漏電リレー・二段警報漏電リレー

LEG-190L,LEG-190L-DC
LEG-193L,LEG-193L-DC
漏電リレー・二段警報漏電リレー
LEG-190L LEG-193L
LEG-190L-DC LEG-193L-DC
シリーズ№99-3Ｂ
2012/02/14
JIS C 8374 漏電継電器（漏電リレー）規格適合品
本製品は低圧電路の漏電事故が発生した際に、電路の遮断または警報を発するための継電器です。
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光商工株式会社
LEG-190L,LEG-190L-DC
LEG-193L,LEG-193L-DC
特長
（1）継電器内部は差込構造です。
（5）ケースが樹脂ケースに変わりました。取付穴寸法は旧
形品（LEG-170L・173L シリーズ）と同じです。
（2）高耐ノイズ性で、電波、サージ等の影響を受け難い機
能を持っています。
（6）零相変流器（ZCT）は、M30、SM41～SM240、BM30～
BM106、DM55B～DM100B の他、一次導体付 ZC シリ
ーズから選定してください。互換性があります。
但し、LEG-193L と DM55B は互換性がありませんの
で、同一製造番号による組み合わせ出荷となります。
（3）電圧、周波数、温度などの変化に対し安定した動作を
します。
（4）高調波対策品です。
（7）環境対策品（欧州 RoHS 指令対応品）です。
仕様
項目
定格
LEG-190L
形式
LEG-190L-DC
感度電流整定値
0.1-0.2-0.4-0.6-0.8(A)
不
0.05-0.1-0.2-0.3-0.4(A)
動
作
電
流
動作時間整定値
0.3s
慣性不動作時間
0.1s
制御電源電圧
周
波
数
感度電流許容範囲
AC100/110V
AC200/220V
50/60Hz
51～100%
LEG-193L
軽漏電 0.5-1.0-1.5-2.0-2.5(A)
重漏電 1.0-2.0-5.0-10-20(A)
軽漏電 0.25-0.5-0.75-1.0-1.25(A)
重漏電 0.5-1.0-2.5-5.0-10(A)
軽漏電 0.3s
重漏電 0.3-0.5-1.0-1.5-2.0（s）
軽漏電 0.1s
重漏電 0.1-0.3-0.5-0.7-1.0（s）
AC100/110V
DC100V
AC200/220V
50/60Hz
－
DC100V
－
軽漏電
動作時間許容範囲
（信号 100%印加時）
使用電圧範囲
性能
使用温度範
常
消費電力
動作
重地絡耐
絶
縁
抵
囲
時
時
量
抗
耐
圧
試
電
験
方
式
表示方式
動作表示
復帰方式
復帰方式
機能
出力接点
構
成
外
質
装
色
量
0.3s
0.3s
重漏電 0.5～1.5s
2.0s
AC80～121V
AC160～242V
0.19～0.33 s
+25%～-50%以内
+25%～-50%以内
±25%以内
+0%～-25%以内
AC80～121V
DC80～143V
DC80～143V
AC160～242V
－20℃ ～＋50℃
3VA
1.0W
2.5VA
2W
4VA
2.5W
5VA
6W
連続 AC600A, 最大 5000A 0.3s
連続 AC600A, 最大 5000A 2s
DC500V メガーにて 20MΩ以上
制御回路導電部と外箱間
AC2000V １分間
制御回路導電部相互間
AC1500V １分間
同一制御回路の開極接点間 AC1000V １分間
試験/復帰スイッチ（兼用）
軽漏電発光ダイオード表示（赤）
発光ダイオード表示（赤）
重漏電マグサイン表示（動作時橙）
軽漏電自動復帰方式
自動/手動復帰切替
（※）（注）
重漏電手動復帰方式
（※）
軽漏電自動復帰方式
自動/手動復帰切替
（※）（注）
重漏電自動/手動復帰切替（※）
