ。その後7番加藤君が9番新庄君にスルーパスを出すが2回ともオフサイドに。 19分エルフ18番長谷君から19番花島君にスルーパスが渡りシュートするもGK金子くんがキャ ッチ。21分三井14番大堀君のスルーパスを受けた9番新庄君がドリブルで持ち込みゴール左隅にシ ュートを流し込み2-0に。22分エルフのゴールキックをカットした三井9番新庄君が2番向井君に パス、向井君のシュートはゴール右に外れる。24分三井は6番中島君―20番大川君―2番向井君と 素晴らしいパスワークでボールをつなぎ向井君がシュート。エルフGK根本君がはじいたところを9番 新庄君が押し込んで3-0。26分エルフは7番麻生君のフリーキックから4番佐藤君がシュートする がDFがブロック。27分には3番大森君のシュートをDFがブロックしたこぼれ球を拾った18番長 谷君がシュートするが、これも三井DFにブロックされる。28分三井は14番大堀君がドリブル突破。 エルフDFが止めたこぼれ球を21番倉元君が決めて4-0に。諦めないエルフは終了間際に2番大藤 君のパスを受けた13番渡辺君が持ち込み点を取りに行くが最後まで粘り強い三井のディフェンスを 崩せずに4-0で試合終了。三井千葉SCジュニアが千葉県少年サッカー選手権3年生大会を制覇した。 両チーム共に個人技術・個人戦術が高かった。特にファーストタッチは4年生にも負けない程質が高 かった。スコアだけを見れば三井の圧勝のように思えるが、若松エルフサッカークラブの最後まで諦め ずにゴールを奪いにいく姿勢が好ゲームを作っていた。 3位決定戦・決勝戦を観戦して4チーム共に積極的にゴールに向っていく姿勢が多く見られた。上の カテゴリーに行っても1番最初にゴールを見るゴールを意識してのプレー選択・チャレンジを続けてい って欲しい。
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