軽漏電１ａ
2ｃ
重漏電１ａ，１ｃ
電圧
開閉容量
LEG-193L-DC
力率
AC110/220V
DC100V
マンセル記号 N1.5
約 0.8ｋｇ
cosφ=1，L/R=1ms
cosφ=0.4，L/R=7ms
5A
0.6Ａ
2/1.5Ａ
0.2Ａ
約 1.2ｋｇ
約 1.0ｋｇ
約 1.2ｋｇ
（※）手動復帰設定時、または手動復帰方式は試験/復帰スイッチ（兼用）。
（注）動作表示と出力接点の復帰方式は、個別に設定できません。
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LEG-190L,LEG-190L-DC
LEG-193L,LEG-193L-DC
動作
LEG-190L シリーズ
LEG-193L シリーズ
零相変流器が設置された以降の負荷側電路で漏電が生じ
ると、零相変流器の二次端子に起電力が生じます。この二
次出力を感度調整した後、増幅回路で増幅し、レベル検出
回路で大きさを判断した後、スイッチング回路で動作表示
灯を点灯させ、同時に出力接点を動作させます。
動作後、自動復帰設定時は漏電が解消されると動作表示
灯が消灯し、同時に出力接点が復帰します。手動復帰設
定時は、試験/復帰スイッチを復帰側へ倒すまで動作表示
灯は消灯せず、出力接点も復帰しません。
零相変流器が設置された以降の負荷側電路で漏電が生じる
と、零相変流器の二次端子に起電力が生じます。
この二次出力は軽漏電、重漏電の独立した回路に分配さ
れ、それぞれ感度調整した後、増幅回路で増幅し、レベル
検出回路で大きさを判断した後、スイッチング回路で動作表
示と出力接点を動作させます。このとき、軽漏電は自動復帰
方式なので、漏電が解消されると復帰します。
重漏電は自動復帰設定時、漏電が解消されると出力接点の
みが復帰します。手動復帰設定時は、漏電が解消されても
試験/復帰スイッチを復帰側に倒すまでは動作表示器と出
力接点は復帰しません。尚、制御電源が切れると動作表示
器の復帰はできませんので、ご注意ください。
設計、施工、配線上の注意
盤加工及び取り付け
（1） LEG-190L・193L シリーズの取り付けは、外形図の取
付穴寸法図を参考にしてください。
（2）旧形品（LEG-140L・143L 等の丸胴ケース）から更新
する場合は、専用アダプター（CF-111 または CF156）をご用意しています。用途に応じてご利用くださ
い。
・ CF-111 を使用する場合は盤加工が必要になりま
す。詳細は外形図を参照してください。
・ CF-156 の場合、盤加工は必要ありませんが、ケー
スより本体の抜き差しはできません。
（3）旧形品（LEG-170L・173L シリーズ）と取付穴寸法は
同じです。更新の際はそのまま交換することが可能で
す。
但し、旧形品（LEG-140L・143L 等の丸胴ケース）の
取付穴に、金属ケース用アダプターCF-154 を使用し
て取り付けている場合は、CF-154 を CF-156 へ交換
が必要です。
ZCT の選定及び配置
（1） ZCT は B 種接地線、または幹線のいずれにも設置
できます。
（2）変圧器 B 種接地線に設置する ZCT には M30 また
は BM30 をおすすめします。
（3）幹線に設置する際は負荷電流及び電線の太さを
考慮して選定してください。幹線で銅バーを使用して
いる場合は、一次導体付 ZCT もご用意しております。
（4） ZCT を幹線に設置される際、極性が表示されている
ZCT は電源側を K、負荷側を L としてください。
配線及びその他
（1）配線をする際は外部接続図例を参考にして誤りのな
いように配線してください。
（2） ZCT の二次側端子は接地しないでください。
（3） ZCT に極性表示がある場合は、二次配線をｋ→Z1、ｌ
→Z2 に接続してください。
（4） LEG と ZCT 及びその他の配線には 600V 絶縁電線
をご使用ください。
（5） ZCT 二次回路の配線は、大電流電路と並行しないよ
うに、また配線の長さは極力短くしてください。
（6） ZCT 二次回路の配線が大電流電路と並行するとき
は、電線を撚り合わせるか、金属電線管に入れるなど
電磁シールドが必要です。
（7）配線が済みましたら、誤接続のないことをご確認の
上、制御電源を入れてください。
（8） LEG-190L・193L シリーズの試験/復帰スイッチを操作
して、正常に動作することをご確認ください。
出力接点が動作しますのでご注意ください。
（9） DC 電源の場合は電源端子が P1(+)、P2(-)となります
ので、極性にご注意ください。
（10）非接地電路の場合には接地補償用コンデンサ、また
は接地変圧器が必要になります。
保守及び試験
（1）漏電警報があれば、電路のどこかに漏電が発生して
いますので、電路の確認を行い調査してください。
（2）月に 1 回程度、試験/復帰スイッチを操作して動作の
確認をすることをおすすめします。
遮断器に接続してある場合は、遮断しますのでご注
意ください。
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（3） LEG-190L・LEG-193L シリーズを試験する際には、
取扱説明書を参考にしてください。
光商工株式会社
LEG-190L,LEG-190L-DC
LEG-193L,LEG-193L-DC
ブロック図
ＬＥＧ－１９０Ｌ
AC200/220V
AC100/110V
Ｚ１
Ｚ２
Ｐ０
Ｐ１
Ｐ２
ａ１ｂ１ｃ１ａ２ｂ２ｃ２
ＴＳ２
ＴＳ１：自動/手動復帰切替スイッチ
感度調整
ＴＳ２：試験/復帰スイッチ(兼用)
ＰＴ：電源トランス
フィルター
Ｘ：リレー
ＰＴ
増
幅
動作表示
電
レベル検出
源
Ｘ
ＴＳ２
スイッチング
ＴＳ１
ＬＥＧ－１９０Ｌ－ＤＣ
（＋）（－）
Ｚ１
Ｚ２
Ｐ１
Ｐ２
ａ１ｂ１ｃ１ａ２ｂ２ｃ２
Ｆ
感度調整
DC/AC変換
ＴＳ１：自動/手動復帰切替スイッチ
ＴＳ２
ＴＳ２：試験/復帰スイッチ(兼用)
ＰＴ
フィルター
Ｆ：ヒューズ
ＰＴ：電源トランス
増
幅
電
源
Ｘ：リレー
動作表示
Ｘ
レベル検出
ＴＳ２
電源表示
スイッチング
ＴＳ１
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LEG-190L,LEG-190L-DC
LEG-193L,LEG-193L-DC
AC200/220V
ＬＥＧ－１９３Ｌ
AC100/110V
Ｚ１
Ｚ２
Ｐ０
Ｐ１
Ｐ２
ａ１ｃ１ａ２ｃ２ａ３ｂ３ｃ３
ＴＳ１：自動/手動復帰切替スイッチ
ＴＳ２
軽
漏電
重
漏電
ＴＳ２：試験/復帰スイッチ(兼用)
ＰＴ：電源トランス
フィルターフィルター
Ｘ１：リレー
Ｘ２：リレー
感度調整
感度調整
増
増
幅
ＰＴ
幅
電
源
Ｘ１
Ｘ２
軽漏電
動作表示
レベル検出レベル検出
ＴＳ１
時
限
重漏電
動作表示
スイッチング
ＴＳ２
スイッチング
ＬＥＧ－１９３Ｌ－ＤＣ
（＋）（－）
Ｚ１
Ｚ２
Ｐ１
ａ１ｃ１ａ２ｃ２ａ３ｂ３ｃ３
Ｐ２
Ｆ
DC/AC変換
ＰＴ
ＴＳ１：自動/手動復帰切替スイッチ
ＴＳ２：試験/復帰スイッチ(兼用)
Ｆ：ヒューズ
重
漏電
軽
漏電
フィルター
フィルター
ＰＴ：電源トランス
Ｘ１：リレー
Ｘ２：リレー
ＴＳ２
感度調整
増
幅
感度調整
電
源
レベル検出
ＴＳ１
増
幅
Ｘ１
軽漏電
動作表示
Ｘ２
レベル検出
電源表示
時
限
スイッチング
重漏電
動作表示
ＴＳ２
スイッチング
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LEG-190L,LEG-190L-DC
LEG-193L,LEG-193L-DC
外部接続図例
LEG-190L
Ｔ
LEG-193L
（AC100/110V,P0-P1 端子接続の場合）
１φ３Ｗ２００Ｖ／１００Ｖ
（AC100/110V,P0-P1 端子接続の場合）
Ｔ
１φ３Ｗ２００Ｖ／１００Ｖ
ＬＥＧ－１９０Ｌ
ＬＥＧ－１９３Ｌ
Ｚ１
Ｚ１
ＺＣＴ
Ｚ２
ＺＣＴ
Ｚ２
Ｐ０
ＥＢ
ＭＣＣＢ
Ｐ０
Ｐ１
ＥＢ
Ｐ２
ａ１
ｂ１
ｃ１
ａ２
ｂ２
ｃ２
電圧引き外し
コイル
電圧引き外し
コイル
ＭＣＣＢ
Ｐ１
Ｐ２
ａ１
ｃ１
ａ２
ｃ２
ａ３
ｂ３
ｃ３
外形図
LEG-190L・190L-DC, LEG-193L・193L-DC
１２
（９１）
（１５２）
１６６
１９６
端子ネジＭ４
２０
８１
１８０
角穴
１６８
２０
２－φ６穴
８５
取付穴寸法図
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LEG-190L,LEG-190L-DC
LEG-193L,LEG-193L-DC
安全に関する
ご注意
ご使用の前に「取扱説明書」をよくお読みの上、
正しくお使いください。
CF-111 （角胴埋込用）
１８０
１４０
８５
（１４０）
１５
Ｒ
１
０
（
φ
１
６
０
）
４－Ｍ５
１９６
８５
２１６
１８０
角穴
１６８
１６０
２.３
（１６０）
４０
（４－φ７穴）
２－φ６穴
盤加工図
CF-156 （角胴裏面取付用樹脂ケース専用）
１８０
１６４
１４０
１４０
８５
８１.５
７０
０.８２.５
４０
１.２
１５
７
１０
２００
１８０
１７０
１６０
角穴
２１６
角穴
１６０
１４６
７６
両面接着テープ
４－Ｍ５
Ｒ
１
０
パッキン
４－φ６穴
１５
１.６
パネル
１.６
２－Ｍ５
シャーシ
特殊仕様
1）制御電源電圧
2）感度電流整定値
3）動作時間整定値
4）その他の特殊品もご相談ください。
※ 特殊仕様には形式に S が付きます。
本
社
大阪営業所
〒104－0061 東京都中央区銀座 7-4-14（光ビル）
TEL 03-3573-1362
FAX 03-3572-0149
〒530－0047 大阪市北区西天満 6-8-7（電子会館）
TEL 06-6364-7881
FAX 06-6365-8936
名古屋営業所
〒460－0008 名古屋市中区栄 4-3-26（昭和ビル）
TEL 052-241-9421
FAX 052-251-9228
福岡営業所
〒810－0001 福岡市中央区天神 4-4-24（新光ビル）
TEL 092-781-0771
FAX 092-714-0852
茨
〒306－0204 茨城県古河市下大野 2000
TEL 0280-92-0355
FAX 0280-92-3709
〒216－0005 川崎市宮前区土橋 6-1-3
TEL 044-866-9110
FAX 044-877-7188
城
工
場
川崎流通センター
お問い合わせ・資料のご請求は・・・・・・・本社継電器営業部・営業所継電器課へ。
フリーダイヤルによる技術的なお問い合わせ・・・・・・・0120-58-7750 （技術グループ）
土、日、祝日、当社休業日を除く 9:00～11:45 / 12:45～17:00 携帯電話・PHS などではご利用いただけません。
電話がかかりにくい場合もございますので、この場合は FAX をご利用いただきますようお願い申し上げます。
FAX による技術的なお問い合わせ・・・・・・・・・・・・・・・0280-92-6706 （技術グループ）
●
お断りなしに、外観、仕様などの一部を変更することがありますので、ご了承ください。
尚、最新の情報はホームページにてご案内致しております。 URL http://www.hikari-gr.co.jp
